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クエリ検索: "歯垢"
4,487件中 1-20の結果を表示しています
  • ー小・中学生比較による分析ー
    村田 成江
    日本教育保健学会年報
    2012年 19 巻 53-57
    発行日: 2012/03/24
    公開日: 2022/06/12
    ジャーナル フリー
  • 一第2報 特に口腔清掃状態と歯肉の所見を中心として一
    池田 元久, 飯島 静子
    岩手医科大学歯学雑誌
    1979年 4 巻 2 号 88-97
    発行日: 1979/07/25
    公開日: 2018/12/29
    ジャーナル フリー

    岩手県立肢体不自由児施設に入園している園児 109名についての障害の程度と, ロ腔清掃状態および歯肉の状態との関係を年齢別, 病型別, 刷掃介補の有無別に分類し, 比較検討した。口腔清掃状態を oral hygiene index (以後 OHI とする)で, 歯肉の炎症を Dunning&Leach による gingival score を用いて評価した。(1)年齢別分類では, OHI は増齢とともに増大したが, gingival score は低年齢 (3~4歳) と高年齢 (15~16歳) とが高値をしめした。(2)病型別分類では, 脳神経系の疾患児の OHI, gingival score がともに高値をしめした。(3)刷掃動作の困難性の有無別では, 刷掃動作の困難な群が, OHI gingival score ともに高く, とくに OHI では有意 (P<0.05) に高かった。また刷掃動作の困難な群の中でも OHI は刷掃介補のある群より刷掃介補のない群で高かった。gingival score では,刷掃介補のある群で高い傾向にあった。(4)部位別の

