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クエリ検索: "ブタクサ"
3,278件中 1-20の結果を表示しています
  • 守屋 成一, 初宿 成彦
    昆蟲.ニューシリーズ
    2001年 4 巻 3 号 99-102
    発行日: 2001/09/25
    公開日: 2018/09/21
    ジャーナル フリー
    The ragweed beetle, Ophraella communa LeSage, was found in Chiba Pref. in August 1996 for the fist time in Japan. The beetle severely damaged the ragweed, Ambrosia artemisiifolia L. and expanded its distribution rapidly. The insect has been found in 35 of 47 Prefectures till the end of 2000.
  • *山中 武彦, 田中 幸一
    日本生態学会大会講演要旨集
    2004年 ESJ51 巻 P2-051
    発行日: 2004年
    公開日: 2004/07/30
    会議録・要旨集 フリー
    ブタクサ
    ハムシは1990年代後半に定着が確認された、北米原産の外来昆虫である。本種は主に
    ブタクサ
    、オオ
    ブタクサ
    などを食害し、旺盛な増殖力で寄主群落を食い尽くしてしまうことが報告されている。また、
    ブタクサ
    群落は、空き地や造成地など遷移の初期段階で侵入するものの、他の植物との競争に負けたり、除草により消滅してしまうことが多い。このような不安定な環境下で、
    ブタクサ
    ハムシ個体群レベルがどのように維持されているか調べるため、野外での
    ブタクサ群落とブタクサ
    ハムシの調査、およびシミュレーションモデルによる解析を行った。
    モデルは、2次元空間に飛び石状の生息地パッチ(
    ブタクサ群落とブタクサ
    ハムシを含む)を配置した空間構造を持つ。各パッチ内には、
    ブタクサ
    -サブモデルとハムシ-サブモデルが存在し、
    ブタクサ
    -サブモデルは、毎年同じ季節性を示すように調整された単純な構造を持ち、ハムシ-サブモデルは、齢構成を仮定して1日1time stepで成長を続ける構造を持つ。幼虫・成虫はパッチ内の
    ブタクサ
    を食害し、
    ブタクサの現存量はブタクサ
    ハムシの死亡率に影響する。成熟した成虫のみが生息地パッチ間を移動しうる。
    野外の調査は、2002年から2003年の6月、7・8月、9月の3回行った。地図搭載型のGPSデータロガーを使って、
    ブタクサ
    群落の空間的な位置と大きさを特定し、項目にカテゴライズされた、群落内
    ブタクサ
    密度、
    ブタクサ
    草丈、
    ブタクサ
    ハムシ幼虫数、
    ブタクサ
    ハムシ成虫数、などを記録した。
    野外の調査データを元に、
    ブタクサ
    群落の発生頻度を計算し、シミュレーションを行った。野外の
    ブタクサ
    ハムシ発生データと比較しながら、シミュレーションを繰り返してモデルを調整し、それぞれ必要なパラメタを決定した。本発表では、空間構造が個体群の安定性に与える影響や、越冬期の死亡率などのパラメタについて考察する予定である。
  • 沢田 幸正
    産業医学
    1978年 20 巻 6 号 382-383
    発行日: 1978年
    公開日: 2011/03/04
    ジャーナル フリー
  • 山崎 一夫, 杉浦 真治
    環動昆
    2004年 15 巻 4 号 269-271
    発行日: 2004年
    公開日: 2005/12/16
    ジャーナル フリー
    綿の種子, コーヒー豆, 柑橘類などの汎世界的な害虫であるワタミヒゲナガゾウムシの幼虫が, オオ
    ブタクサ
    の枯茎に穿孔しているのを, 大阪市大和川河川敷において冬季に発見した. 本種の幼虫はオオ
    ブタクサ
    茎の髄を摂食し, その中で蛹化, 羽化し, 脱出した. 発見された幼虫のサイズと発育期間から推測すると, 産卵はオオ
    ブタクサ
    が生育を終えた秋から初冬に行われたと考えられた. オオ
    ブタクサ
    の枯茎が本種の自然下での増殖場所として機能し, その結果として本種が柑橘類や貯蔵農作物に被害を与える可能性がある.
  • 油井 泰雄, 清水 章治, 柳原 行義, 信太 隆夫
    アレルギー
    1977年 26 巻 12 号 817-826,839
    発行日: 1977/12/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    1.今回対象としたキク科花粉は
    ブタクサ
    , ヨモギ, セイタカアワダチソウ, キク, タンポポ, オナモミ, デージー, コスモス, センジュギクで, 皮内反応, RASTによる相関から, キク科花粉としての共通抗原性が存在することが推測された.2.
