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クエリ検索: "尿生殖三角"
14件中 1-14の結果を表示しています
  • 荒木 吉朗, 渡部 晃大, 花田 圭太, 加川 隆三郎
    日本大腸肛門病学会雑誌
    2024年 77 巻 8 号 469-475
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/07/25
    ジャーナル フリー

    解剖学において広義の会陰は前方の

    尿生殖三角
    と後方の肛門三角に分けられる.2年間の痔瘻根治手術症例122例を
    尿生殖三角
    領域の痔瘻と肛門三角領域の痔瘻に分類,検討した.男性の陰嚢進展型痔瘻12例と,女性の浅会陰横筋経路痔瘻2例ならびに球海綿体筋経路痔瘻1例が,
    尿生殖三角
    領域の痔瘻に該当した.
    尿生殖三角
    領域の痔瘻は前方原発のII型深めもしくは浅外肛門括約筋レベルのIII型痔瘻であった.前方原発の痔瘻が
    尿生殖三角
    領域に進展するとは限らず,前方原発痔瘻のうち,
    尿生殖三角
    領域の痔瘻は1/3,肛門三角領域の痔瘻は2/3であった.ほとんどの痔瘻は肛門三角領域に分類されるため,従来の隅越分類による分類は臨床的には妥当である.
    尿生殖三角
    領域の痔瘻は少数ではあるが,隅越分類による記載のみでは不十分で,性差やその特徴的な解剖を念頭に置いた記載や手術を行う必要がある.

  • 奈良村 五十志, 林 達郎, 周 向栄, 原 武史, 陳 華岳, 藤田 広志, 横山 龍二郎, 兼松 雅之, 星 博昭
    Medical Imaging Technology
    2008年 26 巻 4 号 261-
    発行日: 2008年
    公開日: 2016/02/17
    ジャーナル フリー
  • 長島 大介
    理学療法学Supplement
    2013年 2012 巻 G-P-02
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/06/20
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】 近年、尿漏れ対策や姿勢保持において骨盤底筋群の重要性が言われており、PTがアプローチする機会も増えている。しかしながら骨盤底筋群は、解剖学において指導を行いづらい筋である。その要因として、複数の筋が協調して機能しているにもかかわらず、多くの教科書や参考書において股関節周囲筋と泌尿器に属する会陰の筋に分類がまたがること、深層にあるため視察・触察が困難で故に2次元のイラストを見てもイメージが湧かないこと等が考えられる。今回、股関節周囲筋と会陰の筋を統合して理解することを目的に、ペーパークラフトを利用して骨盤底筋群を立体的に構成する授業を行い、学生の理解に一定の成果が見られたのでここに報告する。【方法】 本校は3年制理学療法士養成課程であり、第1学年において解剖学の履修を行う。平成23年度第1学年(在籍者数6名)を対象に、泌尿器系と筋系の講義を終えた時点で解剖学の講義の中でペーパークラフトを用いた骨盤底筋の学習を行い、後日感想の提出を求めた。感想の記述はA4版白紙に自由記述させた。学習の手続きは、50分2時限の計100分の授業時間で、教科書と配布資料により筋名・起始・停止・走行・支配神経・作用を確認した後、オリエンテーションから切り抜き・構成・確認作業を行った。A4版コピー用紙にコピーした骨盤底筋群のパーツを学生個々が切り抜き粘着テープを用いて骨盤模型(京都科学A23A)に対して立体的に構成を行った。作成した筋は、内閉鎖筋、肛門挙筋、会陰横筋、梨状筋、尾骨筋である。模型の構成中や構成後に、骨盤模型に対して各筋の起始・停止、肛門三角と
