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クエリ検索: "建設情報標準化"
16件中 1-16の結果を表示しています
  • 樫山 武浩, 田中 成典, 古田 均, 杉町 敏之, 木下 智弘
    土木情報利用技術論文集
    2007年 16 巻 281-288
    発行日: 2007年
    公開日: 2011/12/20
    ジャーナル フリー
    測量成果として作成される拡張DMデータを設計段階において利用することを目的として, 拡張DM-SXF 変換の標準仕様が策定された. それにともない, 現在, 標準仕様に準拠した変換システムが開発されている. しかし, 既存のシステムでは, データ変換に膨大な処理時間が必要となることや標準仕様で定義される全項目に対応していないことが課題となっている. また, 標準仕様には, あいまいな項目が存在するため, 各システムの変換にゆらぎが存在する要因となっている.
    そこで, 本研究では, DM-SXF 変換仕様の整理を行うとともに, 標準仕様に準拠した変換システムの開発を行った. また, 変換システムでは, 独自開発したSXF の入出力ライブラリを組み込むことで, 変換処理の高速化を実現した.
  • 今井 龍一, 金澤 文彦, 高尾 稔, 石井 邦宙, 柴崎 亮介
    土木情報利用技術論文集
    2007年 16 巻 63-70
    発行日: 2007年
    公開日: 2011/12/20
    ジャーナル フリー
    情報化の進展に伴い, 建設分野でもさまざまなシステムが整備されている. 建設情報には, 住所などの位置を示す地理識別子が含まれている. 膨大な建設情報から効率的に情報を検索・利用することに寄与する方策として, さまざまな地理識別子を相互に結びつける地名辞典の整備が有効である.
    本研究は, 公物の管理業務を対象に業務分析を行い, 建設分野で用いる地理識別子を抽出した. また, 関連規格を整理し, 建設分野における地名辞典の作成・運用方法を検討した. 検討した方法に基づいて地名辞典を試作し, 実際に建設情報を検索して地名辞典の情報検索における有効性を実証した. また, 本研究で得られた知見を, 建設分野における地名辞典の整備・運用のガイドラインとしてとりまとめた.
  • 田中 成典, 窪田 諭, 櫻井 淳, 長谷川 裕之, 森田 智幸, 安井 嘉文
    土木学会論文集F3(土木情報学)
    2016年 72 巻 2 号 II_55-II_64
    発行日: 2016年
    公開日: 2017/03/24
    ジャーナル フリー
     建設事業のライフサイクルにおいて図面データを円滑に流通するために,拡張DMデータとSXFデータの相互変換システムが国土地理院によって公開されてきた.ただし,国土交通省公共測量作業規程やSXFなどの改定に対応して,計画,調査段階の数値地形図データから設計,施工段階のSXFデータへの変換,および設計,施工段階のSXFデータから維持管理段階の数値地形図データへの変換を実現する必要がある.本研究では,数値地形図データとSXFデータの相互変換の仕様を策定し,相互変換システムを実装した.本システムは,実務で利用された図面データを正常に相互変換できることを検証し,国土地理院により公共測量ビューア・コンバータに組み込まれて公開され,一般に供している.
  • 川城 研吾, 上坂 克巳, 関本 義秀, 青山 憲明
    土木情報利用技術論文集
    2005年 14 巻 15-24
    発行日: 2005/10/25
    公開日: 2011/12/20
    ジャーナル フリー
    電子納品保管管理システムは, 電子納品運用開始当初より開発が進められてきたが, これまでのシステムはあくまでもデータを保管する機能に留まっていた.
    国土交通省では、電子納品データの有効活用と地方自治体へのCALS/ECの展開を図るために、新たな保管管理システムの戦略的な開発を行った. 新保管管理システムは地方自治体への公開を前提としており、地方自治体での導入時に安価にカスタマイズが行えるものとした. また, 電子納品データの利活用に向け, 維持管理データベースとの連携インタフェイスを設けた.このことにより、電子納品とほぼ同時に維持管理データベースを更新することが可能となった.
