詳細検索結果
以下の条件での結果を表示する: 検索条件を変更
クエリ検索: "ヤングケアラー"
220件中 1-20の結果を表示しています
  • 朝日 華子, 小澤 温
    リハビリテーション連携科学
    2022年 23 巻 1 号 32-40
    発行日: 2022/06/30
    公開日: 2022/12/01
    ジャーナル フリー

    【目的】高校教員の

    ヤングケアラー
    支援に対する意識について明らかにする.

    【方法】I県立高校の管理職, 養護教諭, 教育相談担当教員を対象に, 郵送による無記名自記式質問紙調査を行った. 質問項目は, 基本属性, 教育相談における意識,

    ヤングケアラー
    との関わりに関する40項目とした.

    【結果】153名 (91.0%) の教員が, これまで勤務した学校で

    ヤングケアラー
    を認識していた.
    ヤングケアラー
    支援に対する教員の意識は, 管理職は「外部との連携」, 教育相談担当教員は「進路選択に関連する情報提供」, 養護教諭は「生徒の言動から家庭の問題に気づく」等, 役割によって「出来る」と考えていることが異なっていた(p<.05).「アルバイト等をして家計を支えている」
    ヤングケアラー
    を認識している教員は81%を超えたものの, 本人からケアについて話を聴いた教員は36.9%に留まった.

    【結論】

    ヤングケアラー
    支援における体制が未確立であるなかで, 高校教員はそれぞれの役割を活かし, 支援を推進してきたことが示唆された.

  • 河本 秀樹
    敬心・研究ジャーナル
    2020年 4 巻 1 号 45-53
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/07/15
    ジャーナル フリー

    目的

    ヤングケアラー
    研究の先行研究を要約表にまとめ、現在までの研究状況と到達点を明らかにすること。

    方法

    データベース検索を基に文献を抽出し、内容検討、文献統合を行い、論文執筆した。

    結果

    日本の

    ヤングケアラー
    研究は、未着手で解明されていないことが多い。現在は、家族介護者支援の必要性、専門職への周知、存在率、法的支援、具体的な支援方法の研究、調査が行われている。

    結論

    イギリスの研究に遅れ、日本で

    ヤングケアラー
    研究がはじまった。
    ヤングケアラー
    には、子どもらしい生活ができない、年齢相応のキャリアを積むことの困難などがある。文献調査から
    ヤングケアラー
    を広く社会に知ってもらうことの必要性、家族介護者支援の必要性が提示された。

  • 久田 祥雄, 東野 克巳, 納谷 佳男
    日本在宅医療連合学会誌
    2023年 4 巻 3 号 9-18
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/08/29
    ジャーナル フリー

    家庭内における

    ヤングケアラー
    の認識を調査し,
    ヤングケアラー
    の家族の特徴と健康問題を探索した.有効回答 2,700人(男性 1,211 人),平均年齢 65.4 歳で,ヤングケラーの家族 136 人であった.年齢・性別・教育歴・収入・疾患障害の有無で調整しても,
    ヤングケアラー
    の家族には,離婚者(OR2.40,95%CI1.03 ~ 5.58,p 値 0.04)や肥満者(OR1.63,95%CI 1.06 ~ 2.50,p 値 0.02)が多かった(ロジスティック回帰分析).在宅医は
    ヤングケアラー
    を認識できる立場にあり,
    ヤングケアラー
    に対する社会的支援の検討や
    ヤングケアラー
    の家族の健康問題への介入が期待される.

