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クエリ検索: "身体装飾"
141件中 1-20の結果を表示しています
  • -高校生の身体装飾意識調査をもとに-
    *松岡  依里子
    日本家庭科教育学会大会・例会・セミナー研究発表要旨集
    2008年 51 巻 4-1
    発行日: 2008年
    公開日: 2009/01/14
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】
     近年、小学生から化粧などに関心を持つ生徒が増え、ピアス、ヘアカラー、ダイエット、化粧などの
    身体装飾
    採用の低年齢化が目立っている。従来、衣服への関心の高さは指摘されてきたことであるが、衣服のみならず、身体への関心とファッション化が近年の特徴であろう。身体を装飾したり加工することで肉体的、精神的バランスを維持しているかのように思われる。衣服や
    身体装飾
    の採用は個人の裁量に任されていることが多く、何が自分に心地良く、自分らしさを表現するのに重要かを学ぶことは、学校教育で全く考えられて来なかった。そこで、本研究では、一般高校生と帰国子女生の
    身体装飾
    意識について、調査から採用実態とその意識を明らかにするとともに、家庭科の被服領域での学習を生徒指導に役立てる方法を検討する。
    【方法】
     2008年7月、神奈川県立高校(2校)、東京都帰国子女高校を対象(男子216名、女子402名 合計618名)に質問紙によるクラス単位の集合調査を行った。調査内容は、1)
    身体装飾
    (ヘアカラー、ピアス、眉を整える、アイメイク、ダイエット)の採用実態2)
    身体装飾
    意識3) 身体満足度4)ファッション採用時期である。分析方法として、単純集計、クロス集計を行った。
    【結果】
    1)
    身体装飾
    の採用実態について、採用率の高い順に以下に項目を上げる。男子では一般校、帰国子女校とも、「眉を整える(56.5%対32.2%)」「ヘアカラー(28.2%対26.3%)」「ダイエット(14.1%対24.6%)」「ピアス(14.1%対9.0%)」で、女子では「眉を整える(90.5%対90.3%)「アイメイク(78.0%対69.4%)」「ダイエット(65.4%対70.2%)」「ヘアカラー(61.5%対46.6%)」「ピアス(37.9%対43.1%)」であった。男女とも眉を整えている生徒が多く、当り前のこととして受容されている。女子では、帰国子女生より一般校生の方がヘアカラーを採用している生徒が多いが、ピアス採用者については帰国子女生の方が多い。いずれにしても男女とも
    身体装飾
    に大変関心のあることがわかった。
    2)
    身体装飾
    意識について、男女別に学校間比較を行った。その結果、男女ともヘアカラーについては、「気分を変える」「イメージチェンジできる」などの変身効果に肯定的であった。「ファッションに合わせ易い」「流行の髪型に合わせ易い」については、一般校の女子が非常に肯定的で、ヘアカラーはファッションのひとつとして欠かせないものであるようだ。帰国子女校生は、帰国子女生は、多様な生活経験や学びの中から自己を見直す機会に恵まれることなどから、採用率が低く意識も低いものと思われる。ピアスについては、帰国子女校の女子が「ファッションに合わせ易い」という項目に肯定的である。また、自己顕示欲を満たす手段ともなっていることが推察される。変身効果については両校の生徒が重視している。眉を整えることについては、もはや当り前で、変身効果、ファッション効果ともに高い。
    【考察】
     以上の結果から、現代の高校生は衣服のみならず、
    身体装飾
    採用に積極的で、変身欲、自己顕示欲、ファッション欲を満たしていることが推察される。個性化、国際化教育の中で外見を指導するとき、生徒の指導の難しさややりにくさを経験する。「なぜこの服装がだめなのか、
    身体装飾
    がだめなのか」を納得できない生徒も多い。規範意識を伝えることも難しい。 今後も、小学生から男女問わず
    身体装飾
    を取り入れ、精神のバランスを取っていくのではないだろうか。家庭科被服領域は縮小されつつあるが、モノとしての被服学習のみならず、自我形成に欠かせない被服についてココロとの関係性で捉える必要がある。具体的には、服装の歴史や流行、自己概念や価値観、規範意識や感情と服装や
    身体装飾
    との関わりについて心理学を援用するカリキュラムを作成し、自己を見つめ直す機会を作れば、服装指導の一助となるのではないかと考えている。
  • -高校生男女の比較を通して-
    *松岡 依里子, 中川 早苗
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2007年 59 巻 C2-13
    発行日: 2007年
    公開日: 2008/02/26
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】近年、化粧やピアス、ヘアカラーなどの
    身体装飾
    の採用が低年齢化し、ファッションの一部としてあたりまえのことになりつつある。義務教育を終えた高校生に、学校の規則や社会規範をたてに
    身体装飾
    の採用をやめさせることはむしろ不可能のように思われる。しかしながら、全員が
    身体装飾
    に興味をもっているわけではない。そこで、本研究では、高校生の
    身体装飾
    意識について質問紙による調査をもとに明らかにするとともに、自己概念の一部である独自性欲求との関連について考察した。
    【方法】2006年11月、神奈川県の高校生を対象に、質問紙によるクラス単位での集合調査を行った。有効回答数は男子60名、女子100名である。まず
    身体装飾