  • 南 佳孝, 田中 成典, 古田 均
    土木情報システム論文集
    2002年 11 巻 9-16
    発行日: 2002/10/29
    公開日: 2010/06/04
    ジャーナル フリー
    建設関連のCAD図面の電子納品には, ISO10303-202 (STEP/AP202) に準拠したSXF (SCADEC eXchange Format) が採用される. そのため, 発注者は, 日本建設情報総合センター (JACIC) が提供するSTEP/AP202ブラウザを用いて電子納品されたCAD図面を閲覧することになる. ただし, このブラウザは, 基本機能が充実していないことや受発注者間で図面の修正を簡便化するための機能が存在しないなどの問題がある. そこで本研究では, STEP/AP202ブラウザの問題点を解決し, 図面修正を支援する機能を付加したSXFブラウザを開発する.
  • 田中 成典, 今井 龍一, 樫山 武浩, 渡辺 完弥
    知能と情報
    2011年 23 巻 4 号 555-571
    発行日: 2011/08/15
    公開日: 2011/11/04
    ジャーナル フリー
    建設CALS/ECが推進される中,公共事業の更なる生産性の向上を図るためには,ライフサイクルに亘った図面の利活用が重要となる.しかし,図面はライフサイクルの各フェーズでフォーマットが異なっている.例えば,国土交通省の道路事業では,測量は拡張DM,設計や工事はCAD(SXF),維持管理はGISで管理している.そのため,国土交通省では,拡張DMからCAD/SXF変換,CAD/SXFからGIS変換のシステムを開発し,データの利活用を図っている.一方,地方公共団体の運用に着目すると,公共事業で利用する測量や設計,工事のフォーマットは国土交通省と同様である.しかし,維持管理では,拡張DMで管理していることが多い.そのため,地方公共団体では,工事成果のCAD/SXFデータを拡張DMに変換し,維持管理で利用する拡張DMデータを効率よく整備するニーズがある.しかし,諸外国や日本では,CAD/SXFから拡張DMに変換する標準仕様や変換システムが整備されていない.本研究では,CAD/SXFから拡張DMへの変換仕様を考案し,CAD/SXFから拡張DMに変換するシステムを開発した.そして,実験データおよび公共事業で利用されている工事成果の図面(CAD/SXF)を拡張DMに変換する実験を行い,本研究で考案した手法の有用性を確認した.
  • 今井 龍一, 青山 憲明, 金澤 文彦, 影山 輝彰, 櫻井 和弘
    土木情報利用技術論文集
    2007年 16 巻 117-126
    発行日: 2007年
    公開日: 2011/12/20
    ジャーナル フリー
    公共工事の各種情報を関係者間で電子的に相互利用することにより, 業務の効率化や品質確保などの効果が得られる. この実現に向けてさまざまな取り組みがなされてきたが, 工事施工全体を対象にした業務プロセス分析に裏付けられた課題や改善策が明らかになっていない状況である.
    本研究は, 工事施工中の書類授受・管理の効率化の実現に向けて, 工事施工の業務プロセスの共通性に着眼して, 書類授受・管理を対象にした288 の全工種を包含する業務プロセス分析を実施した. また, 情報共有システムが支援する対象範囲や支援機能を検討した. さらに, 将来業務 (TO-BE) と業務分析結果との関連性を確認した.
  • 青山 憲明, 今井 龍一, 渡辺 完弥, 金澤 文彦, 森 貴之
    土木情報利用技術論文集
    2007年 16 巻 269-280
    発行日: 2007年
    公開日: 2011/12/20
    ジャーナル フリー
    道路事業においても3 次元CAD を用いた設計が活用され始めている. しかしながら, 設計段階での利用に即した3 次元地形データが作成されていないことや測量段階から設計段階に3 次元地形データが流通していないことが多い. このため, 設計段階で, 新たに3 次元地形データを作成しており, 必ずしも業務の効率化に繋がっていないことが課題となっている.
