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クエリ検索: "日比野佐和子"
3件中 1-3の結果を表示しています
  • —角膜擦過細胞診でのアカントアメーバ原虫の同定—
    堀越 美枝子, 石原 力, 石井 英昭, 伊古田 勇人, 山口 由美子, 柏原 賢治, 城下 尚, 村上 正巳
    日本臨床細胞学会雑誌
    2008年 47 巻 1 号 48-52
    発行日: 2008年
    公開日: 2010/07/14
    ジャーナル フリー
    背景 : アカントアメーバ角膜炎 (Acanthamoeba keratitis) はコンタクトレンズ装着者に増加傾向がみられる. 原因は淡水, 土壌等に生息しているアカントアメーバ (Acanthamoeba) の感染によるもので, 角膜擦過細胞診標本にて嚢子 (cyst), 培養検査にて原虫の嚢子 (cyst), 栄養体 (trophozoite) を検出できた 3 例を経験したので報告した.
    症例 : 角膜擦過細胞診で原虫の嚢子が確認できた. パパニコロウ染色ではライトグリーンにより嚢子壁が染色され, 内部は茶褐色あるいは不染性であった. PAS 染色では嚢子壁陽性, 嚢子内部は暗赤色を呈していた. ギムザ染色では嚢子壁が青紫色に好染した. また, 培養により得られた塗抹標本に蛍光染色を施し, 蛍光を発するアカントアメーバの嚢子を検出できた.
    結論 : アカントアメーバ角膜炎はアカントアメーバ原虫を検出し, 早期に治療することが重要である. 検出方法には病巣擦過物のパーカーインク KOH 法による直接鏡検あるいは培養が代表的な検査方法であるが, 角膜擦過細胞診標本でパパニコロウ染色, PAS 染色, ギムザ染色標本の鏡検によるアカントアメーバ原虫の検出は簡便であり, 早期に治療へ結びつくことができるため, 有用な検査方法である.
  • 小宮山 智子, 伊佐 佳織, 山崎 麻美, 山口 夏香, 太田 光, 永原 幸
    日本視能訓練士協会誌
    2017年 46 巻 41-45
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/03/17
    ジャーナル フリー

    【目的】人間ドックでの緑内障発見のために重要な項目を検討した。

    【対象及び方法】2011年11月から2016年3月に当院健康管理センター(人間ドック)を受診し、非接触型眼圧測定と無散瞳眼底写真撮影で緑内障が疑われ、二次検診目的で当院眼科を受診した133名(男性85名、女性48名、平均年齢58.1±11歳)。

    緑内障疑い所見を、視神経乳頭陥凹拡大、高眼圧、その他の眼底所見に分け、それぞれの緑内障検出率を比較検討した。

    【結果】対象の内訳は、視神経乳頭陥凹拡大72.0%、高眼圧22.1%、その他の眼底所見5.9%であり、二次検診にて緑内障と診断された対象は133名中20名(15.0%)であった。所見別の検出率はそれぞれ17.3%、6.7%、25.0%であった。その他の眼底所見の内訳は、網膜神経線維層欠損2例、傾斜乳頭1例であった。

    【結論】眼底写真撮影は緑内障スクリーニングに有用で、視神経乳頭と同じく網膜神経線維層の評価が重要である。また、二次検診の受診率向上のための取り組みを行うことは、緑内障検出率の向上に寄与すると考えられる。

  • 編集部
    日本醸造協会誌
    2018年 113 巻 4 号 226-261
    発行日: 2018年
    公開日: 2023/07/14
    ジャーナル フリー
    平成29年(平成29年1月~12月)に国内で発表された酒類に関する研究報告書を収録した。抄録したものは研究報告のみとし,総説,解説記事及び特許については筆者と題目を掲げ,学会およびシンポジウムの口演は除外した。
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