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クエリ検索: "藤崎修"
18件中 1-18の結果を表示しています
  • 新地 達哉, 戸高 幹夫, 浅畠 知也, 藤崎 修兵, 押川 政史, 下り藤 節子, 栗山 根廣, 柴田 剛徳
    理学療法学Supplement
    2015年 2014 巻 P1-B-0068
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/04/30
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】急性広範前壁心筋梗塞は,低心拍出量症候群を合併した場合致命率が高く,心臓リハビリテーション(心リハ)の進行に難渋するケースが見られる。今回,急性広範前壁心筋梗塞後,低心機能により心不全を呈し,心リハの進行に難渋したが自宅退院後,職場復帰に至った症例を経験したので報告する。【症例提示】52歳男性。急性広範前壁心筋梗塞後に心原性ショックや心不全を合併し,経皮的冠動脈形成術後も大動脈バルーンパンピング,強心薬や利尿薬等の点滴,内服薬にて治療継続されるも,心尖部が瘤化し,強心薬からも離脱困難で,左室形成術,冠動脈バイパス術が施行された。術後は心不全治療が継続された。【経過と考察】心リハは,介入当初より低血圧や胸水貯留による倦怠感や呼吸困難感,精神的苦痛が続き離床に難渋した。症状が安定するまでは,患者の話を傾聴し,筋緊張異常の緩和や端坐位,立位等の低負荷の離床を実施し,耐久性や筋力維持に努めた。全身状態安定後は心不全症状や兆候に注意し,各ADL動作の獲得や歩行距離の延長を図った。6分間歩行では338.7mから415.5mと改善を認めた。退院までに外出や外泊を経て入院238病日に自宅退院となった。退院後は,外来心リハにて運動療法,心不全管理のための生活指導を実施し,生活記録を記載することにより,少しずつ行動変容が見られるようになった。結果,心不全増悪する事なく職場にも出勤可能となり,今後は完全職場復帰を予定している。本症例の入院時心リハにおいては,頻回に病室へ足を運ぶことで精神面の安定化に努め,離床が困難な時期でもリスクに配慮し心リハを継続したことがデコンディショニングの進行を防止し,全身状態安定後の速やかなADLの改善に繋がったと考える。また,退院後は運動療法のみならず,生活指導を実施し,最終的に患者本人が自己管理できるようになったことが心不全増悪を防止し,職場復帰へ繋がったと考える。
  • 藤崎 修兵, 新地 達哉, 戸高 幹生, 浅畠 知也, 押川 政史, 古川 貢之, 坂口 修平, 柴田 剛徳
    理学療法学Supplement
    2016年 2015 巻 P-HT-06-4
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/04/28
    会議録・要旨集 フリー
    【はじめに】上行大動脈術後に生じる遅発性対麻痺の合併は稀であり,報告例も非常に少ない。今回StanfordA型急性大動脈解離に対する弓部置換術後に生じた遅発性対麻痺の術後リハビリテーションを施行しADLの改善が得られた1症例を経験したので報告する。【症例】53歳男性。StanfordA型急性大動脈解離・偽腔開存型を発症し,当院で緊急手術(弓部置換術,上行大動脈-左鎖骨下動脈バイパス術)を施行した。術後3日目よりベッドサイドからリハビリテーションを開始した。術後5日目には歩行車で50m歩行可能となったが,術後6日目未明と術後7日目に強い腰背部痛が出現し,対麻痺を発症した。脳脊髄液ドレナージ(以下CSFDと略す)が開始されたが,SpinalShock様症状を呈したため,カテコラミン等の薬物療法も併用された。リハビリテーションが術後8日目から再開となり,術後10日目にCSFD抜去され,術後19日目に一般病棟転棟した。その後もリハビリテーション継続し,最終的には平行棒内で足踏みが監視レベルで可能となった。術後評価の造影CTでは偽腔は血栓化が進み,臓器灌流障害もなく経過良好であった為,術後40日目にリハビリテーション継続目的に転院となった。