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クエリ検索: "大原盛勝"
17件中 1-17の結果を表示しています
  • 及川 均, 八木原 淳史, 石濱 済美 , 尾関 和秀, 青木 秀希
    日本口腔インプラント学会誌
    2013年 26 巻 1 号 13-20
    発行日: 2013/03/31
    公開日: 2013/09/10
    ジャーナル フリー
    The purpose of this study was to clarify the effects of a diamond-like carbon (DLC) coating for improving the water absorption, wear and cytotoxicity of resin teeth for dental implant prostheses. Two kinds of resin teeth composed of polyethyl-methacrylate (PMMA) and urethane dimethacrylate (UDMA) were used. The DLC film was coated on the resin teeth to a thickness of less than 0.1 μm without impairing the esthetics by chemical vapor deposition (CVD). A brushing test of the resin teeth was carried out in water at room temperature for 24 h using a brushing machine. Amounts of water absorption and wear were measured by the change in weight after brushing. The effects of the DLC coating on cytotoxicity of the resin teeth were examined by growth curves of MC3T3-E1 osteoblast-like cells. After the brushing test, the weight of the uncoated resin teeth increased with time because water absorption was larger than wear loss. On the other hand, no weight change was observed in the DLC-coated resin teeth. Strong adhesion between the resin teeth and DLC was observed by Raman spectrum analysis. Cytotoxicity tests of both the extracted solution and powder of resin teeth indicated positive results, but the positive cytotoxicity became negative with the DLC coating.These results verified that the DLC coating improves the water absorption, wear and cytotoxicity of resin teeth, and that DLC-coated resin teeth may be more suitable for implant prostheses.
  • 遠矢 東昭, 吉成 伸夫, 稲垣 幸司, 酒井 清美, 石川 和弘, 大原 盛勝, 野口 俊英
    日本歯周病学会会誌
    1995年 37 巻 4 号 667-675
    発行日: 1995/12/28
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は, 歯周組織再生誘導法に用いた摘出後のePTFE (expanded polytetrafluoroeth-ylene) メンブレンに付着, 侵入した細胞および細菌を病理組織学的に観察し, さらに, その臨床経過と比較検討することである。すなわち, 成人性歯周炎患者に適応した18症例の摘出メンブレンを観察した。臨床的には, 術後6ヵ月でプロービングデプスは, 平均3.8±0.4mm減少し, アタッチメントレベルは, 平均1.6±0.3mm獲得され, 良好な経過を示している。一方, 細胞と細菌は, 歯冠歯根側方向ではメンブレン歯冠側部で最も多く, 歯根側方向へ向かうにつれ減少傾向を示した。細胞の種類は, 単核の細胞が最も多く, 赤血球, 線維芽細胞の順であった。また, 細菌の大部分は, グラム染色陽性菌であった。術後6ヵ月で, 術前より有意なクリニカルアタッチメントゲインが得られたが, その獲得は, メンブレンへ付着した細菌数に影響されていた。本研究の結果より, 歯周組織再生を最大限獲得するためには, メンブレンへの細菌付着を防止する様々な試みが必要であると思われた。
  • とくにレオメータを用いたペーストの粘性について
    藤井 清一, 宮崎 真至, 岩崎 圭祐, 日野浦 光, 吉田 武史, 浅賀 庸平, 安藤 進
    接着歯学
    2003年 21 巻 3 号 196-206
    発行日: 2003/12/15
    公開日: 2011/06/07
    ジャーナル フリー
    ペーストの流動性を特徴づけることを意図して開発, 市販されたフロアブルレジンに関しては, その流動性の点からの検討はあるものの, 臨床上重要となる粘度特性からの検討は少ない. そこで, 市販および試作のフロアブルレジンの粘性について, レオメータ (Dyn-Analyser DAR-100, Jasco International) を用いて検討した. その結果, 供試したフロアブルレジンの粘性率および複素粘性率ともに製品によって違いが認められた. また, 同様な流動性を示す製品であったとしても, 粘性の経時的変化には違いが認められた. 以上のように, フロアブルレジンの粘性の測定は, その臨床使用時の操作性を反映する可能性があることが示唆された.
