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クエリ検索: "河田章"
9件中 1-9の結果を表示しています
  • 河田 幸道他
    CHEMOTHERAPY
    1987年 35 巻 6 号 494-519
    発行日: 1987/06/25
    公開日: 2011/08/04
    ジャーナル フリー
    新しく開発されたmonobactam系抗生物質Carumonam (CRMN) の, 複雑性尿路感染症に対する有用性を客観的に評価する目的で, グラム陰性桿菌 (GNR) 感染症を対象に, Cefoperazone (CPZ) を対照薬とした二重盲検法による群間比較検討を行なった。
    CRMN, CPZともに1回1gを1日2回, 点滴静注により5日間投与した後, UTI薬効評価基準により臨床効果を判定した。なお, 両群の背景因子には有意差を認めなかった。
    総合有効率はCRMN投与群の113例では70.8%であり, CPZ投与群の100例中61.0%との間に有意差を認めなかったが, UTI疾患病態群ごとの比較では, 第1群におけるCRMN・の効果が高い傾向を示した。また細菌尿に対する効果では, CRMN投与群における菌交代の頻度が有意に高かったが, その多くは単なる菌交代であり, 菌交代症として問題になる症例の頻度は両群ほぼ同率であった。
    細菌消失率はCRMN投与群で175株中90.3%と, CPZ投与群の151株中80.1%より有意に高かった。菌種別ではE. cloacaeの消失率でCRMN投与群100%, CPZ投与群57.1%と42.9%の差, S. marcescensの消失率でCRMN投与群100%, CPZ投与群60%と40.0%の差が認められ, 後者での差は有意であった。
    副作用はCRMN投与群に2例 (1.1%), CPZ投与群に1例 (0.5%) 認められた。臨床検査ではCRMN投与群におけるGOT, GPTの異常値発現頻度が有意に低率であったが, 概括安全度では両群間に差は認めなかった。
    これらの成績から, CRMNはGNRによる複雑性尿路感染症の治療に際して有用な薬剤であると考えられた。
  • 大越 正秋, 河村 信夫, 勝岡 洋治
    CHEMOTHERAPY
    1979年 27 巻 Supplement2 号 289-294
    発行日: 1979/03/25
    公開日: 2011/08/04
    ジャーナル フリー
    Laboratory and clinical studies on Cefsulodin (SCE-129, CFS) were performed and the following results were obtained.
    1. CFS showed a peak MIC of 3.13μg/ml on susceptibility against 27 strains of clinically isolated P. aeruginosa.
    2. CFS was given to six patients with chronic complicated urinary tract infections. The therapeutic effects were excellent in one patient, good in 2 patients and poor in 3 patients.
    3. No side effect was seen except slight elevations of GOT and GPT in a patient with the complications of bilateral hydronephrosis and invasion of prostatic cancer to vesical wall.
  • 飯島 喜太郎, 青木 茂樹
    材料試験
    1956年 5 巻 34 号 418-422
    発行日: 1956/07/15
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    By the fatigue tests of bicycle spokes subjected to repeated tensile loads, the following results are obtained:
    1. Since the fatigue fracture of bicycle spokes begins with a crack at the root of the head, the shape and condition under which this part contacts with the spoke hole in the wheel hub seriously affect the fatigue strength.
    2. The surface of the fracture on the head of spokes in this test shows the same appearance as that which actually occurs, but is quite different from the one obtained by static tensile test. The reason is that the fracture in the latter test occurred by shear stress.
    3. The fatigue limit of sample spokes (240kg being the static tensile strength) was 85kg, and corrosion with acids, sea water etc. decrease the fatigue strength.