【考察】本症例は両下肢の著明な筋力低下(左優位の不全対麻痺)に加え,腰部・下肢・臀部の強い神経障害性疼痛(L5~S1-5領域の異常感覚)や自尿困難を認めており,いわゆる前脊髄動脈症候群とは異なる非定型的で多発性の塞栓症と思われる所見を呈していた。特に臀部に出現する疼痛のコントロールに難渋したことが,本症例のリハビリテーションの進行に大きな影響を与えていた。また,術後の脊髄障害は遅発性神経障害と呼ばれ,術後の低血圧が遅発性神経障害の引き金になるとの報告もあり,術後の循環動態の安定を保つことは重要である。本症例は血圧が低め(SBP90~110mmHg)に推移することが多く,遅発性神経障害の予防のため慎重にリハビリテーションを進める必要があった。結果,著明な筋力の改善はみられなかったが合併症の重症化もなく,疼痛コントロールが可能になったことで早期からのリハビリテーションを進めることができ,ADLの改善が得られた。【まとめ】急性期での予後予測は難しいが,早期から合併症対策を講じることがADL向上には重要であると考えられた。
  • 第2報:空間共鳴による騒音
    佐野 潔, 河原 定夫, 藤原 憲之, 石井 徳章
    日本冷凍空調学会論文集
    1997年 14 巻 2 号 137-148
    発行日: 1997年
    公開日: 2011/10/11
    ジャーナル フリー
    The scroll-type compressor features lower noise, due to less pulsation of gas pressure, than that of the rotary-type compressor. Nevertheless, at high rotation speed, the pulsation of gas pressure produces a significantly larger influence on total noise. In the present report, the author clarifies the relationship between noise and gas pressure pulsation is generated in the inner spaces of the hermetic shell in the scroll-type compressor as well as the relationship between acoustic characteristics and the pulsation of gas pressure. Experimental analysis and FEM analysis for acoustic field are performed and experiments for a scroll-type compressor with various newly-devised discharging mufflers and with a Helmholtz resonator near the discharging port for reduction of the compressor noises are presented.
  • 中里 裕臣, 竹内 睦雄, 森 充広, 藤崎 修, 金 喜俊, 古谷 保, 小倉 力, 奥山 武彦, 野口 徹
    日本地質学会学術大会講演要旨
    1996年 1996 巻 495
    発行日: 1996/03/20
    公開日: 2017/08/24
    会議録・要旨集 フリー
  • 戸高 幹生, 新地 達哉, 浅畠 知也, 藤崎 修兵
    理学療法学Supplement
    2012年 2011 巻
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/08/10