    尿生殖三角
    、坐骨直腸窩、大・小坐骨孔、梨状筋上・下孔それぞれの確認を行った。学生からの感想はKJ法により分類した。【説明と同意】 本研究における趣旨として、日本理学療法学術大会での発表がありうること、匿名による感想の公表がありうることなど、十分な説明を行った後に同意を得た。【結果】 学生の感想は概ね好評であった。筋の起始・停止がイメージしやすかった、筋の位置や走行を3次元で考えることができた、筋どうしや骨盤との位置関係が理解できたといった意見が多く出された。また、筋の大きさや形状を捉えやすい、記憶に残りやすい、骨盤底筋以外の部位にも応用できそうだとの意見もあった。批評的な意見としては、骨模型に付ける過程が難しかった、脈管・神経もあればよかった等が挙げられた。少数意見には、模型を完成させたという達成感を味わった、切り抜く前に立体を想像する力を身につけた、ファイリングができる、自分たちで筋の形を書いて切り取っても覚えやすい等が挙げられた。【考察】 骨盤底筋群の学習は学生にとって困難であることが前年度までの学生からのフィードバックにより明らかとなっていた。これは講義に対する学生の反応から受ける印象とも合致するものであった。要因としては、構造が複雑なこと、深部にあること等により、教科書や参考書の図譜の理解が学生にとって困難であることが考えられた。授業改善の試みとして筋系と泌尿器系に分かれている骨盤底筋群を統合して学習する機会を設定することにより、今回の目的の一つである、全体としての理解が得られたと考える。立体的な理解においては、骨盤模型に自分で構成して当てはめていくという作業が有効であったと考える。ペーパークラフトの学習においては、聞く、見るだけでなく、手を動かし構成を考える作業が必要となる。こられの作業も理解を深めた大きな要因であると考える。今回は工程が煩雑になるとの懸念から脈管神経を配置する作業は行わなかった。しかし骨盤周囲の全体像を理解するためには、考慮する必要があるかもしれない。本校は視覚特別支援学校なので、見えづらいものを見やすくする、あるいは視覚以外の情報に置き換えることが授業開発の中で求められる。今回の手法は、視覚障害を持たない学生にも応用可能であると考える。ただし、一学年定員8名の少人数クラスでの指導なので、大人数のクラスを対象にした場合は手法の変更が必要かもしれない。【理学療法学研究としての意義】 PTにとって解剖学的知識は重要である。今後解剖学教育を充実させるため、ペーパークラフトの有効性を検証する必要がある。また、他部位への応用も考えられる。
  • 日本大腸肛門病学会雑誌
    2024年 77 巻 8 号 499
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/07/25
    ジャーナル フリー
  • 後藤 健太郎, 松末 亮, 山口 高史, 森吉 弘毅, 猪飼 伊和夫
    日本消化器外科学会雑誌
    2021年 54 巻 10 号 728-735
    発行日: 2021/10/01
    公開日: 2021/10/27
    ジャーナル オープンアクセス HTML