  • 村岡 亮, 渡邉 祐子, 佐藤 雅, 杉 祐紀, 矢島 晃司, 松見 秀之, 西川 博文
    日本レーザー歯学会誌
    2005年 16 巻 1 号 16-22
    発行日: 2005/04/01
    公開日: 2010/10/21
    ジャーナル フリー
    Office teeth bleaching by using a laser is faster than by other methods, the stress on the patient is reduced, and the treatment is easier to obtain. Bleaching is known to have a chemical influence on the enamel surface, which becomes rough.
    Therefore, in order to protect the rough enamel surface, a trial surface protection material was made. The interface between the enamel surface and the tooth surface protection material was observed and following conclusion were obtained.
    It was shown that the enamel surface was well protected by spreading the surface protection material on the experimental tooth surface which had been roughened by the laser bleaching. In addition the laser office bleaching enabled long-term maintenance of the color tone, and it was clinically suggested that office bleaching treatment with laser has good potential.
  • 井上 剛, 水谷 幸嗣, 三上 理沙子, 島田 康史, 青木 章
    日本歯科保存学雑誌
    2023年 66 巻 2 号 147-153
    発行日: 2023/04/30
    公開日: 2023/05/08
    ジャーナル フリー

     緒言:Er:YAGレーザーの発振波長2,940nmは水への吸収性が非常に高く,軟組織・硬組織ともに効率よく蒸散できる.特に歯肉の蒸散においてEr:YAGレーザーは周囲組織への熱の影響がきわめて少なく,臨床において歯肉切除術や小帯切除術などの軟組織治療だけでなく,歯肉色素沈着除去やメタルタトゥー除去などに応用されている.そこで,Er:YAGレーザーを用いて歯肉のメラニン除去をマイクロサージェリーで実施した症例の長期経過を報告する.

     症例:患者は29歳男性,喫煙者で1日10本の喫煙があり,歯肉の審美障害を主訴に来院した.下顎前歯部の付着歯肉に広範囲にメラニン沈着を認めた.治療の開始にあたり,まず禁煙指導を行い,そのうえで重度のメラニン色素沈着部位の歯肉蒸散に対してEr:YAGレーザーを用い手術用顕微鏡下で行うことを計画した.

     成績:禁煙指導は奏功し,喫煙習慣がない状態で処置を行った.下顎前歯部の歯肉頰移行部および歯間乳頭部に局所麻酔を行い,Er:YAGレーザー(Dentlite,HOYA ConBio)を10~30Hz,パネル出力設定80 mJ,注水下にて,2種類のコンタクトチップを用いてメラニン色素沈着部位の歯肉蒸散を行った.マイクロサージェリーとして行うことで,残存する微細な色素沈着領域をより確実に視認でき,正確で安全な処置が可能であった.歯肉縁や歯間乳頭部など術後の歯肉退縮を偶発しやすい部位においても,拡大視野下であることにより慎重な組織蒸散が容易であった.レーザー照射面には明らかな凝固変性や炭化はなく,上皮を蒸散した面には白色の結合組織の露出を認めたが,侵襲は非常に軽度なため術後の鎮痛薬や抗菌薬などの投薬は行わなかった.創面の治癒は良好かつ迅速で,術後7日には上皮化が認められた.本症例では下顎前歯部唇側のメラニン除去を3回に分けて治療を完了した.術後1年6カ月には色素沈着の再発はほとんどみられず,きわめて良好な経過であった.術後16年後には軽度から中等度の再発が生じていた.

     結論:本症例では,喫煙により歯肉に著しく沈着したメラニン色素を,Er:YAGレーザーをマイクロサージェリーにて応用することで低侵襲に処置を行うことができ,良好な治癒成績が得られた.歯肉の審美障害の治療にEr:YAGレーザーをマイクロサージェリーで使用する有効性が示唆され,中期的にも良好な経過を維持できた.

  • 友竹 偉則, 後藤 崇晴, 石田 雄一, 内藤 禎人, 荒井 安希, 清野 方子, 渡邉 恵, 市川 哲雄
    日本口腔インプラント学会誌
    2018年 31 巻 4 号 309-319
    発行日: 2018/12/31
    公開日: 2019/02/20
    ジャーナル フリー

    顆粒が配合された歯磨剤では,その顆粒がインプラント周囲溝に侵入,残留することで,インプラント周囲組織の炎症を惹起する可能性が懸念される.そこでメインテナンス受診者において,歯磨剤の使用状況とインプラント周囲組織の状態を調査し,顆粒配合歯磨剤を使用した歯磨き試験を行い,インプラント周囲組織の炎症と顆粒の侵入に関して検討した.