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】 今回、大腿骨頚部骨折受傷直後に重度の大動脈弁狭窄症(以下AS)を指摘され、大動脈弁置換術(以下AVR)及び人工骨頭置換術を施行された極めて稀な症例を経験した。リハビリテーションの介入にあたり、全身状態の管理を考慮しながらADL拡大をどのように図っていくのか、様々な場面で悩んだ症例であった。今後の臨床に活かしていく課題として経過をまとめ、ここに報告する。【方法】 症例研究として報告する。症例は79歳女性。受傷する1年ほど前から労作時の呼吸困難を感じていたが、受診などは特にせず様子を見ていた。受傷前のADLは自立レベルであったものの、転倒することが多かったため歩行時は予防的にT字杖を使用していた。平成23年7月初旬、自宅の庭にて転倒。救急車にて当院へ搬送時、呼吸困難・起坐呼吸認め、来院時には高CO2血症及び胸部レントゲンにて両側胸水認めたため、当院循環器内科受診。severeASによる呼吸困難を指摘され、まずは循環器主科で当院CCUにて全身状態改善目的に入院となる。なお、骨折については左大腿骨頚部骨折(Garden4)であり、AVR術後の全身状態の改善に伴い当院整形外科にて人工骨頭置換術施行予定となる。入院7日目に循環器内科から心臓外科に転科し、入院8日目にAVR施行(生体弁;Magna21mm)。入院9日目より左下肢免荷指示のもと理学療法開始となる。全身状態が安定したため入院22日目に心臓外科から整形外科に転科し、入院23日目に人工骨頭置換術施行(SUMMIT;Depuy社)。入院25日目より理学療法再開となる。入院72日目にリハビリテーションの継続目的にて他院に転院となる。【説明と同意】 報告に当たり、目的及び内容を説明し、患者本人から同意を得た。【結果】 AVR術後翌日(入院9日目)より理学療法開始。CCU管理中は心電図モニターや血圧管理、投薬状況をもとにベッドギャッジアップ坐位からリハ開始。入院10日目より端坐位保持練習を開始し、以降は左下肢免荷のもと車椅子移乗練習を導入し、一般病棟へ転棟後は平行棒内立位練習を中心に行っていた。病棟でも定期的な車椅子坐位の時間を確保してもらい、起立性低血圧や深部静脈血栓症、昼夜逆転等の二次的合併症の予防に努めていた。なお、術前よりラシックスやハンプなどの注入により利尿は確保されていたものの、胸部レントゲンの状況としては入院15日目を過ぎても左胸水が多い状態であり、入院17日目に左側胸水穿刺排液している。人工骨頭置換術後2日目(入院25日目)より左下肢全荷重指示のもと理学療法再開。なお、バイアスピリンとワーファリンを内服しているため術後より出血が多く、同日にMAP4単位輸血している。理学療法としてはバイタルチェック以外に本人の自覚症状(息切れ感や疲労感)をもとに、左下肢への荷重練習を開始し、ADL拡大時は心電図モニタリングを行っていた。なお、入院30日目での回診にて低アルブミン血症による胸水・腹水・両下肢の浮腫を指摘され、経過を見ていくも改善が見られない為、入院41日目にアルブミナーの注入開始となる。その後も腹水は軽減されない為、ラシックスの増量となる。しかし、その後も胸水・腹水は残存し、入院50日目よりハンプの持続点滴を開始することとなる。理学療法としては旧ボルグ指数を参考に自覚症状が11~13の範囲内でおさまるように適宜確認し、術後の心不全の予防に努めていた。また、体幹・股関節の可動域制限によるADL能力の低下、特に立ち上がり動作時の介助量の多さが著明であったため、能力に合わせてベッドの高さを調整していった。病棟にもその旨を伝えて体重測定時や車椅子移乗時の参考としていた。退院前には全身状態も安定し、本人用のT字杖を利用して介助にて病棟内を70m程度移動できる能力となるも、左下肢の筋出力の弱さによる歩容の不安定さを認め、転院先の病院にその旨を伝えてリハビリテーションの継続を依頼することとなった。【考察】 AVR施行後から人工骨頭置換術までの早期離床・二次的合併症予防の為の理学療法をどう行っていくのかを検討した。また、人工骨頭置換術後のADLの拡大に向けて、理学療法のみでなく病棟との連携によりどのようにアプローチしていくのかを検討した。【理学療法学研究としての意義】 在院日数の短縮化が図られている昨今、バリアンスとしてパスから逸脱するケースは多々ある。特に今回のような複数の手術を行ったケースでの術後の全身管理の重要性、そして理学療法部門からのアプローチを急性期病院の立場から改めて見直すことで、今後の臨床に役立てられるのではないかと考える。
  • 閉鎖式持続洗浄吸引ドレナージ中における理学療法の検討
    *緒方 孝, 藤崎 修兵, 南條 真奈美, 河野 洋介, 渡邉 哲郎, 井手 睦, 榎本 直史, 安永 弘
