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クエリ検索: "モノアミン酸化酵素阻害薬"
60件中 1-20の結果を表示しています
  • 久保木 富房
    心身医学
    2007年 47 巻 11 号 938-
    発行日: 2007/11/01
    公開日: 2017/08/01
    ジャーナル フリー
  • 前田 哲也
    神経治療学
    2021年 38 巻 6 号 S194
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/10/10
    ジャーナル フリー
  • 葛原 茂樹
    日本内科学会雑誌
    2000年 89 巻 4 号 698-703
    発行日: 2000/04/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    薬剤誘発性の不随意運動には,振戦,パーキンソニズム,舞踏運動,ジスキネジー,ミオクローヌス,チック,ジストニー,静坐不能症などがあり,発生頻度も高い.原因薬剤は多岐にわたるが,特に頻度が高いのはドパミン受容体遮断薬で,抗精神病薬以外にも鎮吐薬,胃腸運動調整薬,抗うつ薬,カルシウム拮抗薬が含まれる.多くは薬剤中止により消失するが,ドパミン受容体遮断薬による遅発性ジスキネジーは難治性であり,悪性症候群は重症化しやすいので,早期診断が大切である.
  • 折笠 修三, 木皿 憲佐
    日本薬理学雑誌
    1981年 77 巻 5 号 477-482
    発行日: 1981年
    公開日: 2007/03/09
    ジャーナル フリー
    tyramine の脳室内(i.c.v.)投与により,
    モノアミン酸化酵素阻害薬
    である safrazine を前処理したマウスに惹き起こされる head-twitch 反応(HTR)に対するコリン作動性神経系作用薬の影響を検討した.neostigmine,methacholine,carbamylcholine,methylatropine または hexamethonium を腹腔内投与しても,tyramine による HTR に対し,ほとんど影響を与えなかった.acetylcholine,physostigmine,nicotine,carbamylcholine またはatropine を i.c.v. 投与したところ,tyramine による HTR は減少傾向を示した.また,pilocarpine,methacholine,mechamylamine,hexamethonium または tetraethylammonium を i.c.v. 投与したところ,tyramine による HTR は増加傾向を示した.これらの結果は,tyramine により誘発される HTR に対し,中枢のムスカリン受容体機構は促進的に,ニコチン受容体機構は抑制的に関与していることを示唆している。
  • 塩入 俊樹
    不安症研究
    2015年 7 巻 1 号 29-39
    発行日: 2015/11/30
    公開日: 2015/12/10
    ジャーナル フリー
    社交不安症(障害)(SAD)は,社会的状況に対する過度でコントロールできない恐怖または不安が生じ,そのためそのような状況を回避し,著しい社会機能障害を呈する不安症である。本稿では,SADの薬物療法について,最近の知見を中心に述べる。メタ解析やRCTによるエビデンスによると,SADの薬物療法としては,SSRIとSNRI, そしてRIMAがプラセボに比し有意に効果があるとされている。しかしながらわが国ではRIMAは使用できない。また最近承認され,SADに最もエビデンスがあるSNRIであるベンラファキシンもSADへの保険適応がないことから,わが国でのSADの薬物療法の中心は,現時点ではSSRIとなろう。
  • 水上 勝義
    神経治療学
    2017年 34 巻 3 号 155-158
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/10/14
    ジャーナル フリー

    In 2015, the Japan Geriatrics Society published “Guidelines for medical treatment and its safety in the elderly 2015”. These guidelines described a revised list of potentially inappropriate medication, going through several processes of clinical questions, a systematic review, and formulated guidelines for applying the Grading of Recommendations Assessment, Development, and Evaluation system advocated by Minds 2014. These guidelines differ from conventional treatment guidelines in that safety is the main issue. This paper, referring to the guidelines, describes pharmacotherapy for insomnia, depression, and behavioral and psychological symptoms of dementia (BPSD) in the elderly.

    Basically, it is important to perform non–pharmacotherapy before the pharmacotherapy for insomnia, depression, and BPSD in the elderly. It is also important to search for the causes of these symptoms and to treat them.

