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クエリ検索: "竹早教員保育士養成所"
14件中 1-14の結果を表示しています
  • 赤津 裕子
    電子キーボード音楽研究
    2015年 10 巻 13-23
    発行日: 2015年
    公開日: 2017/04/10
    ジャーナル オープンアクセス
    保育者養成を目指す本校では、ML システムを用いたピアノ初心者用カリキュラムの開発に着手し5年となる。この間に、学生の実態の把握からつまずきの原因を明らかにし、指導内容と方法の両面から授業の見直しを行ってきた。授業をとおして手ごたえが感じられたので、実際に初心者がいかにピアノの基礎技能を習得し、音楽能力を高めることができたかを明らかにしたいと考えた。本論では音楽的な技能が形成される過程について ML システムが及ぼした成果と課題について研究することとした。方法として、初心者の学生を対象とし、ピアノ演奏技術、表現力、音楽基礎能力、心情の4つの側面から実技テスト及びアンケートを前後期各々のまとめの時期に実施し、検討することとした。この結果から、ML システムを活用した授業において次の成果が確認できた。ピアノ演奏技術・表現力の面では、タッチがしっかりし指先で音のコントロールができるようになり、フレーズを感じて弾けるようになった。音楽基礎能力の面では、特に音の高低、主要三和音、音階について理解できるようになった。心情面では、学生相互や指導者との間に良い雰囲気が生まれ、わかりやすい授業が作り出されていた。これらの成果に結びついた要因についても検討し、ML システムに関しては主に次の効果が大きいと考えている。直接的な機能による効果、指導内容の多様性からくる効果、学生相互及び指導者とのコミュニケーションによる効果の3つである。本研究の実践面では、教員研修を通じたカリキュラム改善の PDCA サイクルの定着が大きく寄与している。次のサイクルに向けた課題についても付記した。
  • アンケートを手がかりとして
    *高橋 系子
    日本体育学会大会予稿集
    2017年 68 巻
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/02/15
    会議録・要旨集 フリー

     保育における運動あそびは5領域(健康・人間関係・言葉・環境・表現)にわたるものである。特に活動の実践の準備は「健康」の領域で運動あそびの環境設定の中で取り上げられる。学生の実習等で指導案作成から実践向かう段階においてつまづきが多く見られる部分でもある。結果実践では「上手くいかなかった」という声が聞かれる。そこで体育科教育の中でとりあげられている教師の4大教師行動が手がかりとなるのではないかと考え専修学校生2クラス(2年生)に2~3名のグループでの模擬授業実践後にアンケートを授業終了後に行った。アンケート項目には4大教師行動に含まれるものと今までの模擬授業の反省の自由記述から見られた内容を含めた。模擬授業実践者には22項目の質問と反省・課題などの自由記述、模擬授業受講者は6項目の質問とアドバイスコメントとしての自由記述を行った。結果、失敗の原因として準備不足、教材研究不足、参加者の実態把握不足があげられた。運動あそびの指導や環境設定にも体育科教育における4大教師行動を手掛かりとして活動の構築をより整理して準備ができるのではないかと思われる。

  • 養成校でのM.L.システムによる授業の取り組みから
    赤津 裕子
    電子キーボード音楽研究
    2017年 12 巻 17-26
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/03/26
    ジャーナル オープンアクセス
    今、保育者には演奏技能のみでなく、音楽を保育の場で応用できる音楽的専門性が求められている。この音楽的専門性を育成する第一歩として、「楽曲アレンジ」の授業に取り組んだ。授業後の学生の振り返りと出来上がったアレンジ作品の分析を通じて、保育者養成で必要なピアノ等鍵盤楽器の指導の在り方を考察した。この結果、学生が音とじっくり向き合うことの意義と、イメージを音で実現するための技能の重要性が確認できた。また、このような創造的な授業の場でM.L.システムが効果的であることも確認できた。今後の課題は、創造的なカリキュラムの体系化と保育実践への適応性の実証と考える。
  • 三浦 美知子, 細江 文利
    日本体育学会大会予稿集
    2009年 60 巻 11-26-K311-1
    発行日: 2009/08/26
    公開日: 2017/04/06
    会議録・要旨集 フリー
  • 高橋 佳子, 花柳 栄輔, 杉山 千鶴
    日本体育学会大会号
    2001年 52 巻
    発行日: 2001/08/10
    公開日: 2017/08/25
    会議録・要旨集 フリー
  • 徳光 哲生, 海野 勇三, 口野 隆史
    日本体育学会大会予稿集
    2009年 60 巻 11-26-K311-3
    発行日: 2009/08/26
    公開日: 2017/04/06
    会議録・要旨集 フリー
  • 滝澤 宣頼, 海老原 修
    日本体育学会大会予稿集
    2009年 60 巻 11-26-K311-2
    発行日: 2009/08/26
    公開日: 2017/04/06
    会議録・要旨集 フリー
  • 日本国憲法第3章人権条項の制定過程 (第2報)
    草野 篤子, 中西 央, 小野瀬 裕子
    日本家政学会誌
    2000年 51 巻 1 号 5-14
    発行日: 2000/01/15
    公開日: 2010/03/10
    ジャーナル フリー
    日本国憲法第3章人権条項のうち, 「男女平等」と「教育の機会の平等」を中心としたベアテ草案作成の背景を考察し, ベアテ草案の先進性と限界を見いだした.その結果を以下にまとめる.
