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クエリ検索: "埼玉県立大宮商業高等学校"
3件中 1-3の結果を表示しています
  • 総合的な学習の時間の取り組みを中心に
    須藤  崇夫
    教育情報研究
    2024年 40 巻 1 号 51-63
    発行日: 2024/10/31
    公開日: 2024/12/31
    ジャーナル オープンアクセス
    学習指導要領の改訂の主旨に沿って総合的な学習の時間を具現化するにあたり,「校長や学校組織全体でどのように取り組み教育課程を編成したのか」,また「これまでの総合的な学習の時間の課題の改善が図られたか」,をA市小中学校に調査し考察した.その結果,平成29(2017)年告示の学習指導要領で示された総合的な学習の時間の課題と期待である,「総合的な学習の時間を通してどのような資質・能力を育成するのか明確にすること」,「総合的な学習の時間と各教科等との関連を明らかにしカリキュラム・マネジメントが行われるようにすること」,「探究のプロセスを通じた一人一人の資質・能力の向上をより一層意識すること」は,概ねできたことが示された.さらに,小中学校とも,総合的な学習の時間の学習を進めるにあたって小中学校の継続を期待していることが示された.
  • -進路室・進路資料室との違いに着目して-
    須藤 崇夫, 野口 武悟
    情報メディア研究
    2023年 22 巻 1 号 28-48
    発行日: 2023/10/06
    公開日: 2023/10/06
    ジャーナル フリー

    本研究では,高等学校におけるキャリア教育に資する図書・資料などの情報に関して,学校図書館と進路室・進路資料室における提供と活用の現状と課題を明らかにすることを目的として,公立高等学校の学校図書館担当者(一部進路担当者)へ質問紙調査を行った.その結果,学校図書館担当者は,学校図書館においては,学び方,生き方や社会への視野を広げさせる情報に重点を置く一方で,進路室・進路資料室では,主に進路希望が定まった生徒への具体的な情報に重点を置くという差別化を図りながら情報を提供するようにしていると考えていた.また,キャリア教育の支援に対して不安に感じている学校図書館担当者も多かった.学校図書館や進路室・進路資料室が持つ学校の貴重な情報資源を生徒の為に活用できるようにするマネジメントが必要といえる.

  • 梅澤 和也, 角田 裕志
    生物教育
    2022年 64 巻 1 号 2-8
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/04/14
    ジャーナル フリー

    乱獲や生息地破壊,人間の適度な関わりの低下,化学物質や外来生物,大規模な気候変動など,人間活動による生物多様性の低下が指摘されるようになり,高等学校生物における生物多様性と生態系に関する教育の重要性が増している.本研究では,「生物の多様性と生態系」の授業で用いることのできる「淡水魚類の生物多様性」教材を開発した.まず,埼玉県川越市の新河岸川をフィールドワークの調査地に設定し,3季136回の魚類採捕調査・環境調査を行った.各回の調査では,調査区間ごとの魚類(種名・個体数),環境(水温・水深・流速・水際植生の割合)のデータを記録し,教材用データセットとして整理した.高等学校において本教材を用いた授業実践を行った結果,学習者は平均値,分散,標準偏差,箱ひげ図,散布図,相関係数など適切な統計学的方法を用いて仮説検証を行った.今後は,本教材を用いた授業実践を行い,環境教育,生態学,統計学の3つの領域と,探究型授業の教材としての学習効果を検討していく予定である.

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