  • 濱島 淑恵, 宮川 雅充, 南 多恵子
    社会福祉学
    2023年 64 巻 1 号 31-45
    発行日: 2023/05/31
    公開日: 2023/07/06
    ジャーナル 認証あり

    大阪府立高校および埼玉県立高校の生徒を対象とした質問紙調査の結果(大阪府:n =5,133,埼玉県:n =3,850)から,子どもがケアを担う背景,要因を検討した.大阪府では265名(5.2%),埼玉県では202名(5.2%)が,

    ヤングケアラー
    と判断された.全高校生を対象とした場合(分析1),ケアを要する家族がいる者のみを対象とした場合(分析2;大阪府:n =645,埼玉県:n =530)について,
    ヤングケアラー
    か否かを目的変数,各種要因を説明変数としたロジスティック回帰分析を行った.分析1では,祖父母と同居している場合,経済的に厳しい状況の場合に,
    ヤングケアラー
    が多いことが示唆された.分析2では,祖父母と同居している場合,経済的に厳しい状況の場合,母親がケアを要する場合に子どもがケアを担いやすいことが示された.
    ヤングケアラー
    の把握,支援を進める際には,これらの点に着目する必要がある.

  • 武田 卓也
    介護福祉学
    2022年 29 巻 2 号 73-78
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/09/30
    ジャーナル フリー
  • 宮川 雅充, 濱島 淑恵, 南 多恵子
    日本公衆衛生雑誌
    2022年 69 巻 2 号 125-135
    発行日: 2022/02/15
    公開日: 2022/03/02
    [早期公開] 公開日: 2021/11/10
    ジャーナル フリー

    目的 日本においても,家族のケアを担っている子ども(

    ヤングケアラー
    )が相当数存在することが指摘されている。しかしながら,ケア役割の状況が彼らの精神的健康に与える影響に関する調査研究はほとんど行われていない。本研究では,高校生を対象に,精神的苦痛とケア役割の状況との関連を分析し,ケア役割が
    ヤングケアラー
    の精神的健康に与える影響について検討した。

    方法 埼玉県の県立高校(11校)の生徒4,550人を対象に質問紙調査を行った。調査では,家族の状況とともに,彼らの担うケア役割の状況を尋ねた。また,Kessler 6項目精神的苦痛尺度(K6)の質問も尋ねた。なお,高校生が質問内容を容易に理解できるように,K6の公式日本語版の一部に変更を加えたものを用いた。精神的苦痛とケア役割の状況との関連を,交絡因子の影響を調整した回帰分析(重回帰分析および順序ロジスティック回帰分析)により検討した。

    結果 本質問紙調査では,3,917人から有効回答を得た。本稿では,分析で使用する変数に欠損値がなく,年齢が15歳から25歳であった3,557人を分析対象とした。なお,3,557人のうち19歳の者は23人(0.6%),20歳以上の者は5人(0.1%)であった。34人(1.0%)が幼いきょうだい(障がいや疾病等はない)のケアを担っていた(

    ヤングケアラー
    A)。また,190人(5.3%)が,障がいや疾病等のある家族のケアを担っていた(
    ヤングケアラー
    B)。残りの3,333人(93.7%)は,家族のケアを行っていなかった(対照群)。2つの回帰分析は,同様の結果となり,いずれの分析においても精神的苦痛とケア役割の状況との間に有意な関連が認められた(それぞれ,P=0.003,P<0.001)。順序ロジスティック回帰分析の結果では,
    ヤングケアラー
    Bの精神的苦痛(K6)のオッズ比は1.572であり,対照群と比較して有意に高かった(P<0.001)。一方,
    ヤングケアラー
    Aの精神的苦痛(K6)のオッズ比は1.666であり,対照群との間に有意な差は認められなかった(P=0.084)が,オッズ比は対照群よりも高く,
    ヤングケアラー
    Bと近い値であった。

    結論 ケア役割が

    ヤングケアラー
    の精神的健康に影響を及ぼすことが示唆された。

  • 宮川 雅充, 濱島 淑恵
    日本公衆衛生雑誌
    2021年 68 巻 3 号 157-166
    発行日: 2021/03/15
    公開日: 2021/03/30
    [早期公開] 公開日: 2020/12/26
    ジャーナル フリー

