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全文: "広島県立総合技術高等学校"
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  • 長谷川 真由美, 小桝 由美, 長谷中 久美, 鈴木 明子
    日本家庭科教育学会大会・例会・セミナー研究発表要旨集
    2013年 56 巻 A2-7
    発行日: 2013年
    公開日: 2014/01/25
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】新学習指導要領では,専門科目「フードデザイン」の目標として新たに「食生活を総合的にデザインするとともに食育の推進に寄与する能力と態度を育てる」ことが加わり,内容の構成に「食育と食育推進活動」が取り入れられ,学習内容を生かし家庭や地域において食育に関する実践活動に積極的に取り組むことができるようにすることが求められている。このような食育推進の視点をふまえた教科指導のために,また個々の生活実践につなぐためには,生徒の学習意欲を高める単元構成と指導の工夫が不可欠である。そこで,①生徒自身が課題だと考えている基本的な技術の定着をめざし,技術の向上から生徒の自信へとつなげ,意欲を高める,②調理実習の進め方を工夫することで,生徒の思考力・判断力,表現力を高める,③個別に作る調理実習を行い,個々の実践力を高めるという3つの内容を取り入れた「フードデザイン」の単元を提案し,教材及び指導方法の工夫の成果を検証することを目的とした。<BR>【方法】広島県立高校の家庭に関する専門学科の3年生を対象とし(2年次に2単位,3年次に3単位,5単位履修),2012年の2学期に12時間と10時間の題材で実施した。<BR>実践1(2012年10,11月)本単元は,小麦粉料理の単元で行う3回の調理実習において,調理技術の定着を図ることを目的に,全員に「切る」作業を行わせる内容を設定した。また,生徒の思考力・判断力・表現力を高める取り組みとして,切った野菜やその切り方を生かし,調理実習で作る他の献立に合う料理を考え,調理する内容も取り入れた。調理実習ごとに自己評価をさせ,最後に3回の「切る」作業の個々の変化を写真で確認しながらまとめの評価をおこなった。<BR>実践2(2012年11,12月)単元名は「一汁二菜のワンプレートクッキング」とし,これまでの「フードデザイン」の学習の集大成として,卒業後に一人暮らしすることを想定し,1人分の一汁二菜の献立を考えて作る単元を設定した。調理は,片づけを考慮して,1つのプレートに全てをのせるワンプレート調理を基本とした。個々のレシピをまとめ,レシピ集を作成し,生徒に配布することとした。実習では,個々に自分の考えた献立のレシピを使って調理した後,献立を改善し,2回目の調理実習は,他の生徒が作ったレシピを見て調理する様式で行った。実習後の評価レポート並びに2回の調理実習での個々の調理作品を活用して成果をとらえた。<BR>【結果】実践1後のアンケートから「切る作業を通して上達したと思う」生徒は,あてはまる56.4%,ややあてはまる41.0%おり,ほとんどの生徒が,以前より上達したと実感したようである。「切る作業が上手くできると調理に自信がつく」の項目については,ほぼあてはまるを含め全ての生徒が,あてはまると答えている。確かな技術を身につけることが自信につながるといえる。また,「習得した調理技術を日常生活で生かしていると答えた生徒は,あてはまるが33.3%,ほぼあてはまるが51.3%おり,8割を越える生徒が習得した技術を日常生活で生かしていることがわかった。実践2後の生徒の評価レポートでは,自分の考えた献立の課題として,調理作品の色どり(12名),量(11名)を挙げている生徒が最も多かった。切り方や段取りについて挙げている生徒はおらず,実践1を経て,以前より自信を持って調理ができているのではないかと推察される。科目履修後の調査では,「調理技術が向上した」と答える生徒が97.5%,「家庭で調理する機会が増えた」80%,「日常の食事で栄養バランスを考えるようになった」92.5%等,学んだことが自分や家族の食生活に生かすことへとつながっている様子が伺えた。また,「調理に関することをもっと学びたい」と考えている生徒も92.5%おり,「フードデザイン」の学習が,単元構成の工夫によって, 調理技術の向上と自信につながり,生徒の意欲を高め,家庭での生活実践へと結びつくことが明らかになった。