    ブタクサ
    とヨモギは共通抗原性はあるがmajor allergenではなく, mino allergenで共通しているものと思われる.3.セイタカアワダチソウは
    ブタクサ
    , ヨモギと共通抗原性を有しているが,
    ブタクサ
    よりもヨモギに近い抗原性を示した.4.ヨモギとキクは皮内反応, RAST, ウサギ抗血清に対する反応よりmajo allergenを共有しているものと思われた.5.一般に, 今回対象とした
    ブタクサ
    , ヨモギ以外のキク科花粉は
    ブタクサ
    ないしヨモギとの共通抗原性のために反応が惹起されているものと思われるが, オナモミ以外は
    ブタクサ
    よりもヨモギに近い抗原性を有しているものと考えられる.
  • 宮脇 成生, 鷲谷 いづみ
    保全生態学研究
    1996年 1 巻 1 号 25-47
    発行日: 1996/08/31
    公開日: 2018/02/09
    ジャーナル オープンアクセス
    荒川河川敷の特別天然記念物田島ヶ原サクラソウ自生地では,北米原産の一年生草本オオ
    ブタクサ
    が保護区内部深くにまで侵入しており,1993年の9月における分布域は保護区面積の約1/3を占めていた.オオ
    ブタクサ
    個体密度が高い場所ほど出現種数が若干減少する傾向が認められ,保護区の生物多様性を維持するためには,オオ
    ブタクサ
    の早急な駆除が必要であると判断された.そこで,土壌シードバンクを考慮した個体群動態モデルによるシミュレーションによって,芽生え除去によるオオ
    ブタクサ
    駆除の効果を検討した.シミュレーションに用いた個体群サイズの初期値,発芽個体あたりの種子生産数,シードバンクにおける種子の発芽率および死亡率は現地での測定および野外実験で得られた実測値や推定値を用いた.その結果,少なくともオオ
    ブタクサ
    の芽生えの90%以上を毎年継続的に駆除しない限り,オオ
    ブタクサ
    の個体群成長を抑制することはできないという結果が得られた.
  • 清水 静也, 山村 靖夫, 安田 泰輔, 中野 隆志, 池口 仁
    保全生態学研究
    2007年 12 巻 1 号 36-44
    発行日: 2007/05/31
    公開日: 2018/02/09
    ジャーナル オープンアクセス
    甲府盆地を流れる重川の河川敷では、近年外来一年生草本であるオオ
    ブタクサ
    のヨシ-オギ群落への侵入が顕著になってきた。重川では毎冬、河川敷植生の火入れが行われ、周辺の果樹園からの栄養塩を多く含む排水が流れ込む。そこでオオ
    ブタクサ
    の生育に対する人為的な撹乱と環境条件の効果を明らかにするために、重川の中・下流域において、群落の分布パターンや構造、オオ
    ブタクサ
    の成長様式、生育地の微環境などを詳しく調査した。オオ
    ブタクサ
    侵入群落は下流域に偏って分布し、この分布は冬季に行われる火入れの実施区域と高い割合で重なっていた。火入れは河川敷のリターを除去することによって地表付近の光環境を改善するとともに土壌表面温度を上昇させ、これによってオオ
    ブタクサ
    の発芽・成長を促進すると推察された。オオ
    ブタクサ
    が侵入したヨシ-オギ群落の群落構造と微環境要因について正準対応分析を行ったところ、在来種の分布は主に土壌の水分条件に依存するが、オオ
    ブタクサ
    の分布と環境条件との関係は低いことがわかった。オオ
    ブタクサ
    は優占種のヨシとオギの生育地の中間において有意に高く成長することから、種間関係がオオ
    ブタクサ
    の生育にとって重要であることが示唆された。火入れ後に発芽し成長したオオ
    ブタクサ
    実生のうち、一部は多年草群落のギャップで優占するが、多くは地下の栄養分を使って急速に成長する多年草からの厳しい競争によって被圧される。したがって河川工事などによる多年草の地下茎の破壊は、オオ
    ブタクサ
    の侵入を促進するであろう。
  • 鷲谷 いづみ
    日本生態学会誌
    1997年 47 巻 2 号 185-187
    発行日: 1997/08/25
    公開日: 2017/05/25
    ジャーナル フリー
  • 第二報; カモガヤとブタクサについて
    三好 彰, 程 雷, 殷 敏, 陳 智斌, 時 海波, 徐 其昌, 殷 明徳, 三邉 武幸, 鈴木 恵美子, 徳丸 敬, 小島 幸枝, 松井 猛彦, 尾登 誠, 馮 霓, 由 蠑, 田口 喜雄, 陳 萍, 塚原 保夫, 陳 強, 安斎 順一, 国井 修, 足立 満
    耳鼻と臨床
    1996年 42 巻 6 号 1098-1103
    発行日: 1996/11/20
    公開日: 2013/05/10
    ジャーナル フリー
    今回われわれは, 中国の南京医科大学における大1・大4に対するカモガヤと
    ブタクサ
    の鼻アレルギーに関する調査によつて, 以下の事実を明らかにすることができた.