    目的 日本においても,家族のケアを担っている子ども(

    ヤングケアラー
    )が相当数存在することが指摘されている。しかしながら,ケア役割の状況が彼らの生活満足感や健康に与える影響に関する調査研究はほとんど行われていない。本研究では,高校生を対象に,生活満足感および主観的健康感についてケア役割の状況との関連を分析し,ケア役割が
    ヤングケアラー
    の生活満足感や主観的健康感に与える影響について検討した。

    方法 大阪府の府立高校(10校)の生徒6,160人を対象に質問紙調査を行った。調査では,家族の状況とともに,彼らの担うケア役割の状況を尋ねた。また,生活満足感に関する質問(1問),主観的健康感(全体的な健康感)に関する質問(1問)を尋ねた。さらに,各種自覚症状に関する質問(7問)を尋ね,主成分分析を適用し主観的健康感を評価した。生活満足感および主観的健康感について,ケア役割の状況との関連を,交絡因子の影響を調整して分析した。

    結果 5,246人(85.2%)から有効回答を得た。本稿では,分析で使用する変数に欠損値がなかった4,509人を分析対象とした。そのうち47人(1.0%)が幼いきょうだい(障がいや疾病等はない)のケアを担っていた(

    ヤングケアラー
    A)。また,233人(5.2%)が,障がいや疾病等のある家族のケアを担っていた(
    ヤングケアラー
    B)。残りの4,229人(93.8%)は,家族のケアを行っていなかった(対照群)。生活満足感に関するロジスティック回帰分析では,ケア役割の状況との間に有意な関連が認められた(P<0.001)。
    ヤングケアラー
    AとBの不満足感のオッズ比は,対照群と比較した場合,それぞれ2.742(P<0.001),1.546(P=0.003)であり,いずれも有意に高かった。全体的な健康感については,ケア役割の状況との間に有意な関連は認められなかった(P=0.109)が,各種自覚症状の主成分得点に関する重回帰分析では,ケア役割の状況との間に有意な関連が認められた(P<0.001)。
    ヤングケアラー
    AとBの不健康感の係数は,対照群と比較した場合,それぞれ0.362(P=0.012),0.330(P<0.001)であり,いずれも有意に高かった。

    結論 ケア役割の状況が過度になった場合,

    ヤングケアラー
    の生活満足感や主観的健康感に悪影響が生じることが示唆された。

  • 亀山 裕樹
    社会福祉学
    2023年 64 巻 2 号 1-13
    発行日: 2023/08/31
    公開日: 2023/10/05
    ジャーナル 認証あり

    本研究の目的は,ケアをめぐる交渉において子どもがどのような制約に直面するのかを検討することである.先行研究を含む

    ヤングケアラー
    に関する議論では,他者に不可避的に依存する子どもが,具体的にどのようにケアの配置を受け入れ,どのような制約に直面しているのかが見えなくなっていた.そこで,A. Senの協調的対立概念を分析視点に採用し,18歳未満のときにケアを担った経験のある者7名を対象にインタビュー調査を行い分析した.その結果,次の2点の制約を明らかにした.第一に,他者に不可避的に依存する子どもが,ケアをやめた場合の状況の劣悪さとそれに伴う交渉力の弱さを認識するとき,不利な交渉の結果としてケアの遂行を許容する.第二に,子どもが他の家族員の利益を優先する限り,ケアをやめることが困難になる.以上の結果を踏まえ,なぜ子どもがケアを継続せざるをえないのかを考察し,制約を緩和できる可能性を示唆した.

