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クエリ検索: "後件肯定"
68件中 1-20の結果を表示しています
  • 条件推論課題におけるカテゴリー化に基づく代替例の検索
    大宮 明子, 内田 伸子
    心理学研究
    2002年 73 巻 1 号 10-17
    発行日: 2002/04/25
    公開日: 2010/07/16
    ジャーナル フリー
    This study examined when children are able to solve conditional reasoning problems correctly using the thinking strategy that spontaneously retrieves alternatives based on the inclusive/hierarchical relations of categories and how the strategy changes with aging. In the experiment, a total of 210 3-, 4-, 5-, 8-, 10-, 12-years-old, and adults were given the conditional reasoning problems and were also asked to justify their judgments. The result showed that 5-year-old children could solve the problems as well as the adults and they used the strategy similar to the adults, but the strategy did not necessarily continue to be used from children to adults.
  • 大宮 明子, 内田 伸子
    日本教育心理学会総会発表論文集
    2000年 42 巻
    発行日: 2000/07/25
    公開日: 2017/03/30
    会議録・要旨集 フリー
  • *大岸 通孝, 中田 順平
    日本教育心理学会総会発表論文集
    2017年 59 巻 PA81
    発行日: 2017年
    公開日: 2021/02/10
    会議録・要旨集 フリー
  • 石田 裕久
    教育心理学研究
    1980年 28 巻 2 号 152-161
    発行日: 1980/06/30
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    本研究は, 青年期の思考を特徴づけるとされている論理的思考, その中でも特に, 含意関係に基づく条件推理能力の発達を明らかにしようとしたものである。その際, 誤答分析をも含めたより詳細な条件推理能力の発達の理解を可能にするために, 従来強方法を改善して多肢選択による課題を構成し, 実施した。
    その結果, 条件推理能力の発達は推論形式によって大きく異なっており, 前件否定 (DA) ・
    後件肯定
    (AC) は前件肯定 (AA) ・後件否定 (DC) に比べて, 大学生でも著しく困難であった。また, 条件推理の難易は, そこに含まれる推論内容の要因によっても異なることが明らかにされた。
    このように, 知的に成熟していると考えられる大学生においてさえ, 前件否定・
    後件肯定
    強推論が困難であるのは, 形式的操作によって青年期の思考を記述したPiaget理論に対する反証であると考えられるかもしれない (Roberge, 1971bなど)。しかしながら, 誤答の分析及び個々人の反応パタンに関する分析からは, 1) 前件否定・
    後件肯定
    の推論が困難であるのは必ずしも論理的な操作ができないためではない, 2) 正答に至らなくても, 論理課題に対する無理解を示す誤答は中1以降で殆ど見られなくなる, ことなどが示唆された (実験1)。これらを考え合わせると, 先の結果だけからPiagetの考えを妥当でないとすることはできないであろう。
    そこで, 実験1で得られた特徴的な誤反応パタンの意味を明らかにし, それらについて行った解釈の妥当性を吟味するために実験IIを実施した。その結果, 直接条件推理の解法を教えなくても, 前件否定・
    後件肯定
    での正答が有意に増加しうることが示唆された。これは, 前件否定・
    後件肯定
    の推論が困難であるのは, 単に条件文の誤った認知 (A-Cパタン), あるいは結論の表現についての理解が不十分なため (A-Bパタン) であるという, 実験1での解釈を支持するものである。
    ところがここで, もしA-Cパタンの反応が論理操作の不可能なことを意味しないとすると, 既に小3の段階から (あるいはそれ以前にも) こうした思考が可能であると考えねばならなくなる。この点に関しては, A-Cパタンの反応が, 年齢段階により異なった意味を持つのではないかと予想された。実際, Knifong (1974) は, 年少児では, 論理的推論を行わなくても転導推理 (trunsductive reasoning, Piaget, 1924) によって, A-Cパタンの一貫した反応が起こりうることを示唆している。転導推理とは, 一種の知覚的・直観的な推理様式で, 「もしAならば, Bである」とき, 「Aである」から「Bである」を, 「Aでない」から「Bでない」というように, それら2つがちようど釣り合っているように結論するものである。標本数の関係上分析結果は示さなかったが, 実験Hにおいても年齢段階によって訓練効果の異なる傾向が見られている。この点については, 今後, 被験者数を統制したより詳細な検討を行う予定である。
  • 大垣 俊一
    日本ベントス学会誌
    2008年 63 巻 56-63
    発行日: 2008/07/30
    公開日: 2012/02/29
    ジャーナル フリー
    Since Clements' ‘phytometer’, bioindicators have been used in various fields of ecological research. Bioindicators include both indicator species and biological indices (e.g., diversity index) that indicate a particular physical environment, community or partial ecosystem. In this paper, I examine some logical problems with the concept of indicator species and evaluate its utility. Supporters of the indicator species concept emphasize that it can detect the average, cumulative or extreme effect of the physical factor in question often by a simple short-term study, and that the results are more suggestive of the impacts on living organisms, including humans. Critics point out that indicator species are less decisive than physicochemical parameters and are sometimes invalid in different geographic sites. The problems of logic associated with the indicator species concept are summarized as follows: Its definition is inductive, its application amounts to affirming the consequent, and the logic is circular. Concerning the criticism of induction, perpetual in-situ tests of the indicator species are needed. The problem of affirming the consequent could be solved by repeated confirmation of the coincidence of the indicator species and the factors concerned in various situations, for which statistical significance tests are necessary. Circularity of logic is avoided by excluding the indicator species itself from its definition and basing the definition only on physical factors. When an indicator species is used for falsification of some previous assertion, or when plentiful background information is already available, such as in the case of temperature indicator species based on geographic distribution (e.g., tropical species), its interim employment is plausible. But in general, the use of indicator species is inappropriate without the process of standardization, because of the latent logical problems of the concept.
