新規登載の申し込み

J-STAGE登載誌が利用できる機能

J-STAGEで公開する資料に対して、以下の機能をご利用いただけます(一部の機能は有償となります)。

  1. 1. DOI登録機能

    • J-STAGEで公開されたすべての記事にはDOIが付与されます。

    • DOIとは:

      • インターネット上で公開されている資料、記事、研究データ等の各種コンテンツに付与される永続的な識別子で、ISOにより標準化された国際的な規格です。

      • DOIはコンテンツ毎に付与され、"https://doi.org/" もしくは"https://dx.doi.org/" の後にDOIを付けたURLは、そのコンテンツへのリンク切れを起こさない恒久的なアクセスを保障します。

      • J-STAGEでは、書誌画面に"https://doi.org/~"のURLの形式でDOIが表示されます。

      DOIがURLとして使用できるようになるには、J-STAGEでの公開から1日~数日程度かかります。

  2. 2. 引用・被引用文献リンク機能

    J-STAGEで記事が公開されると、引用文献および被引用文献へのリンクが表示されます。 J-STAGEが連携している外部サービスに登録されている引用文献および被引用文献には、J-STAGEでの記事公開から数日~2週間後にDOIによるリンクが作成されます。 このうち、PubMedやCASに収録されているものは、PubMed/CAS上の書誌情報へのリンクが表示されます。

  3. 3. 購読者認証/ペイ・パー・ビュー(PPV)

    J-STAGEでは、記事の抄録部分はすべての閲覧者に公開されますが、全文PDF等に対して記事単位で購読者認証(アクセス制限)をかけることが可能です。購読者認証を設定した記事は、IPアドレスまたはパスワードによる認証を行うことで閲覧できるようになります。アクセス制限を解除するタイミングの設定も行えます。
    また、購読者認証を設定した記事は、記事を購入することで閲覧できる「ペイ・パー・ビュー(PPV)」形式での公開も行えます(PPVの利用には申込が必要です)。

    J-STAGEは、記事への無料アクセスと二次利用範囲の明記による「オープンアクセス」を推進しています。このため購読者認証期限は12ヶ月以内を推奨しています。

  4. 4. 電子付録

    J-STAGEでは、冊子体で提供できない動画・音声・高精細写真等のデータを、記事の電子付録としてアップロードし公開することができます。ファイル1件につき最大50MB、1記事あたり最大100件のファイルを添付できます。

    電子付録のファイルを開くアプリケーションは閲覧者が用意する必要があります。

    大量のデータをアップロードする場合は事前にご相談下さい。

  5. 5. 資料アラート

    お気に入り登録した資料の更新情報(最新号が公開された時、記事が引用された時等)についてメールで通知するサービスがあります。

    資料アラートの利用には、閲覧者用無料アカウントサービス「My J-STAGE」への登録が必要です。

  6. 6. 訂正記事リンク

    エラータ記事と元記事、撤回告知記事と撤回対象記事等、同一の資料内で関連する記事をリンクさせることができます。

  7. 7. 早期公開

    早期公開機能は、資料種別が「ジャーナル」の刊行物でのみ利用できます。
    採択した記事が、巻・号や開始ページ等の確定した出版版でなくても、早期公開記事として公開することができます。

  8. 8. 全文HTML

    記事の全文XMLデータを作成してJ-STAGEへ登載すると、PDFに加えてHTMLページでも全文を公開することができます。全文HTML公開は、ブラウザ上でPDFファイルを開かずに全文を閲覧できるため、PC以外の端末(タブレット、スマートフォン等)での閲覧にも適しています。また、論文中の図や動画のサムネイルをクリックすると元のサイズの画像や動画が表示され、詳しく見たい情報に素早くアクセスすることができます。

  9. 9. アクセス統計

    1ヶ月単位での資料のアクセス統計データをダウンロードすることができます。サマリ(総アクセス数、総登載数等)、記事別/国・地域別/ドメイン別のアクセス数等が集計されています。

  10. 10. 書誌XML作成ツール

    ※書誌XML作成ツールは、2025年3月中にサービス提供を終了いたします。
    詳しくはこちらのページをご参照ください。

    J-STAGE登載機関には書誌XML作成ツールを無償で提供しています。書誌XML作成ツールとは、記事本文のPDFファイルからJ-STAGEへの記事アップロード用XMLデータを生成するためのツールです。記事本文のPDFファイルを書誌XML作成ツールにアップロードすることで、書誌情報(記事タイトル、著者名、所属、抄録、引用文献等)を自動的に抽出したXMLデータを作成することができます。

    本ツールのご利用にはインターネット環境および動作確認済みブラウザが必要です。

  11. 11. 投稿審査システム

    投稿審査システムは有料オプションで、利用には採択審査を受ける必要があります。利用を希望する場合は、公募時*に投稿審査システム利用申込書を提出してください。なお、J-STAGEで刊行物を公開していただくことが前提となります。詳細はお問い合わせください。
    *公募に関する情報はトップ画面「最新情報」でお知らせします。

    <投稿審査システムの概要>

    J-STAGEでは電子ジャーナル出版を支援するシステムを提供しています。投稿から出版までの各段階で、下記表に示す機能を利用できます。

    機能 作業内容 作業者
    投稿・受付機能 投稿 投稿票の入力、原稿ファイルの送付 投稿者
    受付 投稿の受付 事務局
    編集・審査支援機能 査読 論文の査読、査読表の記入 査読者
    審査 査読結果に基づき審査、投稿者への結果の通知 編集委員会
    最終投稿 修正原稿ファイルの送付 投稿者
    工程管理機能 工程管理 投稿論文のステータスの管理 事務局

    <各機能の説明>

    投稿・受付機能

    投稿票の入力、原稿ファイルの送付等を行うことができます。原稿のファイル形式に指定はありません。投稿が行われるとシステムが自動的に仮受付を行い、その後、編集部が本受付を行います。

    編集・審査支援機能

    投稿論文に対する担当編集者や査読者の割り当て、査読結果や審査結果の入力、工程管理ができます。査読の依頼等はシステムからの自動送信メールを通じて行われます。担当編集者や査読者は、投稿された原稿をシステム上で参照することができます。

    工程管理機能

    編集者は投稿論文がどの工程にあるかを確認することができます。投稿者も自分の論文のステータスを確認することができます。

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