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クエリ検索: "名古屋市厚生院"
677件中 1-20の結果を表示しています
  • 山本 俊信, 鈴木 幹三, 山腰 雅宏, 山本 俊幸
    感染症学雑誌
    1995年 69 巻 10 号 1141-1150
    発行日: 1995/10/20
    公開日: 2011/09/07
    ジャーナル フリー
    1985年から1994年までの10年間に
    名古屋市厚生院
    で経験した70歳以上の高齢者敗血症112例, 125エピソード (平均83.8±7.5歳) について, 臨床的解析を中心に検討した.
    1) 高齢者敗血症患者の背景は, 全例が基礎疾患を有し,「寝たきり」72.8%, 尿路カテーテル留置51.2%, 中心静脈カテーテル留置48.8%, 抗菌薬の投与40.8%を認めた.
    2) 分離菌はEscherichia coli 21.2%, Staphylococcus aureus 18.4%, Coagulase-negative staphylococci (CNS) 17.4%, Candida albicans 6.1%などの順であった.年次的にはグラム陽性球菌の増加とグラム陰性桿菌の減少を認めた.加齢に伴いMethicillin-resistant Staphylococcus aureus (MRSA), E.coli, 複数菌感染の頻度は増加し, CNsおよびE.coliを除くグラム陰性桿菌の頻度は減少した.
    3) 原因となった原発感染巣は尿路系24.8%, 中心静脈カテーテル21.6%の順であり, 31.2%は不明であった.
    4) 主な臨床所見は38.0℃ 以上の発熱88.0%, 頻脈60-8%, 悪寒戦陳44.0%, チアノーゼ32.8%であった.
    5) 合併症としてmultiple organ failure (MOF) 33.6%, 敗血症性ショック26.4%, disseminated intravascular coagulation (DIC) 22.4%を認めた.
    6) 予後の検討では65.6%は生存し, 34.4%は死亡した.死亡群では生存群に比し, 発症時の体重, 血圧, 血清アルブミン, 総コレステロール値は有意に低く, 心拍数, GOT, LDH, BUNは有意に高値を示した.
  • 松浦 徹, 足立 暁, 鈴木 幹三, 山腰 雅宏, 山本 俊信, 山本 俊幸, 有我 憲仁, 小田原 史知
    感染症学雑誌
    1996年 70 巻 2 号 161-167
    発行日: 1996/02/20
    公開日: 2011/09/07
    ジャーナル フリー
    高齢者を対象とする
    名古屋市厚生院
    における臨床材料よりのB群β 溶血性連鎖球菌 (以下GBS) の分離の動向, GBS分離例の臨床的背景および血中型別抗体価測定の高齢者における意義について検討を加えた.
    疾および尿より1988年以降β 溶血性連鎖球菌が分離され, そのうちB群は疾分離菌の70-80%を占め最も多く, G群, C群もわずかに分離されたが, A群は1株も分離されなかった.感染症状を伴う臨床例, 経気管吸引 (transtracheal aspiration, TTA) よりの分離およびGBSに対する血中抗体価の上昇よりGBSは高齢者感染症の起炎菌としての可能性が示唆された.GBSの型別では, Ia型, Ib型およびJM9型が多かった.分離症例の臨床的背景を調査したところ, 臥床症例が多く, 特に, 経鼻胃管栄養や気管切開を施行している易感染性宿主に多い点が注目され, 院内感染の面からもその予防対策が望まれた.また, 血中型別抗体価を測定した結果より,
    名古屋市厚生院
    において分離頻度の高いIa型, Ib型, JM9型の抗体価の著しく高い例がみられ, 高齢者においてもその測定の有用性が示唆された.
  • 松浦 徹, 鈴木 幹三, 山腰 雅宏, 山本 俊信, 山本 俊幸, 吉友 和夫, 利根川 賢, 有我 憲仁, 小田原 史知
    感染症学雑誌
    1997年 71 巻 5 号 397-404
    発行日: 1997/05/20
    公開日: 2011/09/07
    ジャーナル フリー
    名古屋市厚生院
    に入院中の高齢者のうち, 経鼻胃管栄養施行例27例について口腔内および胃内細菌叢を調査した.口腔内貯留液よりβ-streptococci (groupB, G), Pseudoynonas aeruginosaが, 胃液よりKlebsiella pneurnoniae, Enterococcus spp., Enterobacter spp., Candida spp.が多く分離された.胃液のpHも同時に測定したが, 平均4.6と高値を示す例が多く, グラム陰性桿菌のほとんどは胃液のpHが3.5以上の群より分離された.27例中19例より, 口腔内貯留液と胃液に共通した菌株24株が分離された.
