藤田保健衛生大学循環器内科
2004 年 93 巻 2 号 p. 367-369
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症例は47歳男性.胸背部痛を主訴に受診し,心電図にてST上昇と心エコーでびまん性の壁運動低下が認められ,第7病日の心筋生検で好酸球性心筋炎であることが確認された.入院時には末梢血で好酸球数は正常範囲内で,第7病日に好酸球増加が観察された.今回,末梢血の好酸球数が心症状発現に遅れて増加した好酸球性心筋炎を経験したので報告した.
日本内科学会会誌
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