主催: 日本経営学会
会議名: 日本経営学会第90回大会
回次: 90
開催地: 専修大学
開催日: 2016/08/31 - 2016/09/01
p. 90-99
本稿では,企業と社会の視点からガバナンス問題をどのように捉え直していく必要があるかを考える。まず「企業と社会」論の研究領域が近年急速に発展し,制度化してきた状況を概観する。次に,コーポレート・ガバナンスを旧来の枠組みを超えてステイクホルダーとの関係から捉える視点と,企業も一ステイクホルダーとして関与するマルチ・ステイクホルダー・イニシアティブにおけるガバナンスとそこでの企業の役割を考えることが新たな課題になっていることを考察する。その上で日本企業の現状を検討する。また補足として,日本経営学会が今後100年を展望するに当たって,研究者に課された課題を考える。