    また, 一病棟に入院中の65歳以上の高齢者を対象に口腔内細菌叢を調査した.寝たきりの高齢者とそれ以外の高齢者とでは, 口腔内細菌叢に明らかな差がみられ, 特に経鼻胃管栄養施行例の口腔より, β-streptococciとグラム陰性桿菌が多く分離された.同一病棟における第2回目の調査でも同様の成績が得られた.入院症例のgroup B streptococci (GBS) に対する血中抗体価を測定した結果, 高値を示す例が多かった.
    以上の成績より, 高齢者の経鼻胃管栄養施行例の口腔内および胃内にはグラム陰性桿菌, β-streptococciの定着率が高いことが確認され, 下気道感染症の発症時に際しては, これらの成績を念頭に入れて治療することが重要であると考えられた.
  • 神経
    蛭薙 典子, 岸本 英正, 橋詰 良夫, 松原 充隆, 村瀬 幹雄, 稲垣 俊明, 山本 正彦, 高橋 典三, 新美 達司, 前田 甲子郎, 杉山 誠, 三森 康世, 山尾 哲, 佐古 伊康, 中村 重信, 亀山 正邦, 三好 豊二, 佐藤 優子, 佐藤 昭夫, 伊藤 憲一, 島村 佳一, 田村 直俊, 島津 邦男, 稗貫 誠, 大岩 海陽, 浜口 勝彦
    日本老年医学会雑誌
    1981年 18 巻 18-supl 号 54-55
    発行日: 1981/09/15
    公開日: 2010/03/01
    ジャーナル フリー
  • 土肥 眞奈
    日本看護研究学会雑誌
    2016年 39 巻 3 号 88-89
    発行日: 2016/07/29
    公開日: 2018/05/19
    ジャーナル フリー
  • 長谷川 嘉哉, 久保田 進子, 稲垣 俊明, 品川 長夫
    日本老年医学会雑誌
    2001年 38 巻 2 号 201-204
    発行日: 2001/03/25
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    音楽療法は, 老年医学を含めた様々な領域で研究使用されている. しかし音楽療法の科学的メカニズムは, あまり検討されておらず, より客観的な指標が必要とされている. そこで, 音楽療法前後のNK細胞の活性および量, T細胞およびB細胞量, 内分泌学的検討を行った. これらは音楽療法前後1時間で検討した. 対象は特別養護老人ホームの入所者19名 (男性6名, 女性13名, 平均年齢78.6歳) とした. 対象者の基礎疾患は, アルツハイマー型老年痴呆9名, 脳血管障害後遺症7名, パーキンソン病3名であった.
    NK細胞活性は音楽療法の1時間後で統計学的に有意な上昇を認めた. 音楽療法1時間前後で総リンパ球数に有意な変化は認めなかったが, リンパ球のサブセットのNK細胞比率は, 統計学的に有意な上昇を認めた. T細胞およびB細胞量の比率に変化は認めなかった. 内分泌検査では音楽療法前後のアドレナリンの変化は統計学的に有意な上昇を示した. ノルアドレナリン, コルチゾール, ACTHは有意な変化を示さなかった.
    肉体的侵襲の低い音楽療法で, 運動と同様にNK細胞の活性および量のいずれも上昇したことは極めて有益なことであると考えられた. これらの変化が臨床的にいかなる影響があるか明らかではないが, 音楽療法のさらなる可能性を示唆するものであった.
