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クエリ検索: "広島県立総合技術高等学校"
6件中 1-6の結果を表示しています
  • 上西 幸治
    中国地区英語教育学会研究紀要
    2006年 36 巻 89-98
    発行日: 2006/04/01
    公開日: 2017/03/01
    ジャーナル フリー
  • *長谷川 真由美, 小桝 由美, 長谷中 久美, 鈴木 明子
    日本家庭科教育学会大会・例会・セミナー研究発表要旨集
    2013年 56 巻 A2-7
    発行日: 2013年
    公開日: 2014/01/25
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】新学習指導要領では,専門科目「フードデザイン」の目標として新たに「食生活を総合的にデザインするとともに食育の推進に寄与する能力と態度を育てる」ことが加わり,内容の構成に「食育と食育推進活動」が取り入れられ,学習内容を生かし家庭や地域において食育に関する実践活動に積極的に取り組むことができるようにすることが求められている。このような食育推進の視点をふまえた教科指導のために,また個々の生活実践につなぐためには,生徒の学習意欲を高める単元構成と指導の工夫が不可欠である。そこで,①生徒自身が課題だと考えている基本的な技術の定着をめざし,技術の向上から生徒の自信へとつなげ,意欲を高める,②調理実習の進め方を工夫することで,生徒の思考力・判断力,表現力を高める,③個別に作る調理実習を行い,個々の実践力を高めるという3つの内容を取り入れた「フードデザイン」の単元を提案し,教材及び指導方法の工夫の成果を検証することを目的とした。<BR>【方法】広島県立高校の家庭に関する専門学科の3年生を対象とし(2年次に2単位,3年次に3単位,5単位履修),2012年の2学期に12時間と10時間の題材で実施した。<BR>実践1(2012年10,11月)本単元は,小麦粉料理の単元で行う3回の調理実習において,調理技術の定着を図ることを目的に,全員に「切る」作業を行わせる内容を設定した。また,生徒の思考力・判断力・表現力を高める取り組みとして,切った野菜やその切り方を生かし,調理実習で作る他の献立に合う料理を考え,調理する内容も取り入れた。調理実習ごとに自己評価をさせ,最後に3回の「切る」作業の個々の変化を写真で確認しながらまとめの評価をおこなった。<BR>実践2(2012年11,12月)単元名は「一汁二菜のワンプレートクッキング」とし,これまでの「フードデザイン」の学習の集大成として,卒業後に一人暮らしすることを想定し,1人分の一汁二菜の献立を考えて作る単元を設定した。調理は,片づけを考慮して,1つのプレートに全てをのせるワンプレート調理を基本とした。個々のレシピをまとめ,レシピ集を作成し,生徒に配布することとした。実習では,個々に自分の考えた献立のレシピを使って調理した後,献立を改善し,2回目の調理実習は,他の生徒が作ったレシピを見て調理する様式で行った。実習後の評価レポート並びに2回の調理実習での個々の調理作品を活用して成果をとらえた。<BR>【結果】実践1後のアンケートから「切る作業を通して上達したと思う」生徒は,あてはまる56.4%,ややあてはまる41.0%おり,ほとんどの生徒が,以前より上達したと実感したようである。「切る作業が上手くできると調理に自信がつく」の項目については,ほぼあてはまるを含め全ての生徒が,あてはまると答えている。確かな技術を身につけることが自信につながるといえる。また,「習得した調理技術を日常生活で生かしていると答えた生徒は,あてはまるが33.3%,ほぼあてはまるが51.3%おり,8割を越える生徒が習得した技術を日常生活で生かしていることがわかった。実践2後の生徒の評価レポートでは,自分の考えた献立の課題として,調理作品の色どり(12名),量(11名)を挙げている生徒が最も多かった。切り方や段取りについて挙げている生徒はおらず,実践1を経て,以前より自信を持って調理ができているのではないかと推察される。科目履修後の調査では,「調理技術が向上した」と答える生徒が97.5%,「家庭で調理する機会が増えた」80%,「日常の食事で栄養バランスを考えるようになった」92.5%等,学んだことが自分や家族の食生活に生かすことへとつながっている様子が伺えた。また,「調理に関することをもっと学びたい」と考えている生徒も92.5%おり,「フードデザイン」の学習が,単元構成の工夫によって, 調理技術の向上と自信につながり,生徒の意欲を高め,家庭での生活実践へと結びつくことが明らかになった。
  • *小桝 由美, 長谷川 真由美, 長谷中 久美, 鈴木 明子
    日本家庭科教育学会大会・例会・セミナー研究発表要旨集
    2012年 55 巻 A3-6
    発行日: 2012年
    公開日: 2014/02/01
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】ホームプロジェクトは,生徒が各自の家庭生活の中で課題を見出し,解決を目指して計画・実践する学習活動である。1949年の新制高校の発足とともに教育課程に導入され,現在も学習指導要領に位置づけられている。平成25年度から実施される学習指導要領においても,家庭科の学習を実際の生活と結び付け,課題解決学習を行う学習として一層の充実が求められている。