    歯垢
    歯石付着状態では一定の傾向がみられたのが特徴的であり, とくに頬側,右側, 下顎にその付着量が多かった。

  • 弓削 朝子, 馬場 久衛, 加藤 敬子, 宮脇 映子
    口腔病学会雑誌
    1974年 41 巻 1 号 59-68
    発行日: 1974年
    公開日: 2010/10/08
    ジャーナル フリー
    乳歯環状う蝕とその
    歯垢
    中のレンサ球菌, 特にStrep. mutansとの関連性を追求するために3歳児の無う蝕児29名と環状う蝕歯牙保有児30名について
    歯垢中のレンサ球菌並びに歯垢
    の酸産生力の比較を行ない, また両者の関連性について検討した。その成績は,
    歯垢
    中の全レンサ球菌数の平均値は環状う蝕児群は無う蝕児群より極めて高い値を示した。また, Strep. mutansの検出率並びに全レンサ球菌に対する比率において, 環状う蝕児群は有意に高い値を示し, Strep. sanguisでは逆に無う蝕児群の方が高い値を示した。
    歯垢
    を糖加培地に培養した場合に環状う蝕児群の方が強い酸産生力を示した。またう蝕の程度並びに
    歯垢
    の酸産生力とStrep. mutansの比率および菌数との間に正の相関々係がみられた。
    歯垢
    を培養した糖加培地にはStrep. mutansの増殖とともにpHの低下がみられた。
  • 松井 美樹, 岸 光男
    岩手医科大学歯学雑誌
    2014年 38 巻 3 号 93-106
    発行日: 2014/01/28
    公開日: 2017/03/06
    ジャーナル フリー
    目的 : 口中気体のVolatile Sulfur Compounds (VSC)濃度,歯肉炎,
    歯垢
    と舌苔試料における口腔微生物の量との間の関連性を検討することを目的とした.
    対象と方法 : 対象者は全身的に健康な成人男性13名,女性5名の18名(平均年齢22.7±3.1歳)であり,彼らは自発的に研究に参加した.口腔診査結果によって被験者を歯肉炎有所見者(歯肉炎群)と歯周組織健全者(健全群)の2群に分けた.ベースライン時, Winkel tongue coating index (WTCI)を評価した後にガスクロマトグラフィを用いて硫化水素(H2S)とメチルメルカプタン(CH3SH)濃度を測定した.続いて舌苔は舌背中央付近舌根部からマイクロスパーテルで3回擦過し,
    歯垢
    は下顎両側第一大臼歯から歯科用探針を用いて全量採取した.さらに被験者は軟毛ブラシを用いて丁寧に自分の舌を清掃した. 3日後,同様に口臭測定を行いベースラインと同一部位から
    歯垢
    と舌苔試料を採取した.採取した試料からゲノムDNAを精製し,総細菌とF. nucleatumを定量するためreal-time PCRに供した.
    結果 : ベースライン時,歯肉炎群ではCH3SH濃度,
    歯垢
    中総細菌量が健全群よりも有意に高かった.舌清掃3日後には,ベースラインと比較してH2S濃度は歯肉炎群で有意に減少していた.被験者全体では,単相関分析において
    歯垢
    中の総細菌密度とF. nucleatum量密度の間に高い相関が認められた.口中気体のVSC濃度を目的変数とした重回帰分析では,ベースライン時のBleeding on Probing (BOP)歯数, 3mmの歯周ポケットの存在, WTCI, F. nucleatum密度が口中気体のVSC濃度と有意に関連していた.
    結論 : 口中気体のVSC濃度は,舌苔のみならず歯肉の状態や
    歯垢
    中細菌にも影響されることが示された.
  • 佐野 晴男
    Dental Medicine Research
    2011年 31 巻 3 号 254-257
    発行日: 2011/11/30
    公開日: 2013/03/19
    ジャーナル フリー
    歯を失う2 大原因である
    歯垢
    ,歯石がどのようなものであるか,実例を示しつつ先ず説明した.ついで完全に歯を磨くことがいかに困難であるか,歯ブラシだけでなく,デンタルフロスや歯間ブラシなどの補助具を併用する必要性を説いた.また,義歯は充填物や金属冠,ブリッジなどと違い,装着した日から快適に噛めるものではないこと,義歯は口腔内に入れて噛む道具であり,その調整には根気が必要なことを強調した.
  • 江藤 由美子, 水野 芙美子, 山本 綾子, 高橋 光良, 鷹森 健志郎
    昭和歯学会雑誌
    1983年 3 巻 1 号 68-72
    発行日: 1983/09/30
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    成人の
    歯垢
    に常在する細菌でレソサ球菌以外の好気性ないし通性嫌気性球菌のうち, Stomatococcus mucilaginosus (Micrococcus mucilaginosus) と思われるもの49株について検索した.これら分離株はカタラーゼの産生の有無 (49株中1株が産生) により2群に分かれるが, 他の性状はほぼ均一で, 同一のspeciesと考えられた.分離株はpairないしclusterを形成する大小不ぞろいの球菌で, 通性嫌気性であるが, 好気的環境下のほうが良好な発育を示した.gelatin, casein, esculinを水解し, NO3, NO2を還元した.H2S, indoleの産生は認められなかった.glucoseを酸化および発酵により分解した.5%NaC1, 40%Bileは発育を阻止した.分離株のうち代表的な4株のDNAの塩基組成 (G+C含量) は46.7-47.0mol%であった.分離株はすべて菌体外に粘稠性の多糖を産生した.これら多糖は培地固着性の要因となっているように思われたが, 試験管壁などガラス表面への付着性は認められなかった.これらの性状はMicrococcus mucilaginosusの標準株CCM 2417とほとんど-致するものであった.またMicrococcus mucilaginosusの標準株CCM 2417で作製した免疫血清を用い, 菌体凝集反応を行ったが, 分離株はすべてこれら抗血清と反応し, 抗原的にもMicrococcusとの共通性を示した.以上の点から本実験で分離した49株はStomatococcus mucilaginosus (Micrococcus mucilaginosus) と同定しうるものと思われた.Stomatococcusは従来, 舌表面および咽頭部から多く分離されているが, 本実験で検索した菌株はすべて
    歯垢
    から分離されたものであり, この結果Stomatococcus
    歯垢
    中にもかなり多数常在することが証明された.
  • 藤田 桂一, 伊藤 寛恵, 笹原 沙衣子, 鴇田 真弓, 長田 裕子, 川重 結子
    動物臨床医学
    2008年 17 巻 4 号 109-115
    発行日: 2008/12/20
    公開日: 2009/11/17
    ジャーナル フリー
    デンタルガム(グリニーズ® ティーニー)を1日1本成犬に投与したときと投与しなかったときにおける
    歯垢
    付着程度,歯石付着程度,および歯肉炎の程度(歯肉炎指数)を比較検討した。犬を2群に分けてクロスオーバー試験を行った。14日間のプレテスト期間とそれに続く28日間のテスト期間で構成した。テスト期間終了時に
    歯垢
    付着程度,歯石付着程度,および歯肉炎の状態(歯肉炎指数)を評価した。その結果,デンタルガムの投与時期では非投与時期と比較して有意に
    歯垢
    (減少率54.8%(p=0.001))および歯石(減少率62.0%(p=0.02))の付着率が減少し,歯肉炎(減少率53.8%(p=0.04))が軽快あるいは軽減した。特に,これらの効果が期待される裂肉歯(上顎第4前臼歯と下顎第1後臼歯)および上顎第1後臼歯の6歯では,
    歯垢
    (減少率56.6%(p=0.0002))および歯石(減少率66.0%(p=0.001))の付着率が減少した。しかし,咬合に多く関わらない犬歯および切歯では,
    歯垢
    ・歯石の付着率の減少はみられなかった。
    歯垢
    や歯石付着程度の減少および歯肉炎の軽減が期待できるデンタルガムの機械的擦過作用による効果試験を行う場合,上下顎裂肉歯および上顎第1後臼歯の頬舌側面を評価すべきであると考えられた。
  • 田近 志保子, 根本 優子, 金子 克, 八重柏 隆
    岩手医科大学歯学雑誌
    1996年 21 巻 1 号 66-77
    発行日: 1996/04/30
    公開日: 2017/06/05
    ジャーナル フリー

