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クエリ検索: "荒蝦夷"
10件中 1-10の結果を表示しています
  • 一柳 廣孝
    日本文学
    2011年 60 巻 12 号 72-75
    発行日: 2011/12/10
    公開日: 2017/05/24
    ジャーナル フリー
  • 吉野 英岐, 大矢根 淳, 小林 秀行
    社会学評論
    2021年 71 巻 4 号 729-742
    発行日: 2021年
    公開日: 2022/03/31
    ジャーナル フリー
  • 久島 桃代
    季刊地理学
    2010年 62 巻 3 号 127-138
    発行日: 2010年
    公開日: 2012/08/28
    ジャーナル フリー
    近年全国各地で地域の見直し,再生を目的とする自地域学活動が盛んに行われている。本稿では,福島県奥会津地方で活動する「会津学」を対象とし,自地域学がいかなる理念を持ち,具体的にどのような活動を実践しているのか,活動に参加する主体とその実践に着目して検討した。
    「会津学」では地域誌『会津学』の刊行を通して,地域で生きる人々や生活のあり方を,聞き書きを中心とした手法で表現し記録している。活動の中心人物であるE氏とK氏の姿勢からは,過疎化の進行する奥会津の中にあって,地域で生きていくための術を懸命に見つけ出そうとする両氏の強い思いが読み取れる。またそれ以外の参加者たちも,E氏やK氏の姿勢に影響を受けながら,自身の身近な生活に目を向け聞き書きを行っている。
    研究会活動や『会津学』の編集が行われる,奥会津書房を中心とした参加者たちのネットワークと,E氏やK氏の,『会津学』は次世代の人々に贈るべき手引書である,という強い信念が,大部の『会津学』を現在まで刊行させ続けるひとつの源泉となっている。
  • 鬼頭 浩文, 齋藤 幸男, 伊藤 三洋
    四日市大学総合政策学部論集
    2015年 14 巻 1_2 号 1-20
    発行日: 2015年
    公開日: 2020/09/10
    ジャーナル フリー
  • 災害パターナリズムに抗するために
    金菱 清, 植田 今日子
    社会学評論
    2013年 64 巻 3 号 386-401
    発行日: 2013年
    公開日: 2014/12/31
    ジャーナル フリー
    本稿の目的は, 宮城県の各被災地の人びとの営みから, 排除することのできない災害リスクを抱えながら生活を再構築していく技法に学ぶことで, 災害リスクへの適応実践のあり方を示すことにある.
    今回の東日本大震災でとりわけ津波の被害が甚大であった現場で見えてきた災害との向き合い方の方向性は, 大きくは2つある. 1つは, 被害の大きかった場所から撤退したり, 津波による物理的損失を未然に防ぐことで日常生活に支障をきたさない状況を目指す方向性である. もう1つは, 生活をともにするコミュニティの維持・継続を目指した先に, 物理的なダメージの緩衝のみならず被災後も派生してくる生活困難や孤立, 精神的ダメージといった複合的な災害リスクを包括的に低減することを目指す方向性である. 後者の方向性のあり方を, 本稿では「災害リスクの包括的制御」と呼んでおきたい.
    災害リスクと向き合うとき, 災害パターナリズムによる災害リスクへの対処法は, 結果としてリスクの締め出しと引き換えに生活弱者を生み出すのも致し方なしという社会的排除の性格を強く帯びる. それに対し, 本稿が提示するコミュニティに備わる災害リスクの包括的制御は, もっとも不利な人が生きていくための社会的セイフティネットの役割をもつ. 事後的にしか対処できない派生的な被災の実態に対して, 包括的制御アプローチは, 災害発生時のみならず災害後も居座り続ける複合的な災害リスクを縮減することに寄与していることを実証する.
  • 相田 慎, 新堂 安孝, 内山 将夫
    自然言語処理
    2013年 20 巻 3 号 405-422
    発行日: 2013/06/14
    公開日: 2013/09/14
    ジャーナル フリー
    東日本大震災初期,Twitter に寄せられた膨大なツィートには,緊急性の高い救助要請候補が多数含まれていたものの,他の震災関連ツィートや「善意のリツィート」によって,通報されるべき情報が埋もれてしまった.この様な状況を解消するために,筆者らは 2011 年 3 月 16 日,Twitter 上の救助要請情報をテキストフィルタリングで抽出し,類似文を一つにまとめ一覧表示する Webサイトを開発・公開した.本論文では,本サイト技術のみならず,通報支援活動プロジェクト #99japan との具体的な連携・活用事例についても詳述する.なお #99japan は,救助状況の進捗・完了報告を重視する Twitter を用いた活動であると共に,発災 2 時間後に 2 ちゃんねる臨時地震板ボランティアらによって立ち上げられたスレッドに由来する.
  • 平野 真理子, 小早川 健
    自然言語処理
    2013年 20 巻 3 号 335-365
    発行日: 2013/06/14
    公開日: 2013/09/14
    ジャーナル フリー
    東日本大震災ビッグデータワークショップにおいて提供された,震災当日を含めた 1 週間分のツイートのうち,震災対応の初動期間にあたる震災後 72 時間を含む 4 日分のツイッターを解析した.ツイートのクラスタリングによって得られる全体の俯瞰を行ってから目的に応じた分類項目を設定し,その項目に即したツイートを抜き出す抽出器を作成した.一連の作業をよく行うためには,分類項目を設定するために用いられるクラスタリングの性能向上が重要な要素となっている.本研究では,古典的な類義語処理手法である特異値分解をクラスタリングに適用する際に,良く知られている次元圧縮に留まらず,特異値の大きさを特徴量の重みづけの大きさとして活用する手法を提案する.また,クラスタリング結果を人手で修正する作業の容易度を測るための新たな指標を提案し,人手による実作業の効率と比較する実験を行った.その結果,クラスタリングについては,主に作業効率の観点から,特異値による重みづけの有効性と提案する作業指標の妥当性が確認された.分類問題であるターゲットデータ抽出については,学習過程にそもそも重みづけの機構が備わっているにもかかわらず,検出率の向上に若干の効果が見られた.
  • 排外ナショナリズムを「賢明なナショナリズム」ではなく、地域社会の成熟によって乗り越える可能性
    郭 基煥
    社会学研究
    2015年 97 巻 15-48
    発行日: 2015/12/18
    公開日: 2022/01/14
    ジャーナル フリー

