抄録
ポリエチレンにマイカ(雲母)を充填することで剛性の高い複合材料が得られる。優れたマイカ強化複合材料の表面処理剤として油脂とその脂肪酸の効果が,非極性樹脂に用いられるシランカップリング剤と比較,検討.された。引張り強度に関してシランカップリング剤で25%,脂肪酸で50%の向上力見られた。油脂は脂肪酸ほどの効果はなく,シランカップリング剤と同程度であった。引張り衝撃強度の向上にも乾'性油から得られる脂肪酸が最も効果的であった。表面処理されたマイカとマトリックフ樹脂との間での架橋反応が乾性油の自動酸化によって進行する。