日本薬理学雑誌
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治療薬シリーズ(23)喘息治療薬
喘息の薬物治療の現状および問題点
松倉 聡川口 未央足立 満
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2008 年 131 巻 2 号 p. 120-125

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抄録

治療薬の進歩とガイドラインの普及に伴い,気管支喘息のコントロールは以前に比べ進歩していると思われる.しかしながら,未だ喘息症状に苦しみ,日常生活に制限を受けたり,喘息死に至る症例も多い.喘息は,発作/急性増悪における治療はもとより,安定期/慢性期における薬物治療が重要である.安定期における治療の重要性について患者に説明し,喘息ガイドラインに基づいて,合理的かつ患者の状況に合った治療を選択し,それを継続することが重要であると考えられる.

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© 2008 公益社団法人 日本薬理学会
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