    (ピアス、化粧、ダイエット、整形、ヘアカラーなど)に対する意識 について単純集計し、全体の傾向を明らかにするとともに、男子のピアス着用者が増えているために、男女別にクロス集計し意識の差異について比較検討した。独自性欲求との関連については、得点をもとにグループ分けし、クロス集計をもとに相互の関連について考察した。
    【結果】
    身体装飾
    意識についての単純集計、男女別クロス集計から次のような結果が得られた。ピアスに関しては、女子の方が男子よりも肯定的であり、男子では意見の分かれる項目が目立った。ヘアカラーに関しては、男女ともおしゃれであると考えている人が多かった。次に独自性欲求の合計得点の分布から高群、中群、低群にグループ分けをし、
    身体装飾
    意識との関連を見た結果、ピアス、化粧、整形などの項目に関して、有意に関連が認められた。
  • *松岡  依里子, 十一 玲子, 宇野 保子
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2014年 66 巻 3D-3
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/07/10
    会議録・要旨集 フリー
    目的 思春期の若者が自己愛的になることはよく知られている。若者がファッションに大変強いこだわりもつのは、心のよりどころとし、仲間との親密性を重視し、独自の価値観を作り上げ、身近に表現できるからである。そこで、本研究では、若者の自己愛傾向の違いが
    身体装飾
    や衣生活スタイル、ファッション情報、着物に対する意識にどのように影響を及ぼしているのかについて、調査をもとに検討した。
    方法 関西を中心とする女子大学生161名を対象に、質問紙による集合調査法で調査を実施した。質問内容は、「自己愛尺度」「ネイル、アイメイクなどの
    身体装飾
    意識と採用状況」「衣生活スタイル」「ファッション情報収集」「着物に対する意識」である。
    結果 
    身体装飾
    採用状況は、ネイル(装飾的な)48.5%、タトウシール21.0%アイメイク94.4% ピアス54.7% ヘアカラー86.4%であった。それぞれの
    身体装飾
    意識について因子分析を行った結果、各々ファッション因子と内面因子の2因子が抽出された。衣生活スタイル4因子、ファッション情報3因子、着物に対する意識3因子が抽出できた。自己愛傾向については、自己愛尺度1)を用い、「誇大型」「混合型」「低自己愛」「過敏性」の4タイプにわけた。その結果、4タイプと
    身体装飾
    意識や衣生活スタイル、ファッション情報、着物に対する意識において関連が見られた。1)自己愛人格目録短縮版(NPI-S)(小塩真司)を使用
  • 西川 正之
    繊維製品消費科学
    1998年 39 巻 11 号 683-688
    発行日: 1998/11/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • -帰国生徒校と一般校の比較から-
    松岡 依里子
    日本家政学会誌
    2011年 62 巻 2 号 101-108
    発行日: 2011/02/15
    公開日: 2013/07/31
    ジャーナル フリー
     It is likely that returnee high school girls adopted different habits of personal adornment such as hair coloring and pierced ears from ordinary high school girls, due to their experience of living in a foreign culture. In this report, the author tried to clarify the differences based on the results of a questionnaire and factor analysis. In July 2008, 74 returnee high school girls and 328 ordinary high school girls in the Tokyo area were asked to fill out a questionnaire. The results led to the following conclusions:1. Ordinary high school girls have a more positive view of hair coloring compared to returnees (61.5% compared to 46.6%) and think of it as a kind of fashion statement;2. Returnee high school girls have a more positive impression of pierced ears than ordinary high school girls (43.1% compared to 32.7%) and think of it as a kind of fashion statement;3. The result of factor analysis suggests that 1) ordinary high school girls want to change their appearance when they dye their hair and be more noticeable; and 2) ordinary high school girls wear pierce earrings in order to make themselves more noticeable.
