早稲田大学名誉教授
2007 年 56 巻 9 号 p. 382-394
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前報に続いて塑性変形が関与する水素脆性機構として水素助長空孔理論を紹介した.塑性変形に伴って生成する格子欠陥の検出法と,水素が空孔生成とその凝集を助長することを示した.機構モデルの裏づけとして鉄鋼の水素脆化感受性の組織依存性が塑性変形誘起空孔密度と対応すること,疲労損傷と遅れ破壊との相互作用を述べた.また,水素脆性と水素量との関係についての問題点,遅れ破壊試験中の欠陥の経時変化を指摘した.
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