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クエリ検索: "川口一彦"
7件中 1-7の結果を表示しています
  • 原 耕三, 永沢 信
    日本食品工業学会誌
    1968年 15 巻 9 号 433-435
    発行日: 1968/09/15
    公開日: 2010/01/20
    ジャーナル フリー
    切断荷重および切断伸長率を測定することによってスパゲッティの最適ゆで条件を推定する方法について,前報に引続いてさらに多種類の銘柄について測定を行なったところ,この方法を一般化することが可能であると思われた。次に,この方法で測定した最適ゆで時間と,官能審査による食味との対応を検討したところ,かなりよく一致することを知った。この測定方法の応用として,ゆで水に1%および3%になるよう食塩を添加したところ,最適ゆで時間が長くなる傾向がみられ,食塩添加の効果についてはさらに検討の必要があることを知った。
  • 西山 喜雄, 木村 俊範, 川口 一彦
    農業機械学会誌
    1984年 46 巻 Supplement 号 17
    発行日: 1984/04/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • (第7報)市販ラーメンの調理性について
    岡田 安司
    日本食品工業学会誌
    1971年 18 巻 9 号 420-424
    発行日: 1971/09/15
    公開日: 2009/04/21
    ジャーナル フリー
    市販ラーメン10種類について茹麺の重量増加率,容積増加率および切断荷重などの調理性を測定し,成分組成との関連を検討した。
    (1) 茹時間2~3分以内でいずれの試料とも倍近くの重量増加および約1.8倍の容積増加が認められた。
    (2) 切断荷重は各試料により,また茹時間により,かなりの変動を示し,いずれの試料も茹時間の増加により減少傾向が認められた。切断荷重,ひずみ率の関係を両対数で示すと麺体の中心附近を屈折点として,その両側で直線関係がえられ,茹麺の品質判定の目安となった。
    (3) 乾麺の水分含量と無機成分が吸水性に,また乾麺の比重と無機成分が膨潤性に影響する傾向がそれぞれ認められた。
  • 山野 善正, 山下 哲男, 福井 義明
    日本食品工業学会誌
    1973年 20 巻 5 号 208-213
    発行日: 1973/05/15
    公開日: 2011/02/17
    ジャーナル フリー
    スパゲティのゆで時間によるテクスチャーの変化,およびゆでたスパゲティを包装・加熱殺菌したもののテクスチャーをテクスチュロメーターで測定したところ,次のような結果が得られた。
    (1) ゆでたスパゲティのテクスチャーはテクスチュロメーターで測定できる。特性カープには,付着性は現われず,弾力性のばらつきは大きいが,硬さ,凝集性およびガム性は測定数を10とすることにより有効なパラメーターとなる。
    (2) 硬さおよびガム性は,ゆで時間の増加とともに双曲線的に減少し,その減少がかなりゆるやかになるところが商品指示ゆで時間に一致している。また凝集性は,ゆで時間にかかわらずほぼ一定値を示す。
    (3) 両対数で表わした,ゆで時間-硬さ,ガム性の関係は直線となり,この直線の勾配,縦軸截片は,異なるスパゲティのゆで時間によるテクスチャー変化の指標となり得ることが示唆される。
    (4) 適正ゆで時間と考えられる時間だけゆで,フィルム包装し,加熱殺菌したスパゲティの硬さ,凝集性およびガム性は,同時間ゆでただけのものより大きい値を示すが,12分ゆでたものについてみると,20日間室温保存した結果,115℃30分,120℃20分および30分殺菌のもの(すなわち高温で短時間殺菌したもの)が,同時間ゆでただけのものの値に近く,かつ値の変動が小さく安定性を示した。
    (5) 包装スパゲティの硬さ,ガム性も,ゆで時間の増加とともに減少する傾向にある。テクスチュロメーターによる測定値が包装・保存における最適テクスチャー保持条件を予知するのに役立つと考えられる。また,ゆで時間と殺菌条件の最適条件を得るためには,これらのバラメーターと製造上の経済性を考慮して,それぞれのスパゲティーに適当な組合せを選べばよい。
  • その評価法の現状
    安永 隆
    日本食品工業学会誌
    1966年 13 巻 4 号 148-157
    発行日: 1966/04/15
    公開日: 2009/04/21
    ジャーナル フリー
  • 久保 田清, 藤本 真紀子, 鈴木 寛一, 保坂 秀明
    日本食品工業学会誌
    1980年 27 巻 8 号 381-387
    発行日: 1980/08/15
    公開日: 2010/03/08
    ジャーナル フリー
    前報において,米,豆,いもなどのクッキング速度式の設定に関する研究を行なってきた。本報では,スパゲティとひやむぎのクッキング速度式の設定に関する研究を行った。低含水率の食品においては,クッキングの進行程度が,水の吸水現象関と係づけられるということから,クッキング速度を,重量測定法により測定した。
    クッキング速度式を,簡単な経験的速度式と,殼状吸水モデルに基づく半理論的速度式とで表わした。スパゲティとひやむぎの簡単な経験的速度式は,次のように表わされた。
    x-(w-w0)/(we-w0)
    dx/dθ=kn(1-x)n; n=2
    スパゲティ:
    kn=2=5.11×103exp(-8.72×103/RgT)
    ひやむぎ:kn=2=2.48×105exp(-1.05×104/RgT)
    ここで, x:クッキング率〔-〕, w, w0, we:クッキング中途,初期,平衡状態における重さ〔g〕, θ:クッキング時間〔min〕, T:クッキング温度〔°K〕, Rg:気体定数〔cal/g-mol・°K〕である。
  • 川口 一彦, 永沢 信
    日本食品工業学会誌
    1965年 12 巻 9 号 359-363
    発行日: 1965/09/15
    公開日: 2009/04/21
    ジャーナル フリー
    スパゲッティおよび乾メンなどのゆで時間について物理化学的な数値を検討するひとつの方法としてKS式セニメーターを応用して切断荷重と切断伸長率を測定した。
    その結果からみると,スパゲッティや乾メンの物理化学的な意味でのゆで時間の適否をこの方法である程度推定することができ,それと官能検査や澱粉のα化度などを対比することによって,これらのメン類のゆで時間についてなんらかの重要な資料を得ることができる可能性があることを知った。
    著者らが使用した実験材料では,セモリナ入りスパゲッティは15~20分,インスタントふうスパゲッティは10~15分,乾メンは4~5分のゆで時間が適当ではないかと考えられた。
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