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クエリ検索: "篠田悠一"
25件中 1-20の結果を表示しています
  • 花井 雅志, 小林 陽一郎, 宮田 完志, 竹内 英司, 加藤 万事, 米山 文彦
    日本臨床外科学会雑誌
    2000年 61 巻 3 号 693-697
    発行日: 2000/03/25
    公開日: 2009/02/10
    ジャーナル フリー
    症例は72歳女性.肺癌の診断で当院呼吸器外科に入院中,嘔吐が出現し大腿部の膨隆を認めたため,大腿ヘルニア嵌頓の診断でヘルニア根治術を施行した.翌日肺癌に対し右上葉切除術を施行した.病理組織学的には大細胞癌を伴う低分化型腺癌であった.術後経過良好であったが,肺切除術から8日目に再度嘔吐が出現し,腹部レントゲンにて鏡面像を認め腸閉塞と診断した.イレウス管からの小腸造影でTreitz靱帯から30cmの空腸に狭窄部を認め, CT,エコーにて層状の腹腔内腫瘤を認めた.以上から肺癌の小腸転移による腸重積を疑い,開腹術を施行した.開腹するとTreitz靱帯より30cmに重積を起こした空腸を認め小児手挙大の腫瘤を形成していたため,小腸部分切除術を施行した.切除標本で小腸に5.0×4.5cmの腫瘤を認め,病理組織学的には肺癌の小腸転移であった.
  • 北野 善郎, 中本 安成, 種井 政信, 西村 浩一, 松下 栄紀, 卜部 健, 稲垣 豊, 金子 周一, 鵜浦 雅志, 小林 健一, 松井 修, 角谷 真澄
    日本消化器内視鏡学会雑誌
    1991年 33 巻 12 号 2625-2630_1
    発行日: 1991/12/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
    51歳男性.心疾患の精査加療中腹部超音波検査を施行.胆嚢体部に径2cm,内部に低エコー部を認める高エコー性隆起性病変を指摘されたが,病変の質的診断は困難であった.一方,超音波内視鏡検査では,病変は胆嚢体部壁の管腔構造による念珠状,嚢状の肥厚として認められ,さらに,この管腔構造の壁外への連続性および胆嚢頸部,肝門部の多房性管腔構造の存在から胆嚢静脈瘤と診断可能であり,超音波内視鏡の有用性が示された.
  • 中川 隆公, 中島 信久, 篠田 悠一, 新沼 竜之助, 宇根 良衛, 内野 純一
    日本消化器外科学会雑誌
    1994年 27 巻 5 号 1103-1107
    発行日: 1994年
    公開日: 2011/08/23
    ジャーナル フリー
    比較的まれと思われる肺癌からの転移性空腸腫瘍による腸重積症の1例を経験したので報告する.症例は69歳の男性で, イレウス症状を呈して入院.小腸造影, 腹部CT検査より空腸腸重積症を疑い緊急開腹術を施行した.Treitz靱帯より約40cm肛門側に腫瘍を先進部とした空腸腸重積症をみとめ, 空腸部分切除術を施行した.空腸腸間膜リンパ節, および肝臓に多発性の転移性腫瘍をみとめたが, 他の腹腔内臓器には異常をみとめなかった.腫瘍は粘膜下層を中心として発育しており, 病理組織学的には, 転移性腫瘍の特徴を有した未分化癌であった.胸部単純写真, 胸部CTにて右S6の直径2cmの腫瘍と, 右肺門部異常陰影をみとめ, 喀痰細胞診より肺癌と診断し, 臨床的に肺が原発巣と考えられた.
  • 日本消化器内視鏡学会
    日本消化器内視鏡学会雑誌
    1983年 25 巻 8 号 1274-1276
    発行日: 1983/08/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
  • 目黒 英二, 玉澤 佳之, 木村 祐輔, 大塚 幸喜, 川村 英伸, 貝塚 広史, 金森 裕
    日本消化器外科学会雑誌
    1998年 31 巻 1 号 85-89
    発行日: 1998年
    公開日: 2011/08/23
    ジャーナル フリー
    空腸転移というまれな転移形式をとり腸重積を来した成人膀胱腫瘍の1例を経験した.
