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クエリ検索: "豊田達也"
6件中 1-6の結果を表示しています
  • 豊田 達也, 青木 幸昌, 小塚 拓洋, 小野木 雄三, 中川 恵一, 佐々木 康人
    The Journal of JASTRO
    2000年 12 巻 4 号 293-305
    発行日: 2000/12/25
    公開日: 2011/07/11
    ジャーナル フリー
    放射線科病棟で電子カルテシステムを構築し, 放射線治療目的で入院した患者の治療経過を, 電子カルテを用いて記載して, 電子カルテシステムの有用性の検討を行った. 電子カルテを使った場合と, 従来の紙のカルテを使って記載した場合と, カルテを読む立場から比較検討を行った. 治療経過に関する必要事項を確認しながら, 入院中のカルテを読む時間の計測を行い, 電子カルテと紙のカルテの比較検討を行った. 治療経過の必要事項を決めるにあたっては, 放射線腫瘍学会のデータベース (放射線治療病歴記録) の項目を参考とした.
    その結果, カルテを読む時間の平均値は, 電子カルテでは130.0秒, 紙のカルテでは249.9秒であった. t検定のp値は0.0001で, 電子カルテと紙のカルテの間に有意差が見られ, 電子カルテの方が有意に短かった. 原発部位, 外部照射病巣の記載に関しては, 記載頻度に有意な差は認められなかった. 治療方法の記載に関しては, 記載頻度は同じであった. 治療経過の必要事項として選択した記載内容の差の評価では, 有意な差は認められなかった.
  • 水主 いづみ, 小野 ミツ, 木村 裕美, 多久島 寛孝, 石垣 恭子, 忽那 龍雄
    医療情報学
    2000年 20 巻 3 号 243-248
    発行日: 2000年
    公開日: 2017/08/21
    ジャーナル フリー

     私たちは,看護実習の実習記録の効率化と学習効果を高めることを目的に,実習記録にデータベースを導入した.

     実習記録にデータベースを導入していることに対する学生の意識を明らかにして,実習記録の電子化に対する問題点を考察した.学生の反応から記録の問題点が客観的に評価できた.学生の反応は,情報収集がしやすい,しかし,記録については手間がかかるなど問題点が認められた.

  • 中嶋 健
    日本ゴム協会誌
    2024年 97 巻 2 号 39-43
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/02/27
    ジャーナル 認証あり
  • 寺原 敦朗, 沼崎 穂高
    The Journal of JASTRO
    2009年 21 巻 1 号 49-53
    発行日: 2009/03/25
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
    放射線治療に関する情報をどのように入力,管理,運用し,さらに有効活用していくかについては,まだまだ問題が多い.当院では,以前から放射線治療部門データベース(部門 DB)が構築運用されていたが,実質上管理が困難な状態となり, FilemakerベースのDBに再構築した.現状に合わなくなったテーブルや項目を割愛したり,放射線治療広域データベース ROGADに含まれる項目を加えたりすることにより, JASTROの構造調査への対応や,将来の全国規模のデータ収集への対応も可能となることを目指した.しかし,実際にはデータの入力もれや,入力方法の誤りなどのために,今回の JASTRO構造調査に対応した正確なデータを抽出することはできなかった.また,当院では,放射線治療に関する RISが更新され,その入力が必須となったが,部門 DBとの連携がなく,情報入力の負担が増えている.がん診療連携拠点病院に指定され,院内がん登録も本格的に開始されたが,やはり部門 DBとの連携がない状況である.このように当院内だけにおいても,情報の共有が行われておらず,現場の負担は増え続けている.この状況で情報入力が義務化されても,その意義を感じられなければ,実際の情報入力者である担当医のモチベーションは下がり,情報の正確性が低下してしまうという悪循環に陥りかねない. IHE-J ROの整備や JASTROデータベース委員会の活動等により,各システム間の連携,情報の共有がうまく行われるようになり,さらには,その情報が臓器別がん登録や JNCDB(Japanese National CancerDatabase)といった形で,全国的に集計,解析され,単なる疫学調査にとどまらず,治療成績の評価にもつながるようなシステムが構築されれば, DB入力の意義を実感できるようになるであろう.臨床家のために役立つ全国的がん診療評価システムの構築実現が望まれる.
  • 小野木 雄三, 青木 幸昌, 中川 恵一, 豊田 健嗣, 馳沢 憲二, 多湖 正夫, 豊田 達也, 小塚 拓洋, 牟田 信春, 佐々木 康人
    The Journal of JASTRO
    1996年 8 巻 3 号 265-275
    発行日: 1996/09/25
    公開日: 2011/07/11
    ジャーナル フリー
    高精度放射線治療が行われる昨今では正確なセットアップが非常に重要である. そこでセットアップの精度を定量的かつ客観的に評価し, 精度を改善するために電子的照合画像取得装置と自動画像比較アルゴリズムを用いて各回治療時の照射野内の解剖学的構造の位置変位を解析した. まず画像比較アルゴリズムによる計算誤差値が正しい割合は54%であり, 失敗の原因には画像の露出不良が目立った. 画像取得時や登録時の誤りを減らす工夫が必要なこと, アルゴリズム上の改善点が明らかになった. 正しい誤差値が得られた画像に対して解剖学的構造の並進および回転誤差の違いと時間的推移を解析した. 当施設ではランダム誤差が系統的誤差よりも優位であり, セットアップの不確定性は予測可能であることが示された. また時間的推移は全体の21%に認められた. 照射部位別, 頭頸部治療のシェルの有無, 胸部照射での上肢挙上の有無について解析を行った. 電子的画像照合装置と自動画像比較アルゴリズムを利用することにより, セットアップ精度の定量的解析が容易かつ客観的に行われ, 標的容積の大きさをより正確に定めることが可能となる.
  • わが国における臨床試行の成果と意義将来目標
    手島 昭樹
    The Journal of JASTRO
    2000年 12 巻 1 号 1-12
    発行日: 2000/03/25
    公開日: 2011/07/11
    ジャーナル フリー
    医療実態調査研究のわが国での臨床施行により, この研究手法が十分適用可能で有用であることを証明した. 施設層 (大学病院/がんセンター対その他の国公立病院) でProcessに顕著な差が観察され, Outcomeへの影響も示唆された.Structureとの関連をみると, 外部照射装置のエネルギーと人員数にも施設層で差が観察された. Outcomeに基づいたStructureの改善基準が示す上でもこの研究は重要である. 日米比較研究では食道癌のProcessについて, 米国は日本に比べ施設間格差が少なく, 高い値を示し成熟していた. FTE人員数の比較でもそのことが裏付けられた.また米国における食道癌に対するChemoradiationの普及と, それに伴う外部照射線量の下方へのシフトが観察された. 一方, 手術併用率は日本で高かった. 現在井上班では食道癌, 子宮頸癌, 乳癌, 肺癌, 前立腺癌に対して本格的にPCSを行ってており, その方法論, 経過, 将来の目標が示された.
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