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クエリ検索: "徳島県立徳島工業高等学校"
4件中 1-4の結果を表示しています
  • 本間 勉
    繊維学会誌
    1993年 49 巻 1 号 P29-P34
    発行日: 1993/01/10
    公開日: 2008/11/28
    ジャーナル フリー
  • 第1編重量挙競技における心搏週期の変動経過について
    木村 勝
    体力科学
    1970年 19 巻 1-2 号 6-17
    発行日: 1970/06/01
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    心電図の短波無線搬送装置を使用し, 重量挙競技中の心電図を記録した。被験者が楽に挙げ得る軽い重量と, 挙げ得る最も重い重量の2種類のパーベルを用いて, それぞれ, プレス, スナッチ, ジャークの3種目について実験を行ない, 競技による心搏週期の変動経過について考察し, 次の成績を得た。
    1) 重量挙げ開始前には, 被検者の全例に心搏週期の急短縮が認められ, 一部にはその後再び急延長するものもあった。
    2) 重量挙げの心搏週期の変動経過は, バーベルをにぎり始めた直後の心搏週期の変動により, 次の3型に分類できる。
    第1型: 直後心搏週期の急短縮するもの,
    第2型: 直後心搏週期の延長するもの,
    第3型: 直後心搏週期に動揺なく, 徐々に短縮するもの。
    これらの違いは, 胸廓の変形, 胸腔内圧の変化, 下肢よりの反射, スタートの合図からバーベルをにぎり始めるまでの時間, 呼吸とのタイミング関係等の影響によるものと考えられる。
    3) バーベルをにぎり始める直前, およびにぎり始めてからの心搏週期の短縮および延長, ならびに動揺的短縮は, 陸上競技の短距離疾走時の心搏週期の変動経過と類似している。
    4) バーベル挙上後, 心搏週期には多くの例で0.01~0.28秒の延長がみられた。
    5) 競技中には, 心搏週期の急激な動揺はほとんど認められなかったが, これは重量挙が位置の移動を余り伴なわない静的な運動であり, 主として上肢が運動するため運動筋よりの反射効果も少ないためであろうと推察される。
    6) 競技中の心搏週期の短縮の程度は, プレスで最も少なく, 次いでスナッチで, ジャークの場合に最も強いが, これは負荷の強弱および挙上時間の差, 下肢の反動等によって, ジャークの場合に心臓に加わる負荷が最も大きいためと考えられる。
    7) 競技終了後, 若干例をのぞき, 心搏週期の短縮は数秒間持続する。
    この論文の要旨は昭和39年6月第18回日本体力医学会総会 (新潟) において口演発表した。
    終りに臨み, 岡芳包教授の御指導と御校閲に深甚なる感謝を捧げると共に, 宇都山登講師及び野田幸作博士の御助言と御支援, ならびに終始実験に御協力いただいた
    徳島県立徳島工業高等学校
    藤原八郎教諭をはじめ重量挙部選手諸君に厚く感謝の意を表する。
  • 第2編長距離全力疾走中の心搏週期と呼吸の変動経過について
    宇都山 登
    体力科学
    1961年 10 巻 1 号 90-98
    発行日: 1961/01/01
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    心電図と呼吸運動の短波無線同時搬送装置を使用して, 長距離疾走に於ける心電図と呼吸波を同時に搬送記録した。この心電図から心搏週期としてR-R間隔, 呼吸波から呼吸週期を計測し, 運動中の心搏週期と呼吸週期の変動経過と呼吸波及び長距離疾走時にみられるdead point, second windとこれらとの関係について, 短距離疾走の場合と比較して考察した。得られた結果をまとめると;
