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クエリ検索: "新進芸術家海外研修制度"
6件中 1-6の結果を表示しています
  • 古賀 太
    映像学
    2019年 102 巻 5
    発行日: 2019/07/25
    公開日: 2019/11/19
    ジャーナル フリー
  • 児玉 幸子
    日本バーチャルリアリティ学会誌
    2010年 15 巻 3 号 44-45
    発行日: 2010/09/30
    公開日: 2024/04/18
    解説誌・一般情報誌 フリー
  • 反射光色によるキネティックライトアート
    児玉 幸子
    デザイン学研究作品集
    2023年 28 巻 1 号 1_36-1_39
    発行日: 2023/07/31
    公開日: 2023/07/15
    ジャーナル 認証あり
    電子付録

    格子の裏側に取り付けたフルカラーLEDを奥行き方向に照射して、LEDからの反射光の色と輝度を制御するキネティックライトアート「格子窓シリーズ」のデザインと制作を行った。オブジェとしての格子はLEDからの反射光と結びつき、オブジェであると同時にイメージを表示するメディアとなる。窓の奥の空間を雲のようなイメージが動く《雲の路》、異なる光色を幾何学的に配列し、周期的に変化する《Meeting》、シンボルがゆっくり現れては消える《Invisible Heart》《うさぎ》《髑髏》などの作品を制作し、国内6つの展覧会で展示し、格子の裏側からの反射光を利用した動くぼやけたイメージと、光と物質、空間とを結びつけるメディアアートの可能性を示した。

  • 関口 敦仁
    映像学
    2019年 102 巻 14-23
    発行日: 2019/07/25
    公開日: 2019/11/19
    ジャーナル フリー
  • イタリアでの調査をもとに
    星 美加
    芸術学論集
    2023年 4 巻 11-20
    発行日: 2023/12/31
    公開日: 2023/12/28
    ジャーナル フリー

    イタリア・フィレンツェの画家ピエトロ・アンニゴーニ(Pietro Annigoni 1910-1988)の用いたテンペラ・グラッサ註1 の技法は、彼の作品カタログや生涯を記した伝記、弟子による書籍にその処方が掲載されている。しかしながら、下地制作から完成までの具体的な制作工程がわかるアンニゴーニの技法に関する先行研究はわずかで、現存するアンニゴーニの弟子たちにその技術が継承されているだけである。また、アンニゴーニは支持体に和紙を使用していたことが一部の書籍の記述から分かっているが、図録や美術館の作品キャプションには、その和紙の記載は省略されており、いつからどの程度、彼の作品に使用されていたかは不明である。

    本稿では、アンニゴーニの一連のテンペラ・グラッサの制作工程とその特質を明らかにするとともに、アンニゴーニが何故、和紙を支持体として敢えて使用したのか、また、アンニゴーニの絵画の描写表現に和紙がどのような効果を与えていたのか、現地調査をもとに考察した。

    その結果、アンニゴー二のテンペラ・グラッサの手法は、初期はヴェネチア派の手法から始まり、徐々に北方ルネサンスの手法へと移行したことが推測できた。

    また、1940年代後半以降、ほぼすべてのアトリエで描いたテンペラ画作品には支持体に和紙が使用されていたことが明らかになった。更には、和紙が支持体に使用されたアンニゴーニのテンペラ画の作品は、和紙の肌合いを活かした繊細なテンペラ絵具による表現によってつくられており、和紙とアンニゴーニのテンペラ技法の密接な関係性が明らかになった。

  • ─近世作品に見る描画技法と保存のための処置─
    池田 真理子
    芸術学論集
    2020年 1 巻 13-22
    発行日: 2020/12/31
    公開日: 2021/01/06
    ジャーナル フリー

    ヴェラムは羊皮紙の一種で、主に紙の普及以前に用いられた古典的な支持体である。現代植物画における欧米での利用増加に伴い、国内でも注目度が高まっている。しかしながら、その使用法に注目した先行研究は乏しく、作家は制作上の問題に直面してきた。そこで本稿では、制作者としての立場から水彩絵具での植物画制作におけるヴェラムの特性を考察し、保存性に配慮した実践的な使用法、並びに有用な描画技法を提示した。

    研究方法として、ヴェラムに描かれた近世ヨーロッパの植物画を対象に、経年劣化、保存修復方法、描画技法の調査を行なった。併せて、現代作品におけるヴェラムの使用法、現代の羊皮紙製造方法と製品の調査を行なった。

    その結果、ヴェラムの品質が劣化に関係していること、歪みや波打ちは湿度変化に影響を受けることが確認された。これらの問題点に対して制作者に可能な処置は、厚さや色みの均一な仔牛のヴェラムの選択、保存環境の維持、補助的な支持体への固定である。自作によって具体的な問題点への対処法を検証した。

    また時代の変遷によるヴェラム製品の質の変化、描画に使用される面の反転、それに伴う描画技法の変化が確認された。紙が主要な媒体となった現代において、最盛期のヴェラムへの描画技法は作品制作の手がかりとなる。よって自作品を通して、近世作品に見られる描画技法の有用性を検証した。

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