2022 年 48 巻 1 号 p. 206-209
河川堤防植生の状態確認は,現状は人による近接目視点検が主となっているが,堤防等の河川インフラの老朽化も今後,急激に進むものとされているため,新技術を活用した高度化・効率化が課題となっている。そこで本報告では,マルチスペクトルセンサ搭載UAVを活用して,専門技術者が目視で区分した植生区分(裸地・外来牧草・オオイタドリ・構造物)と6つ植生指数から作成した指数マップを作成したところ,構造物・外来牧草はいずれの植生指数でも良く判別できていた。オオイタドリの判別には,TGI,MCARIといった植生指数が適することが示唆された。