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クエリ検索: "国際アイスホッケー連盟"
11件中 1-11の結果を表示しています
  • 大村 博
    バイオメカニズム学会誌
    1998年 22 巻 1 号 16-18
    発行日: 1998/02/01
    公開日: 2016/11/01
    ジャーナル フリー
  • 藤井 透
    バスケットボール研究
    2020年 6 巻 15-21
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/12/08
    ジャーナル オープンアクセス
  • ―取り扱いの変遷、管理方法、統計―
    佐藤 晴彦, 中村 明彦, 外山 幸正
    フットボールの科学
    2023年 18 巻 235-239
    発行日: 2023/02/28
    公開日: 2023/07/01
    解説誌・一般情報誌 認証あり
  • 荻野 雅宏, 川本 俊樹, 新郷 哲郎, 金 彪
    脳神経外科ジャーナル
    2016年 26 巻 3 号 195-199
    発行日: 2016年
    公開日: 2017/03/25
    ジャーナル フリー

     スポーツ頭部外傷の最大の特徴は繰り返し受傷がまれでないことであり, 急性脳腫脹や慢性外傷性脳症などの問題につながると考えられている. 現場での判断やその後の対応については, 国際スポーツ脳振盪会議の共同声明や, アメリカ神経学アカデミーによるガイドラインなどのコンセンサスが形成されつつある. わが国では 「スポーツ頭部外傷における脳神経外科医の対応」 (神経外傷36 : 119-128, 2013) がこれに相当し, すべての脳神経外科医が内容に精通する必要がある. 新たな知見や指針が専門家の間で共有されるだけでは不十分で, これらをいかに現場に還元し, プレーや指導に生かすかが重要である.

  • 谷 諭, 川又 達朗, 荻野 雅宏, 森 照明, 福田 修, 阿部 俊昭
    脳神経外科ジャーナル
    2009年 18 巻 9 号 674-678
    発行日: 2009/09/20
    公開日: 2017/06/02
    ジャーナル フリー
    スポーツにおける脳振盪の問題点としては,受傷時に併発しうる致死的合併症である急性硬膜下血腫,その後の急性期に再び打撃を被ることによって致死的脳損傷を生じうるセカンドインパクト症候群,そして,繰り返しの外傷により認知機能の低下をきたす慢性脳損傷などが挙げられている.これらの観点からは,脳振盪を起こしたスポーツ選手の管理および現場への復帰は重要な課題である.脳振盪では意識内容の変化を起こしているが,重症度の判定に際しては,意識消失や記銘力障害の有無や期間よりも,脳振盪に関連した諸症状,徴候の持続時間が重要であるとされている.脳振盪の客観的評価としては,ペーパーベースのSCATカードやcomputer based testingが行われている.また,重症な脳振盪の際には,神経心理学的評価も評価に加味される.復帰に際する原則は,症状の消失があるまで休息をとることである(身体機能,認知機能上の休息).そして,それから段階的復帰が強く望まれている.しかし,現実には,脳振盪からの復帰を規定している団体はわずかであり,統一性もなく,個々のレベルで対応したり,指導がなされていないのが現状である.本邦においても,関連諸団体による脳振盪からの復帰のガイドラインの作成が望まれる.
  • 戸村 哲, 齋藤 大蔵
    日本外傷学会雑誌
    2021年 35 巻 2 号 21-28
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/05/12
    ジャーナル フリー

     軽症頭部外傷は救急診療において日常的に遭遇する機会の多い傷病である. 軽症頭部外傷のほとんどのケースは短期間に軽快し回復するが, 一部に重症化してしまう症例があり注意を要する. また約半数はのちに脳震盪後症候群をきたし, 昨今注目される外傷後の高次脳機能障害など, 多くの社会問題の要因にもなっている. 本稿では, 日常診療で遭遇する機会の多い軽症頭部外傷にスポットを当て, 2019年に改訂された「頭部外傷治療・管理のガイドライン第4版」の内容を中心に, 診療において重要な項目について要点をまとめた.

