電気学会誌
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特集:生体磁気計測に向けた超高感度磁気センサの最新の開発動向と展望
光ポンピング原子磁気センサ
小林 哲生
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2016 年 136 巻 1 号 p. 26-29

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抄録

1.はじめに 光ポンピング法により生成したアルカリ金属原子のスピン偏極を用いて極微弱な磁界の計測を可能とするのが光ポンピング原子磁気センサ (Optically pumped atomic magnetometer:OPAM) である(1)(2)。光ポンピング法とは,近接した二つのエネルギー準位における電子の占拠数

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