    メインテナンス受診の55名,臼歯部に装着したスクリュー固定式の上部構造78装置を支持するインプラント145本を対象とした.上部構造周囲の歯垢付着とインプラント周囲粘膜の炎症の有無を評価した.顆粒配合歯磨剤の使用者では顆粒の残留を観察した.インプラント周囲粘膜の形態を計測した後,上部構造を再装着して顆粒配合歯磨剤を使用した歯磨き試験を行い,顆粒侵入の有無を確認した.観察調査と歯磨き試験から,周囲組織の炎症の有無とインプラント周囲粘膜の形態における顆粒の侵入の有無との関連について分析した.

    日常での顆粒配合歯磨剤の使用は19名で,6名14本のインプラントに顆粒が残留していたが,炎症の有無とは相関を認めなかった.顆粒配合歯磨剤を使用した歯磨き試験では55名中13名22本のインプラントで顆粒が侵入しており,炎症の有無と相関を認めなかった.

    本研究の結果から,歯磨剤に配合された顆粒がインプラント周囲溝に侵入して残留することと周囲粘膜の炎症との関連は少ないことが推察された.

  • 西田 英作, 三木 学, 武藤 昭紀, 窪川 恵太, 片瀬 剛士, 内田 啓一, 阪中 孝一郎, 大原 盛勝, 大野 友三, 吉成 伸夫
    日本レーザー歯学会誌
    2012年 23 巻 1 号 27-32
    発行日: 2012/04/01
    公開日: 2012/04/17
    ジャーナル フリー
    Gingival hyperpigmentation can cause esthetic problems and embarrassment. Although melanin pigmentation of the oral tissues does not present a medical problem, patients complain they feel “ugly”. Therefore, various methods of depigmentation including surgery and laser irradiation have been reported.
    Many methods of removing gingival hyperpigmentation have been reported, but there are few reports evaluating the effect of each method. Therefore, in this study we evaluated and compared the effects of Er:YAG and CO2 laser treatment with surgical abrasion for gingival depigmentation.
    Depigmentation treatment was performed for one patient who complained of dark-brown gingival hyperpigmentation and who provided informed consent for this clinical comparative study. This patient was a smoker. The area of hyperpigmentation was divided into 4 parts and each area of the gingiva was treated differently as follows—Er:YAG laser: maxillary, left side, central incisor–cuspid, CO2 laser: mandibular, right side, central incisor–cuspid, abrasion surgery with carborundum points: maxillary, right side, central incisor–cuspid, and untreated control area: mandibular, left side, central incisor–cuspid. Laser irradiation was performed according to the manufacturer's recommendations for the treatment of hyperpigmentation. After treatment, depigmentation effects were evaluated using Image J (ver1.43, NIH, Bethesda, MD) for all methods.
    The results achieved were considered satisfactory by both the patient and the operator. Er:YAG laser treatment was performed 10 times until the patient was satisfied; however, the patient felt slight pain during the procedure. CO2 laser treatment was also performed 10 times to achieve a satisfactory outcome, but the CO2 laser did not cause any intraoperative pain. Abrasion surgery using a carborundum point was the most effective with regard to the degree of depigmentation, but it entailed a lot of pain after the procedure. The effect of depigmentation was highest with the abrasion surgery using a carborundum point, when evaluated by image analysis.
    Both Er:YAG and CO2 laser treatments achieved a satisfactory effect, with both methods producing almost equal results in terms of the degree of depigmentation.
    CO2 laser treatment provided an adequate depigmentation effect without pain, and there was no difference in the degree of depigmentation between Er:YAG laser and CO2 laser treatment.