     東日本大震災のあと、いたるところで国家や民族を含めた社会的カテゴリーが一時中断されるという現象が見られた(災害時ユートピアの一形態)。そこには、外国人と日本人の間の境界を越えた「共生社会」に向けて、ドラスティックな転換が起こり、「想像の共同体」としてのネーションのリアリティが減退した社会が後続する可能性が孕まれていた。しかし、これまでのところ、ヘイトスピーチなどに象徴されるように、特に日韓関係に関する現実は、複数の場面でそうした方向とは正反対の方に向かって進んできたように見える。本稿では、特にコリアンの震災経験を検証することで、こうした「現実」がそれとは別のものになっていたかもしれない可能性を探り、特に在日コリアンを標的とする日本における排外的なナショナリズムを超えるための方策を考察する。

     排外ナショナリズムについては、日本国内の格差が背景にあるとする議論がある。また戦後の日本政府による政策に根本的な問題があるとする議論もある。また特に前者の観点に立って、排外ナショナリズムの克服には、いわば「賢明なナショナリズム」が必要だとする考えもある。本稿ではこれらの議論の検討を通し、最終的には、どのようなナショナリズムによっても排外ナショナリズムは乗り越えられず、問題の解決にはむしろ震災時に見せた〈共生文化〉を現在に継承した地域社会の成熟こそが求められている点を示すことになる。

  • 植田 今日子
    環境社会学研究
    2012年 18 巻 60-81
    発行日: 2012/11/20
    公開日: 2018/11/20
    ジャーナル フリー

    本稿の目的は,2011年3月11日の津波で甚大な被害をうけた三陸地方沿岸の集落の人びとが,なぜ海がすぐそばに迫る災禍のあった地へふたたび帰ろうとするのかを明らかにすることである。事例としてたどるのは,津波常習地である三陸地方,宮城県気仙沼市唐桑町に位置する被災集落である。この集落では52世帯中44世帯の家屋が津波で流失したが,津波被災からわずか1ヵ月あまりで防災集団移転のための組織をつくり,2011(平成23)年度末には県内でももっとも早く集団移転の予算をとりつけるにいたった。舞根の人びとが集団移転をするうえで条件としたのは,移転先が家屋流失を免れた8世帯の人びとの待つ舞根の土地であること,そして海が見える場所であることであった。本稿は津波被災直後から一貫して海岸へ帰ろうとする一集落の海との関わりから,彼らが災禍をもたらした海に近づこうとする合理性を明らかにするものである。

    海で食べてきた一集落の人びとの実践から明らかになったのは,慣れ親しんだ多様な性格をもつ海は,どうすればそれぞれの場所で食わせてくれるのかをよく知り,長い海難史のなかで培われた“死と向き合う技法”と“海で食っていく技法”の双方が効力を発揮する海であった。すなわち,舞根の人びとにとって被災後なお海のもとへ帰ろうとすることが“合理的”であるのは,海がもたらしてきた大小の災禍を受容することなしに,海がもたらしてくれる豊穣にあずかることはできないという態度に裏打ちされている。

  • 島田 恵司
    自治総研
    2013年 39 巻 421 号 1-44
    発行日: 2013年
    公開日: 2022/08/22
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