    症例は67歳の女性.膀胱癌手術後2年経過, 上腹部不快感および体重減少を主訴に来院.腹部超音波, 腹部CT検査にて腸重積症を疑い, 開腹手術を施行した.Treitz靱帯より約20cm肛門側空腸に腫瘍を先進部とした空腸腸重積症を認め空腸部分切除術を施行した.また腹腔内精査ではリンパ節転移や肝転移, 腹膜播種などはみられなかった.腫瘍は粘膜下層を中心に発育しており, 病理組織学的には転移性腫瘍の特徴を有した移行上皮癌であり膀胱癌の転移と診断された.転移性小腸腫瘍による腸重積症はまれであり, 原発巣としては肺癌, 腎癌などにみられており予後不良である.
  • 岩上 栄, 川上 和之, 川浦 幸光
    日本消化器外科学会雑誌
    1995年 28 巻 10 号 2037-2041
    発行日: 1995年
    公開日: 2011/08/23
    ジャーナル フリー
    腸アニサキスによる腸重積は極めて少なく自験例を含めて本邦報告例は5例にすぎない. 腸重積症を伴った空腸アニサキス症の1例を経験したので報告する. 症例は46歳の女性, サケのマリネを夕食に摂取した翌朝腹痛出現した. 近医受診したが, 嘔吐出現したため当院紹介入院となった. 発症前の鮮魚摂取よりアニサキス症を疑い上部消化管内視鏡検査では胃前庭部にたこいぼびらんを認め, さらに十二指腸下行脚に発赤, 浮腫, びらんを認めたがアニサキス虫体は認めなかった. 腹部超音波検査では左上腹部に高・低エコー域が交互に配列したMultiple concentric ring signと称される腸重積症に特徴的な所見を認めた. 腹部CTも同心円状の層状構造を認めた. 以上より, 小腸アニサキス症による腸重積症の診断にて手術施行した. 手術所見では, Treiz靱帯から10cmに空腸) 空腸型の腸重積症を認めたため, Huchinsonの手技により整復し空腸切除術を施行した. 以前は小腸重積症の診断は困難とされていたが腹部超音波検査およびCT検査により可能となった. 発症に至るまでの十分な問診を行いアニキサスによる炎症性腫瘤がまれではあるが, 腸重積を引き起こすことがあることを念頭において診療することが重要であると思われた.
  • 張 正和, 土岐 文武, 石黒 久貴, 戸松 成, 大井 至, 神津 忠彦, 竹内 正, 小幡 裕, 鈴木 衛, 大橋 正樹, 吉川 達也, 羽生 富士夫
    日本消化器内視鏡学会雑誌
    1987年 29 巻 7 号 1506-1512_1
    発行日: 1987/07/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
    内視鏡的膵・胆管造影時,ファータ乳頭開口部の異常開大と粘液の貯留が認められた膵疾患3例と胆道疾患1例を経験した.4例の診断は膵癌2例,膵嚢胞腺腫1例と胆道の腺腫内腺癌1例であった.いわゆる粘液産生膵腫瘍では,透亮像を呈する均一に拡張した膵管像とファータ乳頭口の開大に粘液の貯留が特徴的な所見と言われている.今回われわれは胆道腫瘍の1例にも同様の乳頭内視鏡像を経験した.また膵癌の1例において乳頭口は常に開大しているとは限らないことを示唆する所見も経験した. 膵癌の2例は手術に至らなかったが経腹腔動脈の抗癌剤の投与で自覚症状の軽快と腫瘍の縮小が得られた.手術不能の粘液産生膵癌に対しては副作用に留意し,積極的な抗癌剤の投与は臨床的意義があると思われる.