     軽症頭部外傷の診療においては, 重症化の危険因子を念頭に置き, 適切に頭部CTの適応を判断し, 帰宅や入院経過観察の判断を行う. 脳震盪後症候群や外傷後の高次脳機能障害の可能性も考慮し, 初療において詳細に診療録を記載することがきわめて重要である.

  • 荻野 雅宏, 川本 俊樹, 金 彪
    脳神経外科ジャーナル
    2004年 13 巻 2 号 96-103
    発行日: 2004/02/20
    公開日: 2017/06/02
    ジャーナル フリー
    本邦はスポーツに関連する神経外傷の統計に乏しく,発生頻度や種目別好発病型についての解析は困難であるが,報告されている重症頭部外傷は多くが急性硬膜下血腫で,アメリカンフットボール,ラグビー,柔道などに多い.米国からはアイスホッケー,アメリカンフットボール,サッカーに脳震盪が好発するとの報告がある.脊椎脊髄損傷は年間約数百例と推察される.種目としては水泳,スキー,ラグビー(アメリカンフットボール,サッカーを含む)に多い.軽症神経外傷(いわゆる脳震盪)の診断と受傷後の復帰の判断は. American Academy of NeurologyやConcussion in Sports Group などにより提唱された基準のもとに行うべきである.
  • 永廣 信治, 溝渕 佳史
    脳神経外科ジャーナル
    2014年 23 巻 12 号 957-964
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/12/25
    ジャーナル フリー
     スポーツ頭部外傷の問題点を可視化するために, 今日的話題をレビューした. 急性硬膜下血腫はスポーツ頭部外傷の重症型の中で最も頻度が高く, 軽症例の代表は脳振盪である. いずれも回転加速度損傷を発生機序としている. 脳振盪を繰り返すことによる重症化や慢性外傷性脳症の発生など, 脳振盪への正しい理解と対応が脳神経外科医に求められている. 重症スポーツ頭部外傷を回避するためには, 脳振盪が疑われた当日は競技復帰をさせず, 症状が消失するまでは許可しない, 復帰を許可する場合には段階的復帰プログラムを用いる, 急性硬膜下血腫など器質的病変を有するアスリートに対しては, 原則としてコンタクトスポーツへの競技復帰は許可しないことが推奨される.
  • 今井 一博, 福井 尚志
    体力科学
    2017年 66 巻 5 号 323-333
    発行日: 2017/10/01
    公開日: 2017/09/29
    ジャーナル フリー

    Sports medicine has played a role in athlete safety, strengthening physical ability, improving sports performance, and players’ life extension. Recently, sports medicine is adding some roles to provide lifetime healthcare for athletes including children in the development stage, active players and retired players. Concussion in sport, the effects of exercising in childhood on bone and joint health, and female athlete triad are described in this review paper. Some proposals for protection of the athletes’ lifetime healthcare are also discussed.

  • 荻野 雅宏, 中山 晴雄, 重森 裕, 溝渕 佳史, 荒木 尚, McCrory Paul, 永廣 信治
    神経外傷
    2019年 42 巻 1 号 1-34
    発行日: 2019/08/20
    公開日: 2019/08/20
    ジャーナル フリー

    【解説】

    「スポーツにおける脳振盪に関する国際会議」は2001年にウィーンで第1回会議が開かれたのち,近年は夏季オリンピックの年の秋に開催されており,第2回 (プラハ, 2004年),第3回 (チューリッヒ, 2008年),第4回 (チューリッヒ, 2012年) を経て,2016年にベルリンにて 「第5回国際スポーツ脳振盪会議」 が開催された。この国際会議の目的は選手の安全を確保することと,選手のコンディションを改善することであり,プロフェッショナル,アマチュアを問わず,スポーツで脳振盪を負った選手の状態を正しく評価し,安全にスポーツに復帰させることを目指すものである。さまざまな分野のエキスパートが討論を重ね,最終的に以下の共同声明 (consensus statement) を公開するとともに,声明の根拠となった系統的なレビュー12編24,25,i–x)を発表した。