  • 山腰 雅宏, 鈴木 幹三, 山本 俊信, 品川 長夫, 中北 隆, 後藤 則子, 山田 保夫, 伊藤 誠
    感染症学雑誌
    1999年 73 巻 4 号 298-304
    発行日: 1999/04/20
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    1996年7月下旬から8月上旬にかけて,
    名古屋市厚生院
    D病棟 (定員36名) では, 入院中の18名の患者全員に感冒が流行し, ウイルス培養および血清抗体価によりパラインフルエンザ3型感染症と診断した7名を対象に検討を行った.内訳は男性2名, 女性5名 (平均年齢82.1歳) で, 5名 (71.4%) が長期臥床例であった.入院患者の感冒の流行は7月21日から8月6日の17日間で, 感冒症状を認めた18名のうち15名にウイルス抗体価を測定し, 7名がパラインフルエンザ3型感染症と診断され, そのうち1名からパラインフルエンザ3型ウイルスが分離された.臨床症状は発熱, 咳嗽が最も多く (100%), ついで喀痰 (71.4%), 喘鳴 (42.9%) の順でみられた.発熱日数は1~4日 (平均3.1日) で最高体温は37.0~39.2度 (平均38.1度) で, 高齢者インフルエンザに比して発熱日数は短く, 最高体温は低値を示していた.パラインフルエンザ3型感染症に罹患した7名のうち2名に肺炎を合併したが, 死亡例はみられず, 後遺症もなく全例軽快した.高齢者が罹患した場合2次的細菌感染を起こすことがあり, 病棟内で一旦発症した場合は, 院内感染の予防に心がける必要があると思われた.
  • 板谷 雅恵, 松田 十四, 羽柴 基之, 馬場 駿吉, 山本 俊幸, 稲垣 俊明
    口腔・咽頭科
    1991年 4 巻 1 号 91
    発行日: 1991/07/31
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 鈴木 萬三, 中原 祐平, 宮治 真
    日本放射線技術学会雑誌
    1978年 33 巻 5 号 640-
    発行日: 1978/01/01
    公開日: 2019/08/31
    ジャーナル フリー
  • 荻原 雅之, 宮川 浩一, 新美 達司, 山本 俊幸, 白井 智之, 鈴木 孝弘, 青木 久三, 山本 正彦
    日本老年医学会雑誌
    1989年 26 巻 6 号 589-593
    発行日: 1989/11/30
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    昭和55年1月から昭和63年6月までの
    名古屋市厚生院
    における老年者剖検550例 (年齢56~102歳, 平均81.5±7.8歳, 男性243例, 女性307例) の中の68症例 (年齢56~97歳, 平均82.0±8.0歳, 男性24例, 女性44例) に急性心筋梗塞を認めた. この心筋梗塞症例中, 14例 (年齢67~93歳, 平均82.5±8.3歳, 男性4例, 女性10例) に心臓破裂を認めた. 心臓破裂症例は60歳台2例, 70歳台4例, 80歳台3例および90歳台5例であった. 胸痛を訴えた症例は4例で無痛性心筋梗塞が多かった. 再梗塞は1例で初回梗塞が多かった. 既往症では脳血管障害を9例に, 高血圧症を7例に, および糖尿病を1例に認めた. 心臓の肥大を9例に, 菲薄化を7例に認めた. 破裂部位については前壁4例, 前壁中隔3例, 前壁側壁1例, 側壁4例, 後壁1例および心尖部1例で前壁または側壁梗塞が多かった. 以上, 心筋梗塞に合併した心臓破裂症例を臨床および病理学的に検討した結果を報告する.
  • 山本 俊信, 山腰 雅宏, 鈴木 幹三, 山本 俊幸, 品川 長夫, 有我 憲仁
    感染症学雑誌
    1996年 70 巻 4 号 371-376
    発行日: 1996/04/20
    公開日: 2011/09/07
    ジャーナル フリー
    A case of psoas abscess associated with diabetes mellitus in the elderly is reported. A 81-year-old male who had been followed for cerebral thrombosis, diabetes mellitus and basal cell carcinoma was admitted to our hospital because of high fever. Leukocytosis, a positive CRP test and pyuria were seen. Proteus mirabilis and Escherichia coli were detected by urine and blood culture, respectively. He was treated with antibiotic therapy for urinary tract infection and sepsis. After starting treatment, a low grade fever continued. On the twenty first hospital day he developed pyrexia again, and a large abscess was demonstrated in the right psoas muscle by pelvic couputed tomography. The abscess was drained and a specimen from it yielded E. coli on culture. Treatment with antibiotics and drainage resulted in symptomatic improvement.