    We studied the distribution and proportion of oral streptococci isolated from dental plaque and saliva of healthy adults and from subgingival plaque and fluid of gingival pocket of periodontitis patients to clarify the relation betweeen oral streptococci and periodontitis. α-hemolytic sreptococci were isolated from all materials of the healthy adults and the periodontitis patients. The isolation rate of β-hemolytic streptococci from dental plaque of the healthy adults was 20%, and the isolation rates of subgingival plaque and fluid of gingival pocket of the periodontitis patients were 25% and 65%, respectively. The isolation rate of non-hemolytic streptococci from dental plaque of the healthy adults was 35% and the isolation rates of subgingival plaque and subgingival fluid of periodontitis patients were 65% and 60%, respectively.The 670 strains of these isolated oral streptococci on the basis of hemolysis were identified as S. sanguis, S. gordonii, S. oralis, S. mitis, S. salivarius, S. mutans, S. sobrinus, S. anginosus, S. intermedius and S. constellatus through biochemical tests. The species which were identified by the biochemical tests, agree to the species identified by DNA-DNA hybridization. Eight of these strains were not identified by the biochemical tests, but were identified as S. sanguis, S. mitis and S. gordonii by DNA-DNA hybridization. The isolation rates of S. gordonii, S. anginosus, S. intermedius and S. constellatus from periodontitis patients were higher than those from healthy adults. These results suggest that those bacteria may be associated with periodontitis.

  • 長田 斉, 飯島 洋一, 稲葉 大輔, 宮沢 正人, 田沢 光正, 片山 剛
    岩手医科大学歯学雑誌
    1984年 9 巻 1 号 48
    発行日: 1984/03/15
    公開日: 2018/12/31
    ジャーナル フリー
  • 本田 寿子, 田近 志保子, 浜田 育男, 柳原 敬, 金子 克
    岩手医科大学歯学雑誌
    1982年 7 巻 3 号 219-227
    発行日: 1982/11/15
    公開日: 2018/12/31
    ジャーナル フリー