  • *岡林 誠士, 熊谷 伸子, 工藤 雅人
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2017年 69 巻 P-115
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/07/08
    会議録・要旨集 フリー
    目的 2020年の東京オリンピックに向けて,訪日外国人数は益々増加するとされているが,生活・文化面では様々な問題も懸念されている。その一つに,衣環境領域での問題として
    身体装飾
    である『タトゥー』が挙げられる。海外ではファッションとして許容されつつもあるが,日本では公共施設で対応に苦慮するといった事例もある。そこで,本研究ではファッションに敏感な大学生を中心として,他者の
    身体装飾
    であるタトゥーおよびピアスに対する公共施設での意識および自身での装飾に対する許容を中心に調査を実施し,上記問題に対する若年層における情報を提供すると共に,その背景を考察する。
    方法 2016年7月に集合法による質問紙調査を実施し,関東圏の私立大学大学生452名から回答を得た。5件法を用いた質問項目の他,「タトゥーをおこなっても良いと思う身体部位を塗りつぶしてください」という身体図への記入を要する項目も用いた。
    結果および考察 10種類の公共施設での他者のピアスおよびタトゥーへの抵抗感について,階層的クラスター分析(Ward法,ユークリッド距離)を行なった結果,解釈可能性から3つのクラスターが共に適当と判断されたが,両者での分類には差異が見られた。また,塗りつぶした箇所では,全身,部位,未記入と分かれ,その背景にはその
    身体装飾
    に持つイメージ,他者の
    身体装飾
    への許容度との関連が示唆された。
  • ~タトゥーとピアスを中心として~
    岡林 誠士, 工藤 雅人, 熊谷 伸子
    繊維製品消費科学
    2018年 59 巻 7 号 542-550
    発行日: 2018/07/25
    公開日: 2018/07/25
    ジャーナル フリー

    本論文では,

    身体装飾
    としてのタトゥーとピアスに着目し,2 つの目的を設定した.1 つ目は,若年層におけるタトゥーとピアスによる
    身体装飾
    のイメージを明らかにすることである.
    2 つ目は,これらを用いた他者の
    身体装飾
    への抵抗感を公共空間という視点から明らかにすることである.都内の大学生
    482 名に質問紙調査を実施した結果,以下の点が示唆された.タトゥーが持つ両価的なイメージのうち,ネガティブなものは確固としてあること.そして,それは公的自意識と関連する可能性がある.また,公共空間での他者のタトゥー・ピアスへの抵抗感は,肌の露出が一つの要因として挙げられること.但し,他者が外国人である場合,その捉え方は異なる可能性がある.以上を踏まえ,今後さらに継続的な議論を進めたい.

  • -採用者・非採用者の比較を中心に-
    *松岡 依里子, 中川 早苗
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2008年 60 巻 3P63
    発行日: 2008年
    公開日: 2008/11/10
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】近年、衣服による自己表現だけでなく、加えてピアス、ヘアカラー、化粧などを積極的に取り入れ、身体による自己表現を楽しむ高校生が増え、身体のファッション化が進んでいる。しかし、これらの
    身体装飾
    を採用した人と採用していない人では、
    身体装飾
    に対する意識に相違があると推察される。そこで本研究では、高校生の採用者、非採用者の
    身体装飾
    意識についての相違を、質問紙による調査をもとに明らかにし、考察した。
    【方法】神奈川県の高校生を対象に、2006年11月、質問紙によるクラス単位での集合調査を行った。有効回答数男子60名、女子100名である。まず
    身体装飾
    (ピアス、ヘアカラー、眉を整える、アイメイク、ダイエットなど) について採用者と非採用者に分け、それぞれの意識(39項目)との関連を見るために、クロス集計を行い、その差異について比較検討した。また独自性欲求、ファッション採用時期との関連についても検討した。
    【結果】クロス集計結果から、危険率5%内で有意であった項目は以下のとおりである。ピアス採用者は、「かっこいい」「大人っぽい」「おしゃれだ」、ヘアカラー採用者は、「黒い髪は重たいから」「気分を変える」「イメージチェンジできる」「ファッションと合わせやすい」、眉を整えている人は、「感性や個性の表現」「おしゃれを楽しむ」「他者との差異」「自分を変身させる」と思っている人が多く、アイメイク採用者は加えて、「目立つため」と思っている人が多いことが分かった。またファッション採用時期の早い人は、ピアス、ヘアカラー、アイメイク、眉を整える、ダイエット採用に積極的であることがわかった。
  • 公文 裕子, 栗本 佳典, 大須賀 万里子, 中原 直人, 時田 真澄, 尹 健赫
    山野研究紀要
    2007年 15 巻 23-30
    発行日: 2007/03/20
    公開日: 2019/06/10
    研究報告書・技術報告書 フリー
    本論文は、ボディアートに関する美術作品の制作・発表についてのレポートである。
  • 村澤 博人
    デザイン学研究特集号
    2002年 9 巻 4 号 55-56
    発行日: 2002/03/31
    公開日: 2017/11/27
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 髙木 修
    繊維製品消費科学
    2010年 51 巻 2 号 110-112
    発行日: 2010/02/20
    公開日: 2016/08/31
    ジャーナル 認証あり
  • 上野 智子, 山本 昭子, 島田 直子, 和佐野 仁代
    日本家政学会誌
    2005年 56 巻 6 号 369-378
    発行日: 2005/06/15
    公開日: 2010/03/10
    ジャーナル フリー
    Concerning the consciousness of body shape of Japanese students in the Kyushu area, an investigation was made on 598 males and 557 females ranging in age from 18 to 29 from the viewpoint of differences between the sexes. The results were as follows : 1) The degree of satisfaction with their own body proportions is lower in females than in males. The principal body parts with which over 50% of subjects are dissatisfied are body height, upper limb girth and bust girth in males, and all the body parts in females. 2) Males and females differ on what constitutes the ideal female body shape. Females desire leaner bodies than males desire for them. 3) According to correlation analysis, the regression lines of the ideal body weight to ideal height show a bias toward leanness in females, while the regression line for males is centrally situated in the normal range based on BMI.