    理学療法学Supplement
    2007年 2006 巻 188
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/05/09
    会議録・要旨集 フリー
    【はじめに】近年、虚血性心疾患の増加とともに冠動脈バイパス術(以下:CABG)の例数も増加し、術前・術後における理学療法(以下:PT)の早期介入が重要となった。CABG術後の合併症の一つである縦隔洞炎は、理学療法プログラムの進行を阻害し、入院期間の延長を招く。今回、当院において縦隔洞炎に対し、Vacuum-Assisted Closure System(閉鎖式持続洗浄吸引ドレナージ:以下:VAC)を使用した一症例についてVAC使用中、PTを施行したことで運動耐容能低下の予防について効果が図れたので報告する。
    【症例紹介】70歳代、女性。虚血性心疾患による心不全で当院救急入院となった。既往歴に糖尿病、肺水腫、白内障、高血圧症を有した。来院時、胸部レントゲンにて肺うっ血を認め、心電図においてはII・IIIでST低下がみられた。入院翌日の心臓カテーテル検査にて、Seg1 90%、Seg3 90%、4PD 75%、Seg7 75%、Seg8 90%、Seg9 90%、Seg11 90%、Seg12 75%、Seg13 90%の3枝病変、不安定狭心症にてCABG適応と判断された。
    【経過】入院後15日より術前PT開始し、術前評価と術前指導などのオリエンテーションを行い、手術までの期間、筋力・耐久性維持を目的としてPTを施行した。術前評価内容は、下肢筋力3~4レベル、酸素投与中、安静度制限はBed上であった。PT開始6日後、CABGが実施され、手術時間は8時間30分であった。手術翌日よりPTを再開した。術後5日より端坐位開始、6日より歩行練習を開始した。11日よりリハビリ室への出棟が許可され、16日よりエルゴメーターを開始した。術後19~20日熱発あり、縦隔洞炎の診断にて翌日よりVACを導入された。VAC使用中は壁吸引を行うためBed周囲に活動制限された。VAC開始日からPTを施行し、VAC開始3日目から病室内でエルゴメーターを使用したPTを施行した。VAC開始38日でVACを一旦終了したが、縦隔洞炎が遷延したため、3日後VAC再開となった。再開後16日で低圧持続吸引器に変更となり、病棟における歩行を開始し、20日よりリハビリ室での練習を再開した。再開後32日で低圧持続吸引器終了し、終了後23日(術後123日)で自宅退院となった。歩行能力はVAC開始前の3分間歩行距離で180m、VAC終了時200m、退院時210mであった。同年代の健常者の3分間歩行距離は221.8±30.4mであり、同レベルに維持されたと判断した。
    【考察】心臓血管外科術後におけるPTにおいては、早期離床・早期歩行が重要であるが、本症例は縦隔洞炎を合併しVAC使用となり57日間Bed周囲に活動範囲が制限された。病室内のエルゴメーター等を使用した積極的なPTを施行したことで、歩行能力などの低下を予防できた。

  • *西村 真人, 大久保 裕介, 桑原 晶子, 桜井 美喜子, 山本 健史, 竹本 民樹, 前 宏樹, 東上 震一, 森 俊文, 頓田 央, 乃田 浩光, 畔柳 智司, 松尾 善美, 下村 裕
    理学療法学Supplement
    2007年 2006 巻 187
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/05/09
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】今回、我々は、冠動脈バイパス術(以下CABG)における人工心肺装置(以下CPB)の使用の有無による歩行獲得期間の検討と獲得を遅延させる因子についての検討を行ったので報告する。
    【対象】対象は、当院心臓血管外科で2003年1月1日から2006年6月30日に当院で待期的単独CABGを行った症例で、術前に歩行を妨げるような著しい運動障害のない407名(男性:322名、女性:85名)。