    (1) ベアテ草案作成の状況
    ベアテは, 語学力を駆使し, 諸外国憲法を参考に引用しながら, 女性の権利, 教育の平等, 労働者の権利等, 「女性と子どもが幸せになるため」の条文を作成した.
    (2) ベアテの経歴と起草条項の淵源
    ベアテが起草した, 民主的な近代家族の生成に寄与した女性の権利保障と教育の自由が明文化された条文の淵源として, (1) 母親からの影響, (2) 10年問の在日経験, (3) 米国ミルズ大学での教育, (4) 被抑圧民族であるユダヤ人として受けた差別, (5) 被抑圧ジェンダーである女性として受けた差別の5点を見いだせた.ベアテはこの時弱冠22歳であったが, さまざまな社会や文化に対してグローバルな視野を持ち, 博識であった.
    (3) 憲法研究会草案との対比
    日本の民間草案は約12あったが, 国民に目を向けていち早く発表された憲法研究会草案は注目に値する.新たに規定されるべき国民の権利義務として, 「言論学術芸術の自由」「労働の義務」「労働に対する報酬の権利」「休息権」「老年疾病の際の生活保障」「男女平等の権利」「民族人種差別の禁止」をあげている.模範とした諸外国憲法は, 憲法研究会草案を知らないベアテが模範にした憲法と同じであった.ベアテと憲法研究会が参考にした憲法の条文を表1に示した.ベアテ草案と憲法研究会との条文の共通性を表2に示した.憲法研究会草案はGHQ上級職員から高く評価され, その意識の中には取り入れられていたと考えられた.
    (4) ベアテ草案の先進性および限界
    ベアテ草案 (GHQ第一次案) の先進的な部分と限界の双方の指摘を試みた.
    先進的部分として3点あげることができた.第一に, 家庭における男女の平等を規定した第18条, 長子相続の廃止を規定した第20条では, 「家」制度を廃止するだけでなく, 民主的な近代家族の実現を図るために, 家族という私的領域におよんで法的規定を行ったこと.第二に, マッカーサー草案としては最終的に削除されたが, 第19条の母性保護と非嫡出子差別の禁止, 第26条の男女同一価値労働同一賃金は, 後に法制化の課題として残ったこと.第三に, 第21条, 第24条, 第25条で「児童」の権利をとりあげ, この時代に子どもを「保護の客体」ではなく「権利の主体者」としてとらえた起草を行っていることである.
    次にベアテの限界として2点指摘できた.第一に, 第25条に高齢年金の保障を掲げているものの, ベアテ自身も指摘しているように, 老人社会福祉に関する条項がないこと.第二に, 住居の選択はあるものの, 居住権等の居住の権利に関する条項がないことをあげることができた.