  • 大森 かをる, 池島 巌, 伊藤 祐子, 齋藤 渉, 秋本 尚武, 桃井 保子
    日本歯科保存学雑誌
    2010年 53 巻 2 号 133-139
    発行日: 2010/04/30
    公開日: 2018/03/29
    ジャーナル フリー
    歯面コーティング材は,歯質を切削することなく短時間で歯の色調を改善することを目的に開発され,未切削エナメル質のほか金属面,変色したコンポジットレジンやレジン前装冠の前装部にも適応可能である.歯面コーティング材の耐用期間は,1〜3ヵ月とされている.そこで本研究では,現在市販されている2種類の歯面コーティング材を臨床的方法により仕上げた際の色調安定性について,長期臨床経過を想定した加速変色試験法によって評価した.実験に供した歯面コーティング材は,ビューティコート(松風)とホワイトコート(クラレメディカル)で,コンポジットレジンのクリアフィルAP-Xを,歯面コーティング材塗布面およびコントロールとして使用した.直径15mm,厚さ1mmのコンポジットレジンディスクに,ビューティコートのホワイトベースを臨床使用条件に従って塗布しグロスメーカーとグロスリファインで仕上げた標準仕上げ群,ホワイトベースを塗布・照射後,乾燥ガーゼで未重合層を除去し,グロスリファインを塗布し専用バフで研磨をした即日仕上げ群,ホワイトベースを塗布・照射後,グロスメーカーで被覆し,照射を行ったグロスメーカー群,ホワイトコートのベースコートをメーカー指示に従って塗布・光照射し未重合層を除去した後,トップコートで仕上げたホワイトコート群および未処理のAP-X群の5条件につき,3試料ずつ試料を作製した.ディスクの半側を遮光のためにアルミ箔で被覆し,ISO4049の色調安定性試験法に準拠して,キセノン耐光試験機(Suntest CPS+ Type X:45,Heraeus,Germany)に試料を設置し,37℃水中下24時間,150,000Lux±10%の光照射を行った.施術後の試料の測色は,分光式色彩計(Spectro Color Meter SE-2000,日本電色)で,グレー,白,黒の背景色におけるCIE L*a*b*を測定し,遮光側と露光側の色差ΔE*abおよびTP値を算出し,比較検討した.その結果,以下の結論を得た.1.露光側と遮光側の色差ΔE*abは,グロスメーカー群が4.29で最も大きい値を示し,ホワイトコート群が3.40,即日仕上げ群が3.20,標準仕上げ群が2.46であった.2.歯面コーティング材は,露光することにより黄色方向に変色する傾向を示した.3.即日仕上げ群において,露光後に透明性の変化が認められた.
  • 吉成 伸夫, 青山 行彦, 大原 盛勝, 西山 均, 小松 清美, 楠崎 たまき, 野口 俊英
    日本歯周病学会会誌
    1992年 34 巻 1 号 114-124
    発行日: 1992/03/28
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は, ヒトのインシュリン非依存型糖尿病の病態に近い自然発症糖尿病 (GK) ラットを用い, 糖尿病群 (1群) と非糖尿病群 (2群) で惹起させた実験的歯周炎を比較することである。動物はナイロン糸挿入後5週までにブドウ糖負荷試験を行い, 6, 8週で屠殺し, 病理組織学的および組織形態計測学的に検索した。その結果, 血糖値は空腹時, ブドウ糖負荷後のいずれの時間においても, 1群が有意に高値であった。病理組織学的所見では, 両群間に著明な違いは認められなかった。さらに, 歯槽骨長比の計測の結果, 両群とも経時的に歯槽骨吸収の進行所見を示していたが, 6, 8週での両群間で有意差は認められなかった。以上の実験結果だけでは, 歯周病の病因としての糖尿病の役割は明らかにされなかったが, 今後は種々の因子を変化させながら, より詳細な検討を行う予定である。
  • 山崎 雅弘, 熊澤 昌彦, 中田 和彦, 高阪 敏明, 中村 洋, 吉成 伸夫, 野口 俊英, 斉藤 貴司, 小西 聖一, 亀山 洋一郎
    日本歯周病学会会誌
    1993年 35 巻 2 号 353-363
    発行日: 1993/06/28
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    今回の実験では, ラットの根尖病変が歯周病変に及ぼす影響を組織学的および組織形態計測学的に検索した。
    ラットを処置方法の違いによって, A, B, C群およびa, b, c群に分けた。全ての動物では, 上顎臼歯の歯間部にナイロン糸を挿入した。A, B, C群では, ナイロン糸挿入後から, それぞれ4, 8, 12週でその歯周組織を観察した。さらに, a群では, ナイロン糸挿入と同時に臼歯を露髄し, 処置後4週で観察した。また, b, c群では, ナイロン糸挿入して4, 8週後に臼歯を露髄し, 露髄後4週で観察した。
    組織学的には, A, B, C群では, 歯間部の歯周組織には炎症病変が成立した。しかし, その歯周病変は根尖部および根分岐部の歯周組織に波及することはなかった。a群では, 歯間部の歯周組織には, A群のものとほぼ同様の炎症病変がみられた。また, 根尖部にも炎症病変が認められた。b, c群では, 歯間部の歯周組織には, B, C群のものよりも強い炎症がみられた。また, 根尖部には炎症病変が成立し, 根分岐部にも炎症が認められた。しかし, 歯間部と根尖部の炎症は組織学的につながらなかった。
    組織形態計測学的には, A群とa群のセメントエナメル境から歯槽骨の頂点までの距離の間では, 有意な差はみられなかった。しかし, b, c群の距離はそれぞれB, C群のものに比べて有意に大きかった。