  • 肝臓
    1980年 21 巻 4 号 504-514
    発行日: 1980/04/25
    公開日: 2009/05/26
    ジャーナル フリー
  • 中西 昌美, 葛西 洋一, 前田 晃, 長谷川 紀光, 長谷川 正義, 後藤 洋一, 比嘉 司, 高室 雅, 八木 禧徳, 中村 孝, 橋本 伊久雄, 沢田 康夫, 箱崎 博美, 藤沢 純爾, 宮森 祥八郎, 佐々木 偉夫, 大平 整爾, 阿部 憲司, 阪田 唯祐, 志智 重之, 田口 和之, 広瀬 邦茂, 西村 昭男, 加賀谷 秀夫, 川本 幸市, 高橋 英秋, 宮川 清彦, 檀上 泰, 浜田 稔, 玉置 明, 斎藤 隆, 北山 重幸, 宮田 睦彦, 川村 明夫, 越野 勇, 今村 文元, 新城 和盛, 篠田 悠一, 高木 文照, 高木 知敬, 吉本 正典, 田村 利勝
    The Japanese Journal of Antibiotics
    1984年 37 巻 9 号 1729-1750
    発行日: 1984/09/25
    公開日: 2013/05/17
    ジャーナル フリー
    最近の抗生物質のめざましい発達により, 多くの術後感染症に治療効果が期待できるようになつた。しかし, その一方でβ-Lactamase産生菌が増加しつつあり, 又, Cephalosporin耐性菌が見出されるようになり, これらに対する早急な対応が迫られている。
    今回われわれは, 術後感染症に対して北海道大学第1外科を中心とした24施設による共同研究により, 新しい所謂第3世代抗生物質であるCefotaximeを評価する機会を得たので報告する。
    Cefotaxime (商品名: セフォタックス, CTX) はFig. 1の構造を有する新しい半合成Cephalosporin系抗生物質である。本剤はグラム陽性菌, グラム陰性菌及び嫌気性菌に対しても抗菌活性を有する。その作用は殺菌的であり, β-Lactamaseに対しても安定である。又, 投与後速やかに高い血中濃度が得られ, 尿中に高濃度で排泄され, 組織, 体液へも速やかに移行する1)。
  • 藤本 佳範, 大田 人可, 内海 真, 高砂子 憲嗣, 高橋 昌宏, 篠田 悠一, 矢崎 康幸, 関谷 千尋, 並木 正義
    日本消化器内視鏡学会雑誌
    1988年 30 巻 7 号 1523-1529_1
    発行日: 1988/07/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
    症例は73歳女性.昭和60年1月,突然の腹痛と腹部膨満をきたしたため,某病院にかかり検査を受け,本態性血小板血症と胆のうポリープと診断された.昭和61年4月,再び同様の腹痛が出現し当科を受診した.精査の結果,門脈血栓と肝門部附近に求肝性側副血行路であるcavernous trans formationが認められ,本態性血小板血症に合併した陳旧性門脈血栓症と診断した.しかし,胆のう頸部の隆起性病変を側副血行静脈と確診し得ず,昭和61年11月,試験開腹を行なったところ,胆のう頸部の隆起性病変は求肝性側副血行路としての胆のう静脈瘤であることが確認された.また,術中門脈造影でも,そのことが明らかとなった.特に処置もせず手術を終了した.その後,血小板機能抑制剤の投与により,現在も順調に経過している.
  • 胆・膵集検の立場から
    岡村 毅与志, 北守 茂, 柴田 好, 小原 剛, 横田 欽一, 真口 宏介, 斉藤 裕輔, 太田 知明, 高後 裕
    消化器集団検診
    1995年 33 巻 3 号 381-387
    発行日: 1995/05/15
    公開日: 2012/12/11
    ジャーナル フリー
  • 内海 真, 上田 則行, 池 薫, 相馬 光宏, 幸田 弘信, 原田 一道, 山崎 裕之, 矢崎 康幸, 岡村 毅与志, 並木 正義, 鈴木 安名, 武田 章三, 高砂 子憲嗣, 篠田 悠一, 新沼 竜之助
    日本消化器内視鏡学会雑誌
    1985年 27 巻 12 号 2759-2767
    発行日: 1985/12/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
     最近の8年間に当科および関連施設で経験した膵管胆管合流異常の23例中,急性膵炎2例(9%),慢性膵炎3例(13%)の合併をみたので,膵管胆管合流異常と膵炎との関連性について,臨床的に種々検討した.対象は,男3例女20例計23例の膵管胆管合流異常例で,合流様式は,木村の分類でI型(膵管合流型)が11例,II型(胆管合流型)が12例である.膵炎を合伴した5例は,すべて先天性胆道拡張症の症例である.急性膵炎の2例は5歳と14歳の女で,共にI型の合流様式をもち,慢性膵炎例は,46歳女,49歳女,50歳男の3例で,すべてII型の合流様式を示し,それぞれ胆石を伴うX線陽性膵石症,腫瘤形成性膵炎,アルコールの関与が大と考えられた慢性膵炎例である.これら5例の検討の結果,急性膵炎合併例は若年者に多く,比較的軽症に経過し,慢性膵炎合併例はII型合流様式に多く,その発生と合流異常の因果関係が示唆された.