    カモガヤは南京医科大学の存在する江蘇省では道端に多く見られるが, スクラッチテスト陽性率の高さもそれを裏付けていた. また, カモガヤをおもちゃにして遊ぶ習慣が日本と同じく中国にもあることを確認できたが, これはカモガヤ花粉症の感作に影響を与えているものと推測された.
    ブタクサ
    は陽性率が大4よりも大1で高かったが, 調査時期が大1では入学直後であるため, 各学生の出身地の
    ブタクサ
    飛散量の反映かと推察された.
    カモガヤ・
    ブタクサ
    ともその陽性率に性差を認めなかったが, これは前報告Dで述べたアレルギーの男女差の逆転がこの年代で生じていることを, 推測せしめた.
  • 鷲谷 いづみ
    保全生態学研究
    2001年 5 巻 2 号 181-185
    発行日: 2001/01/15
    公開日: 2018/02/09
    ジャーナル オープンアクセス
    日本列島における外来植物の侵入,特に,河原への侵入に関する保全生態学的な現状把握にもとづき,外来植物の蔓延や生物多様性への影響を防ぐための管理に関して,主に種子の分散・移動と土壌シードバンクの視点からの提案をまとめた.治山工事や各種の緑化工事が移入における種子供給源となっている可能性を指摘した.
  • 中村 晋
    アレルギー
    1975年 24 巻 8 号 599-603,636-63
    発行日: 1975/08/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    わが国でこれまでに報告された職業性花粉症として, (1)テンサイ研究所の研究員におけるテンサイ花粉症(松山ら), (2)牧草栽培者におけるカモガヤ花粉よる喘息(中沢ら), (3)イチゴ栽培者におけるイチゴ花粉による喘息(小林ら), および(4)除虫菊栽培者における花粉症(中川ら)がある.今回著者は
    ブタクサ花粉研究者にみられる職業性ブタクサ
    花粉症の1例を新たに記載した.症例は56才男子.職業は大学教授.わが国花粉学の権威で, 1951年以来
    ブタクサ
    花粉の研究に従事していたところ, 1957年頃より
    ブタクサ
    花粉を取扱うと鼻汁, くしゃみ, 鼻閉, および軽度の呼吸困難を伴う喀痰排出困難を起こすようになり, 精査の目的でわれわれのallergy clinicを訪れた.著明な末梢血好酸球増加はなかったが鼻汁中好酸球増加を認めた.routineの吸入性抗原による皮内反応は
    ブタクサ
    花粉とヒメガマ花粉に強陽性, Candida albicansに中等度陽性; 点鼻誘発試験は
    ブタクサ
    花粉に陽性, ヒメガマ花粉に陰性であった.また1974年9月施行の
    ブタクサ
    花粉に対するPK反応は陽性で血清IgE値は500unit/mlであった.以上の病歴およびアレルギー学的検索の結果から, 本症例は
    ブタクサ
    花粉による職業性花粉症と考えられた.そしてこの事実より推測して, 著者は他の花粉, 胞子あるいは菌糸の研究者にも職業性アレルギーの存在の可能性を指摘し, これに対する検索の必要性を強調したい.
  • 西山 理行, 鷲谷 いづみ, 宮脇 成生
    保全生態学研究
    1998年 3 巻 2 号 125-142
    発行日: 1998/11/20
    公開日: 2018/02/09
    ジャーナル オープンアクセス
    1)オオ
    ブタクサ
    の生存・成長・繁殖に及ぼす光条件の影響を被陰実験(散乱光条件下の光合成有効波長域相対光量子密度が100%,30%,5%,3.5%,0.2%の5段階)により検討した.いずれの成長・形態変量についても相対光量子密度を異にする実験区間に統計的に有意な違いが認められた.2)相対光量子密度30%区において,最も高い生存率(100%),最も高い平均相対成長率(0.038g・g^<-1>day^<-1>)および最も大きな平均種子生産(個体当たり211個)が記録された.3.5%区と5%区の間にはどの変量についても大きな違いが認められ,オオ
    ブタクサ
    の生存・成長・繁殖の限界光条件は5%区(平均適応度15種子/種子)と3.5%区(平均適応度0.2種子/種子)の中間にあることが示された.3)形態変量も光条件に応じて著しく変化し,その可塑的変化は弱光適応的なものであった.すなわち,比葉面積(SLA),葉面積比(LAR),葉重比(LWR)などはいずれも暗い実験区ほど大きな値を示した.4)河原の生育場所での相対光量子密度の測定から,田島ヶ原のオギ群落内には,オオ
    ブタクサ
    の生育の限界光条件よりも良好な光条件を備えたミクロサイトが存在すること,特に春にはそのようなミクロサイトが豊富に存在することが示された.5)オオ
    ブタクサ
    侵入地点では,オオ
    ブタクサ
    の葉層よりも下層において光条件が特に悪くなり,生育している植物種の数が非侵入地点に比べて低下していることが示唆された.