    【方法】方法は、症例を施行された術式on-pump CABG、off-pump CABGの2群に分類し、年齢・性別、透析の有無、術前左室駆出率・NYHA分類・呼吸機能、グラフト本数、手術・麻酔・挿管の各時間、術後経過として術後歩行開始・病棟内歩行獲得・退院までの期間を調査し対応のないt-検定,Willcoxonの順位和検定、χ2 検定を用い2群間で検討した。また術前及び術中の遅延因子を同定するために病棟内歩行獲得が3日以上遅延した症例を遅延症例として従属変数とし、80歳以上の高齢、透析の有無、術前NYHA classIII以上、術前左室駆出率30%未満、CPBの使用、手術時間480分以上を説明変数としたLogistic回帰分析を行い、そしてこれらの症例の歩行獲得が遅延した直接的な理由も調査した。統計学的処理は、SPSSを用い危険率5%未満を有意とした。
    【結果】2群間の比較では、年齢(on-pump:off-pump=63.7歳:68.6歳、p<0.001、以下同様に)、FEV1.0%(78.8%:75.0%、p<0.001)、手術時間(321.5分:285.5分、p<0.001)、麻酔時間(395.9分:361.5分、p<0.001)、グラフト本数(3.9本:2.9本、p<0.001)に有意差を認めたが、術後歩行開始(1.7日:1.6日、NS)病棟内歩行獲得(3.9日:3.9日、NS)や術後入院期間(17.9日:19.2日、NS)に有意差を認めなかった。Logistic回帰分析では、どの因子においても有意差を認めなかった。直接的遅延理由は、頻脈性不整脈8名、気胸2名、術後せん妄2名、透析後易疲労2名、そのほか術後心機能低下、術後抑うつ状態、誤嚥性肺炎、幻暈、嘔吐、下肢創痛、血性ドレーン排液の遷延、VT、腎機能低下が各1名であった。
    【考察】off-pump CABGは、術後歩行獲得期間や入院期間を短縮すると報告されているが、我々の研究では、術後歩行獲得期間や入院期間に差を認めなかった。また、高齢者や低左室機能症例の術後歩行獲得期間は遅延するとの報告もあるが、因子分析においてこれらに関しても、我々の研究では、歩行獲得期間に影響を及ぼす因子にならなかった。今回、我々があげた因子では有意差が出ず、今後、術後因子等も含め解析する必要性があると思われる。歩行獲得の直接的遅延理由は、頻脈性不整脈、気胸、術後せん妄、透析後易疲労で遅延理由の約60%を占めており、術後の離床を遅滞なく進めるためには、これらをコントロールすることが重要であると思われる。
    【結語】CPBの使用の有無により術後歩行獲得期間は影響されない。
  • 中里 裕臣, 竹内 睦雄, 汪 振洋, 野口 徹, 井口 隆, 田中 耕平
    日本地すべり学会誌
    2003年 40 巻 1 号 32-38
    発行日: 2003/05/25
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
    山形県白鷹火山において, 火山体および大規模崩壊斜面の地下構造を解明するため, 探査深度1,000mの2次元比抵抗法電気探査を実施した。 探査結果によると, 白鷹火山周辺の比抵抗構造は2層構造を示す。 周辺の地質構造およびボーリング結果から, 上位の高比抵抗層は白鷹山火山噴出物および岩屑なだれ堆積物, 下位の低比抵抗層は基盤の第三系に相当する。 磐梯火山では地表から深部にかけて広く分布する低比抵抗部として示される熱水変質部が白鷹火山では認められない。 このことは, 山体崩壊の直接的な原因は火山活動ではなく地すべりとする意見を支持する。
  • 藤崎 修一, 加賀美 智子, 浜本 隆之
    映像情報メディア学会技術報告
    2009年 33.23 巻 IST2009-23/ME2009-99
    発行日: 2009/06/15
    公開日: 2017/09/20
    会議録・要旨集 フリー
    可変蓄積時間撮像と被写体の局所輝度分布に基づく再構成処理により,広ダイナミックレンジ画像を取得する方式を提案する.本方式では,画素毎に周辺画素とのコントラストが最大となる蓄積時間を求め,その蓄積時間情報を局所輝度分布に適応させることで再構成処理を行い,ダイナミックレンジの拡大を実現する.また,この提案方式をリアルタイムで実現するためのシステムを構築し,検証実験を行ったので,その結果についても報告する.