    1) 長距離疾走による心搏週期の下降 (短縮) 現象は初期下降, 第2次下降, 第3次下降, 及びsteady stateに分けられ, 長距離疾走の初期下降及び第2次下降は, 短距離疾走の初期下降及び最小心搏週期に至る迄の下降現象によく一致する。
    2) 疾走開始前の平均心搏週期が約0.6秒以上の例では, その値の如何に拘わらず次の現象がおこる。
    (i) 疾走開始前の心摶週期の動揺は呼吸性変動の他に週期の長い大きい変動が現われる。
    (ii) 疾走開始直後の初期下降に於ける心摶週期は約0.5秒迄急激に下降する。
    (iii) 急激な初期下降に続いて心摶週期は約0.5秒附近で1~2回大きく動揺し, この動揺は短距離疾走の場合に比較して, 遅く出現し, 振幅は小さく, 持続時間は短い。
    3) 疾走開始前の平均心搏週期が約0.5秒の例では, 疾走開始直後の心捕週期の急激な下降及び大きい下降動揺は認められず, 直ちに第2次下降が始まる。
    4) 長距離疾走時の心摶週期のsteady stateに於ける平均値は0.30秒より短縮することはない。
    5) 疾走の全経過を通じて認められる心搏週期の微細動揺は呼吸性動揺である。又この呼吸性動揺の振幅は5~20秒の週期で土0.02秒の範囲で増減する。
    6) 呼吸週期は疾走開始と同時に下降 (短縮) し, その初期下降は心搏週期の初期下降と全く同時に現われる。
    7) 疾走の全経過中, 呼吸週期は10~40秒の週期で安定と動揺を繰り返す。
    8) 多くの場合長距離疾走では, 後半に週期2~7秒の呼吸波水準の週期的動揺による波動性呼吸波が出現する。
    9) 長距離疾走中のdead pointの附近に於ては, 心搏週期或はその動揺には変化が認められないが, 呼吸週期の動揺と呼吸水準の週期的動揺 (波動性呼吸波) は多く出現する。
  • 第1編短距離全力疾走中の心搏週期の変動経過について
    宇都山 登
    体力科学
    1961年 10 巻 1 号 81-89
    発行日: 1961/01/01
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    著者らの考案した心電図の短波無線搬送記録装置を使用して, 勾配30°, 距離40m, 112段の石段を全力疾走で駈け登るときの心電図を, 運動前から運動中, 更に絡了後恢復経過を含めて連続記録して, その心電図のR-R間隔を計測し, 心摶週期の変化と動揺の経過について考察した。被検者はスポーツマン群として高校野球部選手, 非スポーツマソ群として同校同学年の健康者5例ずつを選んだ。実験結果をまとめると,
    1) 心搏週期は疾走開始直後1~3秒の間に急激な下降 (短縮) を示し, 約0.45秒まで短縮す
    る。
    2) 一旦下降した心捕週期は再び上昇 (延長) し, 更に約2回ほど大きく動揺し, このときの平均心搏週期は約0.5秒である。
    3) 以上の現象は疾走前の平均心搏週期が約0.6秒以上の者に起る。
    4) 疾走開始前の平均心搏週期が約0.5秒又はそれ以下のときには上記の1) , 2) の現象は起らない。
    5) 疾走中期と終期に心撞週期は振幅約0.1秒の大きい動揺と, 0.01~0.04秒程度の微細動揺を示す。この微細動揺は呼吸性動揺であろうと推察される。
    6) 平均最小心搏週期は0.34秒 (心捕数にして約176) で, このような短距離の全力疾走に於ては, 約0.31秒以下 (心搏数にして約190以上) にはならない。
    7) 恢復経過は段階的に起り, 心搏週期は動揺と安定を繰り返す。疾走停止後1分30秒~2分迄は急速に恢復するが, それ以後の恢復は徐々に, 進む。
    8) 疾走中から停止後に続く最小心搏週期の初期の恢復は, スポーツマン群の方が非スポーツマン群より早い。
    9) 疾走停止後1~5分迄の恢復は, スポーツマン群の方が非スポーツマン群より早い。
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