消費者行動研究
Online ISSN : 1883-9576
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論文
サービスプロセスにおける評価要素の推移
非対面サービスを中心として
長島 直樹
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2009 年 16 巻 1 号 p. 1_37-1_58

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抄録
本研究の目的は、エンカウンターにIT を使用する非対面サービスの評価について検討を加え、実務的なインプリケーションを考察することである。4 種類のサービスに関して、評価グリッド法による分析を行った結果、サービスのステップが進むにつれて、主要な評価要素は「スピード→確実性→共感性」と推移する様子が明らかになった。これは非対面サービス、及び伝統的な対面サービスに共通して見られる傾向である。非対面であっても、サービスがもたらす結果だけではなく、プロセスを考察する必要性が示唆される。
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© 2009 日本消費者行動研究学会
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