詳細検索結果
以下の条件での結果を表示する: 検索条件を変更
クエリ検索: "西大宮バイパス"
8件中 1-8の結果を表示しています
  • 本間 康仁, 久保田 尚, 坂本 邦宏
    都市計画論文集
    2001年 36 巻 637-642
    発行日: 2001/10/25
    公開日: 2017/12/01
    ジャーナル フリー
    Although the importance of public involvement in planning and designing infrastructure such as urban highways has recently recognized, the process and know-how of public involvement has not yet established in Japan. In this paper, in order to find the point of public involvement by scrutinizing the process of completed case project, authors made a detailed study of a urban highway project. Nishi-Ohmiya bypass of National Road No.16 was chosen as a case project because it took 35 years to complete mainly because of the public opposition. By studying the process of the case project and by analyzing the result of questionnaire survey conducted in the case area by authors themselves, the importance of 'silent majority-involvement' as well as information disclosure was made clear.
  • 茨城県牛久市を対象として
    松田 和香, 石田 東生
    土木計画学研究・論文集
    2002年 19 巻 129-136
    発行日: 2002/09/30
    公開日: 2010/06/04
    ジャーナル フリー
    本論文では、茨城県牛久市都市計画マスタープラン策定プロセスにおけるPI活動を対象とし、今後の効果的なPI技術や仕組みのあり方について考察している。本研究では多様な関係者へ意識調査やインタビュー調査を実施し、これらの成果を総合的に分析したことが特長である。市民委員会等での議論の充実、懇談会等への参加者の増加、意見交換の活性化、計画の質向上、プロセス全体の効率的・効果的な運用などに関して、効果的なPIのあり方を追求する上で重要となる知見を得ることができた。また、実験調査により、課題の1つとしてあげられた市民の関心を高めるための効果的な情報提供のあり方に関する知見も得られた。
  • ~千葉柏道路協議会を事例として~
    小野 聡, 井関 崇博, 原科 幸彦
    計画行政
    2009年 32 巻 2 号 35-44
    発行日: 2009/06/15
    公開日: 2022/03/01
    ジャーナル フリー

    This paper is a contribution to the development of the methodology of public involvement(PI) in the decision-making process of a road scheme. In Japan, studies on PI have advanced since the 1990s, and the efficacy of PI has been especially understood. However, each technique of PI, including the Experts Stakeholders Meeting, in which some stakeholders and experts deliberate how to prepare a road scheme, is not adequately acknowledged as of yet. The Experts Stakeholders Meeting is fit for deliberation on the road scheme, which requires a long-term and large-scale view, by providing members with the chance to discuss carefully and closely. At the same time, three issues of the Experts Stakeholders Meeting are suggested in previous studies: (1) the basic direction of deliberation depends on the role of meeting; (2) the deliberation process is affected by the selection of members; and (3) supplying and sharing information play important roles in efficient deliberation. The authors analyzed the case of the Chiba-Kashiwa Road Meeting, which included deliberation on the construction of the bypass of national road among stakeholders and experts from the viewpoint of the abovementioned three challenges, by describing the foundation process, organization of members, deliberation process, and conclusion of deliberation through literature and interview surveys.

