トヨタ記念病院消化器科
静岡済生会総合病院消化器内科
2001 年 43 巻 3 号 p. 285-290
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86歳,女性.変形性膝関節症,腰痛にて非ステロイド性消炎鎮痛剤(Nonsteroidal anti-inflammatory drugs,以下NSAIDs)内服.2カ月間の便秘にて受診.大腸内視鏡検査で横行結腸に隔膜様狭窄あり.NSAIDsによる大腸隔膜様狭窄と診断し内視鏡下バルーン拡張術施行.本症は世界で20例報告されているが,本邦では報告がなく,NSAIDsの合併症として重要と考える.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
日本内視鏡学会雑誌
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