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クエリ検索: "麦せんべい"
2件中 1-2の結果を表示しています
  • 下井 俊子, 牛山 博文, 観 公子, 斉藤 和夫, 鎌田 国広
    食品衛生学雑誌
    2006年 47 巻 4 号 189-195
    発行日: 2006/08/25
    公開日: 2008/08/04
    ジャーナル フリー
    特定原材料(卵,乳)を含む種々の食品について,通知法記載のELISAキットを用いて検査を行った.また,いくつかの試料は通知法記載のウエスタンブロットキットによる確認検査も行った.卵の検査法では交差反応による偽陽性の有無を魚卵類および鶏肉について検討した.その結果,特定原材料検出ELISAキット卵白アルブミンですじこが偽陽性を示す場合があること,非加熱の鶏肉でELISA法,ウエスタンブロット法ともに結果の判定が困難なことが分かった.卵含有表示のある食品では,加熱した食品で検出が難しい事例があった.乳の検査法では,FASTKITTM・ELISA乳で交差反応を示すとされていた増粘多糖類を含む試料について検討したが,改良後のキットではいずれも妨害は認められなかった.また,乳含有表示のある食品について検査を実施したが,判定が困難な事例は見られなかった.
  • ―「食事の連絡帳」の記述から―
    伊藤 優
    日本家政学会誌
    2021年 72 巻 6 号 333-347
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/07/02
    ジャーナル フリー

     本研究は, 時間的・経済的に困難を抱える母親に対する保育士の支援に関する実践的示唆を得ることを目的として, 一人で仕事と子育てを行うことを余儀なくされた, 乳児を育てる母親と保育士との「食事の連絡帳」でのやりとりを検討した. 本事例を検討した結果, 保育士は母親への助言内容や支援時期について, 母親の就労状況や保育所への信頼構築程度など様々な観点から配慮していることが明らかとなった. また, 保育士は子どもとかかわる時間を持ちにくい母親との連絡帳を通した毎日の情報交換により, 母親に子どもの成長・発達を伝えたり, 子育てに関する助言を保育士から母親へ押しつけにならないよう伝えることができていた. このような保護者支援が可能となったのは, 連絡帳での話題を毎日行われる食事に焦点を当てたことに起因していた. そして, 保育士がこのような食事の特性を生かしながら母親と連絡帳を通して毎日情報を交換することで, 長期的な視点での支援が可能となり, 食事を通して保育士と保護者が共に子どもを支援する関係を築きやすかったと考えられる.

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