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クエリ検索: "箕門穴"
5件中 1-5の結果を表示しています
  • 藤本 英樹, 林 知也, 坂井 友実, 宮本 俊和
    日本温泉気候物理医学会雑誌
    2013年 76 巻 2 号 105-116
    発行日: 2013/02/28
    公開日: 2013/10/23
    ジャーナル フリー
    【目的】酸化ストレスマーカーであるグルタチオンは、運動により変動することが知られている。そのため、スポーツ選手の疲労を把握する手段の1つに用いられている。本研究の目的は、一過性の高強度運動により変動する血中グルタチオンに対する鍼通電刺激の影響を検討することである。【方法】健常成人男性12名を対象とし、鍼通電(EA)群と無刺激対照(CONT)群を設け、低周波鍼通電刺激の影響を検討した。オールアウトまでの漸増運動負荷は自転車エルゴメーターを用い、負荷中の呼吸代謝を記録した。評価は、還元型グルタチオン(GSH)、酸化型グルタチオン濃度/総グルタチオン濃度(GSSG/tGSH)により行った。【結果】呼吸代謝は、両群で有意差は認められなかった。両群間における運動負荷前後でのGSH、GSSG/tGSHの変化量に有意差は認められなかった。各群内においてEA群では、運動負荷直後にGSHが有意に増加し(p<0.05)、GSSG/tGSHは有意に減少した(p<0.05)。一方、CONT群は、運動前後で有意差は認められなかった。【結論】両群間での各グルタチオンの指標において、運動による変化量に有意差は認められなかったものの、EA群では運動負荷前後でのGSH、GSSG/tGSHは、有意な変化を認めたため、鍼通電刺激は運動負荷によるグルタチオンの変動に影響を与えた可能性が考えられる。
  • 藤本 英樹, 片山 憲史, 林 知也, 木村 啓作, 矢野 忠
    全日本鍼灸学会雑誌
    2008年 58 巻 2 号 203-212
    発行日: 2008年
    公開日: 2008/09/02
    ジャーナル フリー
    (目的)酸化ストレスの評価は、スポーツ選手のコンディショニングに重要である。そこで、運動誘発性の酸化ストレスに対する鍼通電刺激の影響について検討した。
    (方法)対象は健常成人男性10名で、鍼通電(EA)群と無刺激対照(CONT)群を設け、低周波鍼通電を両内側広筋へ行った。漸増運動負荷はエルゴメーターを用い、負荷中の呼吸代謝を記録した。酸化ストレスの評価はFRAS4により行った。
    (結果)CONT群に比し、EA群ではRCポイントの有意な延長を認めた。CONT群で酸化ストレス度は負荷前と比し運動により有意に上昇したが、抗酸化力ではその上昇は認められなかった。EA群で酸化ストレス度は運動により有意な上昇を認めず、抗酸化力では有意に上昇した。
    (結論)鍼通電刺激は呼吸代謝に影響を与え、酸化ストレス度を抑制し、抗酸化力を高める可能性が示唆され、鍼通電刺激はスポーツ選手のコンディショニングに有用であると考えた。
  • 堀之内 貴一, 林 知也, 木村 啓作, 吉田 行宏, 片山 憲史, 矢野 忠
    全日本鍼灸学会雑誌
    2012年 62 巻 1 号 38-46
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/07/05
    ジャーナル フリー
     【背景・目的】スポーツでは日々の反復運動は必須となる。 このことから反復運動によって誘発される酸化ストレスに鍼灸が与える影響について検討する必要がある。 本研究では反復運動誘発性酸化ストレスに対する鍼通電刺激の影響について検討を行った。
    【対象・方法】健常成人男性6名を対象とし、 同一被験者に対して無刺激対照 (CONT) 群、 鍼通電 (EA) 群の2群を設けた。 1日20分の高強度負荷運動を連続して3日間行わせた。 代謝の指標に血中乳酸濃度 (BLL) を、 酸化ストレスの指標に血漿中過酸化脂質 (LP) 濃度を測定した。 また、 主観的疲労感の指標に疲労感のVASを用いた。 全ての実験項目は同一条件下で3日間連続して実施し、 EAは両側内側広筋に2Hz、10分間、被験者の至適強度にて、 3日間ともに運動負荷直前に行った。
    【結果】BLLは運動負荷中・直後値がCONT群と比較し、 EA群で3日間ともに低値の傾向を示した。 LP濃度はCONT群では1日目の負荷前値に比し、 2、 3日目の負荷前値が増加傾向を示したのに対し、 EA群では1日目の負荷前値に両日ともに復していた。 また負荷後のLP濃度は、 CONT群に比し、 EA群で3日間ともに低値の傾向を示した。 疲労感のVASは、 負荷直後値がCONT群と比較しEA群で有意に低値を示した。
    【考察・結語】CONT群のLP濃度は、 運動負荷前値が3日間で増加する傾向を示していたことから、 反復運動により過剰なLPが付加され、 体内に蓄積される可能性が示唆された。 一方、 運動負荷中・直後のBLLと負荷後のLP濃度は、 CONT群よりもEA群で低値の傾向を示したことから、 EAは代謝効率の促進やLPの増加を抑制させ、 疲労感を減少させる可能性が考えられた。
     以上より、 EAは反復運動誘発性の酸化ストレスの蓄積を抑制し、 全身疲労感を軽減させることから運動時のコンディショニングに有効である可能性が示唆された。
  • 白 竜蝉
    良導絡
    1965年 1965 巻 110 号 1-7
    発行日: 1965/04/15
    公開日: 2011/10/18
    ジャーナル フリー
  • 全日本鍼灸学会雑誌
    2017年 67 巻 S1 号 137-274
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/07/11
    ジャーナル フリー
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