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クエリ検索: "循環のサイン"
23件中 1-20の結果を表示しています
  • 諸角 純也, 太田 祥一
    日本内科学会雑誌
    2006年 95 巻 12 号 2433-2440
    発行日: 2006/12/10
    公開日: 2009/03/27
    ジャーナル フリー
    昨年11月に救急蘇生の国際ガイドラインが改訂された. これに基づきわが国でも独自のエビデンスを採用しつつ広く意見を聴取しながら, 日本版救急蘇生ガイドラインが作成された. BLSでの要点は, 絶え間ない胸骨圧迫が強調され, それに伴いAEDによる除細動は1回のみ, その後すぐに胸骨圧迫となった. 一般市民向けには,
    循環のサイン
    の確認がなくなるなどさらにわかりやすく簡略化され, より普及するように配慮されている.
  • 円山 啓司
    蘇生
    2002年 21 巻 2 号 50-56
    発行日: 2002/08/10
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
    American Heart Associationは2000年8月にevidenced-based medicineに基づいて心肺蘇生法のガイドラインを改定した。今回のガイドラインでは、前回のと比べて,
    循環のサイン
    の確認異物除去の簡略化等の重要な変更がある。特に, 小児の項では, 乳幼児突然死症候群, 気道閉塞, 溺水といった心停止を起こしやすい病気や事故を防ぐことが強調されている。本稿では, 小児の新しい心肺蘇生法について私見を交えて論述する。
  • 新井 達潤
    蘇生
    2001年 20 巻 2 号 104-112
    発行日: 2001/07/20
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
    アメリカ心臓協会 (AHA) の心肺蘇生法ガイドラインが2000年に改訂された。今回の改訂はILCORの全面的な協力のもとに, evidenced-based medicineに基づいて行われた。1992のガイドラインと比較して変化した点は, BLSでは, automated external defibrillator (AED) を用いたpub-lic access defibrillation (PAD) の推奨, 口-口人工呼吸の1回換気量の減少 (10m1/kg) , 一般市民による頸動脈触知の廃止と
    循環のサイン
    の確認, 胸部圧迫回数/人工呼吸回数の限定 (15/2のみ) , Compression-only CPRの採用, 一般市民の気道異物に対する対処法の簡略化などである。また脳卒中が第一義的緊急として重視された。使用される薬物に関してはバゾプレシン, アムリノン・ミルリノン, アミオダロンなどが取り上げられ, 抗不整脈薬の使用法が改訂された。
  • 南立 宏一郎, 村上 昌宏, 相原 啓二, 蒲地 正幸
    Journal of UOEH
    2003年 25 巻 3 号 325-332
    発行日: 2003/09/01
    公開日: 2017/04/11
    ジャーナル フリー
    一次救命処置法(Basic Life Support, BLS)は特別な器具や薬物を必要とせず, 一般市民でも十分修得可能である. 心肺蘇生法の究極の目的は, 心肺停止状態からの心拍再開ではなく, 傷病者の社会復帰である. そのためには傍観者(by-stander)による迅速な一次救命処置法が極めて重要である. 傷病者の心肺停止状態を疑えば, 119番コールなどで救急医療システムヘの通報を行う. ついで気道確保, 呼吸及び循環の確認, その後の人工呼吸, 心臓マッサージに代表されるBLSを施行しながら, 救急救命士などの応援を待たなくてはならない. 本稿は米国心臓病協会が作成した最新の心肺蘇生法ガイドラインにおけるBLSの詳細を紹介し, 併せて産業医科大学病院における卒前・卒後医学教育での心肺蘇生法教育の現況を報告する.
  • 釘宮 豊城
    順天堂医学
    2003年 49 巻 3 号 336-342
    発行日: 2003/09/30
    公開日: 2014/11/12
    ジャーナル フリー
    心肺蘇生法とは呼吸機能・心機能の停止に陥った人の生命を維持する方法を云う. 設備の整った場所あるいは施設へ搬送する迄の間は器具が全く無い状態で行う場合が多く, 器具を用いない方法は医療従事者はもとより全ての人々がマスターしていることが望ましい. CPRの基礎はABCで, これは気道 (Airway) ・呼吸 (Breath) ・循環 (Circulation) の3つの略である. また, 最近では後述するD (Defibrillation: 除細動) が加わっている. (Dは以前の心肺蘇生法ではDrug, つまり薬物を意味し, 一次蘇生法の範疇では無く, 医師が医療施設で行う二次蘇生法に含まれていた. ) A) 気道確保: 異物除去→用手的・Heimlich法 (意識が有る場合のみ) 頭部後屈顎先挙上法・下顎挙上法 (呼吸が有れば回復体位をとる) B) 人工呼吸: 術者の息を吹き込む. 口-口式, 口-鼻式 (この時, 口腔内の異物確認は行わなくて良い) C) 循環維持: 人工呼吸に対し何ら反応がない, つまり
    循環のサイン