    ヒト上気道に常在する菌として知られているHaemophilus 属菌の口腔内における実態を明らかにする目的で健康な成人38名の唾液と

    歯垢
    からの分離を試み, その分離株について生化学的性状による分類と薬剤感受性について検討したので報告する。

    38名の唾液,

    歯垢
    中の Haemophilus 属菌の菌量はそれぞれ平均6.6×106/ml, 6.0x105/gであった。分離した316株を生化学的性状に従って分類した結果, H. influenzae は11株でbiotype I~V型が分離され, Ⅵ型は分離されず, いずれも唾液からのみ分離された。H. parainfluenzae は229株で全体の72.4%であり, biotype別にみると1型173株(75.5%), Ⅲ型38株(16.6%)が唾液と
    歯垢
    の両方から, Ⅱ型18株(7.9%)は唾液からのみ分離された。H. aphrophilus 5株は
    歯垢
    からのみ分離され, H. paraphrophilus 64株は唾液と
    歯垢
    から分離された。また H. parahaemolyticus 7株は唾液からのみ分離された。

    各検体から分離されたH. influenzae, H. parainfluenzae, H. aphrophilus, H. paraphrophilus, H. parahaemolyticus を含む101株についてペニシリン系薬剤6剤, セフェム系薬剤8剤, アミノグリコシド系薬剤2剤, マクロライド系薬剤1剤, テトラサイクリン系薬剤2剤と Chloramphenicol の計20剤を用い, 最小発育阻止濃度を測定した。その結果ペニシリン系6剤のうち, PCGはやや抗菌力が劣り, 他の合成ペニシリン系5剤, なかでもPIPC, APPC, MZPCは優れた抗菌力を示した。セフェム系8剤のうちCZXは0.05μg/mlにピークがあり, 最も強い抗菌力を示した。

    またPCG, ABPC, SBPC, CXM, CZX, CMX, CEX, CCL, CMZにMIC≧100μg/mlの高度耐性を示す株がみられ, そのうちペニシリン系耐性株に β-lactamase 産生を確認した。

