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クエリ検索: "宮崎県歯科医師会"
7件中 1-7の結果を表示しています
  • ~日本の一地域における出生コホート研究「甲州プロジェクト」から~
    鈴木 孝太, 山縣 然太朗
    禁煙科学
    2012年 vol.6 巻 07 号 1-3
    発行日: 2012年
    公開日: 2021/09/29
    ジャーナル オープンアクセス
    【はじめに】
     出生コホート研究の多くは、児の出生時から研究を開始しており、妊娠初期における妊婦の生活習慣を、その時点で調査しているものは少なかった。山梨県甲州市(旧塩山市)と山梨大学大学院医学工学総合研究部社会医学講座(旧山梨医科大学医学部保健学Ⅱ講座)は、1988年から「甲州プロジェクト(旧塩山プロジェクト)」という母子保健に関する縦断調査を行っており、妊娠届出時から、乳幼児、そして中学生にいたるまで、母子の健康状態、生活習慣について調べている。妊娠期から追跡しているコホート研究は世界でもまれなものであり、これまでいくつかの研究成果が国際誌に発表されている。今回は、妊婦の喫煙と児の発育に関しての論文とその概要を紹介する。なお、甲州プロジェクトの概要については、既報を参照されたい1)。
  • 森田 浩光, 加藤 智崇, 太田 秀人, 久保田 潤平, 山添 淳一, 重冨 照子, 原口 公子, 川端 貴美子, 山口 真広, 熱田 生, 下坂 桃子, 久保山 裕子, 中久木 康一
    老年歯科医学
    2019年 33 巻 4 号 482-490
    発行日: 2019/03/31
    公開日: 2019/04/24
    ジャーナル フリー

     自然災害大国であるわが国において,今後起こりうる災害時の保健医療支援の取り組みとして,全国的に災害医療コーディネーター・災害歯科コーディネーター養成研修会が行われている。一方で,災害時歯科保健医療支援に派遣される歯科医療従事者の育成および支援者登録は十分とはいえない。そこでわれわれは,高齢者を含めた災害時要配慮者の口腔機能支援を行う支援者の養成を目的とした災害口腔医学研修会を企画し,開催した。

     研修会は,災害時歯科保健医療支援チームの一員として即時に歯科的トリアージ,口腔アセスメント,保健医療支援活動を多職種と連携して行うことができるよう研修会プログラムおよびテキストを作成し,講義と実習を織り交ぜた形式で1日コースとした。

     研修会は九州内で全3回開催し,歯科医師,歯科衛生士,歯科技工士のほか,看護師,医療事務および歯学部学生まで幅広い職種・学生の参加を得て,計104名の修了者を輩出した。

     研修会の前後にプレ・ポストアンケートで理解度を確認した。その結果,研修後に災害時歯科保健医療活動についての理解度の有意な向上がみられ,特に口腔衛生管理や食支援に対して歯科の役割を認識した参加者が大きく増加した。

