本研究では, OD交通量, 整備区間, 工事期間および各期の予算が与えられている場合に, 工事期間の混雑をできるだけ抑えながら整備効果を最大にするためには, 工事リンクをどのようなグループに分け, どのような工事形態で, どのような順序でこれらのグループを工事するのが最も妥当かを決定する手法を動的計画法としてモデル化し提案する. さらに, その近似解法として
GAと比較して制御パラメータの数が少ない確率的スキーマ手法
SSE (
Stochastic Schimata Exploiter) による近似解法の適用を工夫し, モデル計算を通してその有用性を明らかにする.
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