  • 中里 裕臣, 竹内 睦雄, 金 喜俊
    農業土木学会誌
    1999年 67 巻 11 号 1169-1176,a1
    発行日: 1999/11/01
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    電気探査比抵抗法の技術動向と適用事例についてレビューし, その適用性を検討した。垂直探査は探査作業の簡便性から平面的に探査点を配置することにより3次元的な比抵抗構造の概略を把握できる。比抵抗法2次元探査は2次元逆解析が実用段階に達し, 土木・防災・環境の各分野における適用例が増加しっつあり, 比抵抗モニタリングにも応用されている。さらに地下構造の3次元性を考慮した3次元探査手法の開発も進められている。探査の適用性は, 地下の比抵抗コントラストの有無および探査上の前提条件と地下構造の合致度に左右される。
  • 東北タイ, プラユン地域の塩水地下水を例として
    今泉 眞之, スクチヤン ソムサック, 中里 裕臣, 奥山 武彦, 大西 亮一, 竹内 睦雄
    農業土木学会論文集
    2003年 2003 巻 225 号 349-360
    発行日: 2003/06/25
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    東北タイのプラユン地域には, 深度50m~100mに岩塩層が分布し, 塩水地下水が分布する. 3km×3km 範囲で1km 格子点位置の16サイト (A1~A16) 地点のボーリング資料と航空写真のリニアメント判読により地質構造を解析し, G1とF1断層を推定した. 推定した断層を検証するために, 測線A5-A7とA10-A12で電磁式探査, 電気探査, 1m深地温探査を行った. その結果, 電磁式探査では推定したG1とF1断層付近に垂直の高導電率帯が, 電気探査では, F1断層付近に垂直の高比抵抗帯が, 1m深地温探査はF1断層上で地温低下部が分布していた. 異なる手法で行った探査法のそれぞれで, 特徴ある結果が得られたことから, 推定断層は確実度の高い断層である. プラユン地域では, 季節的に塩水の上昇が起こり, 局所的, 一次的に高電気伝導度 (EC) 水が断層付近に分布する. また, 断層付近のため池貯水の多くが塩水化している. これらの観測結果は, 断層が塩水上昇の通路となっていることをうらづけている.
  • 長野県山口村の阿寺断層を例として
    今泉 眞之, 小前 隆美, 浜田 浩正
    応用地質
    1992年 33 巻 2 号 91-103
    発行日: 1992/06/10
    公開日: 2010/02/23
    ジャーナル フリー
    The manborn and carborn γ-ray survey using a multichannel analyzer with NaI (Tl) scintillation detectors was carried out across the Atera active fault in Yamaguti Village, Nagano Prefecture.
    The manborn was investigated 880 m long along the Ohsawa River across the Atera Falts. The data of the fluctuation of214Bi, 208Tl, 40K and ratios of those three radioactivity nuclides were compared with the degrees of fracture of outcrop rocks on the river-bed in order to evaluate the parameters for locating of buried faults. The carborn was carried out 50.1 km long through the Atera active fault to reveal the regional distribution of radioactive anomalies.
    The sharp anomalie of the fluctuation ratio which was a measured value to moving average of214Bi/208Tl, 214Bi/40K on the ground surface was appeared above fault gouge. From viewpoint of fault mapping the most important parameteres which can indicate location of fault are214Bi/208Tl and 214Bi/40K. Corrections for elimination of Compton scatterring is found more effective to emphasize anomalies.
    In the area of granitic rocks, three geological settings of uranium anomaly are known: the fault zone, the boundary of host rocks of contact metamorphism and the roof pendant. The anomalies of214Bi/208T1 fluctuation ratio in investigated area from carborn distinguish the fault zone from the boundary of host rocks of contact metamorphism.
    From analysis of the γ-ray spectrometry around these anomalies, it was clarified that the anomalies of214Bi/208Tl and214Bi/40K around faults are due to a little increase of y-ray activities of214Bi and decrease of208Tl and40K. On the other hand, the anomalies around the boundary of host rocks of contact metamorphism are due to only increase of214Bi.
