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クエリ検索: "欠陥干渉粒子"
3件中 1-3の結果を表示しています
  • Chu-Fang Lo, Chung-Hsiung Wang, Mau-Shain Lin, Guang-Hsiung Kou
    魚病研究
    1991年 26 巻 3 号 119-125
    発行日: 1991/09/15
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     テラピアの細胞系(TO-2)を用いた連続無希釈継代培養によってIPNウィルス(HB-1株)のDI粒子(
    欠陥干渉粒子
    )が産生された。無希釈継代培養由来のポリペプチドとRNAを希釈継代培養で得たもの比較したところ, 前者のウィルス粒子のβポリペプチドの質量は小さく, 通常のゲノムより小さいRNAが存在した。このことからDI粒子は通常のウィルスのミュータントであることが示唆された。本研究はこうしたポリペプチドとRNAがDI粒子に関連することを示す最初の報告である。
  • 岡本 宏明
    肝臓
    1997年 38 巻 8 号 477-488
    発行日: 1997/08/25
    公開日: 2009/11/17
    ジャーナル フリー
  • 谷 英樹, 浦田 秀造
    ウイルス
    2018年 68 巻 1 号 51-62
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/05/18
    ジャーナル オープンアクセス
     アレナウイルスはアレナウイルス科に属するウイルスの総称で,ほぼヒトに病原性を示さないリンパ球性脈絡髄膜炎ウイルス(LCMV)から,ヒトに高い病原性を示すラッサウイルス,フニンウイルス,マチュポウイルス,チャパレウイルス,ルジョウイルス,サビアウイルス,グアナリトウイルスまで数多く存在する.上記のうちLCMV以外は,世界保健機関(WHO)の定めるリスクグループ4の病原体であり,これに基づき日本でも一種病原体に指定されている.日本ではこれまでにラッサ熱患者の一輸入例を除き,患者の発生は認められていないものの,2014-16年に起こった西アフリカ地域でのエボラウイルス病アウトブレイクのように,いつ我が国で輸入症例が発生しても不思議ではない状況にある.病状や重篤性を考えると,流行地域でのワクチンや治療薬の整備は喫緊の課題であり,流行地域以外の国においてもこれらを整備しておくことは重要である.しかしながら,高病原性アレナウイルス感染症に対する基礎研究や治療薬の開発は,病原体の性質上,高度安全研究施設での取り扱いが必須となり,なかなか進んでいない.本稿では,最近のアレナウイルス全般の基礎研究と抗ウイルス薬の開発状況について概説する.
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