    症例は76歳の女性で,3年前に肛門前方の無痛性腫瘤を触知し,数か月前から増大するため受診した.肛門前方の硬結を伴う2 cm大の皮下腫瘍が皮膚に露出し,表面は粘液で覆われていた.CTで腫瘍の肛門括約筋および膣への浸潤が疑われ,両側外腸骨リンパ節が腫大し,PET-CTで原発巣と両側外腸骨リンパ節に集積が亢進していた.生検でアポクリン腺癌や異所性乳房由来の腺癌が疑われた.両側外腸骨リンパ節転移を伴う会陰部アポクリン腺癌の診断で腹腔鏡下腹会陰式直腸切断・膣壁合併切除,両側外腸骨リンパ節摘出術を施行した.腫瘍は前方で膣壁上皮直下に達し後方では一部肛門管上皮に露出し,両側外腸骨リンパ節転移が確認された.アポクリン腺癌は浸潤性と転移性を獲得するまで数か月から数年の静止期があるとされる.会陰部の経時的に増大する皮下腫瘤ではアポクリン腺癌も鑑別疾患の一つとして考え,生検による早期確定診断が重要と考えられた.

  • 田口 和浩, 小島 康知, 岡島 正純, 徳本 憲昭, 原野 雅生
    日本臨床外科学会雑誌
    2015年 76 巻 7 号 1792-1795
    発行日: 2015年
    公開日: 2016/01/30
    ジャーナル フリー
    会陰ヘルニアは,ほとんどが腹会陰式直腸切断術あるいは骨盤内臓全摘術後に発生する続発性会陰ヘルニアである.今回,われわれは腹会陰式直腸切断術後に発生した続発性会陰ヘルニアの1例を経験したので報告する.症例は67歳,男性.直腸癌(Rb,MPN1M0,cStage IIIa)に対し術前化学放射線療法を施行後,両側側方リンパ節郭清を伴う腹会陰式直腸切断術を施行した.術後経過は良好であったが,術後12カ月後頃より会陰部の膨隆が出現した.次第に膨隆は増大傾向し,術後18カ月目の腹部造影CT検査においても会陰部の小腸の脱出を認め,続発性会陰ヘルニアと診断した.術後21カ月目,経腹的にヘルニア修復術を施行した.術中所見として,骨盤底に約10cm大のヘルニア門を認めた.ヘルニア門を覆うようにComposix® mesh (15.2cm×20.3cm)を骨盤底に固定し,骨盤底再建術を施行した.
  • ─仙骨神経障害症候群─
    高野 正博
    日本腰痛学会雑誌
    2005年 11 巻 1 号 186-192
    発行日: 2005年
    公開日: 2007/12/14
    ジャーナル フリー
    従来,仙骨痛,仙尾関節痛,尾骨痛などと言われる慢性疼痛の症状があった.しかしよく診察すると陰部神経に沿って圧痛ある硬結を触れ,この痛みの部位と性質は患者の訴えと一致することが分かった.この中には肛門括約不全の症例が多く肛門内圧も有意に低下し,また排便障害の症例も多く,直腸肛門機能障害がみられる.加えて過敏性腸症候群様の腹部症状もみられる.以上,直腸肛門痛,括約不全,排便障害,腹部症状を四症状とし,仙骨神経障害をもととするsyndromeがあることが分かり,これを仙骨神経障害症候群と名づけた.これら四徴のお互いの合併率は50~90%で,さらには腰椎の症状や治療歴も高率で,MRIでも腰椎病変を60%に認める.治療としてはバイオフィードバックを含む保存療法と理学療法の組み合せにより,症状の消失が32%,軽減が44%,計76%に効果が得られている.今後,この症候群のさらなる病態の解明が必要とされる.
  • 奥村 慶之, 石井 浩子
    創傷
    2019年 10 巻 1 号 43-49
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/01/05
    ジャーナル フリー
  • 森口 くる美, 河合 建一郎, 栗田 智之
    創傷
    2022年 13 巻 2 号 64-71
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/04/01
    ジャーナル フリー
  • 日本大腸肛門病学会雑誌
    2000年 53 巻 7 号 469-507
    発行日: 2000年
    公開日: 2009/06/05
    ジャーナル フリー
  • 大熊 玲子
    日本女子体育連盟学術研究
    2012年 28 巻 31-44
    発行日: 2012年
    公開日: 2013/10/19
    ジャーナル フリー
    本稿は,ピラーティスベースのボディコンディショニングの授業において,学生の「気づき」を深めることのできる授業方法を検討することを目的にしている。その取り組みの1つとして,ワークシートを使用した「振り返り」の時間を設けた。また,授業を通して,学生の心と身体にどのような意識をもたらすことができたのかをみていくために,アンケートを実施した。ワークシートとアンケートを分析した結果,ワークシートにおいては,学生によって知覚,認知された「気づき」として6つの特徴ある「気づき」のタイプを整理することができた。ワークシートが,学生の「気づき」を深める上での一助となっていることが窺えた。アンケートにおいては,心や身体の緊張緩和を感じている学生が多くみられた。また,心身の状態を把握し,自らコントロールしていくことの重要性を認識することができた学生が,全体の約7割いることが分かった。大学の授業においても,リラクセーションの普及を今後の課題として挙げられているが,この授業実践に基づく研究成果は,今後の授業方法を模索する上での1つの示唆となった。
  • 日本大腸肛門病学会雑誌
    2023年 76 巻 9 号 A189-A249
    発行日: 2023年
    公開日: 2024/01/25
    ジャーナル フリー
  • 梶田 一之
    日本泌尿器科學會雑誌
    1959年 50 巻 6 号 504-530
    発行日: 1959年
    公開日: 2010/07/23
    ジャーナル フリー
  • 日本大腸肛門病学会雑誌
    2007年 60 巻 9 号 593-751
    発行日: 2007年
    公開日: 2018/04/20
    ジャーナル フリー
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