    For pharmacotherapy for insomnia in the elderly, benzodiazepine drugs are in the list of drugs to be prescribed with special caution. However, non–benzodiazepine drugs also should be used with caution due to similar risks of fall and fracture. For elderly patients with depression, tricyclic antidepressants are in the list of drugs to be prescribed with special caution due to severe anticholinergic effects. SSRIs should be prescribed with special caution for patients who have a risk of gastrointestinal bleeding. Sulpride is in the list of drugs to be prescribed with special caution due to the adverse effects of Parkinsonism. It is reasonable to use cholinesterase inhibitors for depression, anxiety, and apathy, and use memantine for excitement and aggressive behavior in patients with Alzheimer's disease. Cholinesterase inhibitor is also useful for hallucination, delusion, and anxiety in patients with dementia with Lewy bodies. Typical anti–psychotics are in the list of drugs to be prescribed with special caution. Since atypical anti–psychotics have a risk of increase of stroke and mortality, they should be used at an effective minimum dosage and duration.

  • *宮崎 育子, 浅沼 幹人
    日本毒性学会学術年会
    2021年 48.1 巻 S25-2
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/08/12
    会議録・要旨集 フリー

    パーキンソン病(PD)は,黒質線条体路のドパミン神経の変性脱落により,静止時振戦,無動・寡動,筋強剛,姿勢保持障害などの運動症状を発現する進行性で原因不明の神経変性疾患である.PDでは,これら運動症状発現の10〜20年前から便秘や嗅覚異常,起立性低血圧などの非運動症状を呈する.病理学的には,α-シヌクレインを主要構成成分とする封入体Lewy小体,Lewy neuriteの出現が下部脳幹,嗅球から始まり,病勢の進行とともに中脳,扁桃体へと上行し,やがては大脳皮質へと広がるというBraak仮説が提唱され,またPD患者の腸管Auerbach神経叢,心臓の交感神経終末など中枢神経系のみならず末梢神経系においても認められる.現在のところ,PD の基本治療はL-DOPA,ドパミンアゴニスト,

    モノアミン酸化酵素阻害薬
    等によるドパミン補充・補完により運動症状を改善するものであり,神経変性を抑制する神経保護薬の開発が求められている.アストロサイトは,神経環境の維持に重要な役割を果たすとともに,抗酸化分子や神経栄養因子の産生,神経毒性分子の取り込みによって神経保護効果を発揮する.我々はこれまでに,酸化ストレスに曝露されると,アストロサイトが抗酸化分子であるメタロチオネイン(MT)を発現・分泌し,ドパミン神経を保護することを報告した.MTはシステイン残基に富んだ金属結合蛋白質で,強力な抗酸化作用を示し,とくにドパミンの自動酸化により生成されるドパミン神経特異的酸化ストレスであるドパミンキノンの消去能を有する.したがって,アストロサイトにおけるMT発現を誘導する薬剤は新規ドパミン神経保護薬となりうる.本シンポジウムでは,パーキンソン病モデルにおけるアストロサイトのMT発現を標的とした神経保護薬探索の取り組みついて,我々の研究成果を中心に概説したい.

  • 水野 美邦, 服部 信孝
    日本内科学会雑誌
    2000年 89 巻 9 号 1970-1976
    発行日: 2000/09/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
  • 野元 正弘
    臨床薬理
    2009年 40 巻 4 号 195S-196S
    発行日: 2009年
    公開日: 2009/10/15
    ジャーナル フリー
  • 内田 信也
    ファルマシア
    2000年 36 巻 2 号 154-155
    発行日: 2000/02/01
    公開日: 2018/08/26
    ジャーナル フリー
  • 井上 猛
    日本認知・行動療法学会大会プログラム・抄録集
    2018年 44 巻
    発行日: 2018/10/26
    公開日: 2021/05/18
    会議録・要旨集 フリー
  • 山田 光彦, 山田 美佐, 高橋 弘, 丸山 良亮
    日本薬理学雑誌
    2006年 128 巻 1 号 19-22
    発行日: 2006年
    公開日: 2006/08/29
    ジャーナル フリー
    ストレス社会と言われて久しい現代において,うつ病のもたらす社会的影響は大きく,画期的な治療薬が存在しないためうつ病治療は長期化し,低経済成長社会,高齢化社会の到来とともに大きな問題となっている.うつ病の治療には適切な薬物療法が必須である.新規抗うつ薬の開発は神経伝達物質の薬理学に基づいて行われており,これまでに一定の成果を上げている.しかし,選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)やセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)を含めて我々が日常臨床で用いている抗うつ薬は50年前に偶然発見された「モノアミン仮説」の範囲を超えるものではない.また,現在臨床で利用されている抗うつ薬の有効性は実は60~70%にすぎず,新しい治療薬の開発が強く求められている.実際,抗うつ薬の臨床効果は長期間の服薬継続によって初めて生じるのであり,抗うつ薬の真の作用機序を理解するためにはこれまでの作業仮説にとらわれない新しい創薬戦略が用いられなければならない.近年,抗うつ薬長期投与により間接的に引き起こされた神経化学的変化を遺伝子転写機構の調節を伴う量的変化・タンパク質の発現変化として捉えることが可能となってきている.我々は,「真の抗うつ薬作用機序とは機能タンパク質の発現を介した脳システムの神経可塑性変化・神経回路の再構築である」という新しい作業仮説の検証を進めている.偶然の発見に頼ることのない「抗うつ薬新規ターゲット分子の探索」は我々に画期的な作業仮説を提言するものであり,将来は新しい作用機序を持つ医薬品の開発という具体的成果につながるものであると考えられる.
  • 井上 猛
    不安症研究
    2018年 10 巻 1 号 20-28
    発行日: 2018/10/31
    公開日: 2018/12/28
    ジャーナル フリー