  • 今後の調査に向けての課題
    田村 隆, 国武 貞克, 大屋 道則
    日本考古学
    2006年 13 巻 22 号 147-165
    発行日: 2006/11/01
    公開日: 2009/02/16
    ジャーナル フリー
    栃木県北部の矢板市等に所在する高原山は黒曜石産地として知られており,高原山産黒曜石は関東地方の旧石器時代の石器石材として多用されていることが分かってきている。関東平野部の遺跡出土のデータからは,高原山に旧石器時代の原産地遺跡の存在が予測されるものの,これまで旧石器時代の原産地遺跡については全く知られておらず,黒曜石原石の産出状況もまた明確でなかった。このため筆者らは,高原山中において黒曜石原石の産状と旧石器時代の原産地遺跡の探索を行ったところ,高原山山頂付近の主稜線上において,良質な黒曜石の分布を確認し,原石分布と重なるようにして立地する旧石器時代の大規模な遺跡群を発見した。遺跡の状態を確認したところ,主稜線直下の斜面上に遺物包含層が風雨で侵食されて露出している箇所が6箇所確認された。これらの地点からは明確に後期旧石器時代の石器が採取されている。細石刃核は関東平野部のものと同様に小口面から剥離されたものが多い。復元すると10cmを超える大型の石槍の未製品は,関東平野部で検出されているものよりも一回り大型のサイズのものも採取されており製作遺跡としての性格を表わしている。長さ5cm程度の小型の石槍も平野部のものと比べると加工も粗く幅や厚みなどのサイズも大きい。角錐状石器は平野部のものと比べると約2倍程度のサイズであり,切出し形のナイフ形石器はほぼ同程度のサイズである。他に掻器は平野部のものと比べると刃部再生が進んでいない。この他に台形石器や端部整形刃器も採取されている。したがってこの遺跡は後期旧石器時代の初頭から終末に至る全時期の黒曜石採取地点であった可能性が考えられる。
    高原山の基盤は黒曜石の産出層よりもはるかに古い新第三紀の地層から構成されるが,この基盤層の一部の火砕性堆積層中からは良質な火砕泥岩1)が産出し,これが関東地方各地の旧石器に多用されていることは,筆者らの調査で既に明らかにされている。関東地方東部とくに下野地域から房総半島に至る古鬼怒川沿いの地域の旧石器時代各時期の石器石材を検討すると,石刃製のナイフ形石器や石槍には,これら高原山に産出する火砕泥岩が主体的に利用されていることから,高原山は恒常的な回帰地点であったと推定されている。したがって高原山における黒曜石原産地遺跡は,単に黒曜石の採取地点という評価に止まらず,このような関東地方東部の領域形成の観点から評価されなくてはならない。今後行われる高原山黒曜石原産地遺跡群の発掘調査は,関東平野部の各消費遺跡から復元された居住行動モデルを検証し得るデータが得られるよう,厳密な調査戦略に基づいて実施される必要がある。
  • 谷井 彪, 細田 勝
    日本考古学
    1995年 2 巻 2 号 37-67
    発行日: 1995/11/01
    公開日: 2009/02/16
    ジャーナル フリー
    東日本の縄文時代中期終末から後期にかけては,関東での急激な集落規模の縮小,柄鏡型住居(敷石住居を含む),東北での複式炉をもつ住居の出現,住居数の増加など,縄文時代でも最も栄えたとされる中期的社会から後期的社会へと大きく変貌を遂げる。
    土器群も隆帯が文様描出の基本であった中期的な土器から,磨消縄文が卓越する後期的土器へと変っていく。しかし,関東と東北では大木式,加曽利E式などのように共通的文様要素がありながら,その構成で異なった土器が分布する。これは住居跡形態でみられたような差と同じような差ともいえる。後期への土器の変化もそれぞれ独自な展開をしているため,両地域土器群の平行関係は関東,東北の研究者間にずれがあり,共通した認識が得られていない。
    この原因は,編年的研究の方法及び型式理解の混乱に起因している。我々の編年的研究の目的はまず型式学的細分があるのではなく,住居跡出土土器を基本単位として,それぞれ重ね合わせ,さらに型式学的検討を加えて有意な時間差を見出そうとするものである。本稿では関東,東北で異系統とされる土器を鍵として,両地域の土器群の平行関係を検討した。
    その結果,従来関東の中期末の確固とした位置にあるとされた加曽利EIV式が段階として存在せず,加曽利EIII式後半と称名寺式段階へと振り分けて考えた方が,合理的に解釈できることを明らかにした。また,東北で加曽利EIII式後半に平行する土器群として関東の吉井城山類の影響を受けた,いわゆるびわ首沢(高松他1980)類の出現段階が挙げられ,多くの研究者が大木10式とする横展開のアルファベット文の段階は,後期称名寺式出現期に平行するとした。