     さらに,研修終了時には所属職能団体および大学などの災害時歯科保健医療支援者リストへの登録を依頼し,今後の災害時歯科保健医療支援活動へ積極的な参加を促した。

     今後は,さらなる支援者の養成や学生教育・臨床研修への導入を視野に入れて,活動を継続する予定である。

  • 藤田 広志, 勝又 明敏, 原 武史, 林 達郎, 林 佳典
    医用画像情報学会雑誌
    2013年 30 巻 1 号 18-30
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/03/26
    ジャーナル フリー
    A research report on the development of an assisting system for image diagnosis in the field of dentistry is described. The research was conducted under the big project entitled as “Development of Advanced Medical Equipment Using Manufacturing Technologies and Information Technologies,” which was done in Regional Innovation Strategy Support Program (City Area Type) in Southern Gifu Area, granted from Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology, MEXT, Japan (2009.6-2012.3) . To identify asymptomatic patients is a challenging task and an essential first step in diagnosis. Findings of dental panoramic radiograph (DPR) include not only dental conditions but also radiographic signs that are suggestive of possible systemic diseases such as osteoporosis, arteriosclerosis, and maxillary sinusitis. Detection of such signs on DPR has a potential to provide supplemental benefits for patients. For that reason, a new screening pathway for systemic diseases in collaboration with dentists and computer-aided diagnosis (CAD) system was designed in our project. Multi-institutional clinical trials showed that our new screening pathway had the potential to identify asymptomatic patients. Toward commercializing our CAD system, we developed not only the stand-alone CAD system, but also the new systems to improve their usability; “CAD&PACS (picture archiving and communication systems) ” that integrates CAD schemes into dental PACS, and “CAD-ASP (application service provider) model” that offers CAD services via internet by the utilization of information and telecommunications technology.
  • 入谷 智子, 高橋 裕子
    禁煙科学
    2014年 vol.8 巻 07 号 9-14
    発行日: 2014年
    公開日: 2021/07/23
    ジャーナル オープンアクセス
    要 旨
    背景・目的:禁煙後の血糖値の経年変化については、禁煙後短期に血糖値が増加するとの報告が散見されるが、5年以上 の長期にわたる経年変化の報告は見られていない。そこで禁煙後の長期的な血糖値の変化を明らかにすることを目的とし て、禁煙群と喫煙群の10年間の血糖値の経年変化を検討した。
    方法:男性勤労者の定期健康診断の結果を用いて、禁煙後10年間の経年的な血糖値の変化を調査し考究した。
    結果:禁煙群の血糖値の平均値は、1年目と3年目にはベースライン年度の血糖値と比較して増加を示したが、5年目以降 は徐々に減少し、10年目は他の年に比べ最も低値を示した。個人ごとの血糖値の変化では、5年目にベースライン年度に 比べて血糖値が減少していた5名(33.3%)、は、10年目に至るまで血糖値がベースライン年度より低値であった。一 方、ベースライン年度に比べ5年目の血糖値が高値であった10名では、10年目には5年目と比べて血糖値は減少するが、 ベースライン年度を下回るものはみられなかった。喫煙群においては、血糖値の平均値はベースライン翌年から増加し、 10年目には最も高値を示した。個人ごとの血糖値の変化では、5年目には18名 (52.9%) 、10年目には22 名(64.7%) が ベースライン年度より高値を示した。
    結論:禁煙後、血糖値は一時期高値を示しても増加がみられず、糖尿病の発症リスクは高いとは言い切れないことが示さ れた。喫煙群の血糖値は、喫煙習慣を継続する間、増加し続けた。長期的な喫煙で血糖値が悪化し、糖尿病発症のリスク が大きくなることが示唆された。
  • ~第3報 禁煙化前後の測定(PM2.5・尿中コチニン)と禁煙化施設へのアンケート調査より~
    斎藤 照代, 茂木 順子, 肥後 直生子, 米山 貴子, 根本 友紀, 老谷 るり子, 田中 直彦, 高橋 裕子
    禁煙科学
    2014年 vol.8 巻 07 号 1-8
    発行日: 2014年
    公開日: 2021/07/23
    ジャーナル オープンアクセス
    要 旨
    目的:禁煙化前後のPM2.5および尿中コチニン測定値の変化と禁煙化に伴う実態を把握し禁煙化の効果と推進に関する要因 について明らかにする。
    方法:2013年11月から2014年1月までに自記式質問紙により、禁煙化施設を対象にアンケート調査を実施するとともに、 禁煙化前後にPM2.5による空気環境と従業員の尿中コチニン濃度測定を実施した。
    結果:禁煙化施設のPM2.5による空気環境測定結果は、敷地内禁煙以外の施設は、喫煙場所において受動喫煙が示唆される 結果が示された。また81名の非喫煙者の尿中コチニン濃度測定結果から敷地内禁煙施設は、その他の禁煙化施設と比較し 尿中コチニン濃度が有意に低く(p = 0.000)、禁煙化前との比較でも有意に低いことが確認された(p<0.05)。55施設の 禁煙化施設への調査結果から禁煙化に効果の高かった取り組みは、禁煙化の周知徹底、トップの禁煙宣言、非喫煙者も含 む教育であることがわかった。
    結論:職場の受動喫煙を確実に防止する効果的な受動喫煙対策は、敷地内にも喫煙場所を設けない全面禁煙であることが 示唆された。
  • 小児歯科学雑誌
    1997年 35 巻 1 号 140-182
    発行日: 1997/03/25
    公開日: 2013/01/18
    ジャーナル フリー
  • 小児歯科学雑誌
    1996年 34 巻 1 号 292-339
    発行日: 1996/03/25
    公開日: 2013/01/18
    ジャーナル フリー
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