  • 中道 圭人
    教育心理学研究
    2007年 55 巻 3 号 347-358
    発行日: 2007/09/30
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    幼児の条件推論, ワーキングメモリ (WM), 抑制制御の関連を検討した。実験1では年長児 (N=25) を対象に, 経験的あるいは反経験的な事柄での条件推論課題, WM課題 (逆唱), 抑制制御課題 (昼夜ストループ課題) の関連を検討した。その結果, 反経験的な条件推論と抑制制御の間に正の相関が見られたが, 条件推論とWMの相関は見られなかった。実験2では年長児 (N=26) を対象に, 課題手続きを改善した条件推論課題とWM課題, 抑制制御課題の関連を検討した。その結果, 実験1と同様に抑制制御は反経験的な条件推論のみと正の相関を示し, その一方, WMは条件推論全般と正の相関を示した。本研究の結果から, 幼児期における条件推論, WM, 抑制制御の関連が明らかとなった。
  • 大岸 通孝, 中田 順平
    日本教育心理学会総会発表論文集
    2015年 57 巻 PF067
    発行日: 2015/08/19
    公開日: 2017/03/30
    会議録・要旨集 フリー
  • 須藤 貢明, 澤 隆史
    日本教育心理学会総会発表論文集
    1990年 32 巻 225
    発行日: 1990/09/01
    公開日: 2017/03/30
    会議録・要旨集 フリー
  • 山本 英一
    英語表現研究
    2020年 37 巻 21-38
    発行日: 2020/06/01
    公開日: 2020/09/01
    ジャーナル フリー

      Abduction is a mode of inference that Peirce focused on in his attempt to identify the way of scientific discovery. Deduction, on the other hand, is another mode of inference with a long history in Western philosophy. The difference between the two is that the former just offers a most likely (plausible) option out of possible alternatives while the latter always gives the true conclusion as long as the underlying assumptions are correct. In utterance interpretation, especially when we are interested in implied meaning (or implicature), an abductive process with its focus on hypothesis-formation is in order, because abduction is quite in line with implicature as the former is non-monotonic (i.e., with more than one conclusion) and the latter defeasible (i.e. can be cancelled). Being monotonic and non-defeasible, deduction in contrast is incompatible with implicature. Relevance theory, a pragmatic study of implicit meaning, however, depends heavily on DEDUCTIVE processes in trying to identify how implicature is produced and understood, although it obviously refers to ABDUCTIVE processes. This paper shows the widespread preference for deduction in Western literature including linguistics, and why abduction has long been ignored and even practically forgotten (to be replaced by deduction) in academic discussions.