    本実験の結果, 歯周病変が存在するとき, 根尖病変が生じると, その歯周病変は悪化することが推測された。
  • 田本 晃生, 作 誠太郎, 山本 宏治
    日本歯科保存学雑誌
    2006年 49 巻 5 号 658-668
    発行日: 2006/10/31
    公開日: 2018/03/31
    ジャーナル フリー
    Objective: This study examined the characteristics of flowable composite-resins containing improved S-PRG filler. Materials and Methods: The tested materials were Beautifil High flow F10 (BF10-resin) and Beautifil Low Flow F02 (BF02-resin), both of them containing improved S-PRG filler, and the control materials were Unifil Flow (Un-resin) and Metafil Flo (Me-resin). Resin blocks were prepared using a metal mold followed by their bonding on both upper first molars. The blocks were debonded at 8, 12 and 24 hrs, respectively and antiplaque test was carried out including SEM observation and energy dispersive X-ray micro analysis. Furthermore, observation of saliva proteins on each resin surface and albumin adsorption probe was performed. Concerning the cavity wall adaptability test, cavities were prepared in two different manners: by Er: YAG laser and diamond burr mounted in a high-speed hand-piece. Then the preparations were filled with the corresponding material according to each manufacturer's recommendation and the cavity wall adaptability was analyzed. Results: One of the most important findings was that BF10 and BF02-resing exhibited almost no bacterial adhesion. The energy dispersive X-ray micro analysis revealed the presence of elements such as Al, Si, and Sr of the improved S-PRG filler. Also, only in BF10 and BF02-resins the film layer was observed on their surfaces soaked in albumin solution. The albumin adsorption was higher in BF10 and BF02-resins than control materials. Overall, the cavity wall adaptation was suitable for all materials, unless BF02-resin showed a creck when the cavity was prepared by Er: YAG laser. Conclusions: BF10 and BF02-resins presented appropriate characteristics and were useful for the treatment of caries; moreover they offered an anti-plaque property suggestion that the application of these materials is suitable as a minimal intervention approach.
  • 日本歯周病学会会誌
    1994年 36 巻 Supplement2 号 95-104
    発行日: 1994/09/10
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
  • 日本歯周病学会会誌
    1994年 36 巻 Supplement1 号 74-84
    発行日: 1994/03/25
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
  • 福井 優樹, 白石 充, 山本 一世
    日本歯科保存学雑誌
    2008年 51 巻 1 号 24-39
    発行日: 2008/02/29
    公開日: 2018/03/31
    ジャーナル フリー