  • 教科書目次及びシラバスのテキストマイニングをもとに
    越山 沙千子, 吉永 早苗, 那須 信樹, 渡邊 佐恵子, 赤津 裕子, 倉原 弘子, 齊藤 崇, 島田 由紀子, 新開 よしみ, 中村 光絵, 深尾 秀一, 光井 恵子, 吉岡 亜砂美, 吉田 昌弘, 和田 美香
    乳幼児教育・保育者養成研究
    2020年 1 巻 47-65
    発行日: 2020年
    公開日: 2024/03/21
    ジャーナル オープンアクセス
    本研究では、領域「表現」における「専門的事項」の教授内容を明らかにするために、昭和28年~平成31年に出版された領域「音楽リズム」「絵画製作」及び「表現」の教科書目次155冊、並びに保育者養成校(以下、養成校)3校の現存するシラバスのテキストマイニングを行った。その結果、領域「表現」における「専門的事項」の教授内容は、「子ども理解」と「表現する過程」を重視する視点のもとに展開されるべきであることが確認された。子どもの表現を読み取り、豊かに展開するためには、子どもが表現する姿を、事例を通して考察することが求められる。同時に、学生自身が表現活動を行い、技能・技術を磨くだけではなく、表現する過程で学生自身がどのように感じ、考えたのかを丁寧に振り返り、それを子ども理解につなげることが重要である。以上を踏まえ、本研究で提案する「専門的事項」に含むべきキーワードは、「子ども理解・事例・身体の諸感覚・感性・感じる・考える・楽しむ」である。
  • 7つのキーワード及び教授・学習・成長パラダイムの視点から
    越山 沙千子, 吉永 早苗, 那須 信樹, 和田 美香, 赤津 裕子, 島田 由紀子, 新開 よしみ, 深尾 秀一, 渡邊 佐恵子, 倉原 弘子, 中村 光絵, 久松 薫, 光井 恵子, 吉岡 亜砂美, 吉松 遊佳
    乳幼児教育・保育者養成研究
    2021年 2 巻 65-78
    発行日: 2021年
    公開日: 2024/03/21
    ジャーナル フリー
    本研究は、領域「表現」の専門的事項科目の教授内容の具体的な方法を明らかにするため、4つの遠隔授業実践事例を7つのキーワード(子ども理解、事例、身体の諸感覚、感性、感じる、考える、楽しむ)、及び教授、学習、成長パラダイムの視点から分析した。シラバス及び教科書目次から抽出した7つのキーワードに関する具体的な箇所を可視化した結果、キーワードのそれぞれが、どの授業事例にも内包されていることが明らかになった。また、パラダイム分析では、遠隔授業の実施が教授法の重要性の再認識と見直しにつながり、教員による課題設定、課題提示の工夫、環境構成が授業の質向上に影響することが分かった。以上を踏まえ、領域「表現」の専門的事項科目における授業の質向上の要件として、(1)自分のペースでじっくりと考え活動する(授業構成)、(2)主体的・対話的で深い学びの促進、(3)学生間のコミュニケーションから生まれる学び、(4)学びの言語化を提案した。
  • 清水 道代
    子ども社会研究
    2016年 22 巻 139-153
    発行日: 2016/06/30
    公開日: 2023/03/10
    ジャーナル オープンアクセス
  • ―第一部(幼稚園・尋常小学校一年)の実践的展開に着目して―
    清水 道代
    保育学研究
    2018年 56 巻 2 号 6-17
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/10/31
    ジャーナル フリー

    本研究は,東京府女子師範学校附属学校園の遊戯的学習の実践に着目し,大正自由教育における遊戯的学習の位置づけと「第一部(幼稚園及び尋常一年)」の実践的展開の特徴を明らかにした。その結果,遊戯的学習の実践における第一部は,幼稚園も尋常一年も同様のテーマを置き,遊びや生活そのものが教材となり,子ども自身の興味関心から一人一人の成長を支えていく教育であった。遊戯と学習を一元的に捉えながら小学校生活全体を構想した遊戯的学習の第一部は,その後に続く基礎学習の時代,自学自習の時代の重要な基盤として位置づけられており,小学校教育の革新によって幼児期の教育との接続関係も変わりうることが示唆された。

  • 体育学研究
    2023年 68 巻 b1-b17
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/09/29
    ジャーナル フリー
  • 大井 靖, 中西 郁, 日高 浩一, 岩井 雄一, 丹羽 登, 濵田 豊彦, 渡邉 健治, 蓮香 美園, 上地 ひかり
    Journal of Inclusive Education
    2020年 9 巻 1-22
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/08/30
    ジャーナル オープンアクセス
    本研究は、自立活動の指導にかかわる事項を検討し、「自立活動の時間における指導」に関する課題を明らかにすることを目的として、全国の国公立知的障害特別支援学校小学部設置校603校を対象として調査を行った。 結果、自立活動の指導の内容・方法等の充実策の検討をしている学校は、回答の66%であり、知的障害特別支援学校小学部の約6割で自立活動の指導を「自立活動の時間における指導」として週時程に位置づけて指導されていること、週時程に位置付けていない場合は、学校教育全体で指導している学校が64%と多いことが明らかになった。また、「自立活動の時間における指導」として週時程に位置づけている学校とそうでない学校の比較では、調査項目の多くで顕著な差異が認められなかった。
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