抄録
円筒突合せ接着継手に衝撃を負荷し,さらに温度環境を変化させることにより,アクリル系接着剤の高温環境下における衝撃強度を求めた。被着体材料にはアルミニウム合金A5052-H34,接着剤にはアクリル系ハードロックM-372-20を用いた。高温下における衝撃引張試験は,接着層厚さを0.1mmに固定して行った。その結果,室温下における接着層の衝撃強度は静的引張強度に比べて高く,この衝撃強度は温度の上昇につれて低下する。接着剤の焼け焦げについては,150℃までの形状の維持は可能であるが,250℃程度では一時的に形状を維持できる。