今年6月にアジア成長研究所(AGI)第3代理事長を退任した末吉興一氏は,5期20年にわたり北九州市長を務め,在任中に当研究所を創設した生みの親。市長退任後“元祖改革派首長”と呼ばれたこともある。後任の八田達夫新理事長(大阪大学名誉教授,経済学博士)は,現在
国家戦略特区
ワーキンググループ座長を務める。地方行政のプロと,全国的な視野で日本の進路を探求してきた経済学のプロに,北九州市の今後のあるべき姿について,インタビューおよび討論形式で課題と対策を尋ねた。なお,本対談録は,「アジア成長研究所第31回成長戦略フォーラム」(平成30年8月24日金曜日,リーガロイヤルホテル小倉にて開催,約100名参加)の内容を整理編集したものである。
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