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クエリ検索: "中谷まゆみ"
3件中 1-3の結果を表示しています
  • 野中 大樹, 松島 憲一, 南 峰夫, 根本 和洋, 濵渦 康範
    園芸学研究
    2012年 11 巻 3 号 379-385
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/09/30
    ジャーナル フリー
    長野県在来トウガラシ品種‘ぼたんこしょう’の貯蔵中のアスコルビン酸・グルタミン酸・糖類含量などの変化について小型反射式光度計RQフレックスを用いて調査した.対照として用いたピーマン‘京波’と比較すると,フルクトースを除くいずれの成分も既報測定値と同等となったため,妥当な測定値が得られていると考えられた.‘ぼたんこしょう’の緑色果実の各成分の測定値はピーマンに比べて高かったが,グルコースとBrixは同等であった.また,緑色果実よりも赤色果実の各成分含量が高かった.ほとんどの成分は,貯蔵期間が長くなるに従い含量が減少する傾向にあり,その減衰は4℃よりも23℃で大きくなった.この中で,アスコルビン酸含量とグルコースおよびフルクトース総含量は貯蔵7日後までに,グルコース含量とBrix値は貯蔵7~20日の間に大きく減少する傾向を示した.
  • 松島 憲一, Orapin Saritnum, 濵渦 康範, 安達 諒, 原田 浩平, 南 峰夫, 根本 和洋
    園芸学研究
    2010年 9 巻 2 号 243-248
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/04/25
    ジャーナル フリー
    冷涼な気候での栽培に適するとされるトウガラシ‘ロコト’および‘ぼたんこしょう’の機能性成分についての評価を行った.‘ぼたんこしょう’は辛味が弱く,カロテノイド含量は‘京波’と同等であった.また,総フェノール含量および抗酸化活性についてみると,緑色果実が特に高く,比較品種よりも優れ,かつ系統間変異がみられた.さらに,GABA含量はBK-4の赤色果実およびBK-2の緑色果実で比較的高い結果であった.‘ロコト’に関しては,カプサイシノイド含量は,系統間変異はあるもののいずれの系統も辛味は‘鷹の爪’より強かった.赤色果実系統のカロテノイドは‘ししとう’や‘鷹の爪’と同等であり,また,‘ロコト’の総フェノール量は比較品種より高く,GABA含量は比較品種と同程度の結果となった.以上のように,成分によっては比較品種より高いものや,系統間変異が認められたことから,今後はより多くの系統を収集・評価して,‘ロコト’および‘ぼたんこしょう’の冷涼な気候に適しているという形質に,高機能性という付加価値を付与した品種開発を進めていくこととする.
  • ―非例示用法を中心に―
    陳 玉
    ことば
    2022年 43 巻 57-74
    発行日: 2022/12/31
    公開日: 2022/12/31
    ジャーナル フリー

    本稿は、連続テレビドラマを用いて、現代日本語の助詞「たり」の使用傾向を調査し、その非例示用法を中心に文脈の特徴と発話効果を考察したものである。まず「たり」の使用傾向を示した。並列使用か単独使用かで分類し、55%を単独使用が占めることを明らかにした。並列使用・単独使用を合わせた全体では例示用法が約6割を占めていたものの、単独使用の用例のうち、約7割が非例示用法ということがわかった。さらに、非例示用法の用例について、〈可能性〉〈意外性〉〈評価性〉に分けて、「たり」が用いられる文脈の特徴を提示し、また〈可能性〉〈意外性〉〈評価性〉とそれぞれの文脈との相互作用で生まれる発話効果を考察した。

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