    が無かったら, 心臓マッサージが必要となる. 体外式心マッサージ (成人) は胸骨を3等分する2本の線を想定し, このうちの下の線上に両手を置き, まっすぐに椎体に向かって, 体重をかけながら力を加える. この時胸骨は3.5cmから5cm下方に圧迫される必要がある. また傷病者の床面が硬いことが心マッサージの効果を上げる. これを1分間に100回のペースで行う. また, 一般人の場合には, 心臓マッサージにおける胸骨圧迫部位は, 両側の乳頭を結ぶ胸骨上 (胸骨の下半分) に手掌基部を置いて行っても良い (10歳以上の場合). 人工呼吸との組み合わせ: 人工呼吸2回にマッサージ15回のペースで行う. また, 緊急処置であるので, 顔面の外傷や対処不能の気道閉塞の場合には, 人工呼吸が不可能な場合には心マッサージのみでも良いので行う. 2人で行うときも人工呼吸・心マッサージをそれぞれが受け持ち, 交互に呼吸2回・心マッサージ15回を行う. D) 除細動: AED (Automated External Defibrillator: 半自動除細動器) の普及により, 医師以外の人による除細動が可能になった. 諸外国では空港・ショッピングセンター・デパート・スタジアム・大きな駅・スキー場・スポーツクラブなど人が集まる場所, あるいは運動を行うような場所には設置されている. 日本も現在取組中であり, 近い将来医療施設以外の多くの場所に設置されるであろう. 一般人により除細動が行われる事をPAD (Public Access Defibrillation) といい, これは上記のようにAED (Automated External Defibrillator) が普及してきた結果による. AEDがこのように一般人でも使用可能になった大きな理由はコンピューターの進歩による除細動器の小型化, 使用法の簡易化, 保守および安全面の改良と, 除細動時の通電波形がそれまでの一相性ではなく二相性となりこの有用性が認められたためによる.
  • 各機関の連携と緊急時訓練
    矢野 正
    野外教育研究
    2006年 9 巻 2 号 45-51
    発行日: 2006年
    公開日: 2010/10/21
    ジャーナル フリー
    This is a report about emergency drills and first aid structures for classes held at the seaside. In order toconduct safe classes at the seaside, the Tezukayama-Gakuin elementary school has published a“seasidehandbook”. A flowchart displays an action plan and actions to be taken in case of an emergency. Emergencydrills are conducted according to this flowchart. The handbook is revised and updated every year, based on thelatest experiences/knowledge. All teachers are also updated with the latest knowledge, this assures that allclasses are conducted with the highest safety standards.
    Furthermore emergency drills are held at both the school campus and seaside. All teachers participate inthese emergency drills.
    During swimming classes at the sea it is very important to cooperate with other agencies and have a supportsystem in place. To avoid any insecurity of the students, emergency drills and actions during an emergency mustbe explained to the students.
    These emergency drills are part of a safety education program that teaches the students safety skills whichcan be used in case of an emergency.
  • 野々木 宏
    日本内科学会雑誌
    2007年 96 巻 3 号 548-551
    発行日: 2007年
    公開日: 2012/08/02
    ジャーナル フリー
  • 越智 元郎
    蘇生
    2002年 21 巻 2 号 48-49
    発行日: 2002/08/10
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
  • 寺沢 秀一
    日本内科学会雑誌
    2006年 95 巻 3 号 558-563
    発行日: 2006/03/10
    公開日: 2009/03/27
    ジャーナル フリー
  • 相馬 一亥
    日本内科学会雑誌
    2008年 97 巻 11 号 2804-2810
    発行日: 2008年
    公開日: 2012/08/02
    ジャーナル フリー
  • 武田 多―, 木下 順弘
    日本臨床救急医学会雑誌
    2006年 9 巻 5 号 410-414
    発行日: 2006/10/31
    公開日: 2024/02/23
    ジャーナル フリー