  • 中沢 次夫, 小林 節雄, 七条 小次郎, 山路 達雄
    日本内科学会雑誌
    1971年 60 巻 4 号 341-344
    発行日: 1971/04/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    牧草花粉症および牧草花粉喘息はわが国でもかなり報告されているが北海道以外での報告は少ない.最近われわれは牧草の一つである,かもがや花粉による気管支喘息の1例を発見し種々検討を加えたので報告する. 1)患者は37才の主婦で昭和26年牧畜業を開始してかもがやを栽培したところ,約4年後に咳嗽,喘息,呼吸困難などの喘息症状が出現してきた. 2)かもがや花粉および室内塵が皮内反応で陽性を示したのでPrausnitz-Küstner反応および吸入誘発試験を行なつたところかもがや花粉のみに陽性を示した. 3)上記のことにより本例をかもがや花粉による気管支喘息と診断し,該抗原を用いて約1年間減感作療法を行なつたところ著効が得られた.
  • 特にブタクサ属とアキノキリンソウ属植物をめぐつて
    浅井 康宏
    耳鼻と臨床
    1976年 22 巻 5 号 649-656
    発行日: 1976/09/20
    公開日: 2013/05/10
    ジャーナル フリー
  • 石川 真一, 高橋 和雄, 吉井 弘昭
    保全生態学研究
    2003年 8 巻 1 号 11-24
    発行日: 2003/08/30
    公開日: 2018/02/09
    ジャーナル オープンアクセス
    群馬県内利根川中流域における外来植物オオ
    ブタクサ
    (Ambrosia trifida)の分布状況を調査した結果,県南端に位置する明和町から,県北端の水上町(源流から約30km下流)の範囲において,大きな個体群が30地点で確認され,このうち最大のものは約687万個体からなり,年間約17億の種子を生産していると推定された.またこの30地点はすべて工事現場や採石場周辺などの,人為的撹乱地であった.温度-発芽反応実験の結果,オオ
    ブタクサ
    は寒冷地に分布すると,より低温で発芽し,高温では休眠するようになる可能性が示唆された.水上町の個体群と群馬県南部の伊勢崎市の個体群において残存率調査と生長解析を行った結果,オオ
    ブタクサ
    は北の低温環境下においても南部と同等かそれ以上の相対生長速度を有していたが,エマージェンス時期が遅くて生育期間が短いため,個体乾燥重量は小さくなった.しかし水上町では,伊勢崎市に比べて個体乾燥重量あたりの種子生産数と残存率および個体群密度が高いため,単位面積あたりでは伊勢崎市より多くの種子を生産していた.これらの結果から,オオ
    ブタクサ
    が今後も低温環境下において勢力を拡大する危険性があるとことが示唆され,拡大防止の一方策として,河川周辺における人為的撹乱の低減と,種子を含む土壌が工事車両によって移動することを防止する必要性が提言された.
  • Suzanne T. E. Lommen, Silvia Fogliatto, Francesco Vidotto, Sandra Citterio, Benno A Augustinus, Heinz Müller-Schärer
    Journal of Pesticide Science
    2018年 43 巻 1 号 36-40
    発行日: 2018/02/28
    公開日: 2018/02/28
    [早期公開] 公開日: 2017/12/22
    ジャーナル フリー HTML
    電子付録

    雑草の生物防除の有効性を評価する際に,実験的に化学農薬の影響を調べることは重要であるが,植物機能におよぼす化学物質の直接的な影響に関しては不明な点が多い.われわれは,昆虫がいない環境において,殺虫スペクトルの異なる3つの殺虫剤の組み合わせが,一般的な

    ブタクサ
    (Ambrosia artemisiifolia L.)の機能にどのような影響を及ぼすかを評価した.