    また,本稿で取り上げた類が決して固定的でないことを明らかにするため,吉井城山類,岩坪類について,各種の変形を受けて生成された土器群を紹介し,相互の関係,時間的展開を通して土器群の実態を検討した。関東と東北の関係でみれば,全く異なるようにみえる土器でも,相互に共通した要素がうかがえ,交流の激しさ,それぞれの地域の独自性を知ることができる。また,関東地域での地域性についても同様なことがあり,このような地域間の差異こそ縄文人の独自性と創造性,人々の交流の結果であり,そこにこそ縄文人の生き生きとした姿を垣間みることができる。
  • 屋井 鉄雄
    土木学会論文集D
    2006年 62 巻 4 号 621-637
    発行日: 2006年
    公開日: 2006/12/20
    ジャーナル フリー
     計画確定行為の正当性を確保するために依拠すべき要件を明確化することによって,近年実務的には広がりを見せてきた,パブリックインボルブメント(PI)の計画手続きにおける位置づけを明確化することを目的に本研究を構成した.そのため,従来の研究を背景に,計画確定行為の正当性が,目的設定の合理性と手段の合理性からなる計画自体の正当性と,合法性,手続き公正性,手続き客観性,手続き合理性,手続き誠実性,手続き妥当性の6要件で構成される計画手続きの正当性との2つで成立することを述べ,そのうち手続き妥当性がPIの要件に対応する概念であることを示した上で,その構成4要件を示すことによってPIと計画手続き全体の要件体系を明らかにしている.
  • 評価システム、社会実験、PIなどの取り組み
    石川 雄章, 吉岡 幹夫, 吉田 秀範
    年報行政研究
    2000年 2000 巻 35 号 66-88
    発行日: 2000/05/13
    公開日: 2012/09/24
    ジャーナル フリー
  • 表裏縄文系・撚糸文系・室谷上層系・押型文系土器群の関係
    宮崎 朝雄, 金子 直行
    日本考古学
    1995年 2 巻 2 号 1-36
    発行日: 1995/11/01
    公開日: 2009/02/16
    ジャーナル フリー
    縄文時代早期前半に位置する関東地方の撚糸文系土器群は,並行する他地域の土器群が不明であり,精緻さを誇る縄文土器編年網において現在もなお孤高の存在である。この理由として,地域における資料の多寡に伴う研究状況の違いが一因としてあるが,撚糸文系土器群を含めその前後の表裏縄文系,室谷上層系,押型文系土器群が,文様として特異な回転文様を主体とする土器群である点に主な原因が存在する。本論は,これらを回転文様系土器群として大きく捉え,回転文様の特異性に視点を置いて分析する事により,回転文様系土器群の変遷を把握し,広域編年網を確立する事を目的としている。
    回転文様の特異性は,施文具×施文手法=文様効果の図式に示される3要素の一体的な関係にある。施文具と施文手法の組み合わせにより色々な文様・文様帯が作られ,意図する文様効果を得るために新しい施文具の開発が促され,回転という施文手法がそれを助長している。回転文様の起源について分析を行った結果,縄文→縄文・撚糸文→押型文第1製作段階→押型文第2製作段階→沈線文への変遷が把握でき,この変遷において文様効果が施文具形態文様中心から方位形態文様中心へと移行する文様発達過程を窺う事ができた。また,回転文様の文様性を積極的に評価し,文様構成と文様帯の構造から,表裏縄文系,撚糸文系,室谷上層系,ポジティブ押型文表裏施文系・全面施文系・帯状施文系,ネガティブ押型文全面施文系の地域的土器群の系統を把握した。
    これらの分析を基本にして,回転文様系土器群を,I期―表裏縄文系土器群成立期,II期―撚糸文系土器群成立期,III期―押型文系土器群成立期,IV期―沈線文系土器群成立期に区分し,さらに,II期・III期はa・b・cに,IV期はa・bに細分し,各期における各地域土器群の様相を検討しながら回転文様系土器群の流動的変遷を示し,最後に広域編年網をまとめ提示した。
    回転文様系土器群は,縄文土器の器形,文様発達及び文様帯形成において過度的位置にある。また,縄文文化の形成においても,この時期は縄文文化の原型が作られる重要な時期であり,広域編年網の確立が早急に必要なのである。
feedback
Top