皮膚癌の一種である基底細胞癌に対しては外科的切除が勧められているが、患者への負担が大きい。光線力学的療法(PDT)は患者への負担が小さいが、光が患部に到達せず期待した治療効果を得られない。そこで1500μmのマイクロニードルレンズアレイ(OMLA)を開発した。このOMLAに光感受性物質(5aminolevulinic acid)を塗布し、波長635nmの光をOMLAを通して患部に当てることで、従来のPDTでは治療できなかった深部にある癌細胞を死滅させられるだけの光の伝達を確認できた。
第57回日本神経学会学術大会
会 期:平成28年5月18日(水)~5月21日(土)
会 場:神戸コンベンションセンター(神戸国際会議場・神戸国際展示場)・神戸ポートピアホテル
大会長:徳島大学大学院医歯薬学研究部医科学部門内科系臨床神経科学分野 梶 龍兒
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