ベンチャービジネス活動が、日本経済再生の切り札であることは、論を待たない。従来型の低賃金だけが売り物で、営業力・技術力・商品開発力を持たない下請型の中小企業に止まるだけのベンチャービジネスであってはならない。
生業、家業を脱し本来の企業そして上場企業へ脱皮できるベンチャービジネスでなければならない。
そのような、ベンチャービジネスを育成するため支援策を、種々な角度 (1) 背景 (2) 必要性 (3) ベンチャービジネスの本質 (4) 資金面での支援 (5) ビジネスプランの作成と評価方法等から検討し、あるべき考え方を論述した。
つづいて、現状打破の考え方を示した。さらに現状打破の進め方として以下の3項目を具体的に示し解説した。
(1) ハイテクベンチャーで世界に貢献 (2) サービスベンチャーで内需拡大・雇用創出 (3) ハイテク・サービス融合ベンチャーで日本の明るい未来を築く
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