  • 川本 治, 田中 忠次
    農業土木学会誌
    1990年 58 巻 9 号 911-915,a1
    発行日: 1990/09/01
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    動的緩和法を用いた弾塑性崩壊解析手法の概略と, この手法を用いて得られた三次元有限要素解の可視化を行うための処理システムの概要を述べた。その後に, 地すべり斜面の安定問題に関する処理例を示した。解の可視化については任意断面上でのひずみ分布の等高線表示に重刊点を置いた。そして, 動的緩和法を用いた弾塑性崩壊解析の結果が, 斜面内でのすべり面の三次元的な発生を推定するうえで, 有効であることを示した。
  • 奥山 武彦, 今泉 眞之, 竹内 睦雄, 東 一樹
    農業土木学会誌
    1994年 62 巻 9 号 833-838,a1
    発行日: 1994/09/01
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    島根県三隅町の地すべり地において, 20mメッシュでの地温探査および放射能探査, 2測線での電気探査を実施した。地温探査では相対的地温異常域を抽出することにより地下水流脈の位置が推定できた。放射能探査では土中ラドンガス濃度の測定およびγ線スペクトロメトリーを行い, 断層の分布が推定できた。ダイポール・ダイポール法電気探査で作成した見かけ比抵抗疑似断面により, 表土層と基岩との境, 断層位置がわかった。以上の結果から, 地下水流脈は断層および基岩の形状に支配されていることが明らかになり, 地温探査および放射能探査による面的調査と電気探査法による垂直断面構造の解明を組合わせた水文地質構造調査の有効性を確認することができた。
  • 石田 弘
    農業土木学会誌
    1998年 66 巻 5 号 477-481,a1
    発行日: 1998/05/01
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    農業工学研究所は, 平成8年10月に組織改編を行い, 上席研究官の新設とともに20研究室体勢が整備され現在に至っている。また, 同時に新しい研究基本計画を策定し,(1) 農村地域活性化のための農村空間再編整備・管理技術の開発,(2) 農村地域における資源および環境の工学的利用・管理技術の開発,(3) 持続的農業生産のための基盤および施設の整備・管理技術の開発, を研究問題とし, 研究を推進しているところである。
    そこで, 各研究問題ごとに課題化の背景と到達目標および近年における主要成果の概要と, 最近の研究への取組みとして, 新技術開発と関連するプロジェクト研究および構造改善局官民連携新技術研究開発事業を支援する交流共同研究について, その概要を報告するものとする。
  • 今泉 眞之, 竹内 睦雄, 小前 隆美
    応用地質
    1993年 34 巻 1 号 1-13
    発行日: 1993/04/10
    公開日: 2010/06/04
    ジャーナル フリー
    Dipole-dipole electric surveys, radon measurements in soil-gas and γ-ray spectrometry were carried out over the Atera active fault in Yamaguti village, Nagano Prefecture. The method for measuring radon in soil-gas are granular activated carbon in thin cylindrical canister.
    The results of radon measurements are correlated with the underground structure by electric survey and the γ-ray spectrometry. The underground structures in a pseudo-profiles of specific resistance contour show faults as a trace connected margin to margin of high specific resistance zones. From similar specific resistance patterns, we could find out several faults.
    Several peaks over Atera faults appeared in the profile of radon concentration along survey line A. The highest radon concentration peak corresponds to the one of faults estimated from electrical prospecting.
    Comparing the radon concentration to equivalent γ-ray spectrometry shows a poor correlation between radon concentration and γ-ray activities of 214Bi.The poor correlation seems to be due to that γ-ray activities 214Bi is reflecting uranium content of soil particles and radon concentration is radon content of soil-gas in pore space of soil.
  • 黒沢 茂吉, 小倉 正雄
    日本冷凍空調学会論文集
    1985年 2 巻 2 号 71-91
    発行日: 1985年
    公開日: 2012/03/14
    ジャーナル フリー
    In japan techniques for saving energy is an important goal since energy resources such as oil and nuclear power are limited.
    Recently gas fired absorption heat pumps and gas engine driven heat pumps have been installed in facilifies such as hotels, swimming pools and offices.
    In this article recent techniques, applications and future aspects for gas fired heat pumps are explained.
  • 日本内科学会雑誌
    2013年 102 巻 7 号 1842-1864
    発行日: 2013/07/10
    公開日: 2014/07/10
    ジャーナル フリー
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