    脳振盪を負った選手を評価する標準的ツールSport Concussion Assessment Tool (SCAT),5歳から12歳までの小児に用いるchild SCAT,非医療従事者が脳振盪を疑う際に用いるConcussion Recognition Tool (CRT) はそれぞれ,SCAT5,child SCAT5,CRT5へと改訂された。

    この共同声明 (McCrory P, Meeuwisse W, Dvoraket J, et al. Consensus statement on concussion in sport —the 5th inter­national conference on concussion in sport held in Berlin, October 2016. Br J Sports Med 51: 838–847, 2017) や上記のツールはすべてWeb上で自由に閲覧でき,ダウンロードも可能である。関係者は原文にあたり,その内容に精通していることが求められるが,一部から公式な日本語訳を強く望む声があり,本学会のスポーツ脳神経外傷検討委員会の有志が,前版xi)の訳者らとともにこれにあたった。

    次回の改訂は2020年の秋以降に予定されているので,本稿が来る東京オリンピックならびにパラリンピックにおけるこの領域の基本的な指針となる。しかし本文中にもある通り,この共同声明は臨床的なガイドラインを目指すものでも,法的に正しい対処を示すものでもない。現時点における総論的な指針と考えるべきであって,個々のケースへの対応には,現場の裁量が認められていることを強調したい。

  • 溝渕 佳史, 永廣 信治, 荻野 雅宏, McCrory Paul, スポーツ頭部外傷検討委員会(日本脳神経外傷学会)
    神経外傷
    2016年 39 巻 1 号 1-26
    発行日: 2016/08/10
    公開日: 2020/04/27
    ジャーナル フリー

    【 解 説 】 「スポーツにおける脳振盪に関する国際会議」 はおよそ4年に一度開催される。2001年にウィーンで第1回会議が開かれ,第2回 (プラハ,2004年),第3回 (チューリッヒ,2008年) を経て,2012年には再びチューリッヒにて 「第4回国際スポーツ脳振盪会議」 が開催された。この4回にわたる国際会議の目的は,選手の安全確保と健康改善であり,プロフェッショナル,アマチュアを問わず,スポーツで脳振盪を負った選手の状態を正しく評価し,安全にスポーツに復帰させることを目指すものである。さまざまな分野のエキスパートが討論を重ねて 「共同声明 (consensus statement)」 を発表する一方,脳振盪を負った選手の臨床所見を競技場内外で明らかにする評価ツール 「Sport Concussion Assessment Tool (SCAT)」 が作成された。

    SCAT2からSCAT3への改訂にあたって変更されたのは,重症な状態を早期に評価できるようにしたことである。はじめに救急対応を取るべき状態 (Glasgow Coma Scaleが15点未満,精神状態の悪化,脊髄損傷の可能性,症状の進行 ・ 悪化あるいは新たな神経症状の出現) が記載された。そのため,SCAT2では3番目の評価項目であったGlasgow Coma Scaleが1番目に変更され,意識状態の評価を早期に行うことを重視している。さらに5項目目に頚部の評価が加えられ,脊髄損傷などの重症外傷を評価できるよう改訂された。バランステストの項目では,SCAT2ではModified Balance Error Scoring System (BESS) を用いて評価していたが,SCAT3ではBESSとつぎ足歩行の両方か,もしくはどちらか一方を選択できるようになっている。またSCAT2は10歳以上を対象にしていたため,SCAT3では13歳未満の選手用にChild SCAT3が追加された。

    以下は,

    McCrory P. Consensus Statement on Concussion in Sport: The 4th international Conference on Concussion in Sport, Zurich, November 2012. BJSM 47(5): 250-258, 2013.の翻訳である。

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