    英国では労働安全衛生における応急手当の必要性が社会的に認識され,英国安全衛生庁によって職場で応急手当が出来る環境が指導されている。その教育プログラムの一つに,英国赤十字社(British Red Cross)による職場での応急手当講習会がある。筆者は,英国で講習会を受講しその教育技法と教育内容を検討した。教育技法は,対象の一般市民の興味を持続させ理解し易い様に工夫されていた。教育内容は,成人に対する心肺停止,意識障害,胸痛,外傷等への初期対応法で国際ガイドライン2000に基づいたものであったが,具体的な手順等で米国やわが国で普及しているものと異なる部分もあった。わが国で救急対応法を普及させたり新しい教育プログラムを開発したりするのに参考になると考えられた。

  • AHAガイドライン2000を中心に
    小川 武希
    耳鼻咽喉科展望
    2003年 46 巻 1 号 64-75
    発行日: 2003/02/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
  • 蘇生
    2002年 21 巻 3 号 161-173
    発行日: 2002/10/10
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
  • 蘇生
    2006年 25 巻 3 号 149-153
    発行日: 2006/10/20
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
  • 田中 経一, 畑中 哲生, 岡田 和夫
    蘇生
    2007年 26 巻 2 号 91-96
    発行日: 2007/07/10
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
    2005年11月国際蘇生委員会 (ILCOR) による「救急心血管治療 (ECC) と心肺蘇生 (CPR) における科学と治療勧告の国際コンセンサス2005」が発表され, 同時にAmerican Heart Association (AHA) とEuropean Resuscitation Council (ERC) のガイドラインも発表された。我が国の心肺蘇生法委員会は国際コンセンサスと欧米のガイドライン発表後に検討を開始したことからガイドラインの発表が遅れた。ILCORはコンセンサス2010への活動を開始しており, 日本蘇生協議会 (JRC) は, アジア蘇生協議会 (RCA) の指導的会員としてコンセンサス2010への貢献が求められている。コンセンサスの基となるエビデンス評価過程とその周辺の概略を述べた。
  • 日本内科学会雑誌
    2006年 95 巻 12 号 2531-2538
    発行日: 2006/12/10
    公開日: 2009/03/27
    ジャーナル フリー
  • 梶山 菜都美
    医療機器学
    2008年 78 巻 6 号 405-411
    発行日: 2008/06/01
    公開日: 2016/08/25
    ジャーナル フリー
  • 五條 巧, 黒木 伸治, 江口 秀子, 内藤 綾
    日本救急看護学会雑誌
    2019年 21 巻 20-26
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/02/14
    ジャーナル オープンアクセス
    本研究の目的は、院内救急コール発生時の初期対応について事例を検討し、課題を明らかにすることで、急変時対応の教育時に重要視すべきポイントの示唆を得ることである。 対象はA病院で院内救急コールが行われた心停止事例の6事例とした。6事例を心停止確認から心肺蘇生法開始までの時間差がない群(以下、時間差なし群)と、心停止確認から心肺蘇生法開始までに時間差のある群(以下、時間差あり群)に分け、事例の共通性、特徴を比較検討し、それぞれの対応の分析を行った。 6事例のうち、時間差なし群が2事例、時間差あり群が4事例であった。全症例において心停止の評価は呼吸状態ではなく、循環の評価が優先されていた。また、心停止の確認から胸骨圧迫開始までに時間を要する原因にはさまざまな要因があった。時間差なし群の発生場所は、いずれも院内救急コール要請事例が院内でもっとも多い病棟であり、急変発生時の行動の振り返りが定期的に行われていた。また循環器内科の病棟であり、退院指導の一環として、患者や家族に対してBLSの指導が行われていた。 事例検討から、院内救急コール発生時の初期対応の課題と急変時の教育時に重要視すべきポイントとして、脈拍確認よりも呼吸状態による心停止の評価の強調、心停止の確認から胸骨圧迫開始の判断、急変時対応の振り返りなどの定期的な教育の必要性が示唆された。
  • 三田村 秀雄
    日本集中治療医学会雑誌
    2004年 11 巻 1 号 19-26
    発行日: 2004/01/01
    公開日: 2009/03/27
    ジャーナル フリー
    これまで救命における市民の貢献は119番通報と,いわゆる心肺蘇生法に限られていた。いずれも救急救命士が駆けつけて除細動を行うまでの時間つなぎとしての役割を演じただけであった。しかし救急車の到着を待って除細動を行うやり方では,ほとんどの場合,心停止後すでに10分以上を経過しており,心原性心停止の救命率は3%にとどまっていた。2003年8月8日,厚生労働省は自動体外式除細動器(automated external defibrillator, AED)の一般解禁の方針を表明した。この規制緩和は,AEDを予め適所に配備しておくことによって,除細動を成功率の高い5分以内に実施可能にするとともに,脇役であった市民を救命の主役に位置づけるものである。AEDを用いた市民による早期除細動(public access defibrillation, PAD)は簡単,安全,かつ何よりも効果的な救命処置である。市民による市民に対する市民のためのPADが日本の救命率を向上させることを期待して止まない。
  • 藤田 三恵, 丸岡 直子, 川島 和代, 村井 嘉子, 池田 富三香, 荒木 真澄, 山田 良子, 北山 ひとみ
    日本看護学教育学会誌
    2015年 24 巻 3 号 51-61
    発行日: 2015/03/01
    公開日: 2022/04/01
    ジャーナル フリー

    〔目的〕2校の卒業予定の看護学生を対象に、多重課題演習プログラムを実施し看護実践能力の実態を把握すること、多重課題演習プログラムの効果を直後および卒後3か月目と縦断的に評価することである。

    〔方法〕多重課題演習プログラムは、業務割り込み課題(演習1)と、急変した患者と同室者への対応(演習2)の2事例とし、A県看護基礎教育機関の卒業直前の同意を得た145名の看護学生に実施した。看護実践能力は、演習目標に基づき設定した5つのカテゴリーからなる20項目を、4段階尺度により看護学生が自己評価した質問紙を分析した。

    〔結果および考察〕演習1では学生が有意に「できた」とした項目が1項目のみであり、業務割り込み時の状況判断や患者への対応の未熟さが示唆された。演習2では『自己の力量の判断』や『状況に応じた看護の実践』が有意に「できた」と評価した。卒後3か月目のアンケートから演習時期、演習の難易度については適切であったと答えた学生が多く、多重課題の実施は自己の力量の再確認の機会となり、今後の動機づけにつながると思われる。

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