  • *森田 学
    特定非営利活動法人 日本歯周病学会学術大会 プログラムおよび講演抄録集
    2007年 2007f 巻 HSy-2-4
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/08/31
    会議録・要旨集 フリー
  • *数野 恵子, 平山 知子, 田中 るみ, 明間 洋子, 武田 香, 岸本 朝子, 森嶋 清二, 氏家 高志
    会議録・要旨集 フリー
  • 神原 正樹, 日吉 紀子, 川崎 弘二, 上村 参生, 三宅 達郎, 土居 貴士, 上根 昌子, 安達 郁, 吉田 邦晃, 田中 浩二, 河村 泰治, 脇 勉, 田中 秀直, 上田 雅俊, 井上 宏
    歯科医学
    2007年 70 巻 3_4 号 204-211
    発行日: 2007/12/25
    公開日: 2017/05/25
    ジャーナル フリー
    本研究は,光学的診査機器を用いて
    歯垢
    の観察を行い,赤色蛍光を発する
    歯垢
    が観察される部位やその蛍光強度が,歯周組織状態や
    歯垢
    中の菌叢とどのように関連しているかを検討することで,光学的診査技術が
    歯垢
    の質的評価に応用可能であるかを検索する目的で行った.
      被験者は歯周治療科に来院した患者で実験参加に同意の得られた11名とした.赤色蛍光を発する
    歯垢
    の付着部位の観察にはペンスコープを用い,蛍光を発する
    歯垢
    が認められた歯面の割合を算出した.またそのうちの1歯をInspektor Pro™を用いて撮影し,画像解析を行って平均蛍光強度(ΔR Average)と最大蛍光強度(ΔR Max)を算出した.歯周組織状態はPeriodontal Index (PI),ポケット深さ(6点法)で評価し,Inspektor Pro™の対象歯はアタッチメントロス,プロービング後の出血についても診査して,歯肉縁上
    歯垢と歯肉縁下歯垢
    を採取,PCRインベーダー法によって口腔内総菌数およびActinobacillus actinomy-cetemcomitance,Porphyromonas gingivalis,Prevotella intermedia,Tannerella forsythensis,Treponema denticola (T. denticola),Fusobacterium nucleatumの検査を行い,口腔内総菌数に対する各歯周病関連菌の割合を算出した.
      蛍光を発する
    歯垢
    の付着部位と歯周組織状態との関連を検討したところ,蛍光の有無と歯周組織状態とには直接的な関連は認められなかったが,蛍光強度と歯周病原細菌との関連では,古い
    歯垢
    で多くなるといわれているT. denticolaとの関連が認められ,光学的診査技術が
    歯垢
    の成熟度や病原性の診断へ応用できる可能性が示された.
  • 鷹森 健志郎, 水野 芙美子, 山本 綾子, 江藤 由美子, 高橋 光良
    昭和歯学会雑誌
    1981年 1 巻 1 号 6-14
    発行日: 1981/09/30
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    dextranとともに重要な
    歯垢
    のmatrixを形成しているlevan (fructan) に対する
    歯垢
    細菌の分解活性について検索した.好気的, 10%CO2, 加および嫌気的の三つの環境条件下で, 血液寒天を用いて
    歯垢
    細菌を分離し, それらの菌の同定とともに分解活性を調べた.各環境条件下で90株, 合計270株を分離したが, そのうちlevan分解活性を示したものは99株 (36.7%) であった.これら1evan分解性の菌種はStreptococcus mutans (16株), S. sanguis (10株), S. salivarius (4株);Actinomyces viscosus (23株), A.naeslundii (43株), Bacteroides oralis (1株) と同定された.各菌種から1, 2株を選び, 菌体外酵素および菌体付着酵素の活性を比較検討した.乾燥菌体mg当りの酵素活性はStrePtococcus spp.およびActin omyces spp.では菌体外酵素活性が高く, Bacteroidesでは菌体付着酵素活性が高かった.それぞれの菌についてはS.salivariusが最も強い活性を示した.培養上清の80%硫安飽和により得た粗酵素について検討した.S. mutansおよびS.sanguisのlevanaseは至適pH 5.5であったがS.salivariusのlevanaseは至適pHは7.0であった.一方, A.viscosusおよびA.naeslundiiのlevanaseの至適pHは6.0であったが, pH 7.0においてshoulderを示し, この両者は少なくとも二つ以上のlevan分解酵素を産生することが示唆された.この結果からlevan分解酵素はそれぞれの菌種により異なるものと考えられた.levan分解菌はすべてlevanのほかinulinを分解した.このことはこれらの菌はS.salivariusおよびA. viscosusの産生するlevan型fructanとともにS. mutansの産生するinulin型fructanをも分解することを示しており,
    歯垢
    の代謝に大きな役割をもつことが示唆された.
  • 一第2報 特にその毒性についての文献的検索一
    橋浦 礼二郎, 宮沢 正人, 田沢 光正, 飯島 洋一, 高江洲 義矩
    岩手医科大学歯学雑誌
    1988年 5 巻 3 号 198-199
    発行日: 1988/11/30
    公開日: 2018/12/30
    ジャーナル フリー
  • 金子 兵庫, 金子 芳洋, 西村 正雄
    医療
    1975年 29 巻 11 号 1112-1121
    発行日: 1975/11/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    収容後約1年を経過した45名(男児23名, 女児22名, 平均年令7才7ヵ月)の重症心身障害児の口腔診査を実施し, またその精神身体および薬剤投与状況を調査し口腔疾患罹患との関連を追求した. その成績では障害部位, 程度, 各種発達年令及び指数などからみて従来歯科医学的報告のみられない重症度の高い障害児集団であつた. 患児の69.7%に各種抗てんかん剤が投与されていた. それらの関係で口腔内不潔度は増強され
    歯垢
    付着,歯肉炎罹患が高度でWHO方式によるOHI-Sは上顎前歯部0.95, 下顎同部1.92, 臼歯部2.36を示し, 歯肉炎は76.7%の有病率でしかも高度で増殖性のものが多かつた. う蝕罹患は比較的低率, 処置歯率は0%であつたが, 今後の多発が予想された. Bruxismによる乳歯咬耗症が多くその他開口, 乱排, 舌前方位, 強度の口臭が観察された. 今後の問題としてPlaque controlの実施, 弗素の利用によるう蝕発生予防方法の導入などが望まれる.
  • 米山 武義, 相羽 寿史, 太田 昌子, 弘田 克彦, 三宅 洋一郎, 橋本 賢二, 岡本 浩
    日本老年医学会雑誌
    1997年 34 巻 2 号 120-124
    発行日: 1997/02/25
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    特別養護老人ホーム入所者4名に対し3カ月間にわたって口腔衛生指導と, 徹底したプロフェッショナル・オーラル・ヘルス・ケア (POHC) を行なったところ, プログラム開始後1カ月目より
    歯垢
    および歯肉炎が減少し, 研究終了時には
    歯垢
    付着, 歯肉炎が当初のそれぞれの1/3, 1/9まで著明に改善をした. 一方入所者本人に口腔衛生を任せ, 指導を含む一連の口腔衛生プログラムを行なわなかったグループ5名では, この間
    歯垢
    付着, 歯肉炎ともに全く変化が観られなかった. このことから専門職による定期的な口腔衛生プログラムは歯肉炎改善のためにきわめて有効であることが示唆された.
  • 畠山 節子, 佐島 三重子, 鈴木 鍾美
    岩手医科大学歯学雑誌
    1984年 9 巻 1 号 47-48
    発行日: 1984/03/15
    公開日: 2018/12/31
    ジャーナル フリー
  • 小松 賀一, 米沢 輝男, 太田 耕造, 坂巻 公男
    岩手医科大学歯学雑誌
    1984年 9 巻 1 号 48-49
    発行日: 1984/03/15
    公開日: 2018/12/31
    ジャーナル フリー
  • 歯科衛生士養成校における口腔衛生指導法の評価
    壺井 佳見, 三宅 晃子, 小正 裕
    歯科医学
    2021年 84 巻 2 号 69-75
    発行日: 2021/09/25
    公開日: 2021/12/25
    ジャーナル フリー