  • 上原 美子
    日本健康相談活動学会誌
    2022年 17 巻 2 号 28-31
    発行日: 2022/12/24
    公開日: 2023/01/20
    ジャーナル フリー
  • ―家族の関係性,介護・ケアによる心理的体験の側面から―
    奥山 滋樹
    家族心理学研究
    2020年 33 巻 2 号 73-85
    発行日: 2020/03/31
    公開日: 2023/03/29
    ジャーナル フリー

      In this study, a questionnaire survey was conducted for young people who routinely take care of other family members in their homes called “Young carer (hereinafter referred to as YC).” The purpose was to clarify the relationship between YC's family relationship and the psychological experience associated with YC’s involvement in family care and “care burden.” An Internet survey was conducted through a survey company, and 173 YCs at the time of research received responses. As a result of the analysis, for YC's “care burden,” excessive care burden on YC individuals such as “escape feeling,” “practical burden”, “excessive care role,” seriousness of care needs such as “severity of care level,” and “family equity,” which is considered to express the balance of power relationships among families, was affected. Although previous studies on adolescent mental health have shown that power balance of family's functions positively in psychological adjustment by increasing autonomy and self-determination in adolescents, The results showed that “family equity,” which shows the balance of power among family members, is related to YC's “care burden,” and there was a difference from previous studies. YC has family members who need care, and the family needs to deal with the care. In such a situation, it was considered that autonomy and self-determination promoted by balance of power encouraged voluntary cooperation in care and related to YC's care burden. From these, support to families that suppress the care burden of YC while maintaining family power balance that promotes autonomy and selfdetermination that are expected to have positive impact on adolescent adjustment was also considered necessary.

  • 常盤 文枝, 浅井 宏美, 辻 玲子, 水間 夏子, 上原 美子, 黒田 真由美
    日本看護科学会誌
    2022年 42 巻 494-500
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/01/26
    ジャーナル フリー HTML

    目的:「日本における

    ヤングケアラー
    」の概念の定義と概念図を示す.

    方法:Rodgersらの概念分析の手法を用いた.和文検索データベースを使用し,関連するキーワード検索を行った結果,35文献が分析対象となった.

    結果:属性は【多様なケア】【過重な役割と責任】【家族を維持する努力】【複雑な感情】【置かれた状況への無自覚】,先行要件は【家族システムとダイナミクス】【未充足のケアニーズ】【隠された存在】,帰結は【自己存在の意味づけ】【家族内の負の円環】【子どもとしての成長発達への影響】【社会的・経済的基盤形成への影響】【社会的損失】【ケアラーの潜在化】を抽出した.

    結論:日本における

    ヤングケアラー
    とは,『家庭で代行的・情緒的ケアなど多様なケアを行い,過重な役割と責任を担っている18歳未満の子ども.彼らは家族を維持する努力をする中で,複雑な感情を抱きつつも,自分が置かれた状況に無自覚な場合がある』と定義した.

  • ――複線径路・等至性モデルを用いて――
    藤田 由起, 遠矢 浩一
    リハビリテイション心理学研究
    2023年 49 巻 1 号 31-42
    発行日: 2023/12/20
    公開日: 2024/02/16
    ジャーナル フリー

    本研究では,

    ヤングケアラー
    の健康的で前向きな生き方に必要な要素についての検討を目的とし,母親のケア経験がある大学生への半構造化面接を実施した。その結果,ケアのある生活の中で,肯定的・否定的両方の感情を体験してきたことが語られた。一方で,対象者の語りから,ケア役割を担いながらも子どもが健康的かつ前向きに生きていくために必要な要素として,①ケアの受け手やもう片方の親との親子としての関わりが継続的にあること,②他の家族と協力しながらケアを担える環境であること,③家族外に家族の状況を話せる存在がいること,④ケアの受け手自身が社会参加できる場や,受け手自身の心理的支えになる存在が家族外にいること,⑤自身のやりたいことに集中できる環境が確保されていることの5点が考えられた。これらから,子どもがケアを担うことを悪だと捉えるのではなく,個々の家族でのより良いバランスや家族の在り方の模索が大切と考えられた。

  • 青木 由美恵
    認知症ケア研究誌
    2018年 2 巻 78-84
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/30
    ジャーナル オープンアクセス
  • -その倫理的課題-
    横瀬 利枝子
    生命倫理
    2016年 26 巻 1 号 54-62
    発行日: 2016年
    公開日: 2017/09/30
    ジャーナル フリー