     ホームプロジェクトに関する先行研究には,多々納ら(2001)の高校生のホームプロジェクトに関する実態と意識についての調査や,伊波(1989)の学習指導要領におけるホームプロジェクトに関する記述と,ホームプロジェクトの手引書から,高校家庭科の教育課程における位置づけの変遷について述べたもの,柴(1997)の占領下における家庭科教育の成立について扱った一連の研究などがみられる。しかし,指導法に関するものは加藤ら(2011)によるグループ学習を用いたテーマ設定の効果について検証したものなどが散見されるのみである。
     そこで本研究では,「家庭基礎」におけるホームプロジェクトに自己評価及び相互評価を取り入れた指導法を提案し,その効果を検証することを目的とした。
    【方法】2011年の7月から8月に広島県立S高校の1年生80名を対象として,夏季休暇中の家庭での実践を含む4時間の題材で実施した。対象としたクラスは,工業,商業,家庭に関する学科に所属する生徒が混在するクラスであった。従来のホームプロジェクトの指導は,「ホームプロジェクトの意義と進め方について説明し,生徒に各自実践させる」ことが一般的である。しかし,生徒の家庭生活に対する関心の低さから課題を見つける段階でつまずく生徒も多くみられる。そこで,1学期に学習した内容の中から,「家族の朝食大作戦!」,「愛着のある衣類をよみがえらせよう」などいくつかのテーマ例を提示し,その中から自己の生活課題に近いテーマを選択し,実践に結び付けるよう指導を工夫した。また,家庭に関する学科に所属する生徒については,自己の生活課題をテーマとするよう指導した。ホームプロジェクトの実践後は,発表会を行い,自己及び他者のホームプロジェクトに対する評価を行った。同時に,他者のホームプロジェクト発表によって再度,自己評価を自由記述で求めた。さらに,年度末にホームプロジェクトを通して学習したこと自分の生活に役に立っているかどうかについて自由記述させた。
    【結果】生徒が選択したテーマは,食生活に関するものが44.9%,衣生活に関するものが1.3%,住生活に関するものが19.2%,自己の生活課題が34.6%であった。自己の生活課題の中でも食生活を扱ったものが多く,あわせると75.6%の生徒が食生活を題材にホームプロジェクトを行っていた。発表後に行ったホームプロジェクトの手順(題目設定,実施計画,実施状況,反省)についての自己評価(5段階評価)では4点以上の高得点であったものがいずれも約6割であった。所属学科別に見ると,現代ビジネス科(商業),人間福祉科(家庭)で高い傾向が見られた。また,発表後の自由記述からは,生活課題の解決に向けてその方法を追求する姿勢の高まりや自己の生活課題を別の視点から改めて見つめ直そうとする姿勢がうかがえた。年度末の調査では,「課題を見つけ自ら解決しようとすることができた」,「自分の暮らしぶりを振り返ることができた」という項目において肯定的に評価した生徒は,それぞれ63.3%,68.4%であった。また,学習が自分の生活に役立っているかについての記述からは,各自の生活課題に敏感に気づくようになった様子や自ら課題解決に向けて継続して実践している様子がみられた。ホームプロジェクトに自己評価と他者評価を取り入れたことで自己の生活を多面的に見つめる機会となったり,自分のホームプロジェクトを客観的にとらえ,方法を修正したり,他者からの肯定的評価により実践意欲を高めることにつながったと思われる。
  • *長谷川 真由美, 小桝   由美, 長谷中 久美, 鈴木 明子
    日本家庭科教育学会大会・例会・セミナー研究発表要旨集
    2011年 54 巻 A3-1
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/10/11
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】高等学校学習指導要領家庭科における専門科目「フードデザイン」の目標は「栄養,食品,献立,調理,テーブルコーディネートなどに関する知識と技術を習得させ,食生活を総合的にデザインする能力と態度を育てる。」である。本研究では,テーマに応じた献立作成から調理,テーブルコーディネートとサービスまでの一連の実習を通して学習を進める科目「フードデザイン」の内容(3)「フードデザイン実習」が,食事を総合的にデザインする能力を把握するために適していると考え,フードデザインで学習する一連の内容をできるだけ多く取り入れた単元を設定し,目標達成のための指導方法を工夫するとともに, その指導による生徒の目標達成度を把握するためのワークシートを用いた評価方法を提案, 実践し, それらの成果を検証することを目的とした。