  • 三浦 哲夫, 橋本 伊久雄, 沢田 康夫, 中村 孝, 中原 正城
    The Japanese Journal of Antibiotics
    1987年 40 巻 11 号 1923-1936
    発行日: 1987年
    公開日: 2013/05/17
    ジャーナル フリー
    胆石症10例, 胃癌切除手術5例の術中にCefmetazole (CMZ) 2gを静注し, 血中濃度の推移をHigh performance liquid chromatography (HPLC) 法及びMicrococcus luteus ATCC9341を検定菌とするBioassay法にて検索し, 術後2~3日目に検索した血中濃度推移と比較検討した。症例は男5例, 女10例, 年齢38~73歳, 体重41~64kgであった。全例において, 術前の肝機能, 腎機能等に異常を認めなかった。手術時間は胆石症で平均約1時間, 胃癌で平均約3時間であつた。出血量は胆石症で平均120 ml, 胃癌で620 mlを認め, 補液量は胆石症610 ml, 胃癌1,200 mlであった。胃癌患者の一部では輸血を併用した。
    手術中と術後のCMZ血中濃度推移を比較すると, 術中の血中濃度はピーク値も高く, 減少も術後に比べてゆるやかであつた。HPLC法による検索では, 胆石症においては術中でT 1/2は2.11時間, 術後は1.42時間であり, 胃癌では術中1.31時間, 術後2.21時間を示した。濃度曲線下面積 (AUC) は胆石症術中469.39μg・hr/ml, 術後294.44μg・hr/ml, 胃癌術中339.83μg・hr/ml, 術後329.75μg・hr/mlであった。臨床的には, 全例において術後感染症の発現を認めなかった。
    消化管手術等の準無菌手術において, CMZを術中から投与することは, 術後感染症の予防に有用であると考えられる。術中投与時の血中濃度推移は術後におけるよりも高値を示すが, 大差はなく, 副作用等の危険も少ないものと考える。
  • 大平 基之, 山野 三紀, 村上 雅則, 黒川 洋, 高砂子 憲嗣, 湊 正意, 篠田 悠一, 新沼 竜之助, 岡村 毅與志, 上田 則行, 並木 正義
    日本消化器内視鏡学会雑誌
    1985年 27 巻 10 号 2027-2035
    発行日: 1985/10/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
     膵石を合併した粘液産生膵癌の1例を報告した.症例は62歳,男性.発熱,心窩部痛を主訴として入院.白血球増多があり,CEAは5.4ng/mlと軽:度上昇していた.右季肋部圧痛と,入院時の超音波検査で,胆嚢腫大と膵体部腫瘍の所見を認め,急性胆嚢炎および膵腫瘍と診断した.保存的療法による急性胆嚢炎の治癒を待って精査をすすめたところ,その後の腹部超音波検査で膵体部の多房性腫瘍,主膵管の拡張,主膵管内の隆起性病変,膵尾部の膵石を認めた.CTでもほぼ同様の所見であった.内視鏡検査では十二指腸主乳頭開口部の開大と,その内部に粘液の貯留を認めた.バルーン付きカテーテルを用いたERPでは主膵管のびまん性の拡張を認めたが,膵尾部で膵石によって閉塞されていた.また膵体部主膵管内には隆起性病変によると思われる陰影欠損を認めた.腹腔動脈造影では膵周囲血管の圧排像を認めた.USガイド下に主膵管を穿刺して得られた膵液は粘稠でやや混濁しており,細胞診はclass1であった.膵頭体部十二指腸切除術を施行した.切除膵を病理組織学的に検索した結果,高分化型の粘液性嚢胞腺癌と診断された.膵頭部と尾部は慢性膵炎の所見を呈していた.患者は多臓器不全により術後35日で死亡した.
  • 肝臓
    1978年 19 巻 3 号 313-324
    発行日: 1978/03/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
  • 日本消化器病学会雑誌
    1980年 77 巻 66sokai 号 566-575
    発行日: 1980/02/05
    公開日: 2008/02/27
    ジャーナル フリー
  • 日本臨床外科医学会雑誌
    1980年 41 巻 7 号 1120-1131
    発行日: 1980/12/01
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
  • 日本臨床外科医学会雑誌
    1979年 40 巻 supplement 号 137-156
    発行日: 1979/09/01
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
  • 肝臓
    1978年 19 巻 1 号 100-127
    発行日: 1978/01/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
  • 一般演題2
    肝臓
    1977年 18 巻 supplement1 号 32-53
    発行日: 1977年
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
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