  • 小桝 由美, 長谷川 真由美, 長谷中 久美, 鈴木 明子
    日本家庭科教育学会大会・例会・セミナー研究発表要旨集
    2012年 55 巻 A3-6
    発行日: 2012年
    公開日: 2014/02/01
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】ホームプロジェクトは,生徒が各自の家庭生活の中で課題を見出し,解決を目指して計画・実践する学習活動である。1949年の新制高校の発足とともに教育課程に導入され,現在も学習指導要領に位置づけられている。平成25年度から実施される学習指導要領においても,家庭科の学習を実際の生活と結び付け,課題解決学習を行う学習として一層の充実が求められている。
     ホームプロジェクトに関する先行研究には,多々納ら(2001)の高校生のホームプロジェクトに関する実態と意識についての調査や,伊波(1989)の学習指導要領におけるホームプロジェクトに関する記述と,ホームプロジェクトの手引書から,高校家庭科の教育課程における位置づけの変遷について述べたもの,柴(1997)の占領下における家庭科教育の成立について扱った一連の研究などがみられる。しかし,指導法に関するものは加藤ら(2011)によるグループ学習を用いたテーマ設定の効果について検証したものなどが散見されるのみである。
     そこで本研究では,「家庭基礎」におけるホームプロジェクトに自己評価及び相互評価を取り入れた指導法を提案し,その効果を検証することを目的とした。
    【方法】2011年の7月から8月に広島県立S高校の1年生80名を対象として,夏季休暇中の家庭での実践を含む4時間の題材で実施した。対象としたクラスは,工業,商業,家庭に関する学科に所属する生徒が混在するクラスであった。従来のホームプロジェクトの指導は,「ホームプロジェクトの意義と進め方について説明し,生徒に各自実践させる」ことが一般的である。しかし,生徒の家庭生活に対する関心の低さから課題を見つける段階でつまずく生徒も多くみられる。そこで,1学期に学習した内容の中から,「家族の朝食大作戦!」,「愛着のある衣類をよみがえらせよう」などいくつかのテーマ例を提示し,その中から自己の生活課題に近いテーマを選択し,実践に結び付けるよう指導を工夫した。また,家庭に関する学科に所属する生徒については,自己の生活課題をテーマとするよう指導した。ホームプロジェクトの実践後は,発表会を行い,自己及び他者のホームプロジェクトに対する評価を行った。同時に,他者のホームプロジェクト発表によって再度,自己評価を自由記述で求めた。さらに,年度末にホームプロジェクトを通して学習したこと自分の生活に役に立っているかどうかについて自由記述させた。
    【結果】生徒が選択したテーマは,食生活に関するものが44.9%,衣生活に関するものが1.3%,住生活に関するものが19.2%,自己の生活課題が34.6%であった。自己の生活課題の中でも食生活を扱ったものが多く,あわせると75.6%の生徒が食生活を題材にホームプロジェクトを行っていた。発表後に行ったホームプロジェクトの手順(題目設定,実施計画,実施状況,反省)についての自己評価(5段階評価)では4点以上の高得点であったものがいずれも約6割であった。所属学科別に見ると,現代ビジネス科(商業),人間福祉科(家庭)で高い傾向が見られた。また,発表後の自由記述からは,生活課題の解決に向けてその方法を追求する姿勢の高まりや自己の生活課題を別の視点から改めて見つめ直そうとする姿勢がうかがえた。年度末の調査では,「課題を見つけ自ら解決しようとすることができた」,「自分の暮らしぶりを振り返ることができた」という項目において肯定的に評価した生徒は,それぞれ63.3%,68.4%であった。また,学習が自分の生活に役立っているかについての記述からは,各自の生活課題に敏感に気づくようになった様子や自ら課題解決に向けて継続して実践している様子がみられた。ホームプロジェクトに自己評価と他者評価を取り入れたことで自己の生活を多面的に見つめる機会となったり,自分のホームプロジェクトを客観的にとらえ,方法を修正したり,他者からの肯定的評価により実践意欲を高めることにつながったと思われる。
  • 上西 幸治
    中国地区英語教育学会研究紀要
    2006年 36 巻 89-98
    発行日: 2006/04/01
    公開日: 2017/03/01
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