美術教育学:美術科教育学会誌
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ウェルビーイング実現のための情動の働きについての一考察
守屋 建
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2025 年 46 巻 p. 225-236

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抄録
本研究の目的は, ウェルビーイング(Well-being) を指針として造形活動中の情動(emotion)の働きについて明らかにしていくことである。研究方法として,先行文献や造形活動場面の分析から考察を行っていった。情動の働きは資質・能力の働きとの相関がある。ウェルビーイングを指針とすることで,どのような資質・能力が必要になってくるのかが示され,それに関連する子供の情動の働きを見とるという意義が生まれる。文献調査研究から明らかになったことを具体的な造形活動の場面と照らし合わせ,ウェルビーイング実現のための資質・能力を情動が表出する子供の姿から考察した。成果として,情動が働くことにより質の高い学習を生じさせているということ,そのための学習環境のデザインの主要素をまとめた。
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