    In Japan, 82 cases of psoas abscess have been reported from 1990 to 1994. Four cases of these reports were above eighty years old. The experience with this case indicates the necessity of adequate care in cases of elderly diabetes complicated by psoas abscess.
  • 山本 俊幸
    日本老年医学会雑誌
    1990年 27 巻 5 号 537-539
    発行日: 1990/09/30
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
  • 久田 金春
    ファルマシア
    1981年 17 巻 10 号 983-
    発行日: 1981/10/01
    公開日: 2018/08/26
    ジャーナル フリー
  • 菊地 基雄, 稲垣 俊明, 仁田 正和, 今井田 克己, 品川 長夫, 坂野 章吾, 小松 弘和, 脇田 充史, 上田 龍三
    日本老年医学会雑誌
    1996年 33 巻 11 号 847-851
    発行日: 1996/11/25
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    名古屋市厚生院
    に入所している高齢者で播種性血管内凝固症候群 (以下DICと略す) を発症した症例について, 赤血球形態と血小板粒度を検討した. DIC発症群は, 大動脈硬化, 脳梗塞などの動脈硬化性疾患に多く認められた. DICの直接原因としては敗血症などの感染症が多かった. DIC発症群では発症前に破砕赤血球など赤血球形態異常が高率に認められた (p<0.01) が, 巨大血小板の出現率は非DIC群と比較して有意な変化を認めなかった. DIC発症群では, 原疾患の発症時から経時的に血小板分布幅は大きく, 平均血小板容積は大きくなっていた. とくに大型血小板比率の増加は, DICの早期の診断に重要であることが示唆された.
  • 城 義政
    CHEMOTHERAPY
    1992年 40 巻 12 号 1409-1417
    発行日: 1992/12/25
    公開日: 2011/08/04
    ジャーナル フリー
    名古屋市厚生院
    で施行した剖検例の310例より採取した胆嚢内胆汁中の細菌と138例の胆嚢内胆汁中の免疫グロブリンについて検討し, 以下の結果を得た。
    1) 胆汁中細菌は, 310例中100例 (32.3%) が陽性であった。
    2) 100例より150株の細菌が分離されたが, Entmcoocus faecalisの分離頻度が高く, 次いでYeast like organism (YLO), Escherichia coli, Klebsiella spp., Pseudomonas aeruginosaの順であった。
    3) 抗菌剤投与例または80歳以上の超高齢者ではE. faecalisとYLOの分離頻度が高かった。
    4) 胆石保有群と剖検までの時間が18時間以上の症例では, E. faecalisE. coliの分離頻度が高かった。
    5) 胆石保有例は59例 (19.0%) あり, 男性と比較し女性では胆石の保有者が有意に多かった (P<0.05) 。胆石保有例では胆汁中細菌の陽性率が有意に高率であった (P<0.05) 。
    6) 結石が胆嚢内にある症例では46例中19例 (41.3%) が有菌であり, 肝内または胆管内にある症例では13例中8例 (61.5%) が有菌であった。
    7) 剖検までの時間が18時間以上の90例中38例 (42.2%) が菌陽性であり, 時間の短い症例 (62/220例) より有意に陽性率が高かった (P<0.05) 。
    8) 310例中194例 (62.6%) になんらかの抗菌剤が投与されていた。抗菌剤投与例中53例 (27.3%) が胆汁中細菌陽性であり, 抗菌剤非投与例の有菌率 (47/116例) の40.5%と比較し有意に低かった (P<0.05) 。
    9) 胆汁中の免疫グロブリンは, 有菌群でIgAが無菌群より多く, 無菌群でIgGとIgMが多い傾向を示した。またIgGは79歳以下の群で高値を示した。
    以上より高齢者胆道感染症では, 高齢者特有の胆汁中細菌の陽性化因子を常に考慮し治療にあたらなければならない。
  • 山本 俊幸, 鈴木 幹三, 岸本 明比古
    感染症学雑誌
    1985年 59 巻 7 号 657-663
    発行日: 1985/07/20
    公開日: 2011/09/07
    ジャーナル フリー
    新しく開発されたセファマイシン系抗生物質MT-141を内科領域における感染症に使用し, 臨床的有用性を検討した.本剤1回1g, 1日2回点滴静注した.投与期間は6~23日 (平均10.9日) で, 総投与量は12~45g (平均21.6g) であった. 対象は25例で男性12例, 女性13例, 年齢は65歳から97歳 (平均78.6歳) であった. 感染症の内訳は肺炎7例, 気道感染症3例, 尿路感染症15例であった.