    本研究では, これまで利用環境などの制約から利用されていなかった拡張DM に着眼し, 3 次元地形データの流通について検討した. まず, 現状の拡張DM の3 次元CAD 利用環境, 利用ニーズおよび利用実態を調査して妥当性を評価した. その結果を踏まえ, 3 次元地形データの流通に関する課題を抽出し, 改善策として利用場面に応じた道路設計用DM データ作成仕様を作成した.
  • 姜 文渊, 田中 成典
    土木学会論文集F3(土木情報学)
    2014年 70 巻 2 号 I_319-I_327
    発行日: 2014年
    公開日: 2015/04/08
    ジャーナル フリー
     高度経済成長期に建設された高架道路橋は,設計図や竣工図を基に維持管理されている.しかし,それらの高架道路橋は,設計時や竣工時の図面が紙媒体であることから廃棄されているケースが多々あり,維持管理が困難である.この場合,現況の詳細図の再生が必要であるが,その場合に膨大なコストがかかる.この問題に対して,MMSの点群座標データから道路橋の維持管理用の3次元モデルを自動生成する研究が多数行われている.しかし,これらの研究は,道路本来の幾何情報を考慮していないことから図面としての利用が難しい.そこで,本研究では,高架道路橋上部工のSXF図面の再生を目的とし,MMSの点群座標データから,上部工の線形の幾何情報の抽出手法を提案する.実験では現況図と比較することで,手法およびシステムの有用性を確認する.
  • 藤原 圭哉, 佐藤 誠, 亀田 敏弘, 堀 宗朗
    河川技術論文集
    2020年 26 巻 645-650
    発行日: 2020年
    公開日: 2022/04/01
    ジャーナル フリー

    This paper presents a use case of infrastructure data platform based data association for efficient river bed analysis. The platform can automatically collect data from distributed data storage, associate them with others, and provide extracted data for platform users. To prove the usefulness of the platform, this research shows the automatic numerical analysis of two-dimensional river bed-level variation as an example of efficiency improvement, which reproduces the situation after Typhoon 19, 2019, and intelligent data connection of big and distributed river infrastructure data generated every day such as various river survey data, drawing data, construction data, river management data.

  • 今井 龍一, 青山 憲明, 金澤 文彦, 上坂 克巳, 大石 龍太郎, 櫻井 和弘, 柴崎 亮介
    土木学会論文集F
    2008年 64 巻 2 号 185-199
    発行日: 2008年
    公開日: 2008/06/20
    ジャーナル フリー
     国土交通省では,CALS/ECを推進しており,データ再利用環境の構築を目指した電子納品を実施している.電子納品された成果品が徐々に蓄積されてきている一方で,下流フェーズで利用する情報の引き継ぎやデータの再利用性の向上などの課題が明らかになってきた.これらの課題に対して改善策を検討してきたが,ライフサイクルの観点にたった現状が明らかになっていない状況である.
     本研究は,電子納品を中心にした業務およびデータ流通の現状を分析して問題点を抽出し,適切な改善策を講ずる業務プロセス改善の可視化手法を検討した.この手法に基づき,国土交通省の道路事業を対象に業務分析を行い,具体的な改善案を提言するとともに,本研究で検討した手法の有用性を実証した.
  • 田中 成典, 窪田 諭, 北川 悦司, 物部 寛太郎, 中村 健二
    土木学会論文集F3(土木情報学)
    2011年 67 巻 2 号 II_41-II_50
    発行日: 2011年
    公開日: 2012/03/26
    ジャーナル フリー
     我が国の建設事業においては,CALS/ECや情報化施工,生産性向上のために3次元データを利用する環境を構築することは重要な課題であるが,その要求を満たす3次元CADが存在しない.そのため,国産の3次元CADの開発を支援することを目的とした,汎用3次元CADエンジンの開発が求められている.