  • 中川 秀和
    繊維製品消費科学
    1998年 39 巻 9 号 556-562
    発行日: 1998/09/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 山岡 重行, 清水 裕
    日本教育心理学会総会発表論文集
    2011年 53 巻 P1-22
    発行日: 2011/07/01
    公開日: 2017/03/30
    会議録・要旨集 フリー
  • 宮内 悦藏
    人類學雜誌
    1931年 46 巻 8 号 297-300
    発行日: 1931/08/15
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 矢島 誠人, 柏尾 眞津子, 乙井 一貫, 土肥 伊都子, 箱井 英寿, 永野 光朗, 松本 敦
    繊維製品消費科学
    1998年 39 巻 11 号 723-729
    発行日: 1998/11/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    男性ファッションの女性化を規定する要因を解明するために, 227名の男子学生を対象に質問紙調査を実施した.まずはじめに, 尺度項目を選定するため因子分析を行い, 9つの因子を導出した.つぎに, それら9つの因子について得点を算出し, それを説明変数として, 「過去」「現在」「未来」における男性による女性用衣服の着用傾向を目的変数とした重回帰分析を行った.その結果, 以下のことが明らかになった.「過去」「現在」「未来」の男性による女性用衣服の着用傾向は, 『女性性内在化』『入手しやすさ』『他者志向性*』によって規定される.また, 『ファッション志向性』は過去と現在における, 『ボディ・フィット』は現在と未来における, そして『リフレッシュ』は「未来」における, それぞれ, 男性による女性用衣服の着用傾向の規定因となっている.
  • 鈴木 公啓, 矢澤 美香子
    東京未来大学研究紀要
    2016年 9 巻 75-82
    発行日: 2016/03/21
    公開日: 2018/12/13
    ジャーナル フリー

     本研究は,装い起因障害に対する心理教育的介入の試みの検討を目的とした。研究1 では,介入前後の比較により,装い起因障害の情報を伝えることが,装い起因障害経験後の行動予測に影響を及ぼすことを明らかにした。研究2 では,介入有無の比較により,装い起因障害の情報を伝えることが,装い起因障害経験後の行動予測に影響を及ぼすことを明らかにした。研究3 では,3 ヶ月弱の間を空けた検討により,介入の効果が比較的持続していることを明らかにした。以上の結果から,単純に装い起因障害の情報を伝える啓蒙であっても,比較的十分な効果が得られることが確認されたといえる。

  • 他者と自分のまなざしを操り、装う
    長井 優希乃
    日本文化人類学会研究大会発表要旨集
    2017年 2017 巻
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/05/26
    会議録・要旨集 フリー
    本発表ではインド、デリーにおいて働く不可触民であるメヘンディ描きの家族に焦点を当て、メヘンディ描きの仕事のなかでいかに彼らが他者のまなざしを操っているかということを考察する。その上で、まなざしを操る彼ら自身が、不可触民であるということを他者からまなざされることを恐れながらもそれを隠し、いかにビジネスをし、貨幣を介して装うのかということを考察する。
  • 民族心理學的觀察點より見たる
    渡邊 吉治
    心理研究
    1920年 18 巻 104 号 147-162
    発行日: 1920/08/01
    公開日: 2010/07/16
    ジャーナル フリー
  • ―化粧を施す生活場面とそれを規定する化粧意識と個人差要因―
    平松 隆円, 牛田 好美
    繊維製品消費科学
    2007年 48 巻 12 号 843-852
    発行日: 2007/12/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    本研究は, 「化粧規範」に関する研究である.化粧を施す生活場面を規定する化粧意識について検討すると同時に, 化粧に関する一連の研究で明らかにされている個人差要因についても検討することを目的としている.その結果, 対人接触や公的性や私的性の高さを主として, 化粧を施す生活場面が構造化されることが明らかとなった.また, 男性では必需品・身だしなみや公的自意識が, 女性では魅力向上・気分高揚, 必需品・身だしなみ, 効果不安, 私的自意識, 内的他者意識が化粧を施す生活場面を規定していることが明らかとなった.
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