    臨床効果は有効17例, やや有効6例, 無効2例であり, 有効率は68%であった. 起炎菌を同定しえた14例では菌消失11例,-菌交代3例であった.
    副作用として3例に発疹がみられ, 臨床検査値については2例に貧血, 7例に好酸球の増加がみられた.
  • 山下 純世, 宮川 浩一, 稲垣 俊明, 土肥 靖明
    日本老年医学会雑誌
    1999年 36 巻 8 号 561-564
    発行日: 1999/08/25
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    症例は86歳, 男性. 高血圧症に対しカルシウム拮抗薬の内服治療中であったが徐脈の原因となる薬剤の服用歴はなかった. 平成10年1月, 初診時の12誘導心電図で洞性徐脈と完全右脚+左脚前枝ブロックを認め, 精査治療目的で入院となった. ホルター心電図検査では一日総心拍数の減少 (74,182/日) と2秒以上の心停止 (187/日) を認めた. 電気生理学的検査では修正洞結節機能回復時間の延長(5,820msec, 刺激頻度130/分) とHV時間の延長 (80msec) を認めた. 以上の検査所見より洞機能不全症候群 (Rubenstein II型) と診断した. 入院時の日常生活動作能力は Barthel インデックス30点であった. 徐脈による明らかな自他覚症状がなく, 人工ペースメーカ植え込みに対する患者の同意が得られなかったため保存的治療を選択した. まずβ刺激剤の硫酸オルシプレナリン (30mg/日) を経口投与したが心拍数の増加はなかった. そこでシロスタゾール100mg/日の経口投与を開始したところ, 2週間後には一日総心拍数の増加 (85,642/日) とともに日常生活動作能力の改善を認めた (Barthel インデックス55点).
    人工ペースメーカー植え込みの絶対適応でない高齢徐脈性不整脈患者に対しシロスタゾールは保存的治療法の第一選択薬として試みる価値があると思われた.
  • 鈴木 幹三, 岸本 明比古, 山本 俊幸, 滝沢 正子, 山本 素子, 吉友 和夫, 加藤 錠一, 加藤 政仁, 武内 俊彦
    感染症学雑誌
    1984年 58 巻 4 号 304-311
    発行日: 1984/04/20
    公開日: 2011/09/07
    ジャーナル フリー
    名古屋市厚生院
    における60歳から103歳までの高齢者95名を対象として, 咽頭菌叢の構成について様々な見地から検討を行い, 以下の結果を得た.
    1) 概ね健康と考えられる高齢者60名においては, α-Streptococcus, Neisseriaがほぼ100%と極めて常在性が強く, 次にYeats砥グラム陽性桿菌, Haemophilus, Klebsiella, Staphylococcusの順にみられた.
    2) 高齢者咽頭菌叢の構成は, 各年代別, 性別, および喫煙により左右されないと考えられた.
    3) ADL別の比較では, ADLO-5点の寝たきり群では, 非寝たきり群に比しグラム陽性桿菌はみられず, Yeastsはやや多くみられた.
    4) 抗生剤使用の有無における比較では, 抗生剤使用例においてS. aureus, S. epidermidisが有意に増加し, S. faecalisおよび各種のグラム陰性桿菌が新たに出現した.
    5) 健康成人咽頭菌叢との比較より, 高齢者群におけるH. parainfluenzaeH. parahaemolyticusの減少, およびKlebsiella, Yeastsおの増加は, 成人群との年齢的差異を示す一つの特徴と考えられる.
  • 熊澤 輝人
    理学療法学Supplement
    1995年 1995.22.2 巻
    発行日: 1995/04/20
    公開日: 2017/07/28
    会議録・要旨集 フリー
  • 隈井 知之, 加藤 直也, 中山 善秀, 新美 達司, 山本 俊幸, 星野 信, 塚田 勝比古, 武内 俊彦
    肝臓
    1993年 34 巻 4 号 341-342
    発行日: 1993/04/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
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