    審美性歯面コート材(以下,コート材)は,歯の漂白が困難な症例に対して,歯冠部に塗布することにより審美的改善を図ることができる.テトラサイクリン歯の色は,紫外線の影響を受け,加齢に伴い暗褐色に変化することが報告されている.したがって,テトラサイクリン歯にコート材を塗布することにより,歯質に照射される自然光からの紫外線量を抑えることができれば,加齢に伴う暗褐色変化を抑制することが期待できる.そこで今回,2種のコート材(ホワイトコート™シェードOB0(以下,WOB),オペーク(以下,WOP),ビューティコート シェードBW3(以下,BBW),シェードWO(以下,BOP)),コンポジットレジン(ユニフィル®ローフロープラス シェードAO3(以下,UAO)),グラスアイオノマーセメント(フジアイオノマー®タイプII シェードYB(以下,FYB))およびエナメル質を使用し,厚さ0.1,0.3,0.5,1.0mmのディスク試料を作製し,試料の光の透過率を測定した.また,対照としてヒト歯エナメル質の0.3,0.5,1.0mmのディスク試料を作製し,試料の光の透過率を測定した.また,アパタイト系歯科用セメントにテトラサイクリン溶液を混入させてテトラサイクリン変色モデル(以下,変色モデル)を作製し,厚さ0.3mmの各試料を介して変色モデルに紫外線を7日間照射した場合の照射前後の色差(ΔE*ab)を測定した.結果は一元配置分散分析とTukeyの検定(p<0.05)によって統計処理を行った.さらに,もしテトラサイクリン歯の加齢による変色の進行を抑制する目的でコート材を使用するのであれば,長期的な使用が必要となる.コート材は本来,暫間的な審美性材料として開発されている材料のため,辺縁封鎖性が問題になる.そこで,コート材(WOB,BBW)とエナメル質の界面の状態を24時間(24h)後,5℃と55℃,各30秒間ずつのサーマルサイクル500回(以下,TC500)後,1,000回(以下,TC1000)後の色素漏洩試験により辺緑封鎖性を評価した.結果は,Mann-WhitneyのU検定(p<0.05)によって統計処理を行った.また,暫間的な材料のコート材を歯面からいったん除去し,再び新たに塗布することを繰り返し行った場合のエナメル質表面への影響を検討するため,コート材塗布24h後に除去した試料(24h除去),塗布TC500後に除去した試料(TC500除去),塗布TC500後に除去を3回繰り返した試料(TC500×3除去)をSEM観察した.その結果,以下の結論を得た.1.厚さ0.3mmの試料で,WOB,WOP,BOPは400nm以上の波長域まで,光の透過率は0.5%未満を示し,紫外線の吸収効果が示唆された.2.厚さ1.0mmの試料で,BBW,UAO,FYBも400nm以上の波長域まで,光の透過率は0.5%未満を示し,紫外線の吸収効果が示唆された.ただし,臨床で使用する厚さとしては問題があると考えられた.3.変色モデルの色差は,WOB,WOP,BOPでは,エナメル質と比較して有意に小さく,テトラサイクリン歯の変色の進行を抑制することが示唆された.4.コート材とエナメル質界面の色素漏洩試験結果では,24h後では辺緑封鎖性は良好であったが,TC500,TC1000後では色素漏洩が認められ,コート材を塗布したままで長期間経過すると,辺縁封鎖性が低下すると考えられた.5.コート材除去後エナメル質表面のSEM観察では,塗布24h除去,TC500除去,TC500×3除去とも大部分がコート材とエナメル質界面で剥がれており,コート材の塗布-除去を繰り返し行った場合のエナメル質表面への影響は少ないものと考えられた.
  • 1. 普通飼育ラットにおけるインスリンの効果
    加藤 清
    日本歯周病学会会誌
    1996年 38 巻 4 号 400-414
    発行日: 1996/12/28
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は, ストレプトゾトンン (STZ) 誘発糖尿病ラットの実験的歯周炎が血糖コントロールによって受ける影響を検索することである。普通飼育ラットの辺縁歯肉にゴム輪で刺激を加えた後, 非糖尿病 (N-DM) 群, STZにより血糖値を上昇させた糖尿病 (DM) 群, さらにSTZにより上昇させた血糖値をインスリン投与により改善させた糖尿病一インスリン (DM-I) 群に分けた、ゴム輪挿入の14および28日後にラットを屠殺し, 血糖値の測定 (随時血糖値), 病理組織学的および組織計量学的検索を行った。その結果, 1) 普通飼育のSTZ誘発糖尿病ラットにインスリン投与を行うことにより糖尿病の典型的症状が改善した。2) 平均血糖値はN-DM群で134±10mg/dl, DM群で544±50mg/dl, DM-I群で130±44mg/dlであった。3) 病理組織学的所見からDM群ではN-DM群に比較して歯周組織の炎症性変化が著明であったが, DM-I群ではN -DM群と同程度であった。4) 歯槽骨の面積計測の結果, 歯槽骨吸収量はDM群>DM-I群≧N-DM群であり, DM群と他の2群との問には統計学的有意差があった。以上より, 普通飼育糖尿病ラットにインスリン投与を行うと機械的刺激と口腔内細菌に由来する刺激で生じた歯周組織の炎症性変化および損傷の程度が軽減することが示され, 血糖コントロールの重要性が示唆された。
  • 日本歯周病学会会誌
    1992年 34 巻 Supplement1 号 119-132
    発行日: 1992/04/20
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
  • 日本歯周病学会会誌
    1991年 33 巻 Supplement1 号 97-109
    発行日: 1991/04/20
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
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