     そこで本研究では,建設事業において3次元CADを迅速かつ低コストに導入し,これを活用できる環境を構築するために,汎用3次元CADエンジンを設計するための調査研究を行った.ここでは,3次元CADの利用場面,標準化動向,汎用3次元CADエンジンに付随するシーズ,既存製品,IT要素技術について調査し,汎用3次元CADエンジンに対する要求を明らかにした.
  • 関本 義秀, 竹内 洋一, 宮永 克弘, 松林 豊, 上坂 克己
    土木情報利用技術論文集
    2005年 14 巻 67-78
    発行日: 2005/10/25
    公開日: 2011/12/20
    ジャーナル フリー
    建設生産物のライフサイクルに渡る電子データの有効活用を目指し, 道路竣工時 (施工段階) の完成図面を表すCADデータに, 維持管理に必要な属性データを付加して納品し, 維持管理段階にGISデータとして受け渡すことを目的とした道路基盤データ交換仕様を開発した. CADデータフォーマットは, 将来的な電子納品の対応を見据えてSXF形式とし, 属性データを交換可能なSXF Ver3.0の仕様を採用した. また, 交換仕様に対応したCADのプラグインを試作し, CADデータを作成し, サイズや処理時間等, パフォーマンスを比較・確認した.
  • 「建築工事標準分類」「共通建築コードインデックス」を事例として
    小笠原 正豊
    日本建築学会計画系論文集
    2025年 90 巻 830 号 797-806
    発行日: 2025/04/01
    公開日: 2025/04/01
    ジャーナル フリー

    This study analyzes the standardization efforts of specification classification systems in Japan’s construction industry, focusing on historical cases such as the “Universal Building Construction Index” and the “Building Code Index.” It further examines the future directions for information-sharing systems within the industry.

    Inspired by ISO and Western classification systems, these initiatives aimed to organize and share information. However, limited technology and industry consensus hindered their adoption, with the focus on facet-based formats possibly contributing to this.

    Technological advances allow data exchange without standard codes, enabling more flexible sharing. The study suggests limited standardization and machine-readable data as practical strategies.

  • 渡辺 完弥, 青山 憲明, 金澤 文彦
    土木情報利用技術論文集
    2008年 17 巻 143-152
    発行日: 2008年
    公開日: 2011/12/20
    ジャーナル フリー
    道路事業においても3 次元CAD が活用され始めている. しかしながら, 設計業務での用途に即した3 次元地形データが測量業務で作成されていない. このため, 設計業務で新たに3 次元地形データを作成しており, 必ずしも業務の効率化に繋がっていないことが課題となっている. 著者らは, これまでの研究において, 地形測量成果のデータフォーマットである拡張DM に着眼し, 3 次元地形データの流通のため,「道路設計用DM データ作成仕様 (素案) 」を検討している.
    本研究では, 本仕様の普及を目指して, データ作成作業への適用性の検証に加え, 本仕様に則したデータの実用性を確認した. さらに, 結果に基づいて, 仕様を変更するとともに, 3 次元地形データを効果的に利用するためのソフトウェア要件を検討した.
  • 杉町 敏之, 北川 悦司, 田中 成典, 古田 均
    知能と情報
    2007年 19 巻 5 号 579-591
    発行日: 2007/10/15
    公開日: 2008/01/25
    ジャーナル フリー
    3Dモデルは,シミュレーションやプロダクトモデルの表現方法としての利用や物体認識における活用など,その応用分野は広く,その重要性は非常に高い.しかし,3Dモデルの作成には,未だ甚大なコストを必要とする.そのため,素早く,簡単に,しかも安価に3Dモデルを創り上げるための様々な研究が行われてきたが,その汎用的な手法は確立されていない. そこで,本研究では,前述の要求を満たすために,デジタルビデオカメラで撮影されたデジタル動画像から写真測量技術を用いた3Dモデルの自動生成を試みた.特に,被写体のオブジェクトの特徴点追跡に関する既研究の課題に取り組んだ.具体的には,テンプレートマッチング法の処理速度と移動と回転における精度の問題に関して,Harrisオペレータを利用したオプティカルフローによる動物体解析法を提案し,その問題の解決を行った.
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