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クエリ検索: "佐々木彩夏"
3件中 1-3の結果を表示しています
  • 岡田 慶一
    北関東医学
    2010年 60 巻 3 号 219-221
    発行日: 2010/08/01
    公開日: 2010/08/23
    ジャーナル フリー
    【目 的】 介護老人保健施設 (老健) では認知症高齢者が急増しており, 高齢者の医療費の高騰は重要な社会問題と考えられる. 今回老健からの救急搬送例の受入れと結果を検討した. 【対象と方法】 当施設で経験した過去4年半で71例の高齢認知症救急搬送例が対象. アルツハイマー型認知症52例, 脳血管性認知症19例, 男性31例, 女性40例, 年齢は69~96歳平均84.5歳. 救急搬送例の症状は持続的発熱32例, 意識障害18例, 呼吸障害5例, CPA4例などの切迫した状態であった. 【結 果】 71例中60例 (85.9%) が連携後方病院に搬送され, それ以外の症例も, 他の病院の受入れは良好であった. 診断は通常肺炎20例, 誤嚥性肺炎16例, CPA7例, 急性心不全 5例, 脳出血 3例, 心筋梗塞, 脳梗塞各2例など死に至る病が多かった. 搬送後死亡例は43例 (60.6%) であり, 特に当日死亡12例の平均年齢は91.8歳と超高齢であった. 生存28例中21例 (75%) が当施設に再入所した. 【結 語】 90歳以上超高齢認知症例の急変時は老健における看取り制度を導入すれば, 高齢者医療費節減, 認知症高齢者の尊厳確保にも貢献できる.
  • 大竹 智江, 西村 礼子, 横山 美樹
    日本看護技術学会誌
    2021年 20 巻 57-67
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/12/20
    ジャーナル フリー

     本研究の目的は, 手指衛生の継続的な教育の導入に向け, 「正しいタイミング手指衛生プログラム」の実施による, 学生の手指衛生のタイミングの認識, 手指衛生行動, 手指衛生のタイミングの認識と手指衛生行動とのずれの有無への影響を明らかにすることである.
     看護専門学校3年生26名を対象に, 介入前後に質問紙調査と手指衛生の遵守率の調査を実施した. 介入前後のタイミングの認識, 手指衛生行動は, Wilcoxonの符号順位検定にて比較し, 介入と, タイミングの認識と手指衛生行動とのずれの有無との関連は, Fisherの正確確率検定にて分析した.
     その結果, タイミングの認識は, すべての項目で向上し, 有意差があった. 手指衛生行動は, 2. 清潔/無菌操作の前, 3. 体液曝露リスクの後では有意差がなかったが, 1. 患者に触れる前, 4. 患者に触れた後, 5. 患者環境に触れた後, 全遵守率で有意差があった. 介入と, タイミングの認識と手指衛生行動とのずれの有無に有意な関連はなかった. これらの結果より, 本プログラムは, 看護学生の手指衛生のタイミングの認識と手指衛生行動の向上に影響を与えることが示された.

  • 尾上 孝利, 佐々木 彩夏, 藪下 恵里, 足立 裕亮
    太成学院大学紀要
    2012年 14 巻 43-52
    発行日: 2012年
    公開日: 2017/05/10
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
    看護師にとって手指消毒の知識と手技は院内感染防止上重要である.本学での手指衛生教育後に学生がいかに手指消毒の知識と技術を理解しているかをアンケートとハンドぺたんチェックSCDLP培地を用いて検討した.教えられたスタンダードプリコーションの用語,意味および手技の理解度は1,2年生では劣っていたが,進級に伴って3,4年生では上昇していた.培養法で手洗いと擦式手指消毒手技を判定すると,合格率は1,2,3,4年生で50,40,75,60%,擦式手指消毒のみの値はそれぞれ60,60,100,80%であった.以上の結果は,1年生から確実な手指消毒手技を体得させる指導が必要であることを示唆している.
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