    【方法】広島県立高校の家庭に関する専門学科の3年生を対象とし(2年次,3年次に各々2単位ずつ4単位履修),2009年,2010年のいずれも10から12月に12時間程度の単元で実施した。実践1(2009年度):本単元は,他の班をもてなすことを主眼におき,ライフステージの栄養の特徴・テーブルコーディネートといった内容を盛り込み,これまでフードデザインで学習した内容を総合的に学習する流れとした。各ライフステージにおける1食の食事に必要な栄養のバランスを考え,もてなす班のリクエストを加味して一汁三菜を基本に献立を作成し,実際に調理して盛りつけ,リネン等を考えながらテーブルセッティングした。その後,献立についての発表と相互評価を行った。実践2(2010年度):単元名は「調理実習の段取りと献立作成」とし,1.自分たちの調理実習における行動を分析し,無駄な動きや能率的でない点を考え,手順や動作の改善によって調理時間の短縮を行う。2.短縮した時間を利用して,テーマに沿って一汁二菜の献立に追加する調理を考える。3.考えた献立を実際に調理しまとめを行うという流れで能率のよい調理とテーマに沿った献立作成についての学習を行った。調理実習中に,教師が10分毎に調理台の5箇所と試食台での定点撮影を行い,時間の推移による撮影場所ごとの変化がみえるように写真を並べた資料を班ごとに作成し,資料を基に調理実習の様子を振り返らせ,自分たちの作業等を評価させた。
    【結果】実践1後の生徒の自己評価では,「他の班をもてなす実習は楽しい」,「もてなす班への配慮ができた」と答えた生徒は97.0%であった。また,全員が「他の班をもてなす実習には意義がある」と答えた。また,ライフステージ別の設定で,各班の出来上がりを見て発表を聞いたことによって, 各ライフステージの特徴の理解につなげることができた。実践2の学習後の生徒の自己評価でも, 授業前は「テーマに沿った献立作成ができる」という項目において肯定的に答えた生徒は7割であったが, 授業後は9割以上に増加した。また,「献立にふさわしいテーブルコーディネートができた」についても肯定的に答えた生徒が6割から9割に増加した。科目履修後の調査では,ほとんどの生徒が両年とも「調理技術が向上した」,「2年間学習してよかった」,「以前より食生活への関心が高まった」と答えていた。さらに学習を通して「家庭で調理する機会が増えた」(2009年86.0%,2010年73.0%),「日常の食事で栄養バランスを考えるようになった」(2009年94.0%,2010年86.0%)等,学んだことが自分や家族の食生活に生かすことへとつながっている様子が伺えた。また,「調理に関することをもっと学びたい」と考えている生徒も2009年は97.0%,2010年は85.0%おり,「フードデザイン」の学習が, 2年間の指導方法の工夫によって, 生徒の「食」への関心を高め,意欲的に実習等に取り組ませ,調理技術の向上や知識の広がりにつながったことが明らかになった。
  • -高校1年生を対象とした調査から-
    *鈴木 明子, 庄山 茂子, 小桝 由美
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2012年 64 巻 2P-41
    発行日: 2012年
    公開日: 2013/09/18
    会議録・要旨集 フリー
    目的 家庭科の実践的・体験的な学習活動のひとつであるものづくり学習が,主体的な生活実践に対する自己効力感の向上にどのように関与しているのか追究し,その意義とあり方について示唆を得たいと考えている。本報告では,家庭科学習後の高校1年生を対象に調査を行い,家庭科ものづくり学習への意識と生活実践への自己効力感および一般性自己効力感との関係を明らかにすることを目的とした。
    方法 広島県の高等学校3校の普通科1年生544名(男子254名,女子290名)を対象に,2011年2月から3月に調査を行った。各学校に質問紙を留め置き学級単位で集団調査法によって実施した。調査項目は,生活実践への自己効力感を問う27項目,家庭科や布を用いたものづくり学習の好みを問う5項目,家庭科のものづくり学習の成果を問う18項目及び一般性自己効力感を問う18項目であった。それぞれ,4あるいは6段階で問い,数値が高い方を肯定的評価とした。全ての項目に回答した男女を対象としてPearsonの積率相関係数によって項目間の関係を分析した。
    結果 生活実践への自己効力感27項目の平均値は男子の方が高かった(p<0.001)。家庭科への好意度は女子の方が高かった(p<0.001)。布ものづくりへの好意度, ものづくり学習の成果への意識には男女の平均値に有意差はみられなかった。一般性自己効力感の平均値は男子の方が高かった(p<0.05)。男女ともに生活実践への自己効力感の多くの項目と家庭科および布ものづくり学習への好意度との間に比較的強い相関がみられた。また, 一般性自己効力感尺度の下位因子のひとつである「チャレンジ精神」と布ものづくりへの好意度との間に男女ともに相関がみられた。
  • -「いちななまるしぇ」の実践を通じて-
    大池 淳一
    地域活性研究
    2023年 19 巻 1 号 199-206
    発行日: 2023年
    公開日: 2025/04/10
    ジャーナル フリー
    高等学校商業科では科目「商品開発と流通」「総合実践」「課題研究」等の授業において、地元企業と連携した商品開発をおこなってきた。しかしながら、その学年の販売実習で販売して終わる等、商品開発が一過性であることが多く、持続可能な商品開発に繋がっているとは言い難い。また昨今では商業科のみならず、普通科や他の専門高校、中学校においても「総合的な探究の時間」等を活用して商品開発実習を行っているが同様の傾向がみられる。本稿では、持続可能な商品開発実習を目指し、岡山県立倉敷鷲羽高等学校ビジネス科が取り組んだ実践について事例報告を行う。
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