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クエリ検索: "太刀川寛"
5件中 1-5の結果を表示しています
  • 林 和典, 岩田 英治, 根岸 直希
    紙パ技協誌
    2019年 73 巻 11 号 1076-1079
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/02/01
    ジャーナル 認証あり

    当社は持続可能な原材料調達の一環として「Tree Farm構想」を掲げ,ブラジル,チリ,オーストラリア,南アフリカにおいて海外植林地を管理している。このうち,ブラジル北部アマパ州では,当社最大の植林面積を持つプロジェクトを展開中であり(Amapa Florestal e Celulose S.A.(AMCEL)),ユーカリ植林とチップの生産を行っている。

    AMCEL社は,平坦でまとまった面積を持つ植林地,植林地からチップ工場及び積出港までの距離,海外への輸出に適した地理的立地等,高い潜在力を持ちながら,かつては植林木の成長性は低迷し,本来の好条件を活かしきれていなかった。そこで,2006年の買収以降,これまで当社が検討を行ってきた木材分析技術や選抜育種技術の実践的開発を進めるべく,熱帯地域に適したユーカリ樹種の導入,近赤外分光分析による木材分析法の確立,クローン選抜工程の改良等の施策を現地で積極的に推進してきた。その結果,植林木の成長性,容積重,パルプ収率は着実に上昇を続け,特に昨年,現行の主力クローンを大きく超える新事業用クローンを開発するに至った。このクローンは本年から事業規模での検証を開始している。

    本稿では,継続的に実施しているAMCEL社のユーカリ育種の現況とともに,近年,植林分野でも急速に普及しつつあるゲノミックセレクション(DNAマーカーを用いて有用形質を持つ個体を選抜する最新の育種手法)への取組みを含め,今後の展望について報告する。

  • 吉永 謙嗣, 太刀川 寛
    紙パ技協誌
    2018年 72 巻 8 号 849-858
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/11/01
    ジャーナル 認証あり

    ユーザーの求める品質に応えつつ,チップ工場は日々コストダウンを目指して操業に工夫を凝らしている。1945年に米国で生まれ2011年までUseful Methodsとして広く流通してきた『TAPPI-UM21 Sieve Analysis of Pulpwood Chips』や,1985年以降に北欧三国で開発された『SCAN-CM 40:01 Size Distribution』は,いずれも電動式のラボスクリーンを用いた篩分検査の手順書として,チップ工場の品質管理に用いられている。

    チップサイズはチップの長さ・幅・厚みの3変数により決まるが,特に長さについてはチッパーの各構成要素の構造や役割をよく理解した上で,適切な調整や保守点検をもって管理する必要がある。チッパーには様々な形式があるが,本稿では固定型ディスクチッパー,中でもカーセージ式・サムナー式・らせん式(ノルマン式)の特徴や切削機構の構造について述べた。チッパーの各構成要素としてはスパウト(原木投入口)・滑刃・ディスクライナー・刃口ライナー・切刃・受刃・側刃・裏刃を挙げ,それらの調整方法や切刃調整治具についても解説を試みた。具体的には切刃ゲージとシックネスゲージを用いた調整手順,また操業時におけるチップ品質上の問題点と解決方法についても記載した。尤も,そうしたトラブルシューティングの内いくつかは,そもそもチッパーディスクの回転にブレやバタつきがないことが大前提となる為,ベアリングのあそび及びディスクのあおりの点検や,チッパー各構成要素それぞれの保守基準など,日常の管理が精密に出来る体制になっていないとそれに気付くことすら出来ない可能性がある。

    最後に植林木ユーカリチップ生産の操業事例として,原木トラックにより輸送された剥皮済丸太を大型固定式チッパーで切削するブラジル・AMCEL社のチップ工場レイアウトと,全幹集材からモバイル式チッパーで林内チッピングしチップトラックに積み込む豪州の伐採請負業者Croxley社によるオペレーションを紹介した。

  • : Project-Based Learning(PBL)の試み
    *太刀川 寛
    工学・工業教育研究講演会講演論文集
    2000年 2000 巻
    発行日: 2000年
    公開日: 2017/12/16
    会議録・要旨集 フリー
  • 齊藤 嘉久, 浅野 晃, 中村 英夫, 望月 寛, 高橋 聖
    電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌)
    2016年 136 巻 7 号 923-928
    発行日: 2016/07/01
    公開日: 2016/07/01
    ジャーナル フリー
    With regard to the system structure of the train control, conventional systems have had the horizontal independent structure because an individual piece of equipment, such as an ATC (Automatic Train Control) equipment, an electronic interlocking equipment and a facility monitoring equipment, has been separately developed and introduced into systems. In contrast, the concept of our unified train control system is vertical and hierarchically structured. It consists of a “logic layer”, a “network layer” and a “terminal layer”. This vertical hierarchical structure is intended to make systems lean and simple by bringing corresponding segments of the pieces together into each layer and to allow the evolution of systems by accommodating train operator's needs more flexibly. The logic layer consolidates functions of individual pieces of conventional equipment and manages a whole system centrally. The network layer provides standard network interfaces by means of the IP networking without making users conscious of the existence of a network. The terminal layer facilitates reducing, adding and removing local facilities in an effort to downsize them.
  • : XP(エクストリームプログラミング)の採用
    *太刀川 寛
    工学・工業教育研究講演会講演論文集
    2002年 2002 巻
    発行日: 2002年
    公開日: 2018/01/23
    会議録・要旨集 フリー
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