  • 西林 克彦
    日本教育心理学会総会発表論文集
    1997年 39 巻 2-PB71
    発行日: 1997/09/24
    公開日: 2017/03/30
    会議録・要旨集 フリー
  • 和田 一成
    日本教育心理学会総会発表論文集
    1997年 39 巻 2-PB84
    発行日: 1997/09/24
    公開日: 2017/03/30
    会議録・要旨集 フリー
  • 中道 圭人
    日本教育心理学会総会発表論文集
    2007年 49 巻 PA016
    発行日: 2007年
    公開日: 2017/03/30
    会議録・要旨集 フリー
  • 和田 一成
    日本教育心理学会総会発表論文集
    1999年 41 巻
    発行日: 1999/07/15
    公開日: 2017/03/30
    会議録・要旨集 フリー
  • 斎木 潤
    日本教育心理学会総会発表論文集
    1989年 31 巻 A-6
    発行日: 1989/06/30
    公開日: 2017/03/30
    会議録・要旨集 フリー
  • 池田 進一
    教育心理学研究
    1981年 29 巻 3 号 207-216
    発行日: 1981/09/30
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    本研究は, 多試行自由再生事態で材料文間の接続関係明示の多少と演繹的推理能力との関連を発達的に検討したものである。小学校5年生40名と中学校1年生35名の被験者は接多群 (文間に6つの接続関係をあらわす語を含む7文を記銘する群) と接少群 (文間に2つの接続関係をあらわす語を含む7文を記銘する群) とにそれぞれ分けられた。物語構造をもった7文は, ランダムな順序で5回提示され, 毎回自由再生が求められた。その後, 原文章を復元できるかどうかを調べるために文順序配列テストが実施された。ついで, 石田 (1978, 1980) による推理能力テストが施行された。
    結果は以下のとおりであった。
    1)(a) 文順序配列テストでは各群12名ずつ計48名が正解した。
    (b) 中1では2群とも試行を重ねるごとに文の再生順序が原文章と同じになっていく現象 (文脈的体制化) が認められたが, 小5では2群ともそのような現象は見られなかった。
    (c) 小5では, 文脈的体制化に関して, 接続詞明示の多少と推理能力との間に順序的な交互作用が存在する傾向が見出された。すなわち, 接多群における推理能力の高い者には文脈的体制化を生起しやすい傾向があったが, 接少群においてはその傾向はなかった。中1では小 5におけるような結果は見られなかった。
    2) 文順序配列テストで不正解だった27名のデータは適宜分析された。その結果, 文順序配列テストの成績は, 推理能力テストと再生テストの成績と対応していることが示された。
    以上のような結果は, 情報処理能力の発達という観点から考察された。
  • 中道 圭人
    日本教育心理学会総会発表論文集
    2008年 50 巻 PA1-07
    発行日: 2008年
    公開日: 2017/03/30
    会議録・要旨集 フリー
  • *大内 俊二
    日本地理学会発表要旨集
    2019年 2019s 巻 412
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/03/30
    会議録・要旨集 フリー
    経過を詳しく観察・計測できる地形発達実験は、断片的証拠しか残されていない実際の侵食地形発達を解明していくための大きな手掛かりとなると考えられるが、相似則の適用が難しいことや実行に手間がかかることから、近年までそれほど行われてこなかった。しかし、コンピューター技術の発達やDEMの普及などによって地形発達の数値モデルが盛んに構築されるようになってくると、その実証手段として地形実験が注目されるようになった。ただし、これらの実験の多くは実験地形を実際の地形をスケールダウンしたモデルととらえており、その解釈にどこか違和感を覚える。実際の地形発達と実験地形の発達では時間・空間のスケールが大きく異なるため、同列に考えることには注意が必要である。実際の地形発達はスケールを大きくしていくと、どんどん異なる要素との関係が現れてくる“創発現象”であり、
    後件肯定
    の論理的誤りに陥る可能性が高いからである。地形発達実験を実際の地形発達の解釈に利用するためには、いろいろな条件下での実験を重ね、どのような実験地形がどのように発達していくのか、全体像を理解することがまず必要であろう。このような観点から、ここでこれまでに行った実験の結果を整理して、実験地形がどのように発達するかを説明しておきたい。
    隆起速度は実験地形の成長を規定する最大の要因である。侵食速度との兼ね合いによってその値は異なるが、地形発達にかかわる閾値となる隆起速度が2つあることが想定できた。隆起速度が下方閾値より小さな場合は流水による侵食が卓越し、崩壊を起こすような斜面は発達しない、ある程度の起伏が発達した後は隆起と流水侵食がほぼ釣り合って、地形はほとんど変化しなくなり、砂山の構成物質と降雨強度を反映した地形となる(Characteristic relief phase)。隆起速度が上方閾値より大きい場合は、隆起が卓越するために尾根部が上昇を続け、高い山脈ないしは山塊が発達する(Mountain building phase)。