    う蝕や歯周病の罹病率が未だ高い現在のデータから,口腔環境の向上には我々歯科衛生士の更なる努力が必要である.そこで,衛生士養成校で新たな

    歯垢
    指数評価法を用いたブラッシング教育により,生徒が
    歯垢
    除去の実践的スキルを獲得しているかを検討することを目的とした.新たな
    歯垢
    指数評価法とは,“う蝕と歯周疾患の予防に役立つことを目指した,計296か所の判定を行った
    歯垢
    指数”であり,多用されているO`Learyの
    歯垢指数よりも詳細に歯垢
    残存部位を評価することができる.対象者は,新大阪歯科衛生士専門学校2019年度入学生19±1歳,本研究の参加に関し,同意が得られた女子生徒83名とした.除外基準は,上下顎7〜7において欠如歯がある生徒,第3大臼歯が萌出している生徒とした.Community Periodontal Indexによりブラッシング法を決め,
    歯垢
    染色後にブラッシング実習を行い,その実習の前後に
    歯垢
    指数の記録と口腔内写真撮影を行った.1週間ブラッシング練習を実施後,再度
    歯垢
    染色を行い,ブラッシング指導前後の
    歯垢
    指数の記録と口腔内写真撮影を行った.その結果,
    歯垢
    指数の平均±標準偏差は,1回目のブラシング実習前は21.4±11.6%,ブラッシング実習後は15.9±8.8%,2回目のブラッシング実習前は16.3±9.6%,ブラッシング実習後は12.6±6.9%であり,1回目も2回目もブラッシング実習後は,ブラッシング実習前と比較して有意に
    歯垢
    指数が減少した.最終的に清掃困難な部位は,小・大臼歯の舌側と上顎前歯舌側中央部であることが明らかとなった.以上の結果より,
    歯垢
    指数を利用した口腔内状況をデータとして記録化し,学生自身に状況に合わせてブラッシング方法を徹底するという教育法を実践することで口腔内環境が改善される可能性が示された.学生が卒後,歯科衛生士として歯科医療に携わる日まで,我々教育者は今後も本法の成果を観察しながら改善を続け,指導の徹底を続けなければならないと考える.

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