木曽川上流部における築堤は,1601 年から1609 年にかけて行われたが,その後も多発する洪水により破堤し,猿尾が特定な期間と箇所に多数設置された。本研究は,猿尾の設置基数と河道特性,および猿尾高による破堤防止効果との関わりについて考察を加えた。その結果,猿尾の設置密度は洪水水面勾配,および猿尾高は破堤と関連していることが明らかになった。
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