    地形実験で最も一般的なのが、隆起速度が下方と上方の閾値の間にある場合である(Steady state phase)。実験開始後間もなくから、隆起する平坦な始原面の縁に流水による細かい溝が形成され、次第にまとまって谷となっていく。この間、隆起域の平均高度はほぼ隆起分だけ上昇する(Stage I)が、表面流による谷(流域)の発達とともに、平均高度の上昇が隆起より小さくなっていく(Stage II)。谷が発達し斜面が成長すると斜面崩壊が起こるようになり、侵食速度が大きくなる。谷系が十分発達し、流路勾配が安定するころには、斜面崩壊によって生産された物質を水流が域外に搬出するプロセスで侵食が進むようになる。大規模な斜面崩壊は周期的に集中して起こる傾向見せ、隆起域全体の地形は斜面崩壊による低下と隆起による上昇を繰り返すようになる(Stage III)。斜面崩壊による地形変化が顕著であるが、長時間を想定すればこの状態を隆起と侵食の“平衡状態”と考えることは可能であろう。
    Steady state phase内において、隆起速度が同じで降雨強度の異なるrunを比較すると、降雨量の少ない方が(Stage III)に至るまでの侵食量が少なく、結果として山体高度も流路勾配も大きくなった。流水による侵食・運搬作用が山地の高度や険しさを基本的に決定していると考えられる。また、堆積域の幅を変えたことで隆起域(侵食域)の地形発達に大きな差は見られなかった。隆起域 周りに発達する扇状地の勾配は主に運搬物質の粒度と水流の水深に規定されると考えられ、一連の実験における違いは小さい。堆積域の幅の違いは扇頂高度の差となって表れるが、扇状地の勾配が小さいため有意な差にならなかったのではないだろうか。
    実験材料の締固めを強くすると透水性が低くなり、剪断強度が増す。透水性が低ければ、表面流の流出が多くなって流水侵食の力が増すし、剪断強度が高くて斜面崩壊が起こりにくく、山地の起伏・高度は上昇すると考えられる。実験でも、降雨量が同じであれば透水性の低い方が平均高度も起伏も高くなった。しかし透水性を基準にしてみると、透水係数が低い実験では降雨量の少ない方が平均高度も起伏も大きくなったが、透水性を高めた実験では、降雨量の少ない方が侵食が速く、平均高度も起伏も小さくなった。透水性が高く剪断強度が小さい場合は、浸透する水の働きによって小規模な崩壊が起こりやすく、侵食の進行が速かったのではないだろうか。透水性が高い場合に、侵食プロセスにおいて表面流による谷の発達より斜面の後退の方が重要であったことが、この実験地形発達の違いを生み出す原因となったのではないかと考えられる。
  • 内田 伸子, 大宮 明子
    発達心理学研究
    2002年 13 巻 3 号 232-243
    発行日: 2002/12/20
    公開日: 2017/07/20
    ジャーナル フリー
    生物的・物理的な現象を説明するときには私たちはいくつかの理由づけのシステムを用いている。本研究では説明に用いる理由づけシステムにおける領域知識の獲得と推論枠組みの関係について検討するために2つの実験を行った。実験1では,3・4・5歳児と大人合計120名に自然現象の条件推論の形式を翻案した4つの問からなる「説明課題」を与えた。実験2では5歳前半児,5歳後半児と大人合計90名に実験1と同じ形式の説明課題を与えた。これらの課題は既知文脈と未知文脈に埋め込まれている。被験者は2度のWH質問に対して詳細な理由づけを行った。実験結果は次の通りである:(1)幼児は説明課題の解決において大人に匹敵するような推論を行った。(2)3歳児すら帰納推論だけではなく演繹的推論を行うことが可能であった。(3)幼児は,心の理論や生物学,物理学などの分化した領域知識に基づいて柔軟で適切な説明を行うことができた。子どもの(4)領域固有の知識を獲得するに伴い,領域一般の推論スキーマに基づく帰納的推論や演繹的推論が活性化された。また,大人の説明は,推論を働かせた非常に洗練された説明か,機械的記憶のあてはめによる資源節約型の説明のいずれかに二極化した。(1)と(2)の結果は,推論枠組みは領域一般の知識であることを含意している。一方,(3)と(4)の結果は科学的知識の増大は帰納的推論や演繹的推論を活性化するのに強い影響をもつことを示唆している。
  • 岸 牧人
    現代監査
    2005年 2005 巻 15 号 85-91
    発行日: 2005年
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
  • 服部 雅史, 中川 正宣
    日本教育工学雑誌
    2001年 25 巻 1 号 1-12
    発行日: 2001/06/20
    公開日: 2017/10/20
    ジャーナル フリー
    HATTORl and NAKAGAWA (1996)および服部(2000)は,人間の論理的な推論過程の同定のための実験的方法を提案した.本研究では,この方法が論理的推論,特に条件文推論の学習支援,および学習過程同定のための方法として利用可能であることを論じ,その有効性を確かめるため実験を行った.実験の結果,実験群においてのみ正答率の上昇が見られ,条件文推論の学習支援システムとしての有効性が示された.また同時に,被験者の発話データと対応づけることにより,学習過程における多様な特徴を同定することができた.その中で,学習過程における波及効果,パフォーマンスの劇的な変化,学習効果表出までのタイムラグ,学習の逆効果,局所的規則による見かけ上の整合性の維持などについて考察した.
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