    ブタクサ
    は,広範に侵襲的で,作物の収量を減少させ,アレルギー性をもっている.殺虫剤を噴霧することにより,地上乾燥重量,種子および花粉量,花粉アレルギー誘発率には有意な変化は認められず,わずか1〜8%の変動をもたらしたにすぎなかった.したがって,
    ブタクサ
    のバイオマスおよび生殖生産への生物防除の影響を評価する際に,これらの農薬を用いることができると考えられる.しかし,われわれが行った殺虫剤の処理は老化を遅らせたことから,一般的な
    ブタクサ
    のフェノロジーを研究する際には,他の昆虫排除手段を用いることが望ましい.(文責:編集事務局)

  • Lei CHENG, Meiho NAKAYAMA, Hai Bo SHI, Min YIN, Xiao Quan MAO, Akiko YAMASAKI, Takeyuki SAMBE, Tadao ENOMOTO, Norio SAHASHI, Taro SHIRAKAWA, Akira MIYOSHI
    日本花粉学会会誌
    2004年 50 巻 2 号 95-104
    発行日: 2004/12/31
    公開日: 2017/11/17
    ジャーナル フリー
    花粉症などのアレルギー疾患は世界諸国に増加しつつあり, 公衆衛生学上の問題となっている.しかし, 中国において花粉症に関する実態調査は, これまでほとんど行われてこなかった.我々のグループは, 1996年から1999年にかけて, 中国江蘇省呉江市黎里鎮の小, 中, 高校生(6&acd;16歳;男性911例, 女性750例)を対象に, 鼻アレルギーの疫学調査を行った.1996&acd;1998年にわたる横断調査の結果, 全生徒の
    ブタクサ
    ・カモガヤ花粉に対するスクラッチテスト陽性率はそれぞれ6.3%と3.9%で, これら2種の花粉のいずれかに対する総感作率は8.7%であった.15&acd;16歳の生徒は, 6&acd;7歳の生徒に比べ, 陽性率が有意に高かった(13.6%vs.7.4%;オッズ比1.99, 95%信頼区間1.26&acd;3.12).全生徒において,
    ブタクサ
    ・カモガヤ花粉のいずれかに対する総感作率は1996年の2.8%から1998年には14.0%へと有意に増加した(オッズ比5.76, 95%信頼区間3.25&acd;10.22).この頻度の増加は
    ブタクサ
    花粉においてより著明であった(オッズ比9.24, 95%信頼区間4.23&acd;20.19).一方, 同一生徒を対象とした縦断調査の結果, 5.8%の生徒は
    ブタクサ
    ・カモガヤ花粉のいずれかに対する皮膚試験が1996年の陰性から1999年に陽性化した.なお, 1996&acd;1998年にわたる横断調査では, 全生徒における
    ブタクサ
    ・カモガヤ花粉症の有病率は1.1%であった.感作の成立した生徒においては, いっ花粉症が発症するかの経時的観察が必要であると考えている.本論文は花粉症に関する疫学調査の方法についても考察を加えた.
  • 鷲谷 いづみ
    保全生態学研究
    1998年 3 巻 1 号 79-84
    発行日: 1998/05/20
    公開日: 2018/02/09
    ジャーナル オープンアクセス
  • 菅谷 愛子, 津田 整, 大口 広美
    アレルギー
    1997年 46 巻 7 号 585-593
    発行日: 1997/07/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    埼玉県坂戸市で秋期に飛散する空中飛散花粉の調査をおこない,
    ブタクサ
    属, イネ科, カナムグラ, ヨモギ属の花粉について14年間の年次経過による変動を検討した。1.
    ブタクサ
    属花粉の年間飛散総数は明らかに増加傾向にあり, 特に1991年以後の増加が著しい (1983年の飛散数に対して, 1991年は8.8倍, 1996年は18.6倍)。このような
    ブタクサ
    属花粉の増加は, 花粉産出量が多いクワモドキが放置されたままになっている河川敷で著しく繁茂し, その周辺にまで拡がったことが原因と考えられる。2. 同時期に飛散するカナムグラ, ヨモギ属, イネ科花粉はそれぞれ1983年に対してカナムダラ花粉は1991年0.95倍, 1996年0.5倍, ヨモギ属花粉は1991年0.68倍, 1996年1.5倍, イネ科花粉は1991年1.3倍, 1996年1.4倍でいずれも多少の変動はあるが
    ブタクサ
    属花粉ほどの増加は認められなかった。花粉症との関連からも環境の変化に伴うアレルゲン植物の生育状態の変動も見逃してはならないと考える。
  • 久内清孝
    植物研究雑誌
    1958年 33 巻 9 号 275
    発行日: 1958/09/20
    公開日: 2023/04/03
    ジャーナル フリー
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