  • 新福 栄熊, 木下 卓馬
    日本数学教育会誌
    1956年 38 巻 6 号 4-7
    発行日: 1956年
    公開日: 2021/10/01
    ジャーナル フリー
  • 東京都志村第一小学校算数研究部
    日本数学教育会誌
    1956年 38 巻 6 号 7-11
    発行日: 1956年
    公開日: 2021/10/01
    ジャーナル フリー
  • Bladder modelによる検討
    説田 修
    CHEMOTHERAPY
    1984年 32 巻 12 号 985-999
    発行日: 1984/12/25
    公開日: 2011/08/04
    ジャーナル フリー
    試験管内膀胱モデルを用いて, 生体における膀胱炎の場合と同様に活発に増殖する細菌に対して, 抗菌剤を生体の尿中濃度を模式化して作用させ, その細菌増殖抑制効果を抗菌剤の最高濃度と維持濃度の面から解析した。
    被検菌は尿路由来のE. coli とし, 抗菌剤は ampicillin (ABPC), cefazolin (CEZ) および gentamicin (GM) を用いた。最高濃度の意義を検討する目的では, 各薬剤の1, 2, 5, 10, 20, 50 および 100 MIC 濃度を4時間作用させ, 維持濃度とくに必要最低維持濃度を検討する目的では, pulseadmimistration によって初期濃度が50もしくは 25 MIC 濃度となるようにし, 別途に 2, 1 および 1/2 MIC 濃度での持続投与を8もしくは16時間行なった。
    その結果, GM では最高濃度の上昇によって細菌増殖抑制時間が著しく延長し, ABPC でも中等度に延長したが, CEZ では5 MIC 濃度以上では延長効果が見られなかった。
    また, 初期高濃度投与による細菌増殖抑制効果を延長させるための必要最低維持濃度は, GM では初期濃度 50 MIC の場合は1 MIC 濃度, 初期濃度 25 MICの場合は 2 MIC 濃度と考えられ, ABPC ではともに 1 MIC濃度と考えられた。
    以上により, GM では初期高濃度投与も重要であることが示唆され, ABPC でば低濃度での持続時間を長くする投与法が好ましいと考えられた。
  • 河田 幸道他
    CHEMOTHERAPY
    1984年 32 巻 9 号 633-646
    発行日: 1984/09/25
    公開日: 2011/08/04
    ジャーナル フリー
    複雑性尿路感染症に対して5日間の初期治療と, それにひを続く10日間の維持療法を行ない, 初期治療効果と維持療法効果との関係から, 複雑性尿略感染症に対する適切な化学療法の期間について検討した。薬剤としてはcinoxacinを用い, 1回400mgを1日2回経口投与し, 臨床効果の判定はUTI薬効評価基準に従って行なった。
    対象とした94例に対する初期治療の有効率は50.0%であったが, ひき続き維持療法を行なうことにより有効率は60.6%へと僅かに上昇した。初期治績効果と維持療法効果との間には有意の関係が認められ, 初期治療効果から維持療法効果を予測することが可能と思われた。この場合カテーテル留置症例や混合感染例では, 初期治療効果が無効であれば維持療法により効果が改善する可能性は低く, また悪化例もみられることから維持療法の適応はなく, 早期に他剤に変更するとともに基礎疾患, カテーテルの除去を治療の主体とすべきであると思われた。
    これに対しカテーテル非留置の単独感染例では維持療法により効果が改善する例も多く, 特に初期治療により細菌尿が陰性化した症例では初期治療効果をそのまま維持するか, あるいは膿尿が改善する症例が多く, 維持療法の適応になると考えられた。
    今回の検討はcinoxaeinを用いた検討であり, また症例も第2, 第3, 第4群の, 複雑性尿路感染症としては比較的軽症例が主体であったこと, さらに休薬期間が坪均7.8日で, 最長でも14日間と短かったことなどから, 今回の成績から複雑性尿路感染症の治癒, 再発などに関して結論的なことはいえず, 今後, 各種の病態に対して各種の薬剤を用い, さらに治療終了後, より長期にわたり経過を観察することにより明確な結論が出されるものと思われる。
  • 日本顎変形症学会雑誌
    2008年 18 巻 2 号 153-179
    発行日: 2008年
    公開日: 2011/02/09
    ジャーナル フリー
  • 日本獣医師会雑誌
    1978年 31 巻 Supplement 号 197-239
    発行日: 1978/12/25
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
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