        本研究では協力者の多くが父や母を亡くしているか、父母のいずれかが病を抱えており、両親が揃っていても互いの介護を担っているため、孫に当る協力者がひとりで、祖父母の介護責任を負っている。介護保険も同居家族がいることで援助範囲が制限されるなど状況は厳しいが、若年介護者の窮状は見過されている。一方、経済的には各協力者とも生活保護などは受けていないが厳しい状況であり、孤独感や疎外感を懐き、将来への不安を感じている。同世代との繋がりも難しく、家族の会への参加も困難な若年介護者が、社会から孤立して将来を閉ざされたり、自ら閉ざさぬよう、学校、地域など身近な所から、若年介護者の存在を把握することも喫緊の課題であろう。若年介護者の想いを尊重し擁護しながら、新たなスティグマをうみ出さぬよう、若年介護者に寄り添う支援の創出が急がれる。

  • 森山 千賀子
    介護福祉学
    2022年 29 巻 2 号 79-86
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/09/30
    ジャーナル フリー
  • 森田 久美子
    日本健康相談活動学会誌
    2022年 17 巻 1 号 5-8
    発行日: 2022/05/31
    公開日: 2022/05/31
    ジャーナル フリー
  • 藤田 由起, 遠矢 浩一
    特殊教育学研究
    2022年 59 巻 4 号 223-234
    発行日: 2022/02/28
    公開日: 2022/08/31
    ジャーナル フリー

    本研究の目的は、わが国において

    ヤングケアラー
    (YC)的役割を担いつつ幼少期を過ごした人々のケア役割や家族関係についての認識の違いが、精神的健康に及ぼす影響について検討することであった。18歳以上の男女にWEB質問紙調査を実施し、障害・疾患を有する家族と暮らした経験のある79名、経験のない100名から有効回答を得た。その結果、YC的役割を担う子どもが経験しうる心理的負担は、単にケア役割の量的程度に左右されるのではなく、ケア役割への主観的評価や母親・きょうだいとの関係性といった複層的な家族構造によって影響を受けることが示唆された。特に、母親のYC的役割を担う子どもに対する配慮性や、きょうだいとの親密な関わりが、そのような子どもの精神的健康に関連することが推察された。このことから、子どものケア役割への心理的負担の度合いや、個々の子どもの家庭環境について、十分に考慮し支援することが必要と考えられた。

  • ―成人アンケート調査とヤングケアラーおよび高校生の語りから―
    齋藤 美重子
    日本家政学会誌
    2024年 75 巻 1 号 24-31
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/01/31
    ジャーナル フリー
  • 滝島 真優
    社会福祉学
    2022年 62 巻 4 号 44-57
    発行日: 2022/02/28
    公開日: 2022/05/21
    ジャーナル フリー

    本研究は,きょうだい児に対する教員の認識を明らかにし,学校教育における組織的なきょうだい児支援のあり方について検討することを目的とした.教員を対象とした質問紙調査を実施し,320通の回答を有効とした.その結果,きょうだい児の多くが慢性疾患や障害のある兄弟姉妹や親に対する感情面のサポートを担っており,学校生活への直接的な影響は現れにくいことが考えられた.また,支援を必要としたきょうだい児への対応のほとんどが教員による課題解決型の対応となっていたことが示された.きょうだい児に対しては,課題背景を理解して対応する必要があることから,現状の対応では不十分であることが課題となっていた.以上の点から,学校が予防的観点できょうだい児の生活状況を把握する役割を担い,教員と学校専門職が専門性を発揮し,連携を図りながら,きょうだい児に対して必要な支援が行き届くシステムを整備する必要性について言及した.

  • 大川 聡子
    家族社会学研究
    2020年 32 巻 2 号 237
    発行日: 2020/10/31
    公開日: 2021/05/25
    ジャーナル フリー
feedback
Top