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クエリ検索: "杉かおり"
4件中 1-4の結果を表示しています
  • 田崎 貴子, 永井 敬之, 中嶋 宏, 中川 善文, 久松 朱里, 橋永 正彦, 大河原 均, 佐藤 竜吾
    膵臓
    2012年 27 巻 4 号 626-632
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/10/10
    ジャーナル フリー
    症例は60歳,女性.2001年に健診異常にて精査の結果,膵尾部の自己免疫性膵炎と診断した.プレドニゾロンを開始し漸減中止したが,1年後に膵頭部に再燃し下部胆管狭窄と閉塞性黄疸を来した.プレドニゾロンを再開し5mg隔日投与まで減量したが,6年後に膵頭部及び膵尾部に再燃し,硬化性胆管炎を伴っていた.自己免疫性膵炎は未だに病態に不明な点が多い.本症例は,ステロイド中止あるいは漸減中に,長期経過を経て2度異時性異所性に再燃しており,自己免疫性膵炎の予後を考える上で示唆に富むと考え,若干の文献的考察を加え報告する.
  • 赤尾 潤一, 高山 敬子, 伊藤 泰斗, 田原 純子, 清水 京子, 徳重 克年
    胆道
    2021年 35 巻 4 号 622-628
    発行日: 2021/10/31
    公開日: 2021/10/31
    ジャーナル フリー

    症例は80代,男性.201X年8月に肝胆道系酵素の上昇,高IgG4血症,びまん性膵腫大,下部胆管の高度狭窄,肝門部胆管の軽度狭窄を認め,自己免疫性膵炎,IgG4関連硬化性胆管炎と診断した.下部胆管狭窄に対して胆管ステントを留置しステロイドでの加療を開始した.治療開始し約5カ月後に施行したMRCPにて膵腫大の改善,膵管狭細像のほか,下部胆管狭窄の改善を認めた.治療開始し1年半後に,再度肝胆道系酵素の上昇を認め,精査加療目的に入院となった.ERCでは下部胆管の狭窄は認めず,肝門部胆管の高度狭窄を認めた.胆管ステントを左右肝内胆管に留置しステロイドを増量した.その後,経過観察中であるが現時点で再燃は認めていない.同一症例で異時性,異所性に胆管狭窄を認めた自己免疫性膵炎,IgG4関連胆管炎の報告は少なく,若干の文献的考察を加えて報告する.

  • 高杉 かおり, 諸橋 聡子, 羽賀 敏博, 鳥羽 崇仁, 清野 浩子, 呉 雲燕, 鈴木 貴弘, 花畑 憲洋, 佐々木 賀広, 福田 眞作, 鬼島 宏
    弘前医学
    2014年 64 巻 2-4 号 158-169
    発行日: 2014年
    公開日: 2021/06/29
    ジャーナル フリー
     近年,側方伸展型腫瘍 (laterally spreading tumor; LST) 型の早期大腸癌に対する内視鏡的切除術施行が増加してきた.多くの早期大腸癌症例は高分化型腺癌と診断されているが,組織学的異型度や免疫染色の染色性は同一病変の中でも均一でないことが多い.今回我々は LST型の早期大腸癌 61症例について,その組織学的・免疫組織学的特徴について検討した.早期癌の中でも高異型度成分を持つものは有意に粘膜下層浸潤を認めた (P=0.0102).また高異型度成分は粘膜下層浸潤癌の浸潤先進部に多く認められた.p53 および Ki-67 の発現は,深達度にかかわらず高異型度成分に高かった.CDX2 と CD10 の発現は深達度が深い症例ほど高く,また高異型度成分には高い傾向があった.以上の結果より,多くの LST型早期大腸癌では組織学的多様性が認められ,高異型度の成分では細胞増殖マーカーの発現が上昇し,腫瘍悪性化,粘膜下層浸潤と関連していると考えられた.
  • 日本臨床外科学会雑誌
    2011年 72 巻 Supplement 号 S933-S998
    発行日: 2011年
    公開日: 2012/07/26
    ジャーナル フリー
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