    1999年に選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)が本邦臨床に導入されて,不安症の治療および病態の理解は大きく進歩した。選択性が強く,セロトニン再取り込み阻害作用以外の作用機序をもたないSSRIが不安症治療に有効であることから,脳内で細胞外セロトニン濃度を増やすことが,直接不安症の症状を改善させるということができる。さらに,不安・恐怖の神経回路が1993年以降に詳細に解明されたことを契機に,SSRIが扁桃体に作用し,その神経機能を抑制することにより抗不安作用をもたらすこと,その作用は5-HT1A受容体への刺激を介していることが動物実験で明らかになった。これらの動物実験から得られた仮説はfMRIを使ったヒトの画像研究でも支持されている。SSRIの作用機序解明により,不安症の病態と治療を神経回路,神経伝達物質の観点から不安症の病態を理解し,新規治療法を開発することが将来可能になることが期待される。

  • 瀬川 富郎
    ファルマシア
    1973年 9 巻 2 号 97-98
    発行日: 1973/02/15
    公開日: 2018/08/26
    ジャーナル フリー
  • 井上 猛
    日本薬理学雑誌
    2005年 125 巻 5 号 297-300
    発行日: 2005年
    公開日: 2005/07/01
    ジャーナル フリー
    社会的機能への影響と高い罹患率を考えると,精神科のみならずそれ以外の臨床科においても,不安障害の早期発見・治療の重要性はもっと認知されるべきである.従来からベンゾジアゼピン系抗不安薬が不安神経症(不安障害のうちパニック障害と全般性不安障害に該当)に用いられ有効であった.しかし,ベンゾジアゼピン系抗不安薬は常用量依・眠気・運転への影響などの問題を有することと,一部の不安障害(特に強迫性障害)には有効とはいえなかったことから,その治療上の限界が指摘され,より安全で有効な抗不安薬が望まれていた.1980年代より,抗うつ薬である選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)が様々な不安障害の治療に臨床導入された.SSRIは1999年より本邦でも導入され,うつ病だけでなく一部の不安障害に対する保険適応も認められた.国内外の二重盲検比較試験の結果をまとめると,SSRIはパニック障害の他,全般性不安障害,強迫性障害,社会不安障害,外傷後ストレス障害に有効であることが証明された.SSRIの登場は不安障害の病態に中枢セロトニンが重要な役割をはたしていることを強く示唆している.SSRIの導入により,ベンゾジアゼピン系抗不安薬のような依存性のある薬物を使用しなくてよくなり,治療が長期化することを防ぐことができると期待された.しかし,ベンゾジアゼピン系抗不安薬ほど高頻度ではないにしても10-20%の割合で急激な中止による中止後症候群が出現することや,数%~数十%の割合で性機能障害が惹起されることなどが報告され,安全性の面でSSRIが必ずしも理想的な不安障害の治療薬ではないことが明らかとなった.したがって,SSRIによる治療においても注意深い有害事象のモニターが必要であり,治療終結の際の漸減には十分な注意を払うべきである.
  • 森 昌斗
    耳鼻と臨床
    1994年 40 巻 2 号 123-133
    発行日: 1994/03/20
    公開日: 2013/05/10
    ジャーナル フリー
    薬物相互作用のメカニズムは薬物動態学的相互作用と薬力学的相互作用に大別される. 薬物動態学的相互作用とは併用薬によつて薬物の吸収. 分布. 代謝・排泄が変化する場合である. 例えばテトラサイクリンやニューキノロンは制酸剤との併用で吸収が低下する. ワルファリンの抗凝血作用はフェニルブタゾンの併用で, 重大な出血を生じることがある. フェノバルビタールは肝薬物代謝酵素を誘導し併用薬の代謝を促進する. セファロスポリンの排泄は尿細管から分泌されるが, プロベネシドによつて排泄が阻害される.
    薬力学的相互作用の例としては, ニューキノロン抗菌薬と非ステロイド抗炎症薬の併用で痙攣を誘発することが知られている.
  • —セロトニン5-HT3受容体拮抗薬—
    北村 正樹
    耳鼻咽喉科展望
    2008年 51 巻 5 号 319-321
    発行日: 2008年
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
  • 中村 好美, 吉村 文貴, 田辺 久美子, 山口 忍, 杉山 陽子, 飯田 宏樹
    日本ペインクリニック学会誌
    2019年 26 巻 2 号 107-110
    発行日: 2019/06/25
    公開日: 2019/06/28
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    セロトニン症候群は,中枢および末梢神経シナプス後部のセロトニン過剰刺激によって精神状態の変化,神経・筋症状,自律神経症状を生じ,薬物の過剰摂取だけでなく,薬物の投与または薬物相互作用によって発症する.今回われわれは,慢性疼痛患者に対する少量のデュロキセチンとトラマドールの併用により,セロトニン過剰状態を起こした3症例を経験した.3症例とも併用開始直後に焦燥感があり,発汗過多,動悸,振戦のうちの1つ以上の症状が出現したが,両薬物もしくはデュロキセチンの内服中止直後に症状が改善した.セロトニン症候群の診断基準を満たしていないが,セロトニン過剰状態と考えられ注意が必要であった.デュロキセチンはCYP2D6を阻害するためトラマドールの代謝が抑制され血中濃度が上昇し,セロトニン過剰状態を引き起こしたと考えられた.さらに1症例ではCYP3A4阻害薬であるビカルタミドを内服しており,これもトラマドールの代謝を阻害したと考えられた.慢性痛を有する患者は多剤併用されることが多いが,薬物相互作用をよく理解し副作用の出現に注意が必要である.

  • 新宮 千尋, 吉武 重徳, 宇野 太啓, 奥田 健太郎, 工藤 治彦, 森 正和, 早野 良生, 野口 隆之
    日本集中治療医学会雑誌
    1997年 4 巻 3 号 221-224
    発行日: 1997/07/01
    公開日: 2009/03/27
    ジャーナル フリー
    開心術後に大動脈バルーンポンプを装着した63歳,男性の患者に鎮痛薬,鎮静薬とともに筋弛緩薬のベクロニウム(vecuronium bromide; Vb)を持続投与し,筋弛緩効果の遷延が認められた症例を経験した。術後114時間で360mgのVbを投与し,Vb投与中止から抜管までに7日間を要した。Vbの投与中止後,肝逸脱酵素の上昇を認めた。Vbとその代謝産物の3-ヒドロキシベクロニウムの血中濃度を投与中止後に測定した結果,最高でそれぞれ53.1,142.4(ng・ml-1)であった。今回の筋弛緩効果遷延の原因は,薬物性肝障害によるVbの代謝・排泄の遅延と考えられ,併用薬物による肝機能抑制や低蛋白血症も症状を助長したものと考えられた。
  • ―うつ病を中心に―
    本橋 伸高
    医療
    2001年 55 巻 8 号 361-364
    発行日: 2001/08/20
    公開日: 2011/10/07
    ジャーナル フリー
    難治性気分障害の診断と治療をうつ病を中心に概観した. 難治性うつ病は, 十分な量の抗うつ薬を十分な期間用いても反応を認めないものと定義されることが多い. 最近の画像診断技術の進展により, 難治性うつ病では側頭葉を中心とする大脳皮質の萎縮や皮質下小梗塞をともなうことや, 脳血流の低下を示すことが多いと報告されている. 難治性うつ病の治療には別の作用機序の抗うつ薬への切り替え(切替法)や抗うつ薬の効果を強める薬物の追加(増強法)が用いられている. また, 電気けいれん療法は難治性うつ病の治療にかなり有効である. 今後の課題としては, 治療アルゴリズムに基づいた前向き